34 / 76
第1章 ダンジョン
第34話 天が下のすべての事には季節があり すべてのわざには時がある
しおりを挟む
<オールバラ伯爵領-コッツウォルズ領庁-執務室>
球冠鏡から出てきたマヤは家令に目礼すると執務室から廊下にでる。
そのままドアを開放した状態で家令に向き直り待機する。
鏡から入室したマヤにちらりと視線を向けた家令は読んでいた書類に再び目を落とし、最後まで読み終えると印をつき黒のケースに置いた。
部屋で待機している青年に目で指示をだす。青年は衝立で鏡の前を塞ぎ、鏡とドアの中間の位置に戻る。
「あの者は槍に満足しておったか? 」
家令はマヤに視線を向ける。その声は平坦で落ち着いていた。
一礼したマヤは少し考えてから答える。
「[アナライズ]で性能を確認した後、マジックアイテムであることには喜んでいたように見受けられました」
「もっと高性能な物を受け取れるとの胸算用が叶わず落胆しおったか? 」
家令の問いに、マヤは歯切れ悪くうつむく。
「そうかも知れません」
「ふん。三圃制についてはどうか? 」
家令の問いが三圃制に移ると、マヤの表情は不満げに歪んだ。
「やはり、あの人は駄目です。手伝いはしても指導はしないと断られました。出来ないのなら出来ないと正直に言うべきです」
家令は肘掛けに腕を置き、静かに組んだ指先を見つめた。
「手伝いとは? 」
「詳細を知ることのない事業への情報提供は時間の無駄だと言っていました。三圃制を取り入れるのであれば、それを行う土地の状況を知りたいそうです。具体的には、年間の気候や月毎の降水量と温度? 過去にその土地で栽培した植物の生育例と病害虫による失敗例。土壌のペーハー値? 、水質? 色々数え上げていましたが何を言っているのか半分もわかりませんでした」
「確かにわからんな。わかるところもあるが、そんな情報を領外の者に教えるわけがなかろう。それを伝えなければ一切協力しないと言っておったか? 」
家令の言葉に、マヤは首を横に振る。
「概説書を用意するので、三圃制の意図するところを読み取って試行錯誤を重ねて欲しいそうです」
「それでよい。その概説書とやらを持ってくるように伝えよ」
「はい。わかりました」
必要な質問を終えた後、家令は改めてマヤを見る。負傷していないことを確認し、今、気がついたことを尋ねる。
「想定したよりも随分と早い帰還だったが、ダンジョン攻略は順調か? 」
この問いに、マヤの顔から再び苛立ちが滲み出た。
「全く問題ありません。ですが但馬さんが何を考えているのか、さっぱりわかりません。低脅威度ダンジョンなのに地図を丹念に書いて時間を浪費しています。あの程度のダンジョンであれば早朝から始めていさえすれば第5層や第6層まで1日で到達できるのに、第3層への入り口で探索を打ち切りました。それに私がいるのに、新しく見つけた透明オーブを使って他領の者と接触しました。本人は実験と言っていましたが何の実験なのか教えてくれません」
マヤの口調は後半に掛かると早口になり、抑えきれない不満が言葉の勢いを増していく。
「他領とは具体的に何処の者と接触したのか、分かるか? 」
「あの爬虫類を連想する顔は見覚えがあります。クーム侯爵家の家令でした」
「あぁ、マリルボーン伯爵家でお前を見ていたのだったな。それにしてもクーム侯爵と接触したのか」
「さぞかし美しい女性を用意するのでしょうね」
「噂の紅宝石、ロミナであろうな。国内の著名な芸術家たちが彫刻や絵画のモデルにしたいと申し込んでおるが、侯爵は誰にも応じていないそうだ」
マヤの目が細く睨みつけるがごとく変化する。獲物を狙うかのように。しかし、すぐにその感情を見取られないよう視線を部屋の隅、誰もいない空間にそらした。家令への礼を失しないために、マヤは誰もいない部屋の隅へ視線を向ける。
「マヤよ。何があってもロミナに危害を加えようとはするなよ」
不満顔がより強くなったが、マヤは構わずに家令を正面から見据える。
「怪我をさせない手加減ぐらいはできます。それとも、家令さんは私ではその女性に勝てないと仰っているのですか! 」
「そうだ。お前では勝てない」
「そんなこと! やってみなければわからないではないですか! 」
マヤは家令の目を真正面から睨み、挑むように声を荒げた。
「わかるのだ。落ち着け! ロミナは侯爵のお気に入りだ。貴族の出であれば妾か愛人にしていると侯爵が公言したとも聞いた。又、とある準男爵。王の直臣ではない陪臣だが、嫁に欲しいと侯爵に申し入れた際に『美姫』と譬えたためにその場で切り殺された。侯爵は『平民を姫に譬えたことが貴族制を軽んじているから処刑したのだ』とその場で言ったそうだが、誰もそんな言い分を信じてはおらん。貴族主義の権化である侯爵だが、平民の娘に貴重な高位スクロールである[コンティンジェンシィ]と[スペル・トリガー]を与えておる。その発動条件は誰にも分からぬのだ。害意のある者が近づいたら発動するのか、お前の剣先がロミナの肌に接触した瞬間なのか、どういう条件であれお前が何かしようとしたら、その瞬間にお前の人生は終えておる。ゆえに決して危害を加えようとするでないぞ」
家令は、諭すように、そして警告するように言葉を続けた。しかし、マヤは信じられないといった様子で唇を噛みしめる。
「高位スクロールの取得成功率はかなり低いと聞いております。侯爵は希少なスクロールを成功するまで平民に与え続けたということですか? 今の話は全て噂にすぎないということはありませんか? 」
「それがな。ロミナはスクロールの取得に1度も失敗したことがないそうだ」
「……但馬さんは、私の前で低位スクロールを6本立て続けに所得しました。本当の話かどうかは確認できませんが、その前にも20本成功させているそうです。ですが、低位でもそんな成功率は有り得ないと聞いております。ましてや高位スクロールの取得に1度も失敗していないなどとは到底信じられません」
「疑い深いお前の資質は、お前の職務にはとても有用だがな、低位スクロールであったとしても26本連続で成功させたという話が本当であれば、但馬も化け物だぞ。お前や私のようにスクロールを手に取っても、何が書かれておるのかさっぱりわからぬ魔法特性のない者があれこれ推量で決めつけるな。我らの理解の及ばぬ彼等は人外の域に達しておる」
家令は一度話を止めてから、厳かに言い渡す。
「ロミナ=ファーガスは我らの理外におる。決して侮るな」
「そんな話、信じられません。信じたくありません」
「今日はもうよい」
家令はそう言うと腕を振り、控えている青年にドアを閉めさせた。
閉じたドアを見つめ続けるマヤは我に返ると礼もせずに自室へと向かう。
マヤにしては珍しく、微かな足音が廊下に残った。
球冠鏡から出てきたマヤは家令に目礼すると執務室から廊下にでる。
そのままドアを開放した状態で家令に向き直り待機する。
鏡から入室したマヤにちらりと視線を向けた家令は読んでいた書類に再び目を落とし、最後まで読み終えると印をつき黒のケースに置いた。
部屋で待機している青年に目で指示をだす。青年は衝立で鏡の前を塞ぎ、鏡とドアの中間の位置に戻る。
「あの者は槍に満足しておったか? 」
家令はマヤに視線を向ける。その声は平坦で落ち着いていた。
一礼したマヤは少し考えてから答える。
「[アナライズ]で性能を確認した後、マジックアイテムであることには喜んでいたように見受けられました」
「もっと高性能な物を受け取れるとの胸算用が叶わず落胆しおったか? 」
家令の問いに、マヤは歯切れ悪くうつむく。
「そうかも知れません」
「ふん。三圃制についてはどうか? 」
家令の問いが三圃制に移ると、マヤの表情は不満げに歪んだ。
「やはり、あの人は駄目です。手伝いはしても指導はしないと断られました。出来ないのなら出来ないと正直に言うべきです」
家令は肘掛けに腕を置き、静かに組んだ指先を見つめた。
「手伝いとは? 」
「詳細を知ることのない事業への情報提供は時間の無駄だと言っていました。三圃制を取り入れるのであれば、それを行う土地の状況を知りたいそうです。具体的には、年間の気候や月毎の降水量と温度? 過去にその土地で栽培した植物の生育例と病害虫による失敗例。土壌のペーハー値? 、水質? 色々数え上げていましたが何を言っているのか半分もわかりませんでした」
「確かにわからんな。わかるところもあるが、そんな情報を領外の者に教えるわけがなかろう。それを伝えなければ一切協力しないと言っておったか? 」
家令の言葉に、マヤは首を横に振る。
「概説書を用意するので、三圃制の意図するところを読み取って試行錯誤を重ねて欲しいそうです」
「それでよい。その概説書とやらを持ってくるように伝えよ」
「はい。わかりました」
必要な質問を終えた後、家令は改めてマヤを見る。負傷していないことを確認し、今、気がついたことを尋ねる。
「想定したよりも随分と早い帰還だったが、ダンジョン攻略は順調か? 」
この問いに、マヤの顔から再び苛立ちが滲み出た。
「全く問題ありません。ですが但馬さんが何を考えているのか、さっぱりわかりません。低脅威度ダンジョンなのに地図を丹念に書いて時間を浪費しています。あの程度のダンジョンであれば早朝から始めていさえすれば第5層や第6層まで1日で到達できるのに、第3層への入り口で探索を打ち切りました。それに私がいるのに、新しく見つけた透明オーブを使って他領の者と接触しました。本人は実験と言っていましたが何の実験なのか教えてくれません」
マヤの口調は後半に掛かると早口になり、抑えきれない不満が言葉の勢いを増していく。
「他領とは具体的に何処の者と接触したのか、分かるか? 」
「あの爬虫類を連想する顔は見覚えがあります。クーム侯爵家の家令でした」
「あぁ、マリルボーン伯爵家でお前を見ていたのだったな。それにしてもクーム侯爵と接触したのか」
「さぞかし美しい女性を用意するのでしょうね」
「噂の紅宝石、ロミナであろうな。国内の著名な芸術家たちが彫刻や絵画のモデルにしたいと申し込んでおるが、侯爵は誰にも応じていないそうだ」
マヤの目が細く睨みつけるがごとく変化する。獲物を狙うかのように。しかし、すぐにその感情を見取られないよう視線を部屋の隅、誰もいない空間にそらした。家令への礼を失しないために、マヤは誰もいない部屋の隅へ視線を向ける。
「マヤよ。何があってもロミナに危害を加えようとはするなよ」
不満顔がより強くなったが、マヤは構わずに家令を正面から見据える。
「怪我をさせない手加減ぐらいはできます。それとも、家令さんは私ではその女性に勝てないと仰っているのですか! 」
「そうだ。お前では勝てない」
「そんなこと! やってみなければわからないではないですか! 」
マヤは家令の目を真正面から睨み、挑むように声を荒げた。
「わかるのだ。落ち着け! ロミナは侯爵のお気に入りだ。貴族の出であれば妾か愛人にしていると侯爵が公言したとも聞いた。又、とある準男爵。王の直臣ではない陪臣だが、嫁に欲しいと侯爵に申し入れた際に『美姫』と譬えたためにその場で切り殺された。侯爵は『平民を姫に譬えたことが貴族制を軽んじているから処刑したのだ』とその場で言ったそうだが、誰もそんな言い分を信じてはおらん。貴族主義の権化である侯爵だが、平民の娘に貴重な高位スクロールである[コンティンジェンシィ]と[スペル・トリガー]を与えておる。その発動条件は誰にも分からぬのだ。害意のある者が近づいたら発動するのか、お前の剣先がロミナの肌に接触した瞬間なのか、どういう条件であれお前が何かしようとしたら、その瞬間にお前の人生は終えておる。ゆえに決して危害を加えようとするでないぞ」
家令は、諭すように、そして警告するように言葉を続けた。しかし、マヤは信じられないといった様子で唇を噛みしめる。
「高位スクロールの取得成功率はかなり低いと聞いております。侯爵は希少なスクロールを成功するまで平民に与え続けたということですか? 今の話は全て噂にすぎないということはありませんか? 」
「それがな。ロミナはスクロールの取得に1度も失敗したことがないそうだ」
「……但馬さんは、私の前で低位スクロールを6本立て続けに所得しました。本当の話かどうかは確認できませんが、その前にも20本成功させているそうです。ですが、低位でもそんな成功率は有り得ないと聞いております。ましてや高位スクロールの取得に1度も失敗していないなどとは到底信じられません」
「疑い深いお前の資質は、お前の職務にはとても有用だがな、低位スクロールであったとしても26本連続で成功させたという話が本当であれば、但馬も化け物だぞ。お前や私のようにスクロールを手に取っても、何が書かれておるのかさっぱりわからぬ魔法特性のない者があれこれ推量で決めつけるな。我らの理解の及ばぬ彼等は人外の域に達しておる」
家令は一度話を止めてから、厳かに言い渡す。
「ロミナ=ファーガスは我らの理外におる。決して侮るな」
「そんな話、信じられません。信じたくありません」
「今日はもうよい」
家令はそう言うと腕を振り、控えている青年にドアを閉めさせた。
閉じたドアを見つめ続けるマヤは我に返ると礼もせずに自室へと向かう。
マヤにしては珍しく、微かな足音が廊下に残った。
0
あなたにおすすめの小説
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする
夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】
主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。
そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。
「え?私たち、付き合ってますよね?」
なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。
「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる