4 / 6
さくらがやって来た。
しおりを挟む
今日は、お父さんもお母さんもお姉ちゃんもいない。みんなで買い物に行くらしい。でも私、今日は断った。
どうして!って?それはね!今日はチェリーのふるさとに行くから!えっ?どうしてそんな事になってるのかって?それは、約一週間前のこと……。
「かーえーでー!!!」
下校途中、後ろからいきなり抱きつかれてビックリした。なにしろ後ろから抱きついてきたのが、桜だったから。さくらは私の前に通ってた中学の友達。私はさくらを家につれていった。
「さ、さくら?!学校は?今日、平日だよ?!」
「えへへ。サボっちゃった」
サボった?!うそでしょ!私が知ってるさくらは人を困らせることはしない。というか見たことがない。何か事情があるのか?でもやっぱり、
「エヘヘじゃないよー!さくらママ心配してるんじゃない?」
これが一番だ。
「大丈夫だって!ここ最近いっつもこうなんだから」
「え、、、。」
「だ、か、ら!かえでが引っ越してからまともに学校行ってないの!」
最初は、さくらの言ってる意味が分からなかった。が、なんで人を困らせるようなことをさくらがというギモンより怒りが込み上げて来た。そして私はつい怒鳴ってしまった。
「どうして!!」
私の声を聞いてさくらの表情が変わった。
「そ、そんな口調で言わないでよ、、。私はただアリアを探しに来ただけなのに」
「アリア?誰それ?」
アリアなんて子は私の知り合いにはいない。
「あれ?かえでのとこじゃないんだ…でもチェリーは来てるでしょ?」
「えっ!なんでチェリーを知ってるの?」
私はチェリーと出会ってから今まで誰にもチェリーのことは話してなかった。だから他の人から伝わることはもちろん、私本人から聞いたなんてことはありえない。じゃあ一体どこで…。
「その感じは来てるんだ。んーー。わ、じゃなくてチェリーのとこだと思ったんだけどなーーー。」
「ね、それよりなんでチェリー知ってるの?」
「えっ?そっそれはー。あっ!えっと私前からチェリーを知っててほら、あのちっちゃなドールハウスに住んでたじゃん!だから知ってるの!」
「えーー。そんな前から知ってたのー!なのに教えてくれなかったのー。もぉーー」
「ご、ごめん」
「まぁ。いいや。私も事情も聞かずに怒っちゃったしこれでおあいこね。で、そのアリアって子は一体何者?」
「うーーん。チェリーと同じ妖精!」
「ふーん。で、さくらとの関係は?」
「えっとね!私のフェアリー」
「ん?フェアリーって何?」
「えっ!知らないの!この世には妖精が見える私達みたいな人と見えない人がいるの。それで見える人は、大体自分の妖精つまりフェアリーがいるの。やっぱり見えると差し支えがあったりするからね。そういう人の事を私たちは、妖精使いって呼んでる。」
「私たち?私たちって?」
「うん。私は妖精使い。、、、の子ども。でもまぁ、、、、妖精使いについては妖精が見えない人の方が多いから知られてないのかもしれないけど、以外と身近に居るものだよ。そういう人って。」
「身近に?」
「そう。例えばおじいちゃんかおばあちゃんが妖精使いかもしれないとか」
「えっ?!そうなの?!」
「うん。かもだけどね。」
「かも?」
「うん。大体の場合は、孫が妖精使いだとおじいちゃんかおばあちゃんが妖精使いだからね。まぁー。例外もあるけどね」
「例外?」
「そう。例えば家がそうなの。お母さん妖精使いだけど、ひいおじいちゃんとひいおばあちゃんどちらも妖精使いじゃないもん。」
「へぇー。桜のお母さん妖精使いなんだー。」
「う、うん」
「でもまず妖精ってどこに住んでるの?っていうかどこにいるの?わたしチェリーしか見た事ないんだけど」
「そうなんだ。でも妖精使いになるならその内見かけるよ。それより妖精使いなる気あったりする?」
「えっ!私が?!妖精使いって勝手になれるの?」
「うんん。きちんとテスト受けないといけない。それで合格したらフェアリーを登録できるの。つまり立派な妖精使いの第一歩ってわけ。」
「テスト、、、、。むりだよ!私なんか……。」
「そんなことないよ!」
「そんなことあるもん!知ってるでしょさくらも。私が一番苦手なものは勉強。できなくて悔しくて、泣いたことがあるくらいにね。そんなことは、、、」
私が言葉を続けようとした時、さくら遮って来た。そして続けた。
「うん。そんなことくらい私が一番知ってるよ。何年一緒にいたと思ってるの。だけどね、そんなかえでだから頼んでるの!」
「なにいってるの!だからそんな私だからダメなんでしょ!他の人にいってよ!」
「だ、か、ら!かえでは諦めたくなかったから泣いてまで頑張ったんでしょ!だから頑張り屋のかえでにお願いしてるのー!」
そこで私はおかしなことに気づいた。
「ちょっとまってお願いって、何?」
「そ、それはーーー」
そう言ってさくらは私から目をそらした。これはあきらかになにかを隠している。
「なんかあるの?」
「う、うんん!な、なんもないよ?」
「ごめん!バレバレ。相変わらずヘタだねうそ」
うそのヘタなところは変わってなくて、なんかさくららしくてかわいいなと思いながら私は笑ってそう言った。
「そ、そんなこと、、、」
「だからバレバレだって!言ってくれたら気がかわるかもよ?」
「そ、そうーー?」
「そうそう!」
「じゃあー。絶対話したこと内緒だよ!私、怒られちゃう!」
「うん。わかった」
私は、さくらとジュースを飲んで、集中したところでさくらは話を始めていったのだった。
どうして!って?それはね!今日はチェリーのふるさとに行くから!えっ?どうしてそんな事になってるのかって?それは、約一週間前のこと……。
「かーえーでー!!!」
下校途中、後ろからいきなり抱きつかれてビックリした。なにしろ後ろから抱きついてきたのが、桜だったから。さくらは私の前に通ってた中学の友達。私はさくらを家につれていった。
「さ、さくら?!学校は?今日、平日だよ?!」
「えへへ。サボっちゃった」
サボった?!うそでしょ!私が知ってるさくらは人を困らせることはしない。というか見たことがない。何か事情があるのか?でもやっぱり、
「エヘヘじゃないよー!さくらママ心配してるんじゃない?」
これが一番だ。
「大丈夫だって!ここ最近いっつもこうなんだから」
「え、、、。」
「だ、か、ら!かえでが引っ越してからまともに学校行ってないの!」
最初は、さくらの言ってる意味が分からなかった。が、なんで人を困らせるようなことをさくらがというギモンより怒りが込み上げて来た。そして私はつい怒鳴ってしまった。
「どうして!!」
私の声を聞いてさくらの表情が変わった。
「そ、そんな口調で言わないでよ、、。私はただアリアを探しに来ただけなのに」
「アリア?誰それ?」
アリアなんて子は私の知り合いにはいない。
「あれ?かえでのとこじゃないんだ…でもチェリーは来てるでしょ?」
「えっ!なんでチェリーを知ってるの?」
私はチェリーと出会ってから今まで誰にもチェリーのことは話してなかった。だから他の人から伝わることはもちろん、私本人から聞いたなんてことはありえない。じゃあ一体どこで…。
「その感じは来てるんだ。んーー。わ、じゃなくてチェリーのとこだと思ったんだけどなーーー。」
「ね、それよりなんでチェリー知ってるの?」
「えっ?そっそれはー。あっ!えっと私前からチェリーを知っててほら、あのちっちゃなドールハウスに住んでたじゃん!だから知ってるの!」
「えーー。そんな前から知ってたのー!なのに教えてくれなかったのー。もぉーー」
「ご、ごめん」
「まぁ。いいや。私も事情も聞かずに怒っちゃったしこれでおあいこね。で、そのアリアって子は一体何者?」
「うーーん。チェリーと同じ妖精!」
「ふーん。で、さくらとの関係は?」
「えっとね!私のフェアリー」
「ん?フェアリーって何?」
「えっ!知らないの!この世には妖精が見える私達みたいな人と見えない人がいるの。それで見える人は、大体自分の妖精つまりフェアリーがいるの。やっぱり見えると差し支えがあったりするからね。そういう人の事を私たちは、妖精使いって呼んでる。」
「私たち?私たちって?」
「うん。私は妖精使い。、、、の子ども。でもまぁ、、、、妖精使いについては妖精が見えない人の方が多いから知られてないのかもしれないけど、以外と身近に居るものだよ。そういう人って。」
「身近に?」
「そう。例えばおじいちゃんかおばあちゃんが妖精使いかもしれないとか」
「えっ?!そうなの?!」
「うん。かもだけどね。」
「かも?」
「うん。大体の場合は、孫が妖精使いだとおじいちゃんかおばあちゃんが妖精使いだからね。まぁー。例外もあるけどね」
「例外?」
「そう。例えば家がそうなの。お母さん妖精使いだけど、ひいおじいちゃんとひいおばあちゃんどちらも妖精使いじゃないもん。」
「へぇー。桜のお母さん妖精使いなんだー。」
「う、うん」
「でもまず妖精ってどこに住んでるの?っていうかどこにいるの?わたしチェリーしか見た事ないんだけど」
「そうなんだ。でも妖精使いになるならその内見かけるよ。それより妖精使いなる気あったりする?」
「えっ!私が?!妖精使いって勝手になれるの?」
「うんん。きちんとテスト受けないといけない。それで合格したらフェアリーを登録できるの。つまり立派な妖精使いの第一歩ってわけ。」
「テスト、、、、。むりだよ!私なんか……。」
「そんなことないよ!」
「そんなことあるもん!知ってるでしょさくらも。私が一番苦手なものは勉強。できなくて悔しくて、泣いたことがあるくらいにね。そんなことは、、、」
私が言葉を続けようとした時、さくら遮って来た。そして続けた。
「うん。そんなことくらい私が一番知ってるよ。何年一緒にいたと思ってるの。だけどね、そんなかえでだから頼んでるの!」
「なにいってるの!だからそんな私だからダメなんでしょ!他の人にいってよ!」
「だ、か、ら!かえでは諦めたくなかったから泣いてまで頑張ったんでしょ!だから頑張り屋のかえでにお願いしてるのー!」
そこで私はおかしなことに気づいた。
「ちょっとまってお願いって、何?」
「そ、それはーーー」
そう言ってさくらは私から目をそらした。これはあきらかになにかを隠している。
「なんかあるの?」
「う、うんん!な、なんもないよ?」
「ごめん!バレバレ。相変わらずヘタだねうそ」
うそのヘタなところは変わってなくて、なんかさくららしくてかわいいなと思いながら私は笑ってそう言った。
「そ、そんなこと、、、」
「だからバレバレだって!言ってくれたら気がかわるかもよ?」
「そ、そうーー?」
「そうそう!」
「じゃあー。絶対話したこと内緒だよ!私、怒られちゃう!」
「うん。わかった」
私は、さくらとジュースを飲んで、集中したところでさくらは話を始めていったのだった。
0
あなたにおすすめの小説
王女様は美しくわらいました
トネリコ
児童書・童話
無様であろうと出来る全てはやったと満足を抱き、王女様は美しくわらいました。
それはそれは美しい笑みでした。
「お前程の悪女はおるまいよ」
王子様は最後まで嘲笑う悪女を一刀で断罪しました。
きたいの悪女は処刑されました 解説版
黒地蔵
紫音みけ🐾新刊2月中旬発売!
児童書・童話
友人と肝試しにやってきた中学一年生の少女・ましろは、誤って転倒した際に頭を打ち、人知れず幽体離脱してしまう。元に戻る方法もわからず孤独に怯える彼女のもとへ、たったひとり救いの手を差し伸べたのは、自らを『黒地蔵』と名乗る不思議な少年だった。黒地蔵というのは地元で有名な『呪いの地蔵』なのだが、果たしてこの少年を信じても良いのだろうか……。目には見えない真実をめぐる現代ファンタジー。
※表紙イラスト=ミカスケ様
君との恋はシークレット
碧月あめり
児童書・童話
山田美音は、マンガとイラストを描くのが好きな中学二年生。学校では黒縁メガネをかけて地味に過ごしているが、その裏で人気ファッションモデル・星崎ミオンとして芸能活動をしている。
母の勧めでモデルをしている美音だが、本当は目立つことが好きではない。プライベートでは平穏に過ごしたい思っている美音は、学校ではモデルであることを隠していた。
ある日の放課後、美音は生徒会長も務めるクラスのクールイケメン・黒沢天馬とぶつかってメガネをはずした顔を見られてしまう。さらには、教室で好きなマンガの推しキャラに仕事の愚痴を言っているところを動画に撮られてしまう。
そのうえ、「星崎ミオンの本性をバラされたくなかったら、オレの雑用係やれ」と黒沢に脅されてしまい…。
生贄姫の末路 【完結】
松林ナオ
児童書・童話
水の豊かな国の王様と魔物は、はるか昔にある契約を交わしました。
それは、姫を生贄に捧げる代わりに国へ繁栄をもたらすというものです。
水の豊かな国には双子のお姫様がいます。
ひとりは金色の髪をもつ、活発で愛らしい金のお姫様。
もうひとりは銀色の髪をもつ、表情が乏しく物静かな銀のお姫様。
王様が生贄に選んだのは、銀のお姫様でした。
笑いの授業
ひろみ透夏
児童書・童話
大好きだった先先が別人のように変わってしまった。
文化祭前夜に突如始まった『笑いの授業』――。
それは身の毛もよだつほどに怖ろしく凄惨な課外授業だった。
伏線となる【神楽坂の章】から急展開する【高城の章】。
追い詰められた《神楽坂先生》が起こした教師としてありえない行動と、その真意とは……。
未来スコープ ―キスした相手がわからないって、どういうこと!?―
米田悠由
児童書・童話
「あのね、すごいもの見つけちゃったの!」
平凡な女子高生・月島彩奈が偶然手にした謎の道具「未来スコープ」。
それは、未来を“見る”だけでなく、“課題を通して導く”装置だった。
恋の予感、見知らぬ男子とのキス、そして次々に提示される不可解な課題──
彩奈は、未来スコープを通して、自分の運命に深く関わる人物と出会っていく。
未来スコープが映し出すのは、甘いだけではない未来。
誰かを想う気持ち、誰かに選ばれない痛み、そしてそれでも誰かを支えたいという願い。
夢と現実が交錯する中で、彩奈は「自分の気持ちを信じること」の意味を知っていく。
この物語は、恋と選択、そしてすれ違う想いの中で、自分の軸を見つけていく少女たちの記録です。
感情の揺らぎと、未来への確信が交錯するSFラブストーリー、シリーズ第2作。
読後、きっと「誰かを想うとはどういうことか」を考えたくなる一冊です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる