貴方は私の所有物♡

時をかける桃香

『ンあぁ……♡し……しゅん……ッ……♡！もっとぉ……‼もっとわたしの…ッ……！ちくび……っ！』

何時もの彼のベッドの中、私は彼の技に酔いしれ……貪欲に彼を求める。

『ん……？此処を……どうして欲しいんだ……？桃香……』

既に彼に咥えられる事を待ち侘びて、勃ち上がり震える私の乳首ものを薄く微笑いながら見つめ……その指先で意地悪く弾く俊。
その新しい感覚に私は仰け反り、嬌声を上げる。

『あッ……♡ち……ちが……っ…‼ァんっ！でもイィ……ッ…♡ねぇおねがい……っ！わたし……ッのちくび……っ‼ンあぁぁぁぁーーーっ‼』

俊の逞しく太い雄が、私の願いとは反して先に…既に彼を欲して泣いていた私の雌に挿入って来たのだ。

「お前の………ッ！桃香のま〇こは淫乱だな……？乳首を可愛いがってやろうとすると……先に俺のに喰らいついて来やがる……っ‼」

『しゅん……！もっと……♡もっとわたしを……ッ‼みだれさせて………っっっ♡』

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「……なんで今更……あの頃の夢を……？」

1人眠るベッド、懐かしい夢で夜中に目が覚めた私。


あんなにも愛してやまなかったアイツ。当然、向こうもそうだと勝手に思い込んでいた。
ーある朝突然、アイツは私の前から姿を消していたー

アイツに捨てられてから……私は男の好みが180度変わった。
自分より歳上の頼りがいのある男に縋るのをキッパリと止め、自分より歳下の、己に従順な男を可愛がる……
そんな癖がついた。

ふと、何処か怯えた目で自分を見つめる遥の姿が脳裏に甦る。
ー私は己の欲のみの為に他人の気持ちを犠牲にしているのではないかー

否‼

遥も私の事を慕ってくれている！
…でもそれは『先輩』としてだけでは無いのか？…
自分の中の自分が私を問い詰めて来る。

オマエハジブンノ『立場』ヲリヨウシテ、ハルカヲジブンノスキニアツカッテイルダケニスギナイ。

『うるさい、うるさい！うるさい‼』

私は自分の声に耳を傾けたくなくて、タオルケットを頭から被った。