20 / 40
christmas night……☆(4)
しおりを挟む
『ぜーぜーっはーはーっ‼』
当然!僕は先輩のお買い求めになった荷物を全て!持つ運命にある。
買い物しきってそれは満足気な日向先輩、ふと気がついて時計を見る。
『あら、そろそろお店への予約の時間だわ?遥君!行くわよ♡』
僕……体力的にもう無理です……OTL
そんな僕に構わずに「次なる場所」へと早足で向かう先輩。
コツコツと踵の少し高いヒールが響く。
女子ってのは……「ティータイム♪」とかで話に華を咲かせる生き物のでは無かったのかな……?(遥の独断と偏見)
辿り着いた、(少しお高そうな)オシャレな洋食屋さん。
そこに先輩はまた、僕の手を取ってつかつかと入店。
『いらっしゃいませ!』
ダンディそうな男性がにこやかに挨拶をしてくる。
『こんばんは、予約していた「日向」ですが……』
すると男性は更に朗らかな笑顔で言う。
『お待ちしておりました。ご案内致します。』
(ぅわぁ……なんだかとっても……格式漂うお店だなぁ……(色々と心配な遥))
僕の心配など他所に先輩は、
『今日はコース料理を予約してあるの。肉か魚かは選べるみたいだけど……』
そこにちょうど店員がオーダーを聞きにやってきた。
『本日は「まんぞくコース」を予約いただいているようですが…メインを肉か魚、どっちになさいますか?』
そこで先輩は迷うこと無く!
『私は肉で。で、コッチの子は魚ね?』
ぇえ~っ‼‼……まぁ……魚で良いですが……(もはや諦めモードな遥)
やや疑問を抱きながら、既に「先輩ルール」の渦の中にいる僕。
ナプキンを膝に敷き待っていると、前菜、サラダが到着。そしてスープ。そして赤ワインがグラスに注がれる。
気づかなかったけど、実は空腹だったような僕。目の前のご馳走にがっつく。
それを叱る事無く、温かな目で見つめながら食べ進める先輩。
『お待たせ致しました。メインディッシュでございます』
これは……なんの魚なんだろう?白身魚のフライ……かな?
などと疑問満載で料理を鑑賞する。
日向先輩にも肉(おそらく牛)の煮込みが届いた。
そしてまた………
ひと口口に入れた日向先輩、更にひと口大に切り分けたかと思うと!
『ハイ♡遥君♡(超!満面の笑み)』
実は僕、肉も食べてみたかった……ので、
『あーーーーーん……♡』
1度経験したら、ある程度慣れるモノである!(自慢)
モグモグモグモグ……濃厚なソースとの醸し出すハーモニー。じっくりと煮込んまれていて、もうホロホロである。
美味ぁ………♡
1人感激し、口のモノが無くなった頃。
(よし、今度は魚だ♪)
ナイフで切り分けて、ひと口自分の口に入れようと構えると……
『遥君、私には魚…くれないの?』
些か不満気な日向先輩…(滝汗)
そこで僕はいの一番に先輩に差し出した。
すると先輩が微妙な顔で言う。
『…………違うわ…‼』
『へ?』
思わず僕の頭は???になる。
『違うのよ!(怒り心頭日向)』
『………な…なにが……(ビクビク)』
思わず僕、その迫力に縮こまる。
話を聞くとこうである。
『先にひと口、遥君が口に入れたモノでないと!意味無いのよォ~~~っっっ‼』
そこで僕は仕方なく、ひと口自分の口に入れる。
魚も……タルタルソースとの絡みが絶妙ぉぉぉぉおおおお♪
そしてひと口切り分けて、日向先輩に進呈したのであった。
この後にデザートもあり、もちろん!しっかりと先輩に選択されて、案の定……ひと口食べさせ合う何処か女子な僕達……(汗)
その隣の席では仲睦まじい男女が、やはりコース料理を注文していた。
そして!その先輩をも超える超乳に目を向けない男子はいまい……
さて、ディナーを終えた僕達。
ひとしきり休憩した後、
『そろそろ……出ましょうか?』
先輩の一言に僕は便乗する。
レジの店員がさも当たり前の如くに言葉を発する。
『おひとりさま3000円コース料理なので、おふたりさまで6480円でございます♪ありがとうございます!』
ま、マジか………!そんな大金、払えねぇ………(驚愕)
冷や汗掻きどおしな僕を放置して、先輩は黙って2人分の支払いをしてくれた✨✨(女神!(崇拝))
『ごちそうさまでした』
洋食屋に挨拶をして……僕は何時も通りに先輩に連れて行かれるのである。
ーそう、皆様誰もが予想してる展開へー
当然!僕は先輩のお買い求めになった荷物を全て!持つ運命にある。
買い物しきってそれは満足気な日向先輩、ふと気がついて時計を見る。
『あら、そろそろお店への予約の時間だわ?遥君!行くわよ♡』
僕……体力的にもう無理です……OTL
そんな僕に構わずに「次なる場所」へと早足で向かう先輩。
コツコツと踵の少し高いヒールが響く。
女子ってのは……「ティータイム♪」とかで話に華を咲かせる生き物のでは無かったのかな……?(遥の独断と偏見)
辿り着いた、(少しお高そうな)オシャレな洋食屋さん。
そこに先輩はまた、僕の手を取ってつかつかと入店。
『いらっしゃいませ!』
ダンディそうな男性がにこやかに挨拶をしてくる。
『こんばんは、予約していた「日向」ですが……』
すると男性は更に朗らかな笑顔で言う。
『お待ちしておりました。ご案内致します。』
(ぅわぁ……なんだかとっても……格式漂うお店だなぁ……(色々と心配な遥))
僕の心配など他所に先輩は、
『今日はコース料理を予約してあるの。肉か魚かは選べるみたいだけど……』
そこにちょうど店員がオーダーを聞きにやってきた。
『本日は「まんぞくコース」を予約いただいているようですが…メインを肉か魚、どっちになさいますか?』
そこで先輩は迷うこと無く!
『私は肉で。で、コッチの子は魚ね?』
ぇえ~っ‼‼……まぁ……魚で良いですが……(もはや諦めモードな遥)
やや疑問を抱きながら、既に「先輩ルール」の渦の中にいる僕。
ナプキンを膝に敷き待っていると、前菜、サラダが到着。そしてスープ。そして赤ワインがグラスに注がれる。
気づかなかったけど、実は空腹だったような僕。目の前のご馳走にがっつく。
それを叱る事無く、温かな目で見つめながら食べ進める先輩。
『お待たせ致しました。メインディッシュでございます』
これは……なんの魚なんだろう?白身魚のフライ……かな?
などと疑問満載で料理を鑑賞する。
日向先輩にも肉(おそらく牛)の煮込みが届いた。
そしてまた………
ひと口口に入れた日向先輩、更にひと口大に切り分けたかと思うと!
『ハイ♡遥君♡(超!満面の笑み)』
実は僕、肉も食べてみたかった……ので、
『あーーーーーん……♡』
1度経験したら、ある程度慣れるモノである!(自慢)
モグモグモグモグ……濃厚なソースとの醸し出すハーモニー。じっくりと煮込んまれていて、もうホロホロである。
美味ぁ………♡
1人感激し、口のモノが無くなった頃。
(よし、今度は魚だ♪)
ナイフで切り分けて、ひと口自分の口に入れようと構えると……
『遥君、私には魚…くれないの?』
些か不満気な日向先輩…(滝汗)
そこで僕はいの一番に先輩に差し出した。
すると先輩が微妙な顔で言う。
『…………違うわ…‼』
『へ?』
思わず僕の頭は???になる。
『違うのよ!(怒り心頭日向)』
『………な…なにが……(ビクビク)』
思わず僕、その迫力に縮こまる。
話を聞くとこうである。
『先にひと口、遥君が口に入れたモノでないと!意味無いのよォ~~~っっっ‼』
そこで僕は仕方なく、ひと口自分の口に入れる。
魚も……タルタルソースとの絡みが絶妙ぉぉぉぉおおおお♪
そしてひと口切り分けて、日向先輩に進呈したのであった。
この後にデザートもあり、もちろん!しっかりと先輩に選択されて、案の定……ひと口食べさせ合う何処か女子な僕達……(汗)
その隣の席では仲睦まじい男女が、やはりコース料理を注文していた。
そして!その先輩をも超える超乳に目を向けない男子はいまい……
さて、ディナーを終えた僕達。
ひとしきり休憩した後、
『そろそろ……出ましょうか?』
先輩の一言に僕は便乗する。
レジの店員がさも当たり前の如くに言葉を発する。
『おひとりさま3000円コース料理なので、おふたりさまで6480円でございます♪ありがとうございます!』
ま、マジか………!そんな大金、払えねぇ………(驚愕)
冷や汗掻きどおしな僕を放置して、先輩は黙って2人分の支払いをしてくれた✨✨(女神!(崇拝))
『ごちそうさまでした』
洋食屋に挨拶をして……僕は何時も通りに先輩に連れて行かれるのである。
ーそう、皆様誰もが予想してる展開へー
0
あなたにおすすめの小説
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
大嫌いな歯科医は変態ドS眼鏡!
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
……歯が痛い。
でも、歯医者は嫌いで痛み止めを飲んで我慢してた。
けれど虫歯は歯医者に行かなきゃ治らない。
同僚の勧めで痛みの少ない治療をすると評判の歯科医に行ったけれど……。
そこにいたのは変態ドS眼鏡の歯科医だった!?
愛しているなら拘束してほしい
守 秀斗
恋愛
会社員の美夜本理奈子(24才)。ある日、仕事が終わって会社の玄関まで行くと大雨が降っている。びしょ濡れになるのが嫌なので、地下の狭い通路を使って、隣の駅ビルまで行くことにした。すると、途中の部屋でいかがわしい行為をしている二人の男女を見てしまうのだが……。
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる