24 / 48
一章
レオンの心(レオンside)
しおりを挟む
レオンside
俺は最近声が出る様になってきた。
まず、自分の事をなんて言っていいのかわからなかったからセドが言っている事を真似してみた。
「ねーえー、レオンー、ワシの事イサギさんじゃなくてさ、お兄ちゃんかイサギお兄ちゃんって呼んでよー」
「...イ..サギ...さん」
だって、お兄ちゃんっていうのは家族じゃないと呼べないんだって孤児院の誰かが言ってた
俺が呼んだらダメなんだ、だって俺は家族じゃ無いから...
「家族......じゃ、ない...から」
そう言うとイサギさんは丸く目を見開いてこっちを見ていた
「ガーンッ!!えっ、ちなみにレオン、家族って意味わかる?」
「......血、繋がってる...って言ってた」
「孤児院の人が言ってた?」
俺はコクリと頭を縦にふる
「あのね、レオン。血の繋がりがあるのが家族って言うのは本当だよ、でもね、血の繋がりがなくても家族にはなれるんだよ」
今度は俺が目を丸くする
それは本当なのだろうか
もし、もしも本当に血の繋がりがなくても家族になれるのだとしたら、俺はイサギさんと...
「セドに確認したんだ、養子縁組制度というものがあってね、書類を提出したら書類上でになってしまうけど、家族になれるんだよ。」
家族...
「でもね、ワシは書類とか、血の繋がりとか、そう言うのがなくてもレオンの事家族だととっくに思ってたんだけど...レオンはどうかな?」
俺は...本当にこの人の......イサギさんの家族になれる?
でも、どうしてイサギさんは俺にここまでしてくれるのだろう
会ったばかりで優しくて...
温かくて...
セドも俺を助けてくれた...
あの時セドに助けてもらった時の事は今でも夢に見る
怖かったけど、初めての優しい思い出
あの日から俺はイサギさんに出会って、ミリーさんにも優しくしてもらって...
三人とも俺にとって、とても...とても...
それにイサギさんは行き場のない俺を引き取ってくれた
昨日初めてイサギさんと長い時間離れ離れになった
前は誰もそばにいない事が当たり前だったのに、いつの間にかイサギさんが側にいて頭を撫でてくれたりギュッとしてくれたりするのが当たり前になっていた。
もう会えないのかと、俺の事が嫌になって何処か別の所に行ってしまうのかと思うと胸が張り裂けそうに痛くて苦しくてグルグルして...
でも、ちゃんと帰って来てくれて
セドの家に迎えに来てくれて、宿に一緒に帰って寝て...
今もこうして書類とか血の繋がりとか関係なく家族だって言ってくれて...
そうか、俺は嬉しいのか
すると目から水...涙が溢れて来た
「ふっ、...ゔあぁぁんっ、俺もっ、...家族っ!なる...っ!イサギさ...お兄ちゃんとっ...家族っ、なるの...うあぁぁぁん!」
するとお兄ちゃんも目から涙を流しながら勢いよく俺をギュッと抱きしめる
「あぁ、そうだな、家族になろうレオンっ」
もう、何もいらない、これ以上望むものは何も無いから...
女神様、どうかこの幸せを奪わないで下さい
セドやミリーさん、お兄ちゃんと俺を離さないで下さい
お願いします
お願いします...
「レオン、起きれる?」
体を軽くゆすられる
「ん...」
あれ?俺眠ってて...
俺はハッとして、もしかして今までの出来事は夢なのではと思って焦りながらお兄ちゃんを見つめると
「大丈夫、夢じゃないよ。早速だけど今から養子縁組の書類を提出しに行こうかと思ってね」
「え...っ」
「別の日にする?」
そう言って笑うお兄ちゃん
俺はフルフルと慌てて首を横に振る
「じゃあ行こうか、レオン。」
そう言って出かける準備をするとお兄ちゃんが手を伸ばしてくれたのでその手を掴んで手を繋いでお兄ちゃんに着いていく。
そうしてついた場所はお城だった
お兄ちゃんは門番の人に何かを言うと門を開けて通してくれたので俺はお兄ちゃんと手を繋いだまま門を通り抜ける
迷路みたいな道を歩いて行くとある扉の前で止まってコンコンとお兄ちゃんが扉を叩いた
「失礼するよ」
そう言ってガチャリと扉を開けて中に入るので俺も着いて行く
「はぁ、せめて返事を待ってくれ、イサギ。」
あ、この人は見た事がある...
「おや、君は確かレオンと言ったか」
俺はどうして良いか分からずお兄ちゃんの後ろにサッと隠れる
「今日はワシとレオンの養子縁組の書類を提出しに来たんだけどさ、ここにサインしてくれよ第二騎士団団長殿。」
「......はぁ、君はいつも驚かせてくれる...この書類は、あぁ、ここに貴族の署名がいるのか。」
「知り合いの貴族なんてワシには第二騎士団団長殿くらいしか居ないし」
「......君は、レオンはイサギと家族になるのは望んでいるのかい?」
そう言って俺に目線を合わせて話しかけてくる団長さん
「ん...お兄ちゃん、ずっと一緒、家族になろうって、言ってくれた......から、嬉しい。」
「......そうか、分かった、私がこの書類に署名しよう。これで良いか?イサギ」
「ああ、ものすごく頼もしいよ、ありがとね第二騎士団団長殿」
「この書類は私が責任を持って提出しておこう。そして丁度良かった、イサギ、この間のセドの剣術の件だが、私が引き受けよう。私の方で剣術の習得ができたら次は私の知り合いの第三騎士団の者を紹介するとセドに伝えてくれ、詳しい日程はまたイサギに手紙を出す」
「ああ、分かった。無理を言ってすまないな、セドの事、よろしく頼む」
そう言って頭を下げるお兄ちゃん
「意外だな、イサギが礼儀正しい」
「できるだけセドには強くなってもらいたいからね、まあこっちにも色々な事情があるから。そうだ、ついでにセドに剣術指南をしている所をレオンにも見学させてもらえないか?」
俺?どうして?またお兄ちゃんと離ればなれ?
そう思うとたまらなく胸が苦しくなり、お兄ちゃんにギュッと抱きつく
「レオン、ワシはね、レオンにも自分を守れるくらい強くなって欲しいんだよ。レオンの容姿はとても目立つんだ。また悪い奴らに目をつけられて連れ去られたらと思うとワシは居てもたっても居られなくて仕事に行けないんだよ?」
「......お兄ちゃん...帰ってくる?迎えに...、くるっ?グズッ」
「勿論!レオンはワシの家族だからね!大好きだよ、レオン」
そう言ってギュッと抱きしめてくれるお兄ちゃん
俺もお兄ちゃんが大好きだ
そう思いながら抱きしめ返す
「本当に仲がいいんだな、安心したよ」
団長さんが何とも言えない顔で、でも優しい顔で笑いながらそう言った。
「さ、家に帰ろう、レオン」
「ん...帰る」
扉を出る時チラリと後ろを振り返ったら団長さんがヒラリと手を振っていたのでおれもおずおずと手を挙げてすぐに下ろすと慌ててお兄ちゃんの後をついて行った
「レオン、手を繋ごうか」
「ん」
俺はお兄ちゃんの温かい手を握ると何故かとても嬉しくなり、涙が溢れて来た
「どうした?レオン」
「わか...らなっ、ここがポカポカする...のに、っ」
「あぁレオン、それはね、嬉し泣きって言うんだよ、嬉しくて嬉しくてどうしようも無いと涙が出る事があるんだ」
そうなのか...
感情っていうのは難しい...
嬉しいと涙が出るのか、お兄ちゃん達と居るとたくさんの感情が湧き出てきて忙しいな
そう思いながら俺は涙を流しながらお兄ちゃんと一緒に宿に帰って行った
end
俺は最近声が出る様になってきた。
まず、自分の事をなんて言っていいのかわからなかったからセドが言っている事を真似してみた。
「ねーえー、レオンー、ワシの事イサギさんじゃなくてさ、お兄ちゃんかイサギお兄ちゃんって呼んでよー」
「...イ..サギ...さん」
だって、お兄ちゃんっていうのは家族じゃないと呼べないんだって孤児院の誰かが言ってた
俺が呼んだらダメなんだ、だって俺は家族じゃ無いから...
「家族......じゃ、ない...から」
そう言うとイサギさんは丸く目を見開いてこっちを見ていた
「ガーンッ!!えっ、ちなみにレオン、家族って意味わかる?」
「......血、繋がってる...って言ってた」
「孤児院の人が言ってた?」
俺はコクリと頭を縦にふる
「あのね、レオン。血の繋がりがあるのが家族って言うのは本当だよ、でもね、血の繋がりがなくても家族にはなれるんだよ」
今度は俺が目を丸くする
それは本当なのだろうか
もし、もしも本当に血の繋がりがなくても家族になれるのだとしたら、俺はイサギさんと...
「セドに確認したんだ、養子縁組制度というものがあってね、書類を提出したら書類上でになってしまうけど、家族になれるんだよ。」
家族...
「でもね、ワシは書類とか、血の繋がりとか、そう言うのがなくてもレオンの事家族だととっくに思ってたんだけど...レオンはどうかな?」
俺は...本当にこの人の......イサギさんの家族になれる?
でも、どうしてイサギさんは俺にここまでしてくれるのだろう
会ったばかりで優しくて...
温かくて...
セドも俺を助けてくれた...
あの時セドに助けてもらった時の事は今でも夢に見る
怖かったけど、初めての優しい思い出
あの日から俺はイサギさんに出会って、ミリーさんにも優しくしてもらって...
三人とも俺にとって、とても...とても...
それにイサギさんは行き場のない俺を引き取ってくれた
昨日初めてイサギさんと長い時間離れ離れになった
前は誰もそばにいない事が当たり前だったのに、いつの間にかイサギさんが側にいて頭を撫でてくれたりギュッとしてくれたりするのが当たり前になっていた。
もう会えないのかと、俺の事が嫌になって何処か別の所に行ってしまうのかと思うと胸が張り裂けそうに痛くて苦しくてグルグルして...
でも、ちゃんと帰って来てくれて
セドの家に迎えに来てくれて、宿に一緒に帰って寝て...
今もこうして書類とか血の繋がりとか関係なく家族だって言ってくれて...
そうか、俺は嬉しいのか
すると目から水...涙が溢れて来た
「ふっ、...ゔあぁぁんっ、俺もっ、...家族っ!なる...っ!イサギさ...お兄ちゃんとっ...家族っ、なるの...うあぁぁぁん!」
するとお兄ちゃんも目から涙を流しながら勢いよく俺をギュッと抱きしめる
「あぁ、そうだな、家族になろうレオンっ」
もう、何もいらない、これ以上望むものは何も無いから...
女神様、どうかこの幸せを奪わないで下さい
セドやミリーさん、お兄ちゃんと俺を離さないで下さい
お願いします
お願いします...
「レオン、起きれる?」
体を軽くゆすられる
「ん...」
あれ?俺眠ってて...
俺はハッとして、もしかして今までの出来事は夢なのではと思って焦りながらお兄ちゃんを見つめると
「大丈夫、夢じゃないよ。早速だけど今から養子縁組の書類を提出しに行こうかと思ってね」
「え...っ」
「別の日にする?」
そう言って笑うお兄ちゃん
俺はフルフルと慌てて首を横に振る
「じゃあ行こうか、レオン。」
そう言って出かける準備をするとお兄ちゃんが手を伸ばしてくれたのでその手を掴んで手を繋いでお兄ちゃんに着いていく。
そうしてついた場所はお城だった
お兄ちゃんは門番の人に何かを言うと門を開けて通してくれたので俺はお兄ちゃんと手を繋いだまま門を通り抜ける
迷路みたいな道を歩いて行くとある扉の前で止まってコンコンとお兄ちゃんが扉を叩いた
「失礼するよ」
そう言ってガチャリと扉を開けて中に入るので俺も着いて行く
「はぁ、せめて返事を待ってくれ、イサギ。」
あ、この人は見た事がある...
「おや、君は確かレオンと言ったか」
俺はどうして良いか分からずお兄ちゃんの後ろにサッと隠れる
「今日はワシとレオンの養子縁組の書類を提出しに来たんだけどさ、ここにサインしてくれよ第二騎士団団長殿。」
「......はぁ、君はいつも驚かせてくれる...この書類は、あぁ、ここに貴族の署名がいるのか。」
「知り合いの貴族なんてワシには第二騎士団団長殿くらいしか居ないし」
「......君は、レオンはイサギと家族になるのは望んでいるのかい?」
そう言って俺に目線を合わせて話しかけてくる団長さん
「ん...お兄ちゃん、ずっと一緒、家族になろうって、言ってくれた......から、嬉しい。」
「......そうか、分かった、私がこの書類に署名しよう。これで良いか?イサギ」
「ああ、ものすごく頼もしいよ、ありがとね第二騎士団団長殿」
「この書類は私が責任を持って提出しておこう。そして丁度良かった、イサギ、この間のセドの剣術の件だが、私が引き受けよう。私の方で剣術の習得ができたら次は私の知り合いの第三騎士団の者を紹介するとセドに伝えてくれ、詳しい日程はまたイサギに手紙を出す」
「ああ、分かった。無理を言ってすまないな、セドの事、よろしく頼む」
そう言って頭を下げるお兄ちゃん
「意外だな、イサギが礼儀正しい」
「できるだけセドには強くなってもらいたいからね、まあこっちにも色々な事情があるから。そうだ、ついでにセドに剣術指南をしている所をレオンにも見学させてもらえないか?」
俺?どうして?またお兄ちゃんと離ればなれ?
そう思うとたまらなく胸が苦しくなり、お兄ちゃんにギュッと抱きつく
「レオン、ワシはね、レオンにも自分を守れるくらい強くなって欲しいんだよ。レオンの容姿はとても目立つんだ。また悪い奴らに目をつけられて連れ去られたらと思うとワシは居てもたっても居られなくて仕事に行けないんだよ?」
「......お兄ちゃん...帰ってくる?迎えに...、くるっ?グズッ」
「勿論!レオンはワシの家族だからね!大好きだよ、レオン」
そう言ってギュッと抱きしめてくれるお兄ちゃん
俺もお兄ちゃんが大好きだ
そう思いながら抱きしめ返す
「本当に仲がいいんだな、安心したよ」
団長さんが何とも言えない顔で、でも優しい顔で笑いながらそう言った。
「さ、家に帰ろう、レオン」
「ん...帰る」
扉を出る時チラリと後ろを振り返ったら団長さんがヒラリと手を振っていたのでおれもおずおずと手を挙げてすぐに下ろすと慌ててお兄ちゃんの後をついて行った
「レオン、手を繋ごうか」
「ん」
俺はお兄ちゃんの温かい手を握ると何故かとても嬉しくなり、涙が溢れて来た
「どうした?レオン」
「わか...らなっ、ここがポカポカする...のに、っ」
「あぁレオン、それはね、嬉し泣きって言うんだよ、嬉しくて嬉しくてどうしようも無いと涙が出る事があるんだ」
そうなのか...
感情っていうのは難しい...
嬉しいと涙が出るのか、お兄ちゃん達と居るとたくさんの感情が湧き出てきて忙しいな
そう思いながら俺は涙を流しながらお兄ちゃんと一緒に宿に帰って行った
end
187
あなたにおすすめの小説
異世界でのんびり暮らしてみることにしました
松石 愛弓
ファンタジー
アラサーの社畜OL 湊 瑠香(みなと るか)は、過労で倒れている時に、露店で買った怪しげな花に導かれ異世界に。忙しく辛かった過去を忘れ、異世界でのんびり楽しく暮らしてみることに。優しい人々や可愛い生物との出会い、不思議な植物、コメディ風に突っ込んだり突っ込まれたり。徐々にコメディ路線になっていく予定です。お話の展開など納得のいかないところがあるかもしれませんが、書くことが未熟者の作者ゆえ見逃していただけると助かります。他サイトにも投稿しています。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/793391534/466596284/episode/5320962
https://www.alphapolis.co.jp/novel/793391534/84576624/episode/5093144
https://www.alphapolis.co.jp/novel/793391534/786307039/episode/2285646
病弱が転生 ~やっぱり体力は無いけれど知識だけは豊富です~
於田縫紀
ファンタジー
ここは魔法がある世界。ただし各人がそれぞれ遺伝で受け継いだ魔法や日常生活に使える魔法を持っている。商家の次男に生まれた俺が受け継いだのは鑑定魔法、商売で使うにはいいが今一つさえない魔法だ。
しかし流行風邪で寝込んだ俺は前世の記憶を思い出す。病弱で病院からほとんど出る事無く日々を送っていた頃の記憶と、動けないかわりにネットや読書で知識を詰め込んだ知識を。
そしてある日、白い花を見て鑑定した事で、俺は前世の知識を使ってお金を稼げそうな事に気付いた。ならば今のぱっとしない暮らしをもっと豊かにしよう。俺は親友のシンハ君と挑戦を開始した。
対人戦闘ほぼ無し、知識チート系学園ものです。
家ごと異世界ライフ
ねむたん
ファンタジー
突然、自宅ごと異世界の森へと転移してしまった高校生・紬。電気や水道が使える不思議な家を拠点に、自給自足の生活を始める彼女は、個性豊かな住人たちや妖精たちと出会い、少しずつ村を発展させていく。温泉の発見や宿屋の建築、そして寡黙なドワーフとのほのかな絆――未知の世界で織りなす、笑いと癒しのスローライフファンタジー!
【完結】転生したら最強の魔法使いでした~元ブラック企業OLの異世界無双~
きゅちゃん
ファンタジー
過労死寸前のブラック企業OL・田中美咲(28歳)が、残業中に倒れて異世界に転生。転生先では「セリア・アルクライト」という名前で、なんと世界最強クラスの魔法使いとして生まれ変わる。
前世で我慢し続けた鬱憤を晴らすかのように、理不尽な権力者たちを魔法でバッサバッサと成敗し、困っている人々を助けていく。持ち前の社会人経験と常識、そして圧倒的な魔法力で、この世界の様々な問題を解決していく痛快ストーリー。
貴族令嬢、転生十秒で家出します。目指せ、おひとり様スローライフ
凜
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞にて奨励賞を頂きました。ありがとうございます!
貴族令嬢に転生したリルは、前世の記憶に混乱しつつも今世で恵まれていない環境なことに気が付き、突発で家出してしまう。
前世の社畜生活で疲れていたため、山奥で魔法の才能を生かしスローライフを目指すことにした。しかししょっぱなから魔物に襲われ、元王宮魔法士と出会ったり、はては皇子までやってきてと、なんだかスローライフとは違う毎日で……?
【死に役転生】悪役貴族の冤罪処刑エンドは嫌なので、ストーリーが始まる前に鍛えまくったら、やりすぎたようです。
いな@
ファンタジー
【第一章完結】映画の撮影中に死んだのか、開始五分で処刑されるキャラに転生してしまったけど死にたくなんてないし、原作主人公のメインヒロインになる幼馴染みも可愛いから渡したくないと冤罪を着せられる前に死亡フラグをへし折ることにします。
そこで転生特典スキルの『超越者』のお陰で色んなトラブルと悪名の原因となっていた問題を解決していくことになります。
【第二章】
原作の開始である学園への入学式当日、原作主人公との出会いから始まります。
原作とは違う流れに戸惑いながらも、大切な仲間たち(増えます)と共に沢山の困難に立ち向かい、解決していきます。
何故か転生?したらしいので【この子】を幸せにしたい。
くらげ
ファンタジー
俺、 鷹中 結糸(たかなか ゆいと) は…36歳 独身のどこにでも居る普通のサラリーマンの筈だった。
しかし…ある日、会社終わりに事故に合ったらしく…目が覚めたら細く小さい少年に転生?憑依?していた!
しかも…【この子】は、どうやら家族からも、国からも、嫌われているようで……!?
よし!じゃあ!冒険者になって自由にスローライフ目指して生きようと思った矢先…何故か色々な事に巻き込まれてしまい……?!
「これ…スローライフ目指せるのか?」
この物語は、【この子】と俺が…この異世界で幸せスローライフを目指して奮闘する物語!
ペットたちと一緒に異世界へ転生!?魔法を覚えて、皆とのんびり過ごしたい。
千晶もーこ
ファンタジー
疲労で亡くなってしまった和菓。
気付いたら、異世界に転生していた。
なんと、そこには前世で飼っていた犬、猫、インコもいた!?
物語のような魔法も覚えたいけど、一番は皆で楽しくのんびり過ごすのが目標です!
※この話は小説家になろう様へも掲載しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる