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四章 遺跡探索
遺跡探索 17
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「さあ、終わりましたよ皆さん!」
そう言って神父はモザイク上のシンボルを見せ付けるように、フェンスの側に立つ四人の女性たちの元へと走って行く。
「来るなぁ! 変態!」
「バッッッカじゃないの!!」
「矢で射っていいですか、シュナさん!」
「や、止めんか! 一応あれでも神父であることは間違いないみたいじゃぞ!」
逃げ出した女性陣はシュナの言葉に首だけで後ろを見やり、モザイク上の毛のなくなった部分に目を向ける。
「まごうことなき変態じゃないですか!?」
「あんな所に本当にシンボル入れるとか、バチ当たり過ぎ!!」
「死ねばいいのに! 死ねばいいのに!!」
「こ、これで皆さん……! 私のことを、信じて! いただけましたかぁぁ!!」
「「「来るなぁぁぁ!!」」」
「なんか、親友ばかり楽しそうなことをしてズルいのだ! 女性の尻を追っかけるなら、我輩も混ぜてくれぇ!」
僕の隣にいたバカ竜が猛然と女性陣へ突っ込んで行く。
「「「きゃあああぁぁぁぁ!!」」」
「な、なんで我まで、逃げねばならんのじゃ!?」
「し、信じて……! 信じて、もらえましたかぁぁ!?」
「さあ女性たちよ! 愛の伝道師たる我輩の愛を、受け取るがいいぞぉ!!」
もう何が何だか……。
僕はその場に座ると、一人蚊帳の外で静かに顔を洗った。
「に、ニート!! 一人でなにやってんのよ!?」
ハルカの叫び声が聞こえてきたので僕は首だけそっちを向けると、先頭を走っていたシュナを追い越して、歯を食い縛り鬼のような形相をした彼女が僕に向かって走ってきた。
「ちょ!? 僕は悪くない! 僕、何にもしてない!!」
「うっさい! 一人だけ仲間外れは、寂しいでしょ!!」
「さ、寂しくない! こっち来るなぁ!」
ハルカの意図を読み取った他の三人も僕を巻き込むルートを取って走ってくる。
「ちょ!? ホントに、こっち来るなったら!!」
僕は彼女たちの先陣を切る形で走り出した。
「な、なんで僕まで巻き込むんだよ!?」
「あんたが、魔法で神父のを剃ったのが原因でしょ!!」
「ぼ、僕はカミソリ出しただけだもん! ていうか、神父を教会の人間だと認めれば……」
「「「「誰があんなの!!」」」」
そこ、声揃えないでよ!
まぁ全裸で走りながら自分のモザイクの上を見て認めろと迫ってくれば、こうなるけどさぁ……。
その隣のバカ竜は知らない!
あいつは頭が腐ってる!
「もぅ……!!」
僕はこの状況を打破するためピョンと横にジャンプすると、ハルカの頭の上に飛び乗った。
「ちょっ!? コラ! ニート! あんたこの状況で何ふざけてんの!!」
頭の上に乗った僕を走りながら振り落とそうと、ハルカが頭の上に手を伸ばす。
「ぼ、僕が魔法であの二人を止めてみせるから!」
「ほ、本当でしょうね!?」
「ニートちゃん! お願い!」
「大丈夫ですよ、ニート君! 失敗したら私があの変態共を葬ってあげますから」
「その思考から離れんか! お主は!」
そんなやり取りをしている女性たちを見やりながら、僕は彼女たちの後ろから迫ってくる全裸の二人に目を向けた。
「再現魔法! 進入禁止ポール!」
全裸の二人の目の前に突如、公園とかによくある金属製のポールが現れた。
「な!?」
「うお!?」
突然のこと過ぎて二人は案の定止まりきれずそのポールに激突する。
ガチッ!!
「「うごおおぉぉぉぉぉぉ!!」」
その音を聞いた女性陣は立ち止まり後ろを振り向くと、二人の変態が股間を押さえて踞っていた。
「「お、お、お、お、ほうぅぅぅぅ……、ほうぅぅぅぅ……」」
二人に近付く女性たちの視線はとても冷ややかなもので、まるで汚物を見るような表情をしている。
まぁ、分かるけどね……。
そして四人の女性たちは彼らを取り囲むと、おもむろに足をあげ二人の男に蹴りを入れ始めた。
「お主ら、よくもやってくれたな!」
「滅びろ!」
「このど変態が!」
「生まれてきたことを謝りなさい!」
バキッ! ゲシッ! ドカッ!
「いたっ! や、やめっおごっ! やめてっごっ!」
「女性たっごっ! やめるのだっぼっ! わ、我輩の愛を取り合うのはっぶほっ!」
自業自得ですよねぇ……。
僕は彼女たちの後ろからその様子を眺めつつ、ポールの魔法を解除してゆっくりと毛繕いを始めた。
それから三十分後……。
女性陣は二人の変態をボコボコにしたことでストレスを発散しきったようで笑顔を携えていた。
僕はそんな彼女たちの横で仕方なく二人にパーフェクトヒールをかけてあげる。
これでやっと、本来の目的である探索について算段を立てることができるようになった。
つまり今僕たちのいる大きな部屋の中央の、マグマに通じるトンネルにある脇道である。
これについてはもう対策は出来ていた。
バカ竜の背に乗っていく際に僕の魔法でシートをつけるのである。
最初は嫌がっていたバカ竜だったが、四人の女性たちがニコリと笑い空を蹴り始めた途端に二つ返事で了承してくれた。
なので僕たちはバカ竜の背中に僕の魔法で作ったシートに座り、トンネルの脇道へと進んで行くことになった。
「熱っ!」
「いくら結界で囲ってアイスブロックを魔法で造り出しても、熱いものは熱いわよ」
「はぁ……。ニート君、なんとかならないものですか?」
思い思いの言葉を並べ立てる彼女たちを見て僕は苦笑してしまう。
「てかウェンディ、キャラ変わってない? 前はもっとお嬢様してた気が……」
「あぁ、あれはウェンディがちょっと人見知りだったせいだよ」
「そうなの?」
「女心の分かんない奴ね。そんなこと本人の前で言うもんじゃないでしょ!」
「本当ですわよ。ニート君は、後でお仕置きです」
「えぇ!? なんで僕だけ!」
「お主ら! もう着いたぞ! さっさと降りるのじゃ!」
「「「「は、はい!」」」」
くだらない会話をしている内に僕たちは目的の場所へと辿り着いていた。
シュナに言われて僕たちはその脇道に降り立ち、最後に神父が降りるのと同時にバカ竜が人形へと戻ってズンズン僕に迫って来た。
「親友よ! 小さき獣の親友よ! 貴様は我輩の親友だよな! 何故貴様は……! 何故貴様は……!」
涙ながらにバカ竜が僕の前で跪き、僕の身体に手を置いて震えている。
てか僕を掴む手、嫌に力入ってるんですけど!?
「いた! いたたたっ!」
「貴様だけ何故! 我輩の背中であんなにも! うぅぅ……。うらやま、羨ましいぞぉぉ……!」
「痛いっつってんだろ!! このバカ竜!!」
僕は本気の猫パンチをバカ竜の顔にお見舞いする。
バチィィィィン!!
「ぼぎゃぁぁぁぁ!!」
目の前にいたからだけど、僕の手が当たった瞬間面白いくらいにバカ竜の頬肉が揺れて、三、四度頭がガクガクした後白眼を剥いて昏倒してしまった。
「置いてこっか……」
「「「意義なーし」」」
「うむ」
僕らはバカ竜をその場に置いて先に進み始めた。
先に目を向けた途端、僕たちの目には青色の光が入り込んでくる。
「な、なんでしょう!? この光は……。猫様」
「「「「……」」」」
アレ? お前の後輩アッチでのびてるけど、いいの!?
そんな視線を感じ取ったのか、神父は一言「これも試練です」とだけ言葉を発し、先程の質問の答えを待つように僕の顔を見た。
「……。それを探るために此処に来たんだろ。まぁ、何となく目星は付くけど……」
「な、何と!! 流石は猫様です!」
「へぇー。じゃぁ、なんなの、これ?」
大袈裟にリアクションを取る神父を無視して女性陣が周りに光るライトの青色を見ながら僕に疑問を投げ掛けてくる。
「あんまり……、当たって欲しく、ないんだよね……」
そんな時だった。
『居住…… にて侵入…… 検知……』
この遺跡に入って来た時と同じく天井から緑色の光が落ちてきて僕たちの身体を照らし出した。
やっぱりか!!
ていうことは、あの青いランプは蟻型ロボットと同じなんじゃ……。
『照合…… 一致…… ません…… 刻排除……』
その機械音が消えると同時に僕らの周りの緑色のライトが消え、青色だったランプが赤い光に変わった。
そう言って神父はモザイク上のシンボルを見せ付けるように、フェンスの側に立つ四人の女性たちの元へと走って行く。
「来るなぁ! 変態!」
「バッッッカじゃないの!!」
「矢で射っていいですか、シュナさん!」
「や、止めんか! 一応あれでも神父であることは間違いないみたいじゃぞ!」
逃げ出した女性陣はシュナの言葉に首だけで後ろを見やり、モザイク上の毛のなくなった部分に目を向ける。
「まごうことなき変態じゃないですか!?」
「あんな所に本当にシンボル入れるとか、バチ当たり過ぎ!!」
「死ねばいいのに! 死ねばいいのに!!」
「こ、これで皆さん……! 私のことを、信じて! いただけましたかぁぁ!!」
「「「来るなぁぁぁ!!」」」
「なんか、親友ばかり楽しそうなことをしてズルいのだ! 女性の尻を追っかけるなら、我輩も混ぜてくれぇ!」
僕の隣にいたバカ竜が猛然と女性陣へ突っ込んで行く。
「「「きゃあああぁぁぁぁ!!」」」
「な、なんで我まで、逃げねばならんのじゃ!?」
「し、信じて……! 信じて、もらえましたかぁぁ!?」
「さあ女性たちよ! 愛の伝道師たる我輩の愛を、受け取るがいいぞぉ!!」
もう何が何だか……。
僕はその場に座ると、一人蚊帳の外で静かに顔を洗った。
「に、ニート!! 一人でなにやってんのよ!?」
ハルカの叫び声が聞こえてきたので僕は首だけそっちを向けると、先頭を走っていたシュナを追い越して、歯を食い縛り鬼のような形相をした彼女が僕に向かって走ってきた。
「ちょ!? 僕は悪くない! 僕、何にもしてない!!」
「うっさい! 一人だけ仲間外れは、寂しいでしょ!!」
「さ、寂しくない! こっち来るなぁ!」
ハルカの意図を読み取った他の三人も僕を巻き込むルートを取って走ってくる。
「ちょ!? ホントに、こっち来るなったら!!」
僕は彼女たちの先陣を切る形で走り出した。
「な、なんで僕まで巻き込むんだよ!?」
「あんたが、魔法で神父のを剃ったのが原因でしょ!!」
「ぼ、僕はカミソリ出しただけだもん! ていうか、神父を教会の人間だと認めれば……」
「「「「誰があんなの!!」」」」
そこ、声揃えないでよ!
まぁ全裸で走りながら自分のモザイクの上を見て認めろと迫ってくれば、こうなるけどさぁ……。
その隣のバカ竜は知らない!
あいつは頭が腐ってる!
「もぅ……!!」
僕はこの状況を打破するためピョンと横にジャンプすると、ハルカの頭の上に飛び乗った。
「ちょっ!? コラ! ニート! あんたこの状況で何ふざけてんの!!」
頭の上に乗った僕を走りながら振り落とそうと、ハルカが頭の上に手を伸ばす。
「ぼ、僕が魔法であの二人を止めてみせるから!」
「ほ、本当でしょうね!?」
「ニートちゃん! お願い!」
「大丈夫ですよ、ニート君! 失敗したら私があの変態共を葬ってあげますから」
「その思考から離れんか! お主は!」
そんなやり取りをしている女性たちを見やりながら、僕は彼女たちの後ろから迫ってくる全裸の二人に目を向けた。
「再現魔法! 進入禁止ポール!」
全裸の二人の目の前に突如、公園とかによくある金属製のポールが現れた。
「な!?」
「うお!?」
突然のこと過ぎて二人は案の定止まりきれずそのポールに激突する。
ガチッ!!
「「うごおおぉぉぉぉぉぉ!!」」
その音を聞いた女性陣は立ち止まり後ろを振り向くと、二人の変態が股間を押さえて踞っていた。
「「お、お、お、お、ほうぅぅぅぅ……、ほうぅぅぅぅ……」」
二人に近付く女性たちの視線はとても冷ややかなもので、まるで汚物を見るような表情をしている。
まぁ、分かるけどね……。
そして四人の女性たちは彼らを取り囲むと、おもむろに足をあげ二人の男に蹴りを入れ始めた。
「お主ら、よくもやってくれたな!」
「滅びろ!」
「このど変態が!」
「生まれてきたことを謝りなさい!」
バキッ! ゲシッ! ドカッ!
「いたっ! や、やめっおごっ! やめてっごっ!」
「女性たっごっ! やめるのだっぼっ! わ、我輩の愛を取り合うのはっぶほっ!」
自業自得ですよねぇ……。
僕は彼女たちの後ろからその様子を眺めつつ、ポールの魔法を解除してゆっくりと毛繕いを始めた。
それから三十分後……。
女性陣は二人の変態をボコボコにしたことでストレスを発散しきったようで笑顔を携えていた。
僕はそんな彼女たちの横で仕方なく二人にパーフェクトヒールをかけてあげる。
これでやっと、本来の目的である探索について算段を立てることができるようになった。
つまり今僕たちのいる大きな部屋の中央の、マグマに通じるトンネルにある脇道である。
これについてはもう対策は出来ていた。
バカ竜の背に乗っていく際に僕の魔法でシートをつけるのである。
最初は嫌がっていたバカ竜だったが、四人の女性たちがニコリと笑い空を蹴り始めた途端に二つ返事で了承してくれた。
なので僕たちはバカ竜の背中に僕の魔法で作ったシートに座り、トンネルの脇道へと進んで行くことになった。
「熱っ!」
「いくら結界で囲ってアイスブロックを魔法で造り出しても、熱いものは熱いわよ」
「はぁ……。ニート君、なんとかならないものですか?」
思い思いの言葉を並べ立てる彼女たちを見て僕は苦笑してしまう。
「てかウェンディ、キャラ変わってない? 前はもっとお嬢様してた気が……」
「あぁ、あれはウェンディがちょっと人見知りだったせいだよ」
「そうなの?」
「女心の分かんない奴ね。そんなこと本人の前で言うもんじゃないでしょ!」
「本当ですわよ。ニート君は、後でお仕置きです」
「えぇ!? なんで僕だけ!」
「お主ら! もう着いたぞ! さっさと降りるのじゃ!」
「「「「は、はい!」」」」
くだらない会話をしている内に僕たちは目的の場所へと辿り着いていた。
シュナに言われて僕たちはその脇道に降り立ち、最後に神父が降りるのと同時にバカ竜が人形へと戻ってズンズン僕に迫って来た。
「親友よ! 小さき獣の親友よ! 貴様は我輩の親友だよな! 何故貴様は……! 何故貴様は……!」
涙ながらにバカ竜が僕の前で跪き、僕の身体に手を置いて震えている。
てか僕を掴む手、嫌に力入ってるんですけど!?
「いた! いたたたっ!」
「貴様だけ何故! 我輩の背中であんなにも! うぅぅ……。うらやま、羨ましいぞぉぉ……!」
「痛いっつってんだろ!! このバカ竜!!」
僕は本気の猫パンチをバカ竜の顔にお見舞いする。
バチィィィィン!!
「ぼぎゃぁぁぁぁ!!」
目の前にいたからだけど、僕の手が当たった瞬間面白いくらいにバカ竜の頬肉が揺れて、三、四度頭がガクガクした後白眼を剥いて昏倒してしまった。
「置いてこっか……」
「「「意義なーし」」」
「うむ」
僕らはバカ竜をその場に置いて先に進み始めた。
先に目を向けた途端、僕たちの目には青色の光が入り込んでくる。
「な、なんでしょう!? この光は……。猫様」
「「「「……」」」」
アレ? お前の後輩アッチでのびてるけど、いいの!?
そんな視線を感じ取ったのか、神父は一言「これも試練です」とだけ言葉を発し、先程の質問の答えを待つように僕の顔を見た。
「……。それを探るために此処に来たんだろ。まぁ、何となく目星は付くけど……」
「な、何と!! 流石は猫様です!」
「へぇー。じゃぁ、なんなの、これ?」
大袈裟にリアクションを取る神父を無視して女性陣が周りに光るライトの青色を見ながら僕に疑問を投げ掛けてくる。
「あんまり……、当たって欲しく、ないんだよね……」
そんな時だった。
『居住…… にて侵入…… 検知……』
この遺跡に入って来た時と同じく天井から緑色の光が落ちてきて僕たちの身体を照らし出した。
やっぱりか!!
ていうことは、あの青いランプは蟻型ロボットと同じなんじゃ……。
『照合…… 一致…… ません…… 刻排除……』
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