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宿泊先を求めて……
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月日って………東の都って………こうも人を変えてしまうのね……あの、素朴で可愛いかった遥君が………私に牙を剥いた……
私はひとりになってしまった「人」の部屋で思いにふけっていた。
やっぱり……「あの現場」を遥君に見られていたのね?
ホワイトデーの謎の包みがあの日、玄関に放置されていたから何故なのか…不思議で仕方なかったんだけども……
チョコをあげたのはそういえば遥君しか居ないし、まぁ当たり前ね。
でもあんなに怒る事、無いのに……?←原因は「もうひとつ」ある事に全くもって気づいていない日向。
暫く遥君の部屋でぼぅっと考え事をしていると、小一時間程して……玄関が開く蝶番の擦れる音が聞こえて来た。
玄関には出て行ったハズのこの家の主が立っていた。手には何かしら、購入して来たと思わしき物。
『あら、やはり私が忘れられなくて…戻って来たのね?』
気がつけば、そんな憎まれ口を叩いていた。
「………他に行くところが無くて………」
そうぶっきらぼうに吐いた遥君は、部屋の中に入って来た。
ーひと部屋しかない、小さなこの部屋ー
おもむろに台所に彼は立つ。
『………簡単な物しか……作れませんが………』
そう言って彼は買ってきた袋から食材を取り出す。
そういえば、私…朝にコンビニおにぎりを1つ食べたっきりだったわ……
それに気づいた瞬間、大きな音が部屋中に響き渡った。
私は羞恥に思わず頬を染める。
…………何たる不覚……!
『………ぷっ……♪』
事もあろうに!彼が私を嘲笑ったのだ!
『………………………………………そ、そうだわ!て……テレビでも見ようかしら?』
その空気に耐えられなくなった私はそう、大きな声を出し……テレビを付けようとリモコンを探す。
『ぶっ………………‼せ……先輩…す、すみませんが…ぼ……僕の部屋には…テレビ、無いですよ?』
少し涙目になりながらも彼は笑い、私に衝撃の事実を告げる。
えぇぇーーーっ‼アナタ、何時もどうやって過ごしてるのォ⁉(日向、素朴な疑問)
私はとにかく、ただ何も無い(※日向の興味を引くものが)部屋で暇を持て余す事しか出来なかった。
『……出来ましたよ?先輩、食べましょうか。……ただ、美味しいかどうかは分かりませんがね』
『………まぁっ♪♪✨✨』
その料理の素晴らしさに私は思わず感嘆の声を上げる。
昼間っから……こんなごちそうを目にするのは初めてでは無いだろうか?
一般のレストランも顔負けな程に見映えの良すぎなオムライスが、そこには鎮座していた。
眩しい………‼眩し過ぎるわ………(眩)
『……どうぞ?冷めないうちに』
久々に見た、遥君の可愛らしい無垢な微笑み♡
『………いただきます。(合掌)』
手を合わせるなり、私はそのごちそうにはしたなくも食らいついていた。
『先輩、食べ物は逃げませんから……ゆっくりと召し上がって下さい(笑)』
なんか言われたけど…私の耳には入らなかった。
『ま……まぁまぁね💦💦ごちそうさまでした。(合掌)』
先輩は僕にそう言った。
………てか……顔は「美味しかった♪」って言ってますよ?
先輩は空になった皿を二人分、台所の流しに運んでくれる。
そして、「春の珍事」的暴挙(?)を施行したのだ‼(驚)
「………お世話にばかりなるのもなんか申し訳無いから………」
そう言って食器を洗ってくれる、そんな先輩の意外な一面を垣間見た僕は……事もあろうに……
そんな先輩を可愛いと思った……
ついこないだまで一緒に居た、
佳美の事も忘れて………
僕は移り気が早すぎるのだろうか?
私はひとりになってしまった「人」の部屋で思いにふけっていた。
やっぱり……「あの現場」を遥君に見られていたのね?
ホワイトデーの謎の包みがあの日、玄関に放置されていたから何故なのか…不思議で仕方なかったんだけども……
チョコをあげたのはそういえば遥君しか居ないし、まぁ当たり前ね。
でもあんなに怒る事、無いのに……?←原因は「もうひとつ」ある事に全くもって気づいていない日向。
暫く遥君の部屋でぼぅっと考え事をしていると、小一時間程して……玄関が開く蝶番の擦れる音が聞こえて来た。
玄関には出て行ったハズのこの家の主が立っていた。手には何かしら、購入して来たと思わしき物。
『あら、やはり私が忘れられなくて…戻って来たのね?』
気がつけば、そんな憎まれ口を叩いていた。
「………他に行くところが無くて………」
そうぶっきらぼうに吐いた遥君は、部屋の中に入って来た。
ーひと部屋しかない、小さなこの部屋ー
おもむろに台所に彼は立つ。
『………簡単な物しか……作れませんが………』
そう言って彼は買ってきた袋から食材を取り出す。
そういえば、私…朝にコンビニおにぎりを1つ食べたっきりだったわ……
それに気づいた瞬間、大きな音が部屋中に響き渡った。
私は羞恥に思わず頬を染める。
…………何たる不覚……!
『………ぷっ……♪』
事もあろうに!彼が私を嘲笑ったのだ!
『………………………………………そ、そうだわ!て……テレビでも見ようかしら?』
その空気に耐えられなくなった私はそう、大きな声を出し……テレビを付けようとリモコンを探す。
『ぶっ………………‼せ……先輩…す、すみませんが…ぼ……僕の部屋には…テレビ、無いですよ?』
少し涙目になりながらも彼は笑い、私に衝撃の事実を告げる。
えぇぇーーーっ‼アナタ、何時もどうやって過ごしてるのォ⁉(日向、素朴な疑問)
私はとにかく、ただ何も無い(※日向の興味を引くものが)部屋で暇を持て余す事しか出来なかった。
『……出来ましたよ?先輩、食べましょうか。……ただ、美味しいかどうかは分かりませんがね』
『………まぁっ♪♪✨✨』
その料理の素晴らしさに私は思わず感嘆の声を上げる。
昼間っから……こんなごちそうを目にするのは初めてでは無いだろうか?
一般のレストランも顔負けな程に見映えの良すぎなオムライスが、そこには鎮座していた。
眩しい………‼眩し過ぎるわ………(眩)
『……どうぞ?冷めないうちに』
久々に見た、遥君の可愛らしい無垢な微笑み♡
『………いただきます。(合掌)』
手を合わせるなり、私はそのごちそうにはしたなくも食らいついていた。
『先輩、食べ物は逃げませんから……ゆっくりと召し上がって下さい(笑)』
なんか言われたけど…私の耳には入らなかった。
『ま……まぁまぁね💦💦ごちそうさまでした。(合掌)』
先輩は僕にそう言った。
………てか……顔は「美味しかった♪」って言ってますよ?
先輩は空になった皿を二人分、台所の流しに運んでくれる。
そして、「春の珍事」的暴挙(?)を施行したのだ‼(驚)
「………お世話にばかりなるのもなんか申し訳無いから………」
そう言って食器を洗ってくれる、そんな先輩の意外な一面を垣間見た僕は……事もあろうに……
そんな先輩を可愛いと思った……
ついこないだまで一緒に居た、
佳美の事も忘れて………
僕は移り気が早すぎるのだろうか?
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