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4人で生きる!
とあるとぅちゃん栗栖の休日
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今日は5月の第3日曜日である。
従って、仕事先が休み♪(ヤッホゥー)
かもめも生まれて5ヶ月となり!…オレはふと、考えた。
(そういやばぁさんには手伝ってもらってるだろうけど…かなえ、かもめが生まれてからちゃんと休んでねぇんじゃねぇのか?)
オレは1人「妻を案じるこころ優しき夫な自分」に酔いしれて、今日1日を“かなえ育児休業日”と決定した。(独断)
朝早く(※既に朝の10時ですが?)目覚めたオレは、そのかなえへのプレゼントを伝えにかなえを探す旅に出る。
『かなえ~!かなえ~?何処だ~‼』
とにかくでっかい声を腹の底から出して妻を呼ぶオレ。
『なんなのよ‼栗栖‼』
……おや?(苦笑)
スグ隣の部屋からかなえがかもめを抱いて顔を出した。
ので、オレは即!その(嬉しいであろう)ニュースをかなえに伝える。
するとかなえは半分呆れてオレに言う。
『……今日1日……栗栖にかもめの面倒を見きれるの?』
明らかに疑いの目でオレをジトーっと見下し続けるかなえに(失礼な‼)オレは「オレは実はデキル子」であるという事を見せつけてやりたくなった。
『デキルとも‼(自信満々)』
………………………後に、オレは激しく後悔する事になる。
オレはかなえをTVの前に座らせて、自分は片時もかもめの側を離れまいと…装備をして(※主婦の象徴エプロン♡)じっと何が起こっても構わないように待機を続ける。
『ふぇ…ほぎゃあ‼おぎゃあ‼』
む、ホシが動いた‼そこでオレは怯む。……が、
『ほーら♡かもめちゃあ~ん♡どぉしたのかなぁ~?』
とりあえずオムツを見る。………イヤン♡(照)
オレはかもめが「女の子」である事を改めて知る。
(でもオムツが原因で泣いてるのでは無かった(テヘペロ☆))
『ほらほら、私の手が必要なんでしょ?栗栖』
若干ニヤニヤしながらオレの近くに寄ってくる妻。
…………オレにだって‼「授乳」位出来ます‼
泣きじゃくるかもめの前に、そっとオレのを露にして差し出す……姿がかなえに見つかり‼
(※後のお仕置きはご想像にお任せ致します)
かもめをオレから奪い、おもむろに自らのおっぱいを出して欲求不満の自己主張を続けるかもめの口元に乳首を持っていくかなえ。無論、“あたちのまっていたのはコレなのぉ!”とバリに吸い付くかもめ。
勝ち誇ったような目でオレを見るかなえに、ただ敗北感を感じるしか出来ないオレであった。
かなえがわざとらしくオレに言う。
『あ!そろそろ私達のお昼ご飯の時間じゃない?』
え?(フリーズとぅちゃん栗栖)……お…おばぁさま‼
そこにまた追い討ちをかけるようなかなえの一言。
『あ、今日はばぁや、なんか寄合みたいだから…居ないわよ?』
な…なんだってぇぇぇぇぇえええ!??(絶望)
オレはまた…「何時かの例のアレ」を作り、昼メシをやり過ごした。
(オレ……、晩メシは何作ろう…?)
ご無沙汰ぶりにかなえにレモンティーを淹れるオレ。
その最中にもかもめ姫様は要求内容不明な号泣を続ける。
オレはかもめ姫様の要求を何とか、理解し……(出来なかった場合も多い)何とかかんとか!チビ姫様を寝かしつけた。
その頃には、オレは色んな面で疲れ果てていた。
おやつのティーTIMEを迎え、かなえにも疲れ果てたカラダを引きずってまた、お茶を淹れる。
かなえは、レモンティーを飲みながら…見るからにバトンタッチを求めてるオレの表情を読み取ってか…
『栗栖。もう…ギブアップしても…別に構わないわよ?』
そうオレに提案してきた。が……何か上から目線なかなえの態度が気に入らなかったのと”言い出した事を途中で投げるのは『オトコ』じゃねぇ‼“とのオレのポリシー(?)←単なる自己満(?)が許さなかったのとで、
『オレは……今日は1日!かもめ姫様のお守り役となるのだァーーーーー‼』
……言い切ってしもた……OTL(後悔ハンパない)
かなえは、
”あーあ、このヒト宣言しちゃったよ“みたいな、また呆れた顔をして…
『栗栖がそこまで言うならば…後は頼んだからね?』
”ごちそうさま“と呟くと、カップを流しに浸けに行った。
さて、残されたオレは…晩メシのメニューを考える。
”うーーーーーーーーーーーーーーん……『アレ』しかないよなぁ……(苦笑)“
そしてオレは具材を探して台所を彷徨う。
(チビ姫様が大人しい間に作んないとな)
具材をまな板の上に並べ!(奇跡的に全て揃う!)大昔の水泳メガネを設置して…いざ!尋常に勝負!!オレは慣れぬ包丁を握りしめた。←何故か果物用。
ぐさっ‼……痛いよぉーーーーー‼指切ったよーーー
なんでだよっ⁉肉が切れないぞ??
皮がキレイにムケナイヨーーーー!?
オレの激闘は続く。
ー闘う事約2時間ー
『お♡完璧‼』
忘れずに味見をしたオレは喜びの声を上げた。
(因みに…バトル中はチビ姫様を全くの放置)
6時か……ふむふむ、イィ時間に出来上がったぜ!
そしてそれを得意気に皿に盛り付けるオレ………
???……なんだ…?何かが足りない……。
!!!?てか!気づいてしまったオレ!
コメ……炊くのすっかり忘れてた……(やっちまった感満載)←どっかで聞いた台詞…(滝汗)
そして、本日のメニューはほぼ皆さん気付いたと思われるが!カレー(かなえ好みな甘口)
何時の間にか後ろには、オレがお世話を放置してしまっていたチビ姫様を抱っこしたかなえが、薄く微笑いながら立っていた。
(でも……オレの敢闘ぶりは誰か少しでも誉めてくれ……←悲痛な叫び)
その後慌ててコメを炊いて、ばぁさんが寄合から戻るまでには晩メシが出来上がった。(安堵)
(やはりサラダ無し)
※かなえ、何時もはばぁさんに「辛口のカレー」も作る。(因みにオレは中辛)
(その1週間前が実は『母の日』であったことに、オレは無論気づいていなかった)
その後も…カレーのこびりついた3枚の皿を(それとスプーンくらい、後昼の皿とか)洗うのに悪戦苦闘し、チビ姫様の風呂にまた温度設定を間違えて更にかなえの怒りを買うことになりOTL(オレ達と同じ普通な温度だといけないという事を知る)←チビ姫様の入浴の前にかなえに慌てて止められた。
オレはもう!何をされても起きねぇ!って程に疲れ果てた。
従って、仕事先が休み♪(ヤッホゥー)
かもめも生まれて5ヶ月となり!…オレはふと、考えた。
(そういやばぁさんには手伝ってもらってるだろうけど…かなえ、かもめが生まれてからちゃんと休んでねぇんじゃねぇのか?)
オレは1人「妻を案じるこころ優しき夫な自分」に酔いしれて、今日1日を“かなえ育児休業日”と決定した。(独断)
朝早く(※既に朝の10時ですが?)目覚めたオレは、そのかなえへのプレゼントを伝えにかなえを探す旅に出る。
『かなえ~!かなえ~?何処だ~‼』
とにかくでっかい声を腹の底から出して妻を呼ぶオレ。
『なんなのよ‼栗栖‼』
……おや?(苦笑)
スグ隣の部屋からかなえがかもめを抱いて顔を出した。
ので、オレは即!その(嬉しいであろう)ニュースをかなえに伝える。
するとかなえは半分呆れてオレに言う。
『……今日1日……栗栖にかもめの面倒を見きれるの?』
明らかに疑いの目でオレをジトーっと見下し続けるかなえに(失礼な‼)オレは「オレは実はデキル子」であるという事を見せつけてやりたくなった。
『デキルとも‼(自信満々)』
………………………後に、オレは激しく後悔する事になる。
オレはかなえをTVの前に座らせて、自分は片時もかもめの側を離れまいと…装備をして(※主婦の象徴エプロン♡)じっと何が起こっても構わないように待機を続ける。
『ふぇ…ほぎゃあ‼おぎゃあ‼』
む、ホシが動いた‼そこでオレは怯む。……が、
『ほーら♡かもめちゃあ~ん♡どぉしたのかなぁ~?』
とりあえずオムツを見る。………イヤン♡(照)
オレはかもめが「女の子」である事を改めて知る。
(でもオムツが原因で泣いてるのでは無かった(テヘペロ☆))
『ほらほら、私の手が必要なんでしょ?栗栖』
若干ニヤニヤしながらオレの近くに寄ってくる妻。
…………オレにだって‼「授乳」位出来ます‼
泣きじゃくるかもめの前に、そっとオレのを露にして差し出す……姿がかなえに見つかり‼
(※後のお仕置きはご想像にお任せ致します)
かもめをオレから奪い、おもむろに自らのおっぱいを出して欲求不満の自己主張を続けるかもめの口元に乳首を持っていくかなえ。無論、“あたちのまっていたのはコレなのぉ!”とバリに吸い付くかもめ。
勝ち誇ったような目でオレを見るかなえに、ただ敗北感を感じるしか出来ないオレであった。
かなえがわざとらしくオレに言う。
『あ!そろそろ私達のお昼ご飯の時間じゃない?』
え?(フリーズとぅちゃん栗栖)……お…おばぁさま‼
そこにまた追い討ちをかけるようなかなえの一言。
『あ、今日はばぁや、なんか寄合みたいだから…居ないわよ?』
な…なんだってぇぇぇぇぇえええ!??(絶望)
オレはまた…「何時かの例のアレ」を作り、昼メシをやり過ごした。
(オレ……、晩メシは何作ろう…?)
ご無沙汰ぶりにかなえにレモンティーを淹れるオレ。
その最中にもかもめ姫様は要求内容不明な号泣を続ける。
オレはかもめ姫様の要求を何とか、理解し……(出来なかった場合も多い)何とかかんとか!チビ姫様を寝かしつけた。
その頃には、オレは色んな面で疲れ果てていた。
おやつのティーTIMEを迎え、かなえにも疲れ果てたカラダを引きずってまた、お茶を淹れる。
かなえは、レモンティーを飲みながら…見るからにバトンタッチを求めてるオレの表情を読み取ってか…
『栗栖。もう…ギブアップしても…別に構わないわよ?』
そうオレに提案してきた。が……何か上から目線なかなえの態度が気に入らなかったのと”言い出した事を途中で投げるのは『オトコ』じゃねぇ‼“とのオレのポリシー(?)←単なる自己満(?)が許さなかったのとで、
『オレは……今日は1日!かもめ姫様のお守り役となるのだァーーーーー‼』
……言い切ってしもた……OTL(後悔ハンパない)
かなえは、
”あーあ、このヒト宣言しちゃったよ“みたいな、また呆れた顔をして…
『栗栖がそこまで言うならば…後は頼んだからね?』
”ごちそうさま“と呟くと、カップを流しに浸けに行った。
さて、残されたオレは…晩メシのメニューを考える。
”うーーーーーーーーーーーーーーん……『アレ』しかないよなぁ……(苦笑)“
そしてオレは具材を探して台所を彷徨う。
(チビ姫様が大人しい間に作んないとな)
具材をまな板の上に並べ!(奇跡的に全て揃う!)大昔の水泳メガネを設置して…いざ!尋常に勝負!!オレは慣れぬ包丁を握りしめた。←何故か果物用。
ぐさっ‼……痛いよぉーーーーー‼指切ったよーーー
なんでだよっ⁉肉が切れないぞ??
皮がキレイにムケナイヨーーーー!?
オレの激闘は続く。
ー闘う事約2時間ー
『お♡完璧‼』
忘れずに味見をしたオレは喜びの声を上げた。
(因みに…バトル中はチビ姫様を全くの放置)
6時か……ふむふむ、イィ時間に出来上がったぜ!
そしてそれを得意気に皿に盛り付けるオレ………
???……なんだ…?何かが足りない……。
!!!?てか!気づいてしまったオレ!
コメ……炊くのすっかり忘れてた……(やっちまった感満載)←どっかで聞いた台詞…(滝汗)
そして、本日のメニューはほぼ皆さん気付いたと思われるが!カレー(かなえ好みな甘口)
何時の間にか後ろには、オレがお世話を放置してしまっていたチビ姫様を抱っこしたかなえが、薄く微笑いながら立っていた。
(でも……オレの敢闘ぶりは誰か少しでも誉めてくれ……←悲痛な叫び)
その後慌ててコメを炊いて、ばぁさんが寄合から戻るまでには晩メシが出来上がった。(安堵)
(やはりサラダ無し)
※かなえ、何時もはばぁさんに「辛口のカレー」も作る。(因みにオレは中辛)
(その1週間前が実は『母の日』であったことに、オレは無論気づいていなかった)
その後も…カレーのこびりついた3枚の皿を(それとスプーンくらい、後昼の皿とか)洗うのに悪戦苦闘し、チビ姫様の風呂にまた温度設定を間違えて更にかなえの怒りを買うことになりOTL(オレ達と同じ普通な温度だといけないという事を知る)←チビ姫様の入浴の前にかなえに慌てて止められた。
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