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第19話 「決意」
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ともすれば襲いくる絶望と恐怖をどうにか誤魔化しつつ、森の奥深くへ足を踏み入れること数時間。
幸い、カイルが隣にいてくれたからどうにか心も身体も持ち堪えられていた。
とはいえそろそろ体力が尽きようという寸前で、ようやく忘れ去られたおんぼろ小屋を見つけることができた。
念のため視界を偽装する結界を張って中で休むことにする。
しかし、ミリアが精霊術師だとすると結界がどこまで通用するかはわからない。
アキュラも「あれは正統の術式ではないから、力量が正直わからない」と暗い表情だった。
つまるところ、上限がわかるわけではないー未知数の強さを秘めているということだった。
だが、今は自分にできることをやるしかない。
だから、二人と1匹で森を歩いている間、不安と闘いながらも今後どうすべきかを黙々と考えていた。
このままカイルと行動していても、北の騎士団がほぼ制圧されているであろう今、いつかは捕えられてしまう。
とはいえ、カイルが近くにいてくれる...それがこんなにも安心感があるとは思わなかった。
できればずっとカイルと一緒にいたい。そういう気持ちがないかといえばそれは嘘になる。
彼がずっと私を守ってくれたら、それはどんなに心強いことか...
けれど、私を守って戦ってくれた北の騎士たち、エリック、そしてサキ。
彼らのことを思えば、自分の感情的な安堵だけを求めて行動していてはいけない。
私を守るために剣を取った彼らを少しでも見習い、私も勇気を持たなくてはならない...
エレナは静かに深呼吸してから、決意が揺らがないうちにとカイルに話しかけることにした。
「カイル様、ご相談があるのですが...その...各地の騎士団を、カイル様が説得できないでしょうか?」
「騎士団を説得...」
さすがに憔悴を見せていたカイルが、はっとしたように私を見た。
「素人考えなのですが、もし東、西、南の各地の騎士団が中央の手に落ちておらず、彼らを糾合できれば...」
それは、精霊女王セレスの守護騎士団の話を聞いてふと思いついたアイデアだった。
護国の礎として各地に騎士団が置かれているならば、事情を理解してもらえばこちらについてくれる芽が残っているかもしれないと思ったのだ。そのためには、北の騎士団長であるカイルの存在が何より鍵になってくる。
「私としたことが...いや、その手はまだ残っている。各地の騎士団とは親交があるし、何れ劣らぬ清廉な騎士たちだ。団長たちと個人的な面識もあります」
生気を取り戻したカイルの顔がぱっと華やぎ、私は思わず照れ臭くて下を向いてしまった。
彼が明るい表情になるのが、こんなにも嬉しいことだなんて。
こんな時に不謹慎だ...そう思っても、なかなか感情が制御できない。
またこっそり深呼吸をしてから、話の続きを始めることにした。
「国王陛下をはじめとするこの国の中枢の方々に王国の護りのこと、精霊術のことをきちんと伝えるにしても、こちら側にも力が必要かと思います。騎士たちを取りまとめられるのはカイル様だけかと」
「お任せください。もう少し体力を回復させたら、すぐにでも出立しましょう」
気概を取り戻したカイルに、私は更に告げねばならなかった。
「いえ...そのお役目はカイル様おひとりに託したいのです」
「な...それは一体...」
愕然とするカイルに私は心細さをできるだけ出さないように気をつけて説明する。
「私を連れていては足手まといです。速度が遅れて、その間に中央から手が回されるかもしれません。あなた一人の方が遥かに早く移動できるでしょうから」
「それはそうですが...しかしあなたを独りにはしておけない」
「いえ、私は私で行動します。ミリアは...きっと私を憎んでいる。だから、私が王都に現れれば、きっとあなたや辺境の騎士たちへの目は逸れるでしょう」
それは森を歩く間ずっと考えていたことだった。ミリアのあの目つき、そしてこれまでの行動。
その全てが、私への異常な執着を示していた。そこまで恨まれる覚えは全くない。
むしろ、婚約者を奪われた私の方がよほど被害者だと思うのだが...
もしかしたら、同じ精霊使いであることも何かしら影響しているのだろうか...そんなことも思ったが、しかし今はその理由を探るよりも、状況の解決に専念すべき時だった。
「王都へ行き、潔白を訴えます。一応は私も貴族ですから、すぐに処刑されることはないでしょう。少なくとも宮廷裁判は招集されるはずです」
口ではそう言ったが、もちろんそれは楽観的な推測に過ぎないことはわかっていた。
ミリアが私を即座に叩き切る可能性もあったが、しかし先ほどの襲撃で、彼女がほぼ単身で襲ってきたのは、できれば隠密に始末したいという意図があったからではないか、とも考えられた。
こちらから王都へ堂々と乗り込んで身柄を引き渡せば、いきなりミリアが私を殺すことは難しくなるはずだ。
「私ができるだけ時間を稼ぎますから...その間に各地の騎士団を糾合し、王都へ救出に来ていただきたいのです」
「だが、それは...」
カイルは口篭って苦悩しているようだった。
おそらく彼も、そちらの方が勝率が高い賭けだということに気づいているようだった。
しかし、私を一人敵地に送り込むのがどうしても気が引けるようだ。その気持ちはとても嬉しいものだった。
「私は大丈夫です、アキュラもいますし...」
「うむ、エレナの戦略は極めて大胆だが、理にかなっていると私も思う。私もエレナを守るために全力を尽くすよ」
アキュラの言葉に、カイルも決意を固めたようだった。
私を優しく見つめて、
「わかりました。...あなたはとても強い人だ、エレナ嬢」
「いえ...あなたやエリック様、サキの方がよほど...」
「きっと彼らも切り抜けている。私はそう信じます。そしてあなたのことも」
「はい...私も、信じます」
カイルも私も、もっと言いたいことがあるような、そんな雰囲気だった。
でもそれを口にしてしまえば、きっとこの後離れがたくなる。
だからお互いに小さく頷きあうだけだった。けれど二人の間に暖かな結びつきが確かに生まれている。
そんな気がしたのだった。それから明日の出立に備え、交代で眠りにつくことにした。
幸い、カイルが隣にいてくれたからどうにか心も身体も持ち堪えられていた。
とはいえそろそろ体力が尽きようという寸前で、ようやく忘れ去られたおんぼろ小屋を見つけることができた。
念のため視界を偽装する結界を張って中で休むことにする。
しかし、ミリアが精霊術師だとすると結界がどこまで通用するかはわからない。
アキュラも「あれは正統の術式ではないから、力量が正直わからない」と暗い表情だった。
つまるところ、上限がわかるわけではないー未知数の強さを秘めているということだった。
だが、今は自分にできることをやるしかない。
だから、二人と1匹で森を歩いている間、不安と闘いながらも今後どうすべきかを黙々と考えていた。
このままカイルと行動していても、北の騎士団がほぼ制圧されているであろう今、いつかは捕えられてしまう。
とはいえ、カイルが近くにいてくれる...それがこんなにも安心感があるとは思わなかった。
できればずっとカイルと一緒にいたい。そういう気持ちがないかといえばそれは嘘になる。
彼がずっと私を守ってくれたら、それはどんなに心強いことか...
けれど、私を守って戦ってくれた北の騎士たち、エリック、そしてサキ。
彼らのことを思えば、自分の感情的な安堵だけを求めて行動していてはいけない。
私を守るために剣を取った彼らを少しでも見習い、私も勇気を持たなくてはならない...
エレナは静かに深呼吸してから、決意が揺らがないうちにとカイルに話しかけることにした。
「カイル様、ご相談があるのですが...その...各地の騎士団を、カイル様が説得できないでしょうか?」
「騎士団を説得...」
さすがに憔悴を見せていたカイルが、はっとしたように私を見た。
「素人考えなのですが、もし東、西、南の各地の騎士団が中央の手に落ちておらず、彼らを糾合できれば...」
それは、精霊女王セレスの守護騎士団の話を聞いてふと思いついたアイデアだった。
護国の礎として各地に騎士団が置かれているならば、事情を理解してもらえばこちらについてくれる芽が残っているかもしれないと思ったのだ。そのためには、北の騎士団長であるカイルの存在が何より鍵になってくる。
「私としたことが...いや、その手はまだ残っている。各地の騎士団とは親交があるし、何れ劣らぬ清廉な騎士たちだ。団長たちと個人的な面識もあります」
生気を取り戻したカイルの顔がぱっと華やぎ、私は思わず照れ臭くて下を向いてしまった。
彼が明るい表情になるのが、こんなにも嬉しいことだなんて。
こんな時に不謹慎だ...そう思っても、なかなか感情が制御できない。
またこっそり深呼吸をしてから、話の続きを始めることにした。
「国王陛下をはじめとするこの国の中枢の方々に王国の護りのこと、精霊術のことをきちんと伝えるにしても、こちら側にも力が必要かと思います。騎士たちを取りまとめられるのはカイル様だけかと」
「お任せください。もう少し体力を回復させたら、すぐにでも出立しましょう」
気概を取り戻したカイルに、私は更に告げねばならなかった。
「いえ...そのお役目はカイル様おひとりに託したいのです」
「な...それは一体...」
愕然とするカイルに私は心細さをできるだけ出さないように気をつけて説明する。
「私を連れていては足手まといです。速度が遅れて、その間に中央から手が回されるかもしれません。あなた一人の方が遥かに早く移動できるでしょうから」
「それはそうですが...しかしあなたを独りにはしておけない」
「いえ、私は私で行動します。ミリアは...きっと私を憎んでいる。だから、私が王都に現れれば、きっとあなたや辺境の騎士たちへの目は逸れるでしょう」
それは森を歩く間ずっと考えていたことだった。ミリアのあの目つき、そしてこれまでの行動。
その全てが、私への異常な執着を示していた。そこまで恨まれる覚えは全くない。
むしろ、婚約者を奪われた私の方がよほど被害者だと思うのだが...
もしかしたら、同じ精霊使いであることも何かしら影響しているのだろうか...そんなことも思ったが、しかし今はその理由を探るよりも、状況の解決に専念すべき時だった。
「王都へ行き、潔白を訴えます。一応は私も貴族ですから、すぐに処刑されることはないでしょう。少なくとも宮廷裁判は招集されるはずです」
口ではそう言ったが、もちろんそれは楽観的な推測に過ぎないことはわかっていた。
ミリアが私を即座に叩き切る可能性もあったが、しかし先ほどの襲撃で、彼女がほぼ単身で襲ってきたのは、できれば隠密に始末したいという意図があったからではないか、とも考えられた。
こちらから王都へ堂々と乗り込んで身柄を引き渡せば、いきなりミリアが私を殺すことは難しくなるはずだ。
「私ができるだけ時間を稼ぎますから...その間に各地の騎士団を糾合し、王都へ救出に来ていただきたいのです」
「だが、それは...」
カイルは口篭って苦悩しているようだった。
おそらく彼も、そちらの方が勝率が高い賭けだということに気づいているようだった。
しかし、私を一人敵地に送り込むのがどうしても気が引けるようだ。その気持ちはとても嬉しいものだった。
「私は大丈夫です、アキュラもいますし...」
「うむ、エレナの戦略は極めて大胆だが、理にかなっていると私も思う。私もエレナを守るために全力を尽くすよ」
アキュラの言葉に、カイルも決意を固めたようだった。
私を優しく見つめて、
「わかりました。...あなたはとても強い人だ、エレナ嬢」
「いえ...あなたやエリック様、サキの方がよほど...」
「きっと彼らも切り抜けている。私はそう信じます。そしてあなたのことも」
「はい...私も、信じます」
カイルも私も、もっと言いたいことがあるような、そんな雰囲気だった。
でもそれを口にしてしまえば、きっとこの後離れがたくなる。
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