黒髪が王族の証という異世界に転移しました、自重は致しません。

クレハ

文字の大きさ
47 / 48
三章

女神メディス

しおりを挟む
「あざみちゃん!?え、なんで神界に居るの!?」

「...あ?何でここに?」

目が覚めたらそこには女神メディスがいた

さっきまで漢栄国の復活がうんたらかんたら言ってた奴等とドンパチしてたのに

「そんな事よりセドとレオンは!?無事なの!?メディス!あんた女神なんだから確認出来るよね!?」

そう言って女神メディスの肩をガクガクと揺さぶる

「やーめーてー!メディスちゃん壊れるー!」

そう言われてハッとし女神メディスを見る

「早く確認して!」

「もー、女神使いが荒いんだから!えーっと、セドくんとレオンくんね、あ、いたいた!うん、健康体!無事よ!」

良かった

「おやおや?セドくんようやく魔眼に目覚めたんだね!」

「?魔眼とはなんぞや?」

「元々セドくんの家系は重力系の魔眼使いだったんだけど、大昔に貴族から平民になっちゃってね、今ではセドくんの家系の重力系の魔眼は発動することがなくなってたのよーほら、見てみる?普段茶色の瞳が紫で右目の白目が黒くなってるでしょ?この特徴がある子は特に魔眼の力が強い証なのよ!」

「ほえー、凄い...って、そんなこと言ってる場合じゃなくて!どうしよう、何でここに居るわけ!?」

「んー、フムフム、成る程ー、ほーん、」

ズイッと女神メディスがワシの瞳を覗き込んめきた

「あざみちゃんの魂がさっきの戦闘で摩耗して一時的にこの神界に避難してきたっぽい!」

「は?そんなこと可能なの?」

「ない話ではないのよ、一度時空の狭間に迷い込んでるあざみちゃんならね、それにその傷は呪いの武器でおいっきりバッサリいってるからさ」

えぇー、そんなもんなんだ

「早く帰らないと心配かけちゃう、どうやったら帰れるの?」

「んー?そうねー、魂の傷が修復するまでかしらー?」

「それどのくらいかかるの?」

「分からないわ!」

「ドヤるな!!」

やっぱりこの女神メディス使えないな

「さあさあ、あざみちゃん、起きてたら魂の修復が出来ないわよ!お休みなさい、また適当な時に起こしてあげるから」

「は?寝なきゃいけないの!?ちょっ、まっ!」

「おやすみなさーい」

「メディスーーー!!!!」





















「あざみちゃん!起きて起きてー!」

「ん...メディス...」

「下界のことは見せてあげられないけど、ちゃんとみんな健康に過ごしてるわよ!」

本当か?

ワシが居なくなって皆んな大丈夫だろうか

急にいなくなったんだもん、心配かけてないといいけど

「てか、なんで下界の事見せられないの?」

「掟なの、ゴメンねー」

「セドのこと見せてくれたじゃん」

「あれは例えで見せただけで本当はあれもだめなのよ!」

へいへい、そーですか

そう言えば神界と下界では時間の流れが違うんだよね、そこの所大丈夫なのかな

あんまりここでゆっくりしたく無い

皆んなとの差なんてあまりつけたくない

はあ、セド、レオン、早く会いたいなー

ワシは女神メディスに途中で眠らされたからあれからどれだけ寝たのか分からないけど

なんか相当時間経ってそうだなぁ

嫌だなぁ

「さて、あざみちゃん、もう一眠りしようか!そしたら完全に魂の修復完了だよ!」

「まだ治らないの?」

「あの呪いの武器はそれだけやばいやつだったってこと!もっと気をつけて行動しないと駄目よ!あざみちゃん!」

グッ、女神メディスに怒られるなんて!

なんて屈辱...!

「じゃあおやすみー!あざみちゃん!」

「はいはい、おやすみ」




















イサギさん!

おに...ちゃん!

ふふっ、何だよセド、レオン、もう少し寝かせて...

起きて!

イサギさん!

お兄ちゃん!

「あざみちゃん、起きて!」

「むにゃ、?」

「魂の修復終わったわよー!」

ガバリと起き上がり女神メディスを見る

「本当に!?」

「本当よー!もう私大変だったんだから、褒めてよね!」

「ありがとうメディス!感謝感激!」

「もぅ、これからは無茶しないこと!絶対よ!?」

「しないしない!」

「本当にぃー?まあ良いけど!ではこれからアザミ・ラニ・カンエイを下界に送ります。健やかに過ごしなさい、約束よ?」

そう言って女神メディスは女神っぽい貫禄を出してワシを見送った

待っててね、セド、レオン。

今そっちに行くから

再会したらなんて言おうかな

まずは謝らないとね

早く会いたい








そう思いながらワシの意識はブラックアウトした











しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

「俺が勇者一行に?嫌です」

東稔 雨紗霧
ファンタジー
異世界に転生したけれども特にチートも無く前世の知識を生かせる訳でも無く凡庸な人間として過ごしていたある日、魔王が現れたらしい。 物見遊山がてら勇者のお披露目式に行ってみると勇者と目が合った。 は?無理

召喚失敗!?いや、私聖女みたいなんですけど・・・まぁいっか。

SaToo
ファンタジー
聖女を召喚しておいてお前は聖女じゃないって、それはなくない? その魔道具、私の力量りきれてないよ?まぁ聖女じゃないっていうならそれでもいいけど。 ってなんで地下牢に閉じ込められてるんだろ…。 せっかく異世界に来たんだから、世界中を旅したいよ。 こんなところさっさと抜け出して、旅に出ますか。

魔法が使えない令嬢は住んでいた小屋が燃えたので家出します

怠惰るウェイブ
ファンタジー
グレイの世界は狭く暗く何よりも灰色だった。 本来なら領主令嬢となるはずの彼女は領主邸で住むことを許されず、ボロ小屋で暮らしていた。 彼女はある日、棚から落ちてきた一冊の本によって人生が変わることになる。 世界が色づき始めた頃、ある事件をきっかけに少女は旅をすることにした。 喋ることのできないグレイは旅を通して自身の世界を色付けていく。

神様の忘れ物

mizuno sei
ファンタジー
 仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。  わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。

婚約者を姉に奪われ、婚約破棄されたエリーゼは、王子殿下に国外追放されて捨てられた先は、なんと魔獣がいる森。そこから大逆転するしかない?怒りの

山田 バルス
ファンタジー
王宮の広間は、冷え切った空気に満ちていた。  玉座の前にひとり、少女が|跪い《ひざまず》ていた。  エリーゼ=アルセリア。  目の前に立つのは、王国第一王子、シャルル=レインハルト。 「─エリーゼ=アルセリア。貴様との婚約は、ここに破棄する」 「……なぜ、ですか……?」  声が震える。  彼女の問いに、王子は冷然と答えた。 「貴様が、カリーナ嬢をいじめたからだ」 「そ、そんな……! 私が、姉様を、いじめた……?」 「カリーナ嬢からすべて聞いている。お前は陰湿な手段で彼女を苦しめ、王家の威信をも|貶めた《おとし》さらに、王家に対する謀反を企てているとか」  広間にざわめきが広がる。  ──すべて、仕組まれていたのだ。 「私は、姉様にも王家にも……そんなこと……していません……!」  必死に訴えるエリーゼの声は、虚しく広間に消えた。 「黙れ!」  シャルルの一喝が、広間に響き渡る。 「貴様のような下劣な女を、王家に迎え入れるわけにはいかぬ」  広間は、再び深い静寂に沈んだ。 「よって、貴様との婚約は破棄。さらに──」  王子は、無慈悲に言葉を重ねた。 「国外追放を命じる」  その宣告に、エリーゼの膝が崩れた。 「そ、そんな……!」  桃色の髪が広間に広がる。  必死にすがろうとするも、誰も助けようとはしなかった。 「王の不在時に|謀反《むほん》を企てる不届き者など不要。王国のためにもな」  シャルルの隣で、カリーナがくすりと笑った。  まるで、エリーゼの絶望を甘美な蜜のように味わうかのように。  なぜ。  なぜ、こんなことに──。  エリーゼは、震える指で自らの胸を掴む。  彼女はただ、幼い頃から姉に憧れ、姉に尽くし、姉を支えようとしていただけだったのに。  それが裏切りで返され、今、すべてを失おうとしている。 兵士たちが進み出る。  無骨な手で、エリーゼの両手を後ろ手に縛り上げた。 「離して、ください……っ」  必死に抵抗するも、力は弱い。。  誰も助けない。エリーゼは、見た。  カリーナが、微笑みながらシャルルに腕を絡め、勝者の顔でこちらを見下ろしているのを。  ──すべては、最初から、こうなるよう仕組まれていたのだ。  重い扉が開かれる。

勝手に召喚され捨てられた聖女さま。~よっしゃここから本当のセカンドライフの始まりだ!~

楠ノ木雫
ファンタジー
 IT企業に勤めていた25歳独身彼氏無しの立花菫は、勝手に異世界に召喚され勝手に聖女として称えられた。確かにステータスには一応〈聖女〉と記されているのだが、しばらくして偽物扱いされ国を追放される。まぁ仕方ない、と森に移り住み神様の助けの元セカンドライフを満喫するのだった。だが、彼女を追いだした国はその日を境に天気が大荒れになり始めていき…… ※他の投稿サイトにも掲載しています。

異世界でのんびり暮らしてみることにしました

松石 愛弓
ファンタジー
アラサーの社畜OL 湊 瑠香(みなと るか)は、過労で倒れている時に、露店で買った怪しげな花に導かれ異世界に。忙しく辛かった過去を忘れ、異世界でのんびり楽しく暮らしてみることに。優しい人々や可愛い生物との出会い、不思議な植物、コメディ風に突っ込んだり突っ込まれたり。徐々にコメディ路線になっていく予定です。お話の展開など納得のいかないところがあるかもしれませんが、書くことが未熟者の作者ゆえ見逃していただけると助かります。他サイトにも投稿しています。 https://www.alphapolis.co.jp/novel/793391534/466596284/episode/5320962 https://www.alphapolis.co.jp/novel/793391534/387029553/episode/10775138 https://www.alphapolis.co.jp/novel/793391534/84576624/episode/5093144 https://www.alphapolis.co.jp/novel/793391534/786307039/episode/2285646

【長編・完結】私、12歳で死んだ。赤ちゃん還り?水魔法で救済じゃなくて、給水しますよー。

BBやっこ
ファンタジー
死因の毒殺は、意外とは言い切れない。だって貴族の後継者扱いだったから。けど、私はこの家の子ではないかもしれない。そこをつけいられて、親族と名乗る人達に好き勝手されていた。 辺境の地で魔物からの脅威に領地を守りながら、過ごした12年間。その生が終わった筈だったけど…雨。その日に辺境伯が連れて来た赤ん坊。「セリュートとでも名付けておけ」暫定後継者になった瞬間にいた、私は赤ちゃん?? 私が、もう一度自分の人生を歩み始める物語。給水係と呼ばれる水魔法でお悩み解決?

処理中です...