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9年後
34. メイル・グリムワルトの思い
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ガシャーンッ!!
「メイル殿下!」
「おいっ!直ちに医者を!!」
「あ、兄上っ!」
あぁ、また毒か...
一体今回はなんの毒だ...
「さ、寒い...ゲホッ!ゴホッ!」
咳をし、吐血した血が絨毯を赤黒く染めてゆく。
「医者はまだかっ!メイル、もう少しの辛抱だ、頑張ってくれ!」
「あ、兄上っ!グスッ」
「あぁ、メイルっ!どうしてメイルがこんなめにっ!」
「メイル殿下!医者はまだなのかしらっ!?」
あぁ、父上、母上、それにアルフレッドに第二王妃のフランチェスカ様...
また皆んなに心配かけてる
嫌になるなぁ
そんな事を考えているとバタバタと足音が聞こえてきた
「皆様お待たせ致しました!症状をお見せ下さい!!」
「ああっ、先生!メイルが吐血しながら寒いと言っていた!何か分かるか!?」
「その特徴的な症状...まさかアレクシアの毒!?」
アレクシアの毒...?
そうこうしているうちにも段々と体から体温が抜けていき、目が霞んできた。
「殿下、血を拝借いたしますね」
そう言った医者は俺の吐血した血液を使い薬品と合わせて何やらブツブツと呪文を唱え始めた。
「やはり間違いありません、すぐに解毒薬を作ります!」
それから少し時間が経ち、解毒薬ができたのでそれを無理やり飲まされる。
「これを飲んでしばらく様子を見ましょう、解毒薬は飲みましたが必ずしも効くとは限りません。もしもの場合も覚悟しておかなければならないほどの猛毒です。この毒は体温を奪い、氷の様に冷たくなるだけではなく魔力がある人程重症化しやすい、そして何より五感が徐々に無くなっていきます。」
「そんなっ!先生、メイルはっ、メイルは大丈夫ですよね!?」
ああ、母上、そんなに心配しないでください、俺なら大丈夫ですから...
声をかけたいのに言葉が出ない
とにかくこのままではダメなので俺の部屋のベッドまで運んでもらうことになった。
優しくベッドに寝かせられると毛布をかけられる
ああ、情けないな、未だ俺を狙った暗殺が後をたたない。
俺はそのたびに己の存在意義を自分自身に問うてきた
俺は本当に生まれてきて良かったのか?と。
「寒いっ...ゲホッ、ゴホッ!」
あ、なんか意識が朦朧としてきた...
遠くでみんなの声がする、ああ、アルフレッド、そんなに泣かないでくれ。
お前の手紙読んだぞ、とても嬉しかった、だから...
そこで俺の意識は途切れた。
「イル...、メイルっ!」
この声は...
「イズ...リル...?」
「もう、なんだよ、俺の事はイズでいいって言っただろ!?」
ああ、なんだ、これは夢か。
俺が作り出した妄想だ
「まーた暗い顔して、心配しなくてもメイルは無事に起きてまたいつもの生活ができる様になるぞ!」
ここが夢の世界ならずっとここに居たいなぁ
「イズ...」
「全く、メイルはいつまで経っても泣き虫だなぁ」
「えっ」
あれ?なんで俺泣いてるんだ...?
なぜかこのやりとりが懐かしくて...
懐かしい?
どうして?
「イズ...9年前、喧嘩した事だけど...本当はあんなことが言いたかったわけではないんだ」
するとイズはため息をつく
「はぁ、そんなの気にしてたのか?」
「そんなのって...」
「俺はさメイル、お前が笑ってくれてたらそれだけで嬉しかったんだ、だけどその願いが重荷になってたなんて知らなかった。でも、それでも俺は我儘だからやっぱり笑ってて欲しいんだよ。」
「何言って...っ」
「ほら、メイル、ずっとここに居たらダメだぞ!メイルはあっちの光り輝いている方に歩いて行くんだ!」
すると真っ白だった世界に突然眩い光が現れた
「さっ、行けよ。俺はもう暫くここに居るから。」
「嫌だっ!イズも一緒にっ!」
トンっと肩を押された瞬間光が俺を飲み込む様に取り囲んだ。
「イズっ!!」
「ほら、笑ってよ、メイル!」
「イズっ!!」
はぁっ、はぁっ、と肩で息をし、目を開けるとそこには見慣れた天井があった。
「「「メイル殿下!!!」」」
声がした方を向くとそこにはキリエとロニーとアロナが居た。
「あ...れ?」
3人は涙ぐみながら俺にしがみついてきた。
「メイル殿下!1週間ですっ、グズッ、1週間も目を覚まさなかったんですよ!?」
珍しく声を荒げるアロナ
「うゔーっ」
唸りながら泣くロニー
「メイル殿下、良かったっ、今陛下達を呼んで参りますっ」
そう言いながら涙を静かに流すのを隠す様にして出て行くキリエ
「夢を...夢を見たんだ。イズリルが、イズが俺の背中を光の方へ押してくれたんだ...」
「グズッ、夢ですか...」
「魔術に人の夢に入り込む魔術...ある。精神に作用するから...あまり使われない...」
「そんな魔術があるのですか、ロニー?」
「ん...」
「まさか...」
ブツブツと独り言を呟き出したアロナ。
その様子を見ていると部屋の扉が勢いよく開いた
バンッ!
「メイル!あぁ、メイル、どこか痛い所はないか?五感はちゃんとあるのか?寒気はもう無いのか!?」
「父上、はい、大丈夫です。心配をおかけしました」
「本当にっ!今回はどうなる事かと思ったぞ!」
「兄上ーっ!うわぁーん!良かったよーっ!」
「メイルっ」
「ジェラーニ、良かったわね!メイル殿下は無事よ!」
母上は泣きながらフランチェスカ様に抱き付いている。
「す、素晴らしい回復力です!この手の毒は毒が抜けても後遺症が残ったり何かしらあるのですが...全くもって健康そのもので御座います。」
今医者の先生に診てもらっている。
どこにも問題はないそうだ。
医者の言葉に皆がホッとした所で俺が病み上がりなのもあり、今日はもう解散となった。
誰も居なくなった部屋で俺はあの夢について思い出す。
あの時の俺はなぜあんなにも懐かしいと思った?
分からない。
頭に霧がかかった様に...
やはりあれは俺の妄想が作り出した夢なのだろうか?
あの喧嘩以降全くと言っていいほど姿を現さなくなったイズ。
王宮に来ているという情報は使用人達の噂を聞けば分かるのだが、何故か会わない。
あの時のことを謝りたいのだが...
もう一度、夢でもいいから会いたい、イズ...
end
アロナ・シューサーsid
メイル殿下の部屋を離れ、俺達側近候補3人空き部屋に入り、ロニーに防音結界を張ってもらった。
「今回のことと言い、今までのメイル殿下の回復力、ずっと気になっていたんです。」
そう、今までも暗殺されそうになり、瀕死の怪我や今回の様に猛毒を盛られても異常なほど回復が早い、早すぎるのだ。
別にそれが悪いわけではないのだが
何か引っ掛かる。
それに夢でイズに会ったと言っていた。
「十中八九イズが何かしら絡んでいそうです...」
「イズがか?」
「ええ。」
チラリとロニーを見るとロニーと目が合った
「ん...僕も少し...気になる...。」
「私、イズの家、バードナー公爵家に行ってイズに会ってこようと思っています。実はこの間イズに会ってはいるのですがね」
「「!?」」
二人は驚いた様子でこちらをバッと見る
「メイル殿下にアルフレッド殿下の手紙を届けろと無理難題を吹っ掛けに来ましてね、おかしいでしょう?こんな一触即発な時期にふざけた頼みです、でも、優しいですねイズは。」
「アイツ...何やってるんだ全く」
「...すごい」
さあイズ、今度こそ逃げられるとは思わないでくださいね
end
「メイル殿下!」
「おいっ!直ちに医者を!!」
「あ、兄上っ!」
あぁ、また毒か...
一体今回はなんの毒だ...
「さ、寒い...ゲホッ!ゴホッ!」
咳をし、吐血した血が絨毯を赤黒く染めてゆく。
「医者はまだかっ!メイル、もう少しの辛抱だ、頑張ってくれ!」
「あ、兄上っ!グスッ」
「あぁ、メイルっ!どうしてメイルがこんなめにっ!」
「メイル殿下!医者はまだなのかしらっ!?」
あぁ、父上、母上、それにアルフレッドに第二王妃のフランチェスカ様...
また皆んなに心配かけてる
嫌になるなぁ
そんな事を考えているとバタバタと足音が聞こえてきた
「皆様お待たせ致しました!症状をお見せ下さい!!」
「ああっ、先生!メイルが吐血しながら寒いと言っていた!何か分かるか!?」
「その特徴的な症状...まさかアレクシアの毒!?」
アレクシアの毒...?
そうこうしているうちにも段々と体から体温が抜けていき、目が霞んできた。
「殿下、血を拝借いたしますね」
そう言った医者は俺の吐血した血液を使い薬品と合わせて何やらブツブツと呪文を唱え始めた。
「やはり間違いありません、すぐに解毒薬を作ります!」
それから少し時間が経ち、解毒薬ができたのでそれを無理やり飲まされる。
「これを飲んでしばらく様子を見ましょう、解毒薬は飲みましたが必ずしも効くとは限りません。もしもの場合も覚悟しておかなければならないほどの猛毒です。この毒は体温を奪い、氷の様に冷たくなるだけではなく魔力がある人程重症化しやすい、そして何より五感が徐々に無くなっていきます。」
「そんなっ!先生、メイルはっ、メイルは大丈夫ですよね!?」
ああ、母上、そんなに心配しないでください、俺なら大丈夫ですから...
声をかけたいのに言葉が出ない
とにかくこのままではダメなので俺の部屋のベッドまで運んでもらうことになった。
優しくベッドに寝かせられると毛布をかけられる
ああ、情けないな、未だ俺を狙った暗殺が後をたたない。
俺はそのたびに己の存在意義を自分自身に問うてきた
俺は本当に生まれてきて良かったのか?と。
「寒いっ...ゲホッ、ゴホッ!」
あ、なんか意識が朦朧としてきた...
遠くでみんなの声がする、ああ、アルフレッド、そんなに泣かないでくれ。
お前の手紙読んだぞ、とても嬉しかった、だから...
そこで俺の意識は途切れた。
「イル...、メイルっ!」
この声は...
「イズ...リル...?」
「もう、なんだよ、俺の事はイズでいいって言っただろ!?」
ああ、なんだ、これは夢か。
俺が作り出した妄想だ
「まーた暗い顔して、心配しなくてもメイルは無事に起きてまたいつもの生活ができる様になるぞ!」
ここが夢の世界ならずっとここに居たいなぁ
「イズ...」
「全く、メイルはいつまで経っても泣き虫だなぁ」
「えっ」
あれ?なんで俺泣いてるんだ...?
なぜかこのやりとりが懐かしくて...
懐かしい?
どうして?
「イズ...9年前、喧嘩した事だけど...本当はあんなことが言いたかったわけではないんだ」
するとイズはため息をつく
「はぁ、そんなの気にしてたのか?」
「そんなのって...」
「俺はさメイル、お前が笑ってくれてたらそれだけで嬉しかったんだ、だけどその願いが重荷になってたなんて知らなかった。でも、それでも俺は我儘だからやっぱり笑ってて欲しいんだよ。」
「何言って...っ」
「ほら、メイル、ずっとここに居たらダメだぞ!メイルはあっちの光り輝いている方に歩いて行くんだ!」
すると真っ白だった世界に突然眩い光が現れた
「さっ、行けよ。俺はもう暫くここに居るから。」
「嫌だっ!イズも一緒にっ!」
トンっと肩を押された瞬間光が俺を飲み込む様に取り囲んだ。
「イズっ!!」
「ほら、笑ってよ、メイル!」
「イズっ!!」
はぁっ、はぁっ、と肩で息をし、目を開けるとそこには見慣れた天井があった。
「「「メイル殿下!!!」」」
声がした方を向くとそこにはキリエとロニーとアロナが居た。
「あ...れ?」
3人は涙ぐみながら俺にしがみついてきた。
「メイル殿下!1週間ですっ、グズッ、1週間も目を覚まさなかったんですよ!?」
珍しく声を荒げるアロナ
「うゔーっ」
唸りながら泣くロニー
「メイル殿下、良かったっ、今陛下達を呼んで参りますっ」
そう言いながら涙を静かに流すのを隠す様にして出て行くキリエ
「夢を...夢を見たんだ。イズリルが、イズが俺の背中を光の方へ押してくれたんだ...」
「グズッ、夢ですか...」
「魔術に人の夢に入り込む魔術...ある。精神に作用するから...あまり使われない...」
「そんな魔術があるのですか、ロニー?」
「ん...」
「まさか...」
ブツブツと独り言を呟き出したアロナ。
その様子を見ていると部屋の扉が勢いよく開いた
バンッ!
「メイル!あぁ、メイル、どこか痛い所はないか?五感はちゃんとあるのか?寒気はもう無いのか!?」
「父上、はい、大丈夫です。心配をおかけしました」
「本当にっ!今回はどうなる事かと思ったぞ!」
「兄上ーっ!うわぁーん!良かったよーっ!」
「メイルっ」
「ジェラーニ、良かったわね!メイル殿下は無事よ!」
母上は泣きながらフランチェスカ様に抱き付いている。
「す、素晴らしい回復力です!この手の毒は毒が抜けても後遺症が残ったり何かしらあるのですが...全くもって健康そのもので御座います。」
今医者の先生に診てもらっている。
どこにも問題はないそうだ。
医者の言葉に皆がホッとした所で俺が病み上がりなのもあり、今日はもう解散となった。
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あの時の俺はなぜあんなにも懐かしいと思った?
分からない。
頭に霧がかかった様に...
やはりあれは俺の妄想が作り出した夢なのだろうか?
あの喧嘩以降全くと言っていいほど姿を現さなくなったイズ。
王宮に来ているという情報は使用人達の噂を聞けば分かるのだが、何故か会わない。
あの時のことを謝りたいのだが...
もう一度、夢でもいいから会いたい、イズ...
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アロナ・シューサーsid
メイル殿下の部屋を離れ、俺達側近候補3人空き部屋に入り、ロニーに防音結界を張ってもらった。
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そう、今までも暗殺されそうになり、瀕死の怪我や今回の様に猛毒を盛られても異常なほど回復が早い、早すぎるのだ。
別にそれが悪いわけではないのだが
何か引っ掛かる。
それに夢でイズに会ったと言っていた。
「十中八九イズが何かしら絡んでいそうです...」
「イズがか?」
「ええ。」
チラリとロニーを見るとロニーと目が合った
「ん...僕も少し...気になる...。」
「私、イズの家、バードナー公爵家に行ってイズに会ってこようと思っています。実はこの間イズに会ってはいるのですがね」
「「!?」」
二人は驚いた様子でこちらをバッと見る
「メイル殿下にアルフレッド殿下の手紙を届けろと無理難題を吹っ掛けに来ましてね、おかしいでしょう?こんな一触即発な時期にふざけた頼みです、でも、優しいですねイズは。」
「アイツ...何やってるんだ全く」
「...すごい」
さあイズ、今度こそ逃げられるとは思わないでくださいね
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