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四章 遺跡探索
遺跡探索 13
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「パーフェクトヒール」
バカ竜の抱擁からやっと解放された僕は、シュナから魔法による治療を施されていた。
ホントに死ぬかと思った。
背骨がギシギシいってたもん。
僕は青虫のようにぐでーっとしながら加害者を睨み付ける。
あのバカ竜は何を血迷ったのか、今は変態神父と熱い抱擁を交わしている。
「おお! 我輩の友達になってくれるのか!! なんという良き日だ、今日は! 我輩に、我輩に二人も友達ができるとは……! う、う、うぅぅ……」
「竜の子よ。私は全ての友であり女神ディーテ様より遣われし愛の使者なのです。だから私は、貴方が望むまで友であり続けましょう。どんな時でも、私は貴方の友です」
「あ、あ、うぅ、あぁぁぁ……!」
なんなんだよコレ……。
全裸の変態とボッチで薄らハゲの涙の抱擁って、誰からニーズがあるんだよ……。
「「「「「はあああぁぁぁぁ……」」」」」
僕らは心の底から大きなため息を吐き出した。
まだ抱擁を続けているバカ供は放っておいて、回復の終わった僕は立ち上がり「ありがとう、シュナ」と彼女に顔を向けた。
「なに。気にすることはないのじゃ」
彼女が軽く微笑するのを見て「ところでさ」と僕は言葉を続ける。
「あのバカ竜って、竜人なの?」
「おお、よくわかったのぉ。あやつはそなたの言った通り竜人でな。それ故に尊大な態度を取りよるが、根は見ての通りいい奴なのじゃ……。女さえ絡まなければの……」
最後の方でボソッと呟くように言葉を発したシュナは、横に顔を向けて嫌そうに目を細めた。
「さ、さっきも聞いたけど……。てか、アイツが現れた時もそんな感じだったけど……。もしかしてさ……」
「もしかしても何も、アイツは物心ついた時から女好きじゃ。我はあ奴が卵の頃から知っておるが、あの顔じゃろう。昔は相当モテてな。その分、男からはかなり嫌われておったがのぉ。そのせいでハゲたのじゃ」
「「「「えぇ!?」」」」
「あれは呪いじゃ。捨てられた数多の女や、モテない男供ののぉ……。あれで懲りたとおもったのじゃが、未だに女の尻ばかり追いかけておるとは……」
首を振って下を向く彼女の顔には“情けない奴だ”とハッキリ書かれていた。
「我輩の友、小さき獣よ」
そこへやっと泣き止んだバカ竜が後ろから声をかけてきたので、僕は「?」と振り向いた。
「先ほどは済まなかった」
「「「ぷぷっ……」」」
頭を下げた拍子に近くで初めて直視してしまったナスカたち三人が、口元を押さえて笑いを堪えている。
「い、いいよ、もう……」
「よくなどない! 我輩の友となってくれた心の大きな者に、我輩はあんな態度を取ってしまったのだ。本当にこの通りだ。許して欲しい」
「「「ひぃ、ひぃ……」」」
ちょっとヤメテ!
僕だって直視できないんですよ!
てか誰だ! 今このバカ竜の頭に光当てたろ!
ピカッて反射したぞ!
「もうよいとニートが言うてるのじゃから、頭を上げよ。ジンバラエよ」
シュナの言葉にハッとバカ竜が顔をあげる。
「そ、その声は……!?」
「なんじゃ!? 今更気付いたのか……」
呆れた調子でため息をついたシュナだったが、次のバカ竜の言葉で僕らは凍り付くことになる。
「おお! 胸の小さき者よ。その方も我輩の愛の巣にぃぐぼぉはぁぁっ!!」
シュナの渾身の右ストレートが、バカ竜を反対側の壁まで殴り飛ばした。
ちょっとぉぉ!?
いつの間にか皆いない!
置いてかないで!
足がすくんじゃったの! 置いてかないでぇぇ!!
シュナは白煙をあげる大穴を飛び越えて、壁に張り付いたバカ竜のところまで瞬時に移動すると、勢いそのままに腹部に膝を入れた。
ドゴォォォォッ!
「がはぁぁっ!」
壁がひび割れ人型に陥没する。
パラパラと瓦礫を伴いバカ竜が地面に落ちそうになるその後頭部に、シュナは踵落としをきめた。
ズガァァァァァン……!!
あわわわわわ……。
後ろ足がね、もう言うこときかないの……。
僕は……、いや僕たちは、シュナに“胸が小さい”は絶対に禁句だと、脳に直接覚えさせられるのだった。
「も、申し訳ございませんでした!!」
「我のことは何と呼ぶのじゃったかのぉ?」
「尊きお姉様、です……」
「うむうむ。それでよいのじゃ」
パーフェクトヒールで回復され無理矢理叩き起こされたバカ竜は、シュナのまえで土下座しながらそんな言葉を交わしていた。
その間に僕はナスカたちの服を直してあげる。
「恥ずかしかった……」
「ニートのバカ……」
「ニート君、あんまり女性をイジメルものじゃありませんよ」
僕はやりたくてやった訳じゃないのに……。
僕たちがそんなことを話している間も、向こうの二人のやり取りを腫れ物に触るような気持ちで見守っていた。
だって、ねぇ……。
「「「「「……」」」」」
察して欲しいとは言わないけど、お願いだからこっちに話しは振らないで。ね、ね、シュナ。分かってるよね? 分かってるよね?
「ところでニートよ」
「は、はい。なんでしょう?」
ビクリと身体を震わせて僕は返事をする。
少し声が上ずったかも知れないけど、それはご愛嬌。
「……? まぁよい。そなたも我のことを“尊きお姉様”と呼びたければ、呼んでいいのじゃぞ」
「……」
なんですか!? その全方位地雷……!
僕が何したって言うのさ……。
さっき返事しちゃったし、今更無視できないし、どうしよう……。
「……。と、尊き、お姉様……」
「おぉ! やはりニートはいい子じゃのぉ。ちゃんと我の要望に応えれるとは」
僕がしょうがなくそう呼ぶと、シュナは嬉しそうに僕の頭を撫でてきた。
もう全然、生きた心地がしない。
「おぉ、よしよし。ところでニートよ。我らが求めるモノは、コレであってるのかのぉ?」
顎をしゃくってシュナはバカ竜を指す。
「「「「いやいやいやいやいや!!」」」」
絶対違うでしょ!
なんで! よりにもよって! そんなバカ竜なんか探してたことになってんのさ!
「?? お主ら、何か勘違いしておらぬか? 我が言っておるのはジンバラエのことではなく、その横の穴から見えるアレではないのか、と言うておるのじゃ」
「「「「……?」」」」
僕らはバカ竜の後ろのシュナの言う方向に目を向けた。が、ここからではフェンスが邪魔で何も見えない。
「ちょっと、行ってみようか」
「「「うん」」」
僕らは熱い白煙を噴き上げる穴に恐る恐る近付き、ナスカの肩の上に僕は乗せてもらい下の方に目を向けた。
そっかぁ……。この熱さの原因はマグマだったのか……。
てぇ!?
「「「「マグマァ!?」」」」
僕らは揃って驚きの声をあげた。
下の方は途中まで金属の筒のように壁ができているが、途中から薄黒い石灰質な壁が金属の上に覆い被さり、その下はドロドロに溶けて赤熱したマグマが泡を立てていた。
「アレは、なんでしょうか?」
僕らがマグマに目を奪われている中で、一番目のいいウェンディが下の方を指差して声をあげる。
「アレって……、横道の、青色に光ってる……、アレ?」
ナスカが目を細めてそんなことを聞いている。
確かに彼女たちの言う通り、ここからおよそ三十メートルほど下方に、青色の光が漏れだしている脇道がある。
ただ問題なのは、そこから後八メートルも下ればマグマがブクブクいっていることだろうか。
「ニート、アレが探していた、災禍の獣の手掛かりなの?」
「ちょっと、遠すぎて分かんないよ」
「まぁ、そりゃそうよね……」
僕らはそんなことを言い合ってから、シュナの元まで戻って行く。
「我が言っていたモノは、分かったかの?」
「うん。あの、青色のやつだよね?」
「そうじゃそうじゃ」
シュナの質問に僕が答えると、彼女は嬉しそうに笑った。
「でも先生……。あんな場所までどうやって行けばいいの? 私たちの中で空を飛ぶ魔法が使えるのは先生だけだし……。再現魔法でニートが使えるようになったとしても、あのマグマの熱さは、私たちじゃ耐えられないだろうし」
「フフン」
ハルカの言葉にシュナは腕を組んで胸を反らした。
「それじゃったら問題はない。このジンバラエに竜化してもらい、我らが乗せてもらえばこと足りるじゃろう」
「熱は、どうなさるのですか?」
「それは、我とニートが結界を張り、その中でアイスブロックを魔法で作り出せば何とかなるじゃろう」
「なるほど」
確かにそれなら行けるかもしれない。
ただ、問題は……。
「ひゃっほぅぅ!!」
一声叫んで走り出したバカ竜は、十メートルほど先で竜の姿へと身体を代えた。
「さあさあさあさあ! 胸の大きな者たちよ! 遠慮せず、我輩の背中に乗るがよい!」
「「「嫌だ……」」」
だよねぇ……。
バカ竜の抱擁からやっと解放された僕は、シュナから魔法による治療を施されていた。
ホントに死ぬかと思った。
背骨がギシギシいってたもん。
僕は青虫のようにぐでーっとしながら加害者を睨み付ける。
あのバカ竜は何を血迷ったのか、今は変態神父と熱い抱擁を交わしている。
「おお! 我輩の友達になってくれるのか!! なんという良き日だ、今日は! 我輩に、我輩に二人も友達ができるとは……! う、う、うぅぅ……」
「竜の子よ。私は全ての友であり女神ディーテ様より遣われし愛の使者なのです。だから私は、貴方が望むまで友であり続けましょう。どんな時でも、私は貴方の友です」
「あ、あ、うぅ、あぁぁぁ……!」
なんなんだよコレ……。
全裸の変態とボッチで薄らハゲの涙の抱擁って、誰からニーズがあるんだよ……。
「「「「「はあああぁぁぁぁ……」」」」」
僕らは心の底から大きなため息を吐き出した。
まだ抱擁を続けているバカ供は放っておいて、回復の終わった僕は立ち上がり「ありがとう、シュナ」と彼女に顔を向けた。
「なに。気にすることはないのじゃ」
彼女が軽く微笑するのを見て「ところでさ」と僕は言葉を続ける。
「あのバカ竜って、竜人なの?」
「おお、よくわかったのぉ。あやつはそなたの言った通り竜人でな。それ故に尊大な態度を取りよるが、根は見ての通りいい奴なのじゃ……。女さえ絡まなければの……」
最後の方でボソッと呟くように言葉を発したシュナは、横に顔を向けて嫌そうに目を細めた。
「さ、さっきも聞いたけど……。てか、アイツが現れた時もそんな感じだったけど……。もしかしてさ……」
「もしかしても何も、アイツは物心ついた時から女好きじゃ。我はあ奴が卵の頃から知っておるが、あの顔じゃろう。昔は相当モテてな。その分、男からはかなり嫌われておったがのぉ。そのせいでハゲたのじゃ」
「「「「えぇ!?」」」」
「あれは呪いじゃ。捨てられた数多の女や、モテない男供ののぉ……。あれで懲りたとおもったのじゃが、未だに女の尻ばかり追いかけておるとは……」
首を振って下を向く彼女の顔には“情けない奴だ”とハッキリ書かれていた。
「我輩の友、小さき獣よ」
そこへやっと泣き止んだバカ竜が後ろから声をかけてきたので、僕は「?」と振り向いた。
「先ほどは済まなかった」
「「「ぷぷっ……」」」
頭を下げた拍子に近くで初めて直視してしまったナスカたち三人が、口元を押さえて笑いを堪えている。
「い、いいよ、もう……」
「よくなどない! 我輩の友となってくれた心の大きな者に、我輩はあんな態度を取ってしまったのだ。本当にこの通りだ。許して欲しい」
「「「ひぃ、ひぃ……」」」
ちょっとヤメテ!
僕だって直視できないんですよ!
てか誰だ! 今このバカ竜の頭に光当てたろ!
ピカッて反射したぞ!
「もうよいとニートが言うてるのじゃから、頭を上げよ。ジンバラエよ」
シュナの言葉にハッとバカ竜が顔をあげる。
「そ、その声は……!?」
「なんじゃ!? 今更気付いたのか……」
呆れた調子でため息をついたシュナだったが、次のバカ竜の言葉で僕らは凍り付くことになる。
「おお! 胸の小さき者よ。その方も我輩の愛の巣にぃぐぼぉはぁぁっ!!」
シュナの渾身の右ストレートが、バカ竜を反対側の壁まで殴り飛ばした。
ちょっとぉぉ!?
いつの間にか皆いない!
置いてかないで!
足がすくんじゃったの! 置いてかないでぇぇ!!
シュナは白煙をあげる大穴を飛び越えて、壁に張り付いたバカ竜のところまで瞬時に移動すると、勢いそのままに腹部に膝を入れた。
ドゴォォォォッ!
「がはぁぁっ!」
壁がひび割れ人型に陥没する。
パラパラと瓦礫を伴いバカ竜が地面に落ちそうになるその後頭部に、シュナは踵落としをきめた。
ズガァァァァァン……!!
あわわわわわ……。
後ろ足がね、もう言うこときかないの……。
僕は……、いや僕たちは、シュナに“胸が小さい”は絶対に禁句だと、脳に直接覚えさせられるのだった。
「も、申し訳ございませんでした!!」
「我のことは何と呼ぶのじゃったかのぉ?」
「尊きお姉様、です……」
「うむうむ。それでよいのじゃ」
パーフェクトヒールで回復され無理矢理叩き起こされたバカ竜は、シュナのまえで土下座しながらそんな言葉を交わしていた。
その間に僕はナスカたちの服を直してあげる。
「恥ずかしかった……」
「ニートのバカ……」
「ニート君、あんまり女性をイジメルものじゃありませんよ」
僕はやりたくてやった訳じゃないのに……。
僕たちがそんなことを話している間も、向こうの二人のやり取りを腫れ物に触るような気持ちで見守っていた。
だって、ねぇ……。
「「「「「……」」」」」
察して欲しいとは言わないけど、お願いだからこっちに話しは振らないで。ね、ね、シュナ。分かってるよね? 分かってるよね?
「ところでニートよ」
「は、はい。なんでしょう?」
ビクリと身体を震わせて僕は返事をする。
少し声が上ずったかも知れないけど、それはご愛嬌。
「……? まぁよい。そなたも我のことを“尊きお姉様”と呼びたければ、呼んでいいのじゃぞ」
「……」
なんですか!? その全方位地雷……!
僕が何したって言うのさ……。
さっき返事しちゃったし、今更無視できないし、どうしよう……。
「……。と、尊き、お姉様……」
「おぉ! やはりニートはいい子じゃのぉ。ちゃんと我の要望に応えれるとは」
僕がしょうがなくそう呼ぶと、シュナは嬉しそうに僕の頭を撫でてきた。
もう全然、生きた心地がしない。
「おぉ、よしよし。ところでニートよ。我らが求めるモノは、コレであってるのかのぉ?」
顎をしゃくってシュナはバカ竜を指す。
「「「「いやいやいやいやいや!!」」」」
絶対違うでしょ!
なんで! よりにもよって! そんなバカ竜なんか探してたことになってんのさ!
「?? お主ら、何か勘違いしておらぬか? 我が言っておるのはジンバラエのことではなく、その横の穴から見えるアレではないのか、と言うておるのじゃ」
「「「「……?」」」」
僕らはバカ竜の後ろのシュナの言う方向に目を向けた。が、ここからではフェンスが邪魔で何も見えない。
「ちょっと、行ってみようか」
「「「うん」」」
僕らは熱い白煙を噴き上げる穴に恐る恐る近付き、ナスカの肩の上に僕は乗せてもらい下の方に目を向けた。
そっかぁ……。この熱さの原因はマグマだったのか……。
てぇ!?
「「「「マグマァ!?」」」」
僕らは揃って驚きの声をあげた。
下の方は途中まで金属の筒のように壁ができているが、途中から薄黒い石灰質な壁が金属の上に覆い被さり、その下はドロドロに溶けて赤熱したマグマが泡を立てていた。
「アレは、なんでしょうか?」
僕らがマグマに目を奪われている中で、一番目のいいウェンディが下の方を指差して声をあげる。
「アレって……、横道の、青色に光ってる……、アレ?」
ナスカが目を細めてそんなことを聞いている。
確かに彼女たちの言う通り、ここからおよそ三十メートルほど下方に、青色の光が漏れだしている脇道がある。
ただ問題なのは、そこから後八メートルも下ればマグマがブクブクいっていることだろうか。
「ニート、アレが探していた、災禍の獣の手掛かりなの?」
「ちょっと、遠すぎて分かんないよ」
「まぁ、そりゃそうよね……」
僕らはそんなことを言い合ってから、シュナの元まで戻って行く。
「我が言っていたモノは、分かったかの?」
「うん。あの、青色のやつだよね?」
「そうじゃそうじゃ」
シュナの質問に僕が答えると、彼女は嬉しそうに笑った。
「でも先生……。あんな場所までどうやって行けばいいの? 私たちの中で空を飛ぶ魔法が使えるのは先生だけだし……。再現魔法でニートが使えるようになったとしても、あのマグマの熱さは、私たちじゃ耐えられないだろうし」
「フフン」
ハルカの言葉にシュナは腕を組んで胸を反らした。
「それじゃったら問題はない。このジンバラエに竜化してもらい、我らが乗せてもらえばこと足りるじゃろう」
「熱は、どうなさるのですか?」
「それは、我とニートが結界を張り、その中でアイスブロックを魔法で作り出せば何とかなるじゃろう」
「なるほど」
確かにそれなら行けるかもしれない。
ただ、問題は……。
「ひゃっほぅぅ!!」
一声叫んで走り出したバカ竜は、十メートルほど先で竜の姿へと身体を代えた。
「さあさあさあさあ! 胸の大きな者たちよ! 遠慮せず、我輩の背中に乗るがよい!」
「「「嫌だ……」」」
だよねぇ……。
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