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「家政夫奏吒」召喚!
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『家政婦じゃのうて!家政夫なんかぁ!?』
そう、僕を指名して下さった依頼者は大きな声を上げて僕を穴が空くほど見つめ、それはそれはガックリと肩を落としていた。
…………僕は「前回」のようなスタイルにならなかっただけ、幾分かホッとしているんですがね…………
『まぁえぇわ!
せっかくじゃからワエの依頼を聞いてもらおうかの。』
……………そ、添い寝はもう御勘弁下さい………………
『えぇと、依頼者の御所望のヤツは………っと……
あ、コレコレ♪(ガチャン☆)』
「「オオキニーーー♪
アンサンラッキーヤナァ!ナント『モウイッポン』ヤ☆」」
温い滴が天より落ちる中、僕は傘を差して依頼者の欲しているお飲み物を買いに出る。
すると………なんとラッキーな事に!!もう一本コロンと自動販売機の取り出し口より顔を覗かせた。
『スゴい!僕、今までジュースが当たった事なんか皆無だったのに!?』
セイイチさんって、ある意味強運の持ち主なのかな?
本当は依頼者の大好物(らしい)『煙草』の購入を依頼されてたんだけど、僕煙草吸わないしね。
断固拒否してやりました♪
まぁ、「パシリ」も家政夫の仕事の一部(?)
♪ピンポぉン♪♪
『遅いんじゃ!!ワレェ~~~っ!?』
セイイチさんの罵声に迎え入れられた僕。
そそそ………そんな事言っても、まだ五分も経っておりませぬが?
僕はその迫力にビビりながらも、恐る恐る「依頼品」を差し出す。
『おぉ~~~!!コレやコレや♡ワエ、一日一本はこれ飲まんとどうもなんか気合い入らんのや。』
そう言いながら速攻!開栓し喉を鳴らすセイイチさんに、
『それから………こ、コレも……………』
もう一本当たったコー【白ぶどう味】を差し出すとセイイチさんは、
『おぉ!家政婦!!気がキくじゃあねぇか!
ワエにオカワリを用意するとはな♪』
「いやあの、『家政婦』では無く『家政夫』です………」
それから一呼吸置いて、僕は今更の自己紹介をする。
『あっ、あの!
この度は僕「奏吒」をご指名いただきありがとうございます。
コレっ………、つつつまらないモノですが………』
セイイチさんは僕が手渡した粗品をひったくるようにして受け取ると即!青いリボンをむしり取り、中身を確認する。
『ぉお♪動物さんクッキーやないかい!!わんちゃんもいてるし、ネコちゃんもいてるやんけ!?』
言うや否や!ゆっくりと鑑賞もしないでその口に流し込んだのだ。
『うむ、、、(ぼぉりぼぉり)不味くはねぇな。(むぉぐむぉぐ)』
そして即座にさっきの飲み物で喉を潤すのだ。
『ゲブゥ………なかなかやったぞ!で、オカワリは?』
「いえ、もうありませんが…………」
僕はせっかくの誠意が無にされたような感覚に陥り、深い闇へ堕とされる事となる。
それに追い討ちをかけるその一言!!
『あ、さっきの飲み物代!
オマエ払っといてな♡(キッパリ)』
……………ぇえええええーーーーー!!!!?
ジュース代が払えない……
貴方!本日のお代はどうされるので!!?
僕は嫌な予感しか見当たらなかった故に!それでも(やはり下手に出て)恐る恐るセイイチさんに問い合わせる。
『…………それで、あの………
ほ、本日の僕への本日の「お代」は………………』
するとセイイチさんはそれは爽やかな笑顔を僕に向けて口を動かす。
僕にはその一時がスローモーションで映った。
『ん?もちろん!無いぞ!!(またまたキッパリ)』
「………では失礼致します………(こころ此処に在らず)」
『おい!家政婦!!
まだオマエの仕事は終わってねぇぞ!(憤慨)』
ーそして此処はサエキ家政夫紹介所ー
…………の隅っこに帰還するなり!三角座りにてうずくまる家政夫奏吒のその魂の抜けきり具合に、今度は誰も言葉をかける事は遂には出来なかった………(合掌)
そう、僕を指名して下さった依頼者は大きな声を上げて僕を穴が空くほど見つめ、それはそれはガックリと肩を落としていた。
…………僕は「前回」のようなスタイルにならなかっただけ、幾分かホッとしているんですがね…………
『まぁえぇわ!
せっかくじゃからワエの依頼を聞いてもらおうかの。』
……………そ、添い寝はもう御勘弁下さい………………
『えぇと、依頼者の御所望のヤツは………っと……
あ、コレコレ♪(ガチャン☆)』
「「オオキニーーー♪
アンサンラッキーヤナァ!ナント『モウイッポン』ヤ☆」」
温い滴が天より落ちる中、僕は傘を差して依頼者の欲しているお飲み物を買いに出る。
すると………なんとラッキーな事に!!もう一本コロンと自動販売機の取り出し口より顔を覗かせた。
『スゴい!僕、今までジュースが当たった事なんか皆無だったのに!?』
セイイチさんって、ある意味強運の持ち主なのかな?
本当は依頼者の大好物(らしい)『煙草』の購入を依頼されてたんだけど、僕煙草吸わないしね。
断固拒否してやりました♪
まぁ、「パシリ」も家政夫の仕事の一部(?)
♪ピンポぉン♪♪
『遅いんじゃ!!ワレェ~~~っ!?』
セイイチさんの罵声に迎え入れられた僕。
そそそ………そんな事言っても、まだ五分も経っておりませぬが?
僕はその迫力にビビりながらも、恐る恐る「依頼品」を差し出す。
『おぉ~~~!!コレやコレや♡ワエ、一日一本はこれ飲まんとどうもなんか気合い入らんのや。』
そう言いながら速攻!開栓し喉を鳴らすセイイチさんに、
『それから………こ、コレも……………』
もう一本当たったコー【白ぶどう味】を差し出すとセイイチさんは、
『おぉ!家政婦!!気がキくじゃあねぇか!
ワエにオカワリを用意するとはな♪』
「いやあの、『家政婦』では無く『家政夫』です………」
それから一呼吸置いて、僕は今更の自己紹介をする。
『あっ、あの!
この度は僕「奏吒」をご指名いただきありがとうございます。
コレっ………、つつつまらないモノですが………』
セイイチさんは僕が手渡した粗品をひったくるようにして受け取ると即!青いリボンをむしり取り、中身を確認する。
『ぉお♪動物さんクッキーやないかい!!わんちゃんもいてるし、ネコちゃんもいてるやんけ!?』
言うや否や!ゆっくりと鑑賞もしないでその口に流し込んだのだ。
『うむ、、、(ぼぉりぼぉり)不味くはねぇな。(むぉぐむぉぐ)』
そして即座にさっきの飲み物で喉を潤すのだ。
『ゲブゥ………なかなかやったぞ!で、オカワリは?』
「いえ、もうありませんが…………」
僕はせっかくの誠意が無にされたような感覚に陥り、深い闇へ堕とされる事となる。
それに追い討ちをかけるその一言!!
『あ、さっきの飲み物代!
オマエ払っといてな♡(キッパリ)』
……………ぇえええええーーーーー!!!!?
ジュース代が払えない……
貴方!本日のお代はどうされるので!!?
僕は嫌な予感しか見当たらなかった故に!それでも(やはり下手に出て)恐る恐るセイイチさんに問い合わせる。
『…………それで、あの………
ほ、本日の僕への本日の「お代」は………………』
するとセイイチさんはそれは爽やかな笑顔を僕に向けて口を動かす。
僕にはその一時がスローモーションで映った。
『ん?もちろん!無いぞ!!(またまたキッパリ)』
「………では失礼致します………(こころ此処に在らず)」
『おい!家政婦!!
まだオマエの仕事は終わってねぇぞ!(憤慨)』
ーそして此処はサエキ家政夫紹介所ー
…………の隅っこに帰還するなり!三角座りにてうずくまる家政夫奏吒のその魂の抜けきり具合に、今度は誰も言葉をかける事は遂には出来なかった………(合掌)
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