先生に恋した私。

あめ

文字の大きさ
5 / 14

佐倉えりなの過去編3

しおりを挟む
新学期が始まった________

すると私はすぐにいつもと違うことに気づいた。まりが私にたくさん話しかけてくるのだ。
「おはよ!二学期もがんばろーね」
「次なにするのかな?」
その時の私は普通に接していた。
「がんばろーね!」
「んー。どうせ学活じゃない?」
それともう一つ、里穂が近くに来なくなった。いつもは一番最初に私へ挨拶をしてくれて準備が終わったらいつも私と一緒に行動だった。だけど里穂がいない。そのかわりにまりがいる。なぜだろう。

その日の放課後里穂に聞いてみた。
「里穂、今日私のところ来てくれなくて寂しかったぞー!なんかあったの?」
里穂はただ「まりちゃん嫌い」
といって帰ってしまった。

翌日から完全に私、くるみ、はる、まりで行動するようになってしまった。1時間目のとき後ろから手紙が回ってきた。
「うちはもう一緒にいたくない。えりなのせいじゃないからね!まりちゃんが苦手なの。」
里穂からだった。そうなのか、と納得し
「大丈夫だよ!たまには話そうね!」
と返しておいた。

その日の休み時間、私は係の仕事をしていた。終わったからみんなと話そうと思って教室を見渡した。でもみんなの姿がない。
「トイレに行ってたよー」
友達に教えてもらいトイレへと行った。

みんなが個室に入っていて話しているのが聞こえた。終わったよって声をかけようかと思っていた時、まりが話し始めた。
「あのさ、最近えりなちゃんうざくない?」
その言葉にドキッとした。
「そーかなー?」
くるみとはるは反対もしなければ同意もしなかった。
「だってさ、里穂ちゃんもそうだけど________」
そのあとは聞きたくなかった。とっさにトイレを飛び出し教室へ、里穂のもとへかけて行った。
(もう、あの子達は嫌だ。)
里穂は顔の色を失った私を見てこう言った。
「何かされたの?」
その後里穂は話してくれた。里穂いわく今まであの子達に嫌がらせをされていたようだ。それがイヤで一緒にいるのが怖くなったと言っていた。私もそうしようと決めた。だからその時からあの子達とは一緒にいなかった。そうすればいいんだ。

その次の日、私はあの3人に空き教室へと連れていかれた。
「何?どうしたの?」
私はいつもどおり、あの日のことはなかったかのように振舞った。
「うちらの悪口言ってるでしょ」
まりがつらつらと本題を話はじめた。
「え?何の話かわからないんだけど。」
「なんで嘘つくの?」
まりの言葉に返す言葉がなかった。嘘をついている訳では無いがなんとなく返せなかった。
「男子とかに言ってるの知ってるんだからね。」
なんのことだかわからない。わからなかった。
「だから、うちらと一緒にいてくれない?じゃないと、里穂の件も含めてうちらが悪く見られんじゃん。」
え?まりは悪くないの?だって里穂をいじめたのはまりだよね?
その日から私はまりたちと一緒にいることを強いられた。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

ちょっと大人な物語はこちらです

神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な短編物語集です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

彼の言いなりになってしまう私

守 秀斗
恋愛
マンションで同棲している山野井恭子(26才)と辻村弘(26才)。でも、最近、恭子は弘がやたら過激な行為をしてくると感じているのだが……。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~

恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」 そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。 私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。 葵は私のことを本当はどう思ってるの? 私は葵のことをどう思ってるの? 意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。 こうなったら確かめなくちゃ! 葵の気持ちも、自分の気持ちも! だけど甘い誘惑が多すぎて―― ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です

朝陽七彩
恋愛
 私は。 「夕鶴、こっちにおいで」  現役の高校生だけど。 「ずっと夕鶴とこうしていたい」  担任の先生と。 「夕鶴を誰にも渡したくない」  付き合っています。  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  神城夕鶴(かみしろ ゆづる)  軽音楽部の絶対的エース  飛鷹隼理(ひだか しゅんり)  アイドル的存在の超イケメン先生  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  彼の名前は飛鷹隼理くん。  隼理くんは。 「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」  そう言って……。 「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」  そして隼理くんは……。  ……‼  しゅっ……隼理くん……っ。  そんなことをされたら……。  隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。  ……だけど……。  え……。  誰……?  誰なの……?  その人はいったい誰なの、隼理くん。  ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。  その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。  でも。  でも訊けない。  隼理くんに直接訊くことなんて。  私にはできない。  私は。  私は、これから先、一体どうすればいいの……?

処理中です...