酸っぱいだらけのアブナイ戯れ

みのる

文字の大きさ
23 / 25

ーもしー美樹の支店にパートさんが突然訪れたならば?(おまけ)※

しおりを挟む
それは、唐突な支店長からの発言にて始まった。

『ねぇ………
この支店、少しだけ!人材が足りないよね?ね!?』

それはあまりにも、
「もう、俺この支店に新しい人材入れちゃうからね?」
と言い切っている感が溢れ出していた故に!
 
全『は、はぁ…………』

と答えるより他なかったのであった。


ー翌日ー
朝、時間通りに支店へ出勤した美樹に支店長がニコニコ………いや、むしろ鼻の下を伸ばしっぱなしにしながら話しかけてきた。 
……………見るからに幼女である女性を連れて。

『あ、加地さん。紹介するよ、
この子………ゴホンッ!
この人が今日から此処で働いてくれるパートの「桑原さん」だ。
色々と教えてやってくれるかい?』

…………とまぁ、美樹は半強制的に「パートさん教育係」を任命された。
美樹は仕方なく、

『よろしくお願いします、桑原さん。(ニッコリ)』

『…………………………………………』

朗らかに挨拶をするも!桑原さん、シカト。
慌てた支店長がパートさんのフォローをする。

『き、きっと!き、緊張してるんだよ、うん!!(断定)
そ、そうだな……まずは基本的なお茶汲みからいってみようか?(ダラリダラダラ)』

と言いながらパートさんを部屋の隅に連れ去ると、何やらボソボソ。

「ちょっと!清美ちゃん!?
ココでは!もう少しお返事しよぉか?」

『………なんでだ?』

「シーッ!
そ、そうだ!今日一日ココで"イイコ"に出来たら……"美味しいモノ"食べに連れてったげるから!?」

『じゅるり………わかったぞ。
そこのおんな、よろしくな。』

その桑原さんはツリ目さんな瞳で美樹を睨みつけると!(恐怖!)
そう挨拶をした。

※本人は優しく見つめている………つもりなのだとは思います。


『今は季節的に暑いから、この麦茶をグラスに注いで……
氷を入れてお客様にお出ししてください、桑原さん。』

それをじっと横から見ていた桑原さんは、何を思ったのか唐突に!

『あっ!桑原さん!!?
それはお客様にお出しするモノだから…………

飲んじゃダメですぅっ!??(大慌)』

『…………のどがかわいたから、のもぉとおもったのだが………
イカンのか?』

『いけません!!(滝汗)』


………そんなこんなでどうにかお茶の準備を習得した桑原さん。

『いいですか?
まずは私が手本をお見せしますから………
桑原さんは次の来客時にお茶をお出ししてくださいね?』

『…………わかったぞ?』

美樹がお客様にお茶をお出しするサマをじぃっと睨んでいた(?)桑原さん。


ーそして次の来客時ー
『………では桑原さん、さっき私がお出ししたように!
くれぐれもお客様に失礼の無いようにしてくださいね?』

美樹はなんか心配で何度も桑原さんに念を押す。

『わかったぞ!』

(………………本当に?(美樹に押し寄せる不安))

いうなり!桑原さんはお茶の盆を両手で持ち、

『はいるぞー!?』

それに呆気に取られる支店長とお客様。しかし桑原さんは気にもとめずに!

『おちゃがはいったぞー!
これはしゅうのぶんだ!
じゃあな。』

……………桑原さん!!
貴女は私の一体何を見ていたのですか!??(美樹、絶叫!)



この日一日で、残念な事に桑原さんはおはらいばこ解雇となったのは言うまでもない。(合掌)


(おまけ)
ー仕事が一段落着いた頃ー
『あれ?支店長と桑原さんは?
これからお茶淹れようと思ったのに………』

『さぁ?そう言えば見ないわねぇ?』


~~~合掌~~~



い、いや………
せっかく白い紙があるし?
つ、使わないともったいないし?←遂にはモノの所為にしようと目論むタラコ唇氏。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

17歳男子高生と32歳主婦の境界線

MisakiNonagase
恋愛
32歳の主婦・加恋。冷え切った家庭で孤独に苛まれる彼女を救い出したのは、ネットの向こう側にいた二十歳(はたち)と偽っていた17歳の少年・晴人だった。 「未成年との不倫」という、社会から断罪されるべき背徳。それでも二人は、震える手で未来への約束を交わす。少年が大学生になり、社会人となり、守られる存在から「守る男」へと成長していく中で、加恋は自らの手で「妻」という仮面を脱ぎ捨てていく…

ヘンタイ好きシリーズ・女子高校生ミコ

hosimure
恋愛
わたしには友達にも親にも言えない秘密があります…。 それは彼氏のこと。 3年前から付き合っている彼氏は実は、ヘンタイなんです!

密室に二人閉じ込められたら?

水瀬かずか
恋愛
気がつけば会社の倉庫に閉じ込められていました。明日会社に人 が来るまで凍える倉庫で一晩過ごすしかない。一緒にいるのは営業 のエースといわれている強面の先輩。怯える私に「こっちへ来い」 と先輩が声をかけてきて……?

(完)百合短編集 

南條 綾
恋愛
ジャンルは沢山の百合小説の短編集を沢山入れました。

お義父さん、好き。

うみ
恋愛
お義父さんの子を孕みたい……。義理の父を好きになって、愛してしまった。

屈辱と愛情

守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。

いちばん好きな人…

麻実
恋愛
夫の裏切りを知った妻は 自分もまた・・・。

処理中です...