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四章 遺跡探索
遺跡探索 5
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「ね、ね、ね、ね……、猫様ああぁぁぁ!!」
僕の身体に鋼鉄の足が深々と突き刺さる。
「みっ、みっ……」
僕の口内からは血が逆流し、噴き出す血と流れ出す血とで小さな血溜まりができつつあった。
「あ、あ、あ……」
マトモな言葉も発することができずに神父は涙を流しながら僕の方へと這いつくばってくる。
そんな神父に向けて無慈悲にもロボットは赤いランプだけを向けて光線を照射する。
「ぎゃあああぁぁぁぁぁ!!」
肉の焼ける焦げ臭い匂いが辺りに充満し、神父は左肩を押さえてジタバタと転げ回った。
「……てりゃああああぁぁぁぁ!!」
その時、僕の腹に突き刺さっていた重さが一閃と共に取り払われた。
重心のずれたロボットは何歩か後退し残った足で体勢を整え、剣を構えて僕の前に立つナスカに赤いランプを向けた。
「いたぞ! ハルカ! 信号魔法!」
「っ!? 分かったわ!」
身体能力的に優れたナスカが、先に僕の状態を見たのだろう。厳しめな口調で遅れてきたハルカに檄を飛ばすと、彼女は僕の現状を見たのか息を飲んで空の彼方に光の玉を放った。
『エクス…… ターミネート』
ぎこちない動きでロボットは振り返る。
クソっ、お前かよ、ダーレク。
「身体強化・膂力特化!」
それと同時にナスカのこめかみをレーザーが掠めるが、彼女は何の躊躇いもなく一歩を踏み出す。
「はあああぁぁぁぁぁっ!!」
横凪ぎに払われた剣は蟻型ロボットを分断した。
「ニートちゃん!」
剣を投げ捨てナスカが膝を折り僕の腹に突き刺さった鋼鉄の足を抜こうとする。
「ま、待ってナスカ! 今抜いたら、私じゃパーフェクトヒールつかえないっ!」
「じゃぁ、このまま……。シュナさん、早くっ!」
悔しそうに唇を噛んでハルカが俯く姿を、僕は黙って見ていることしかてきなかった。
彼女は一度、心が折れている。
シュナという師がいる時は表に出てこないが、こういう土壇場になると、彼女の心の弱さが表面化してくる。
彼女たちと出会ってそれほど月日が経った訳ではないが、ハルカは間違いなく秀才タイプだ。
そういうタイプは意外なほど、壁にぶつかると弱い。
僕にできることがあればいいけど……。
朦朧とする意識の淵でそんなことを考えていると小さな駆けてくる足音が聞こえてきた。
最初二人は一応という形で警戒していたが、チラチラと射す月明かりに顔が晒されると「シュナさん!」「先生!」と慌てて二人は駆け寄って行った。
「シュナさん! ニートちゃんが……」
「先生! 急いでください!」
二人の血相を変えた様子にシュナは膠もなく頷き案内されるままに駆け出す。その後ろをウェンディがあたふたと付いて行きながらハルカに声をかけようか迷ったが、雰囲気がそうさせなかった。
「っ……!?」
「に、ニート君!?」
そして、鋼鉄が刺さってぐったりとしている僕を見つけると、シュナは直ぐ様駆け寄り鋼鉄を抜き放つ。
ビシャッ! とそれまで溜まっていた血が噴き出しシュナの顔にかかるが、彼女はそんなことなど気にも留めずに僕の身体に両手を添える。
「パーフェクトヒール」
僕の身体に緑色の光が集まり、身体の内側からポカポカと暖まっていくような感覚が沸き上がってくる。
それと同時に僕の腹に穿たれていた穴は塞がり、身体中であった倦怠感、疲労感も緩和されてきた。
さっき僕は再現魔法で“シュナの結界”を作ったけど、もしかしたらこれで“パーフェクトヒール”も“再現”できるようになるかもしれない。
そんなことを考えている内に光は収まっていき、僕はキョロキョロと辺りを見回してみる。
「ニートちゃん!」
ナスカが泣きながら僕を抱き上げ、シュナがホッとため息をつき、ハルカとウェンディがナスカの肩に手を置いて微笑んでいた。
なんか、忘れてる気がする……。
なんだっけかなぁ……。
僕は四人の手で揉みくちゃにされながら思い出そうとしてみたが、結局思い出せずに思考を停止した。
だって撫でられるの気持ちいいんだもん!
「ゴロゴロゴロゴロ……」
僕たちがそうやって互いの再会を楽しんでいると、ウェンディの後ろから一人の人影がニュッと現れた。
「ね、ね、ね、ね、猫様ああぁぁぁぁ!」
いきなり現れた全裸の神父は嬉しさを表現するためか怪我をした左肩以外の全身をグッと広げるポーズを取っていた。
「「「きゃぁぁぁぁぁ!!」」」
それはある意味、夜道でいきなり裸を見せつける不審者の如く。
「死ね! バカ神父!」
「消えろ! この変態!」
「下品ですわ! 最低ですわ!」
先ほどの蟻型ロボットの攻撃が涙が出るくらい優しく感じるほど、三人の娘たちは顔を赤らめ各々の武器と魔法で変態を追いたて始めた。
「ぎゃあああぁぁぁぁぁ! めめめ、め、女神様あぁ! お助けえぇぇ!」
「「「待てぇぇぇ!!」」」
何か……。仲良くなって、よかったね。
僕とシュナはその光景を優しい笑顔で見守っていた。
「ところでニートよ。一体何があったのじゃ? それにこの奇っ怪なモノはなんじゃ?」
神父たちの追いかけっこも大分見飽きてきたところで、シュナは抱いていた僕を下ろして話しかけてきた。
僕は再現魔法で声を“再現”すると、目の前に倒れているロボットの残骸に両の前足を乗せて答えた。
「これが多分、ディーテの言っていた災禍の獣に繋がる手掛かり、なんだと思う」
「なんじゃと!? どういうことか、詳しく説明するのじゃ」
シュナは僕の顔の高さまで膝を折り、ロボットの残骸と僕の顔を交互に見て、声をあげた。
「ディーテたちの話しでは、災禍の獣がナトゥビアに現れるまで、科学文明が台頭していたんだって」
「“かがく”? 何じゃそれは?」
「あぁ……」
僕は残骸の上にヒョイッと飛び乗り、何て言うべきなのか考える。
一番手っ取り早いのはファンタジーあるあるの錬金術だが、この世界に来てから錬金術なんて聞いたこともない。
何かあったかなぁ……。
なんか天界に行った時に、引っ掛かったモノがあったんだよね。それのお陰ですんなりナトゥビアの科学文明が受け入れられたんだけど……。
「説明が難しいのなら、明日にしようかのぉ。もう時間も遅いしの」
時間、時間、時間……。
そうだ! 時計だ!
「そうだよシュナ! 時計だよ!」
「な、なにがじゃ!?」
驚いたシュナは尻餅を付きそうになるが、片手を地に着けて踏み止どまった。
「時計が壊れたら専門の機械技師に直してもらうでしょ? シュナは、中身見たことある?」
「見たことはあるが、ゼンマイとかバネとかハグルマなどという細かいのが入っておったのぉ。我には細々しておってよく分からんかったが。魔石を使ったゴーレムの方が我には簡単なんじゃがなぁ」
「科学っていうのは、その時計の中身に使われている技術の延長線上にあるものなんだよ」
僕はシュナの答えに苦笑しながら答えた。
彼女でも苦手な分野があるというのは、新鮮で面白かった。
でもよく考えてみたら、地球でも割かし女性の方がテレビのタイマー予約とか分からなくて、よく実家の母から韓流ドラマの予約の仕方で電話が来たのを思い出す。
そういうのはどこの世界でも共通なんだなぁと思い、僕は笑ってしまった。
「何が可笑しいんじゃ?」
「あはは……。ううん、なんでもない」
まぁ、そんな話しは取り敢えず置いておいて……。
「科学っていうのは、魔力を使わずに電気を発生させたり、火を起こしたりするものなんだ。蒸気機関から直流電流、交流電流、色々あるけど、結局のところは熱エネルギーをいかに効率よく運動エネルギーに代えるかが、科学の基礎なんだよね。それでさっきも言ったけど、昔のナトゥビアには魔法がなくて、その今言った科学が主体になった社会だったんだって」
「なるほどのぉ……。よくは分からんが、その時代に我がおったら浮いていた、というのはよく分かったのじゃ」
「なにそれ!?」
「それはそうじゃろう。我はもう二百年は生きておるが、魔法を使えずにその“かがく”とやらしか使えない世の中に放っぽり出されてみぃ。我の知識や経験なんぞ何の役にも立ちはせんじゃろぉ」
苦笑混じりに話すシュナに、僕は「そうだよね」と頷いていた。
自分がこのナトゥビアに来た時どれほど苦労したか考えれば、自ずと頷かずにはいられなかったのだ。
おかげでシュナが二百歳だということにツッコムのを忘れてしまった。
「それで、その“かがく”とやらは機械技師のやることの延長線上だということは分かったが、それがどうしてニートの腹を貫くことになったのじゃ?」
「そ、それはですねぇ……」
ほぼ神父が邪魔したから、と言いたいとこだったが、何だかんだで身体を張って助けてくれたのも事実なので、僕は責任を神父に擦り付けようとしていた考えを捨てて、誇張せずにそれまでの経緯を語った。
僕の身体に鋼鉄の足が深々と突き刺さる。
「みっ、みっ……」
僕の口内からは血が逆流し、噴き出す血と流れ出す血とで小さな血溜まりができつつあった。
「あ、あ、あ……」
マトモな言葉も発することができずに神父は涙を流しながら僕の方へと這いつくばってくる。
そんな神父に向けて無慈悲にもロボットは赤いランプだけを向けて光線を照射する。
「ぎゃあああぁぁぁぁぁ!!」
肉の焼ける焦げ臭い匂いが辺りに充満し、神父は左肩を押さえてジタバタと転げ回った。
「……てりゃああああぁぁぁぁ!!」
その時、僕の腹に突き刺さっていた重さが一閃と共に取り払われた。
重心のずれたロボットは何歩か後退し残った足で体勢を整え、剣を構えて僕の前に立つナスカに赤いランプを向けた。
「いたぞ! ハルカ! 信号魔法!」
「っ!? 分かったわ!」
身体能力的に優れたナスカが、先に僕の状態を見たのだろう。厳しめな口調で遅れてきたハルカに檄を飛ばすと、彼女は僕の現状を見たのか息を飲んで空の彼方に光の玉を放った。
『エクス…… ターミネート』
ぎこちない動きでロボットは振り返る。
クソっ、お前かよ、ダーレク。
「身体強化・膂力特化!」
それと同時にナスカのこめかみをレーザーが掠めるが、彼女は何の躊躇いもなく一歩を踏み出す。
「はあああぁぁぁぁぁっ!!」
横凪ぎに払われた剣は蟻型ロボットを分断した。
「ニートちゃん!」
剣を投げ捨てナスカが膝を折り僕の腹に突き刺さった鋼鉄の足を抜こうとする。
「ま、待ってナスカ! 今抜いたら、私じゃパーフェクトヒールつかえないっ!」
「じゃぁ、このまま……。シュナさん、早くっ!」
悔しそうに唇を噛んでハルカが俯く姿を、僕は黙って見ていることしかてきなかった。
彼女は一度、心が折れている。
シュナという師がいる時は表に出てこないが、こういう土壇場になると、彼女の心の弱さが表面化してくる。
彼女たちと出会ってそれほど月日が経った訳ではないが、ハルカは間違いなく秀才タイプだ。
そういうタイプは意外なほど、壁にぶつかると弱い。
僕にできることがあればいいけど……。
朦朧とする意識の淵でそんなことを考えていると小さな駆けてくる足音が聞こえてきた。
最初二人は一応という形で警戒していたが、チラチラと射す月明かりに顔が晒されると「シュナさん!」「先生!」と慌てて二人は駆け寄って行った。
「シュナさん! ニートちゃんが……」
「先生! 急いでください!」
二人の血相を変えた様子にシュナは膠もなく頷き案内されるままに駆け出す。その後ろをウェンディがあたふたと付いて行きながらハルカに声をかけようか迷ったが、雰囲気がそうさせなかった。
「っ……!?」
「に、ニート君!?」
そして、鋼鉄が刺さってぐったりとしている僕を見つけると、シュナは直ぐ様駆け寄り鋼鉄を抜き放つ。
ビシャッ! とそれまで溜まっていた血が噴き出しシュナの顔にかかるが、彼女はそんなことなど気にも留めずに僕の身体に両手を添える。
「パーフェクトヒール」
僕の身体に緑色の光が集まり、身体の内側からポカポカと暖まっていくような感覚が沸き上がってくる。
それと同時に僕の腹に穿たれていた穴は塞がり、身体中であった倦怠感、疲労感も緩和されてきた。
さっき僕は再現魔法で“シュナの結界”を作ったけど、もしかしたらこれで“パーフェクトヒール”も“再現”できるようになるかもしれない。
そんなことを考えている内に光は収まっていき、僕はキョロキョロと辺りを見回してみる。
「ニートちゃん!」
ナスカが泣きながら僕を抱き上げ、シュナがホッとため息をつき、ハルカとウェンディがナスカの肩に手を置いて微笑んでいた。
なんか、忘れてる気がする……。
なんだっけかなぁ……。
僕は四人の手で揉みくちゃにされながら思い出そうとしてみたが、結局思い出せずに思考を停止した。
だって撫でられるの気持ちいいんだもん!
「ゴロゴロゴロゴロ……」
僕たちがそうやって互いの再会を楽しんでいると、ウェンディの後ろから一人の人影がニュッと現れた。
「ね、ね、ね、ね、猫様ああぁぁぁぁ!」
いきなり現れた全裸の神父は嬉しさを表現するためか怪我をした左肩以外の全身をグッと広げるポーズを取っていた。
「「「きゃぁぁぁぁぁ!!」」」
それはある意味、夜道でいきなり裸を見せつける不審者の如く。
「死ね! バカ神父!」
「消えろ! この変態!」
「下品ですわ! 最低ですわ!」
先ほどの蟻型ロボットの攻撃が涙が出るくらい優しく感じるほど、三人の娘たちは顔を赤らめ各々の武器と魔法で変態を追いたて始めた。
「ぎゃあああぁぁぁぁぁ! めめめ、め、女神様あぁ! お助けえぇぇ!」
「「「待てぇぇぇ!!」」」
何か……。仲良くなって、よかったね。
僕とシュナはその光景を優しい笑顔で見守っていた。
「ところでニートよ。一体何があったのじゃ? それにこの奇っ怪なモノはなんじゃ?」
神父たちの追いかけっこも大分見飽きてきたところで、シュナは抱いていた僕を下ろして話しかけてきた。
僕は再現魔法で声を“再現”すると、目の前に倒れているロボットの残骸に両の前足を乗せて答えた。
「これが多分、ディーテの言っていた災禍の獣に繋がる手掛かり、なんだと思う」
「なんじゃと!? どういうことか、詳しく説明するのじゃ」
シュナは僕の顔の高さまで膝を折り、ロボットの残骸と僕の顔を交互に見て、声をあげた。
「ディーテたちの話しでは、災禍の獣がナトゥビアに現れるまで、科学文明が台頭していたんだって」
「“かがく”? 何じゃそれは?」
「あぁ……」
僕は残骸の上にヒョイッと飛び乗り、何て言うべきなのか考える。
一番手っ取り早いのはファンタジーあるあるの錬金術だが、この世界に来てから錬金術なんて聞いたこともない。
何かあったかなぁ……。
なんか天界に行った時に、引っ掛かったモノがあったんだよね。それのお陰ですんなりナトゥビアの科学文明が受け入れられたんだけど……。
「説明が難しいのなら、明日にしようかのぉ。もう時間も遅いしの」
時間、時間、時間……。
そうだ! 時計だ!
「そうだよシュナ! 時計だよ!」
「な、なにがじゃ!?」
驚いたシュナは尻餅を付きそうになるが、片手を地に着けて踏み止どまった。
「時計が壊れたら専門の機械技師に直してもらうでしょ? シュナは、中身見たことある?」
「見たことはあるが、ゼンマイとかバネとかハグルマなどという細かいのが入っておったのぉ。我には細々しておってよく分からんかったが。魔石を使ったゴーレムの方が我には簡単なんじゃがなぁ」
「科学っていうのは、その時計の中身に使われている技術の延長線上にあるものなんだよ」
僕はシュナの答えに苦笑しながら答えた。
彼女でも苦手な分野があるというのは、新鮮で面白かった。
でもよく考えてみたら、地球でも割かし女性の方がテレビのタイマー予約とか分からなくて、よく実家の母から韓流ドラマの予約の仕方で電話が来たのを思い出す。
そういうのはどこの世界でも共通なんだなぁと思い、僕は笑ってしまった。
「何が可笑しいんじゃ?」
「あはは……。ううん、なんでもない」
まぁ、そんな話しは取り敢えず置いておいて……。
「科学っていうのは、魔力を使わずに電気を発生させたり、火を起こしたりするものなんだ。蒸気機関から直流電流、交流電流、色々あるけど、結局のところは熱エネルギーをいかに効率よく運動エネルギーに代えるかが、科学の基礎なんだよね。それでさっきも言ったけど、昔のナトゥビアには魔法がなくて、その今言った科学が主体になった社会だったんだって」
「なるほどのぉ……。よくは分からんが、その時代に我がおったら浮いていた、というのはよく分かったのじゃ」
「なにそれ!?」
「それはそうじゃろう。我はもう二百年は生きておるが、魔法を使えずにその“かがく”とやらしか使えない世の中に放っぽり出されてみぃ。我の知識や経験なんぞ何の役にも立ちはせんじゃろぉ」
苦笑混じりに話すシュナに、僕は「そうだよね」と頷いていた。
自分がこのナトゥビアに来た時どれほど苦労したか考えれば、自ずと頷かずにはいられなかったのだ。
おかげでシュナが二百歳だということにツッコムのを忘れてしまった。
「それで、その“かがく”とやらは機械技師のやることの延長線上だということは分かったが、それがどうしてニートの腹を貫くことになったのじゃ?」
「そ、それはですねぇ……」
ほぼ神父が邪魔したから、と言いたいとこだったが、何だかんだで身体を張って助けてくれたのも事実なので、僕は責任を神父に擦り付けようとしていた考えを捨てて、誇張せずにそれまでの経緯を語った。
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