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閑話 ダドリー視点
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ダドリー視点
いつもの様に、シルヴィー様のお茶を用意していると、何処か切羽詰まった様なお顔のシルヴィー様が厨房に入って来られた。
一瞬、あり得ない事だが、あの阿婆擦れがシルヴィー様に何かしたのか、と苛立ったが……。話を聞いて驚いた。
何処をどうやって考えたら、俺があの阿婆擦れを好きだ、って結論が出るのか。
誤解を解く為にも、あの阿婆擦れに渡している物は、仲間に作らせた物である事を話すと、ホッとした顔をされた。
いつもは冷静で、隙のないシルヴィー様が今日はいつも以上に愛らしい。
しかも、何の為に用意したのか、さえ聞かず俺の手作りにそれ程固執してくれてたことが、正直、嬉しい。
ロードライト家に入ってから、俺はシルヴィー様には俺が作った物以外、召し上がって欲しくなかったから料理もしていた。
当たり前になってたから、言ってなかった事でシルヴィー様が誤解をした様だ。
きちんと誤解を解くと、真っ赤になったシルヴィー様がオロオロし始める。
なんて、愛らしい方なんだ。
いつもの凛とした姿は美しいが、稀に、年相応の表情を見せてくれる事が、シルヴィー様が深い信頼を寄せてくれる証みたいで、優越感で空を飛べそうだ。
本当に、シルヴィー様が口にする物全て、俺が作りたい。
胃袋を掴めば、この先何があってもお側に居られるし、望まない未来は潰せる。
俺は、シルヴィー様だけが欲しい。
シルヴィー様だけに愛されたい。
シルヴィー様、どうか俺に恋の相談などしないでくださいね。
貴女を手に入れる為なら、俺は悪魔でも暗殺者でもなりますから。
今は、貴女の信頼する、ただの執事であり続けますが……。
いつもの様に、シルヴィー様のお茶を用意していると、何処か切羽詰まった様なお顔のシルヴィー様が厨房に入って来られた。
一瞬、あり得ない事だが、あの阿婆擦れがシルヴィー様に何かしたのか、と苛立ったが……。話を聞いて驚いた。
何処をどうやって考えたら、俺があの阿婆擦れを好きだ、って結論が出るのか。
誤解を解く為にも、あの阿婆擦れに渡している物は、仲間に作らせた物である事を話すと、ホッとした顔をされた。
いつもは冷静で、隙のないシルヴィー様が今日はいつも以上に愛らしい。
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ロードライト家に入ってから、俺はシルヴィー様には俺が作った物以外、召し上がって欲しくなかったから料理もしていた。
当たり前になってたから、言ってなかった事でシルヴィー様が誤解をした様だ。
きちんと誤解を解くと、真っ赤になったシルヴィー様がオロオロし始める。
なんて、愛らしい方なんだ。
いつもの凛とした姿は美しいが、稀に、年相応の表情を見せてくれる事が、シルヴィー様が深い信頼を寄せてくれる証みたいで、優越感で空を飛べそうだ。
本当に、シルヴィー様が口にする物全て、俺が作りたい。
胃袋を掴めば、この先何があってもお側に居られるし、望まない未来は潰せる。
俺は、シルヴィー様だけが欲しい。
シルヴィー様だけに愛されたい。
シルヴィー様、どうか俺に恋の相談などしないでくださいね。
貴女を手に入れる為なら、俺は悪魔でも暗殺者でもなりますから。
今は、貴女の信頼する、ただの執事であり続けますが……。
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