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第22話 ビデオテープを再生したい 【後編】
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2人がCafeスペースへ移動して話す。
中村が、
『確か伊集院は珈琲はあまりわからないけど、紅茶なら詳しかったよね?』
と確認する。
伊集院は、
『紅茶はよく飲んでるし、自信あるわ!』
と自信満々。
中村は伊集院に、
『じゃあ、プリンとホットケーキのどっちがいい?それとパフェも頼もう』
と問いかける。
伊集院が、
『じゃあ、プリンにします』
と言う。
中村はさらに、
『パフェは何にする?』
聞いてくる。
伊集院は、
『う~ん…抹茶にするわ』
と一瞬悩んだが決定した。
中村が、店主の方へ向いて
『おっさん!紅茶2つにプリンとホットケーキ、それに抹茶パフェにチョコレートパフェを頼むよ』
と注文する。
店主は、
『わかった』
と言い、奥さんに声をかける。
『おーい、食べ物を運んでくれ!』
奥さんが、
『ちょっと待ってね』
と言いながら出てくる。
そしてカートに紅茶2個・プリン・ホットケーキ・パフェ2種が乗せられる。
奥さんが2人の元へやってくる。
『はいどうぞ♪』
と次々とテーブルに置かれ、それを見た伊集院が青ざめる。
奥さんが、
『ゆっくりしててってね』
と言い戻っていく。
伊集院が一言、
「きっとこれ凄く高いわよ· · ·」
と呟く。
テーブルの上には、プリン· · ·では無くてプリンの上と回りに生クリームでデコレーションされ、様々なフルーツが飾り付けられた豪勢なプリンアラモード、ホットケーキはもふっくらとしたホットケーキの3段重ねでその上にはバターが乗り、横には生クリームが飾り付けられ…それとは別にカップに入った蜂蜜・メータンシロップ・ブルーベリーソースが付けられていた。
パフェの方はアイスクリームに生クリームやお菓子…そしてフルーツで華やかに飾り付けられている。抹茶パフェの方には更に粒餡と白玉、チョコレートパフェの方には薄いチョコレートが2枚トッピングされていた。
中村が、
『さぁ食べよう!』
と言って食べはじめる。
「うめぇ~♡」
と顔を綻ばせて呟く。
伊集院も恐る恐る食べはじめる。
『美味しい· · ·はじめて食べたわこんな美味しいもの· · ·』
ますます青ざめた顔で、
『ねぇ?本当にどうするの?これ絶対に高いわよ…
このプリンだけでもケーキ店等が店がこだわって作ったレベルのやつだよ?スーパーのプリンじゃ無いのよ?フルーツも色々入ってるし、このメロンも間違いなく高級メロンよ?どのフルーツも甘いくて美味しいし· · ·』
と心配げにしている。
中村は、
『絶対に大丈夫だから…早く食べなよ』
と気楽にしている。
伊集院は更に、
『この抹茶もきっと高い抹茶だよ?お茶の風味がとても良いもの· · ·』
と続ける。
中村がパフェにが添えられてたチョコを1枚食べ、
『ねぇ、このチョコレート食べてみてよ』
と伊集院に勧める。
伊集院は一つ手に取り食べる。
『· · ·これ高級チョコだよ?カカオの風味が凄くいいもの· · ·』
と気が気でない様子の伊集院。
中村は、
『だよね?』
と素知らぬ顔で笑う。
食事を終え紅茶を啜る2人が、
中村は、
『で、この紅茶はどう?』
と確認する。
伊集院は、
『紅茶好きで、高いのとか色々と飲んだけれど…はじめて飲んだわ、こんなに美味しい紅茶は· · ·間違いなく高級· · ·いえ特級クラスでヨーロッパでは間違いなく王宮御用達の茶葉じゃないかと思うんだけど…』
と顔が曇っている。
中村は、
『じゃあ、そろそろ会計してもらおうか』
と言うが、その言葉を聞いて青ざめる伊集院。
2人がカウンターの方へ行き、
中村が、
『おっさん!勘定を頼むよ』
と会計を頼む。
店主は、
『あぁわかった、えーと紅茶が400円で · ·』
集計を始める。
伊集院が驚き、店主に被せる様に
『えっ?ちょっと待ってください、紅茶の値段間違えてませんか?』
と問いかける。
店主は不思議そうにしながら、
『いや?間違えては無いよ、紅茶ってこの位の値段じゃないのか?』
と有り得ないセリフを言う。
伊集院は、
『えっ?』
と言ったきり固まる。
店主が、
『どうした?ひょっとして高すぎたか?』
とまた有り得ない一言。
中村が、
『逆だおっさん、彼女は安すぎて驚いてるんだよ』
と呆れて助け舟を出す。
店主は驚き、
『そうなのか!?』
と困惑するが、集計を再開させる。
『えーと…計算の続きだ、紅茶が2つで800円、ホットケーキが600円にプリンが380円…』
でまた伊集院が驚く。
『え~!?あれはプリンじゃ無くてプリンアラモードですよ・・・豪華な…』
と豪華を付け忘れない伊集院。
『それに…盛られてたフルーツも高級品ばかりですよね?』
と問いかける。
店主が、
『ん?プリンって生クリームと果物がつくんじゃないのか…?』
と惚けた事を言う。
中村が、
『いやいやいや、せいぜい安いホイップクリームをプリンの上に絞り、その上に缶詰の安いさくらんぼを一つ乗せる程度だよ』
と更に呆れてる。
店主は、
『まあいいじゃないか!』
と笑う。
『で、続きだ。抹茶パフェとチョコレートパフェのどちらも700円で…合わせて3180円だな』
中村が、
『はいよ』
とお金を渡す。
そして伊集院の方へ振り返り、
『なっ、安かっただろう』
と笑う。
伊集院は呆けた顔で頷いただけだった。
中村が、
『しかしおっさんよぉ!こんな安くしてやって行けるのか?』
と不思議そうにしている。
店主は、
「採算は取れてるんだけどね、実に不思議なんだが…値段を聞いた客にいつも驚かれるんだが?ありきたりな値段な筈なんだけどな・・・」
と呟く
中村が、
『たしかに食べ物の値段としての設定は間違えてはいないと思う、けど出てくる食べ物の量と材料の品質がオカシイんだよ!だからみんな驚いているんだ』
とまた呆れ顔で言う。
店主は、
『う~ん…』
と納得出来ないのか首を捻っている。
中村が、
『今日はもう帰るよ、ごっそーさん!また来るからな、おっさん』
と言い残し帰ってゆく2人。
2人が帰った後もう~ん…とまだ首を捻っている間抜けな店主。
中村が、
『確か伊集院は珈琲はあまりわからないけど、紅茶なら詳しかったよね?』
と確認する。
伊集院は、
『紅茶はよく飲んでるし、自信あるわ!』
と自信満々。
中村は伊集院に、
『じゃあ、プリンとホットケーキのどっちがいい?それとパフェも頼もう』
と問いかける。
伊集院が、
『じゃあ、プリンにします』
と言う。
中村はさらに、
『パフェは何にする?』
聞いてくる。
伊集院は、
『う~ん…抹茶にするわ』
と一瞬悩んだが決定した。
中村が、店主の方へ向いて
『おっさん!紅茶2つにプリンとホットケーキ、それに抹茶パフェにチョコレートパフェを頼むよ』
と注文する。
店主は、
『わかった』
と言い、奥さんに声をかける。
『おーい、食べ物を運んでくれ!』
奥さんが、
『ちょっと待ってね』
と言いながら出てくる。
そしてカートに紅茶2個・プリン・ホットケーキ・パフェ2種が乗せられる。
奥さんが2人の元へやってくる。
『はいどうぞ♪』
と次々とテーブルに置かれ、それを見た伊集院が青ざめる。
奥さんが、
『ゆっくりしててってね』
と言い戻っていく。
伊集院が一言、
「きっとこれ凄く高いわよ· · ·」
と呟く。
テーブルの上には、プリン· · ·では無くてプリンの上と回りに生クリームでデコレーションされ、様々なフルーツが飾り付けられた豪勢なプリンアラモード、ホットケーキはもふっくらとしたホットケーキの3段重ねでその上にはバターが乗り、横には生クリームが飾り付けられ…それとは別にカップに入った蜂蜜・メータンシロップ・ブルーベリーソースが付けられていた。
パフェの方はアイスクリームに生クリームやお菓子…そしてフルーツで華やかに飾り付けられている。抹茶パフェの方には更に粒餡と白玉、チョコレートパフェの方には薄いチョコレートが2枚トッピングされていた。
中村が、
『さぁ食べよう!』
と言って食べはじめる。
「うめぇ~♡」
と顔を綻ばせて呟く。
伊集院も恐る恐る食べはじめる。
『美味しい· · ·はじめて食べたわこんな美味しいもの· · ·』
ますます青ざめた顔で、
『ねぇ?本当にどうするの?これ絶対に高いわよ…
このプリンだけでもケーキ店等が店がこだわって作ったレベルのやつだよ?スーパーのプリンじゃ無いのよ?フルーツも色々入ってるし、このメロンも間違いなく高級メロンよ?どのフルーツも甘いくて美味しいし· · ·』
と心配げにしている。
中村は、
『絶対に大丈夫だから…早く食べなよ』
と気楽にしている。
伊集院は更に、
『この抹茶もきっと高い抹茶だよ?お茶の風味がとても良いもの· · ·』
と続ける。
中村がパフェにが添えられてたチョコを1枚食べ、
『ねぇ、このチョコレート食べてみてよ』
と伊集院に勧める。
伊集院は一つ手に取り食べる。
『· · ·これ高級チョコだよ?カカオの風味が凄くいいもの· · ·』
と気が気でない様子の伊集院。
中村は、
『だよね?』
と素知らぬ顔で笑う。
食事を終え紅茶を啜る2人が、
中村は、
『で、この紅茶はどう?』
と確認する。
伊集院は、
『紅茶好きで、高いのとか色々と飲んだけれど…はじめて飲んだわ、こんなに美味しい紅茶は· · ·間違いなく高級· · ·いえ特級クラスでヨーロッパでは間違いなく王宮御用達の茶葉じゃないかと思うんだけど…』
と顔が曇っている。
中村は、
『じゃあ、そろそろ会計してもらおうか』
と言うが、その言葉を聞いて青ざめる伊集院。
2人がカウンターの方へ行き、
中村が、
『おっさん!勘定を頼むよ』
と会計を頼む。
店主は、
『あぁわかった、えーと紅茶が400円で · ·』
集計を始める。
伊集院が驚き、店主に被せる様に
『えっ?ちょっと待ってください、紅茶の値段間違えてませんか?』
と問いかける。
店主は不思議そうにしながら、
『いや?間違えては無いよ、紅茶ってこの位の値段じゃないのか?』
と有り得ないセリフを言う。
伊集院は、
『えっ?』
と言ったきり固まる。
店主が、
『どうした?ひょっとして高すぎたか?』
とまた有り得ない一言。
中村が、
『逆だおっさん、彼女は安すぎて驚いてるんだよ』
と呆れて助け舟を出す。
店主は驚き、
『そうなのか!?』
と困惑するが、集計を再開させる。
『えーと…計算の続きだ、紅茶が2つで800円、ホットケーキが600円にプリンが380円…』
でまた伊集院が驚く。
『え~!?あれはプリンじゃ無くてプリンアラモードですよ・・・豪華な…』
と豪華を付け忘れない伊集院。
『それに…盛られてたフルーツも高級品ばかりですよね?』
と問いかける。
店主が、
『ん?プリンって生クリームと果物がつくんじゃないのか…?』
と惚けた事を言う。
中村が、
『いやいやいや、せいぜい安いホイップクリームをプリンの上に絞り、その上に缶詰の安いさくらんぼを一つ乗せる程度だよ』
と更に呆れてる。
店主は、
『まあいいじゃないか!』
と笑う。
『で、続きだ。抹茶パフェとチョコレートパフェのどちらも700円で…合わせて3180円だな』
中村が、
『はいよ』
とお金を渡す。
そして伊集院の方へ振り返り、
『なっ、安かっただろう』
と笑う。
伊集院は呆けた顔で頷いただけだった。
中村が、
『しかしおっさんよぉ!こんな安くしてやって行けるのか?』
と不思議そうにしている。
店主は、
「採算は取れてるんだけどね、実に不思議なんだが…値段を聞いた客にいつも驚かれるんだが?ありきたりな値段な筈なんだけどな・・・」
と呟く
中村が、
『たしかに食べ物の値段としての設定は間違えてはいないと思う、けど出てくる食べ物の量と材料の品質がオカシイんだよ!だからみんな驚いているんだ』
とまた呆れ顔で言う。
店主は、
『う~ん…』
と納得出来ないのか首を捻っている。
中村が、
『今日はもう帰るよ、ごっそーさん!また来るからな、おっさん』
と言い残し帰ってゆく2人。
2人が帰った後もう~ん…とまだ首を捻っている間抜けな店主。
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