いつか生まれ変わっても…

みのる

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本編

夜這い

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俺は、キヨミを腕に抱きしめながら、”そぉいや、風呂とかどぉなるのかな?!(出来たら入りたいな…♡)“とか下らないことを考えていた。
すると、俺たちの部屋の扉をノックする音。

『はい、どなたですか?』

謎な訪問者に何者か確認な俺。
(一応、名残り惜しくもキヨミから手を離して)
すると、意外な人物の来訪。

『私、サファイアですわ。中に入っても構いませんか?』

何用か、とても気にはなったが、
『どうぞ?』と中に入る事を許可してしまった。

中に入って来たサファイア姫。先程綺麗に巻かれていた髪は真っ直ぐになり、衣服も上等なシルクの寝間着。とても楽な格好だ。
サファイア姫は、

『あら?もう一人の殿方と同じ部屋にしなかったのですか?同性同士で、仲良く出来るのでは?』

と、まぁ誰しも気にする事を聞いてきた。
すかさず俺は、

『実は、俺の嫁はこの女性なのです。隠すつもりは無かったのですが……』

と素直に打ち明けた。
サファイア姫は少し驚いた風にも見えたが、気にする素振りも無く。薄く微笑みながら…

『そうですか。では、このお方には…少しの間、この部屋を出ていていただかないと』

???俺の頭には、この印しか浮かばなかった。そして、その意味を知らされる。

『シュウさん……♡私を、貴方のモノにして下さい……♡』

そう言いながら、寝間着のボタンを、自ら一つ一つ外してゆくのだった。
もちろん、俺にはそんなつもりはサラサラ無い!困り果て、ただ一人で焦っていた…その時!

びたぁん‼

頬を押さえるサファイア姫。何が起こったのか…俺には全く分からなかった。
ものすごい形相をしたキヨミが、右の掌を真っ赤に染め、サファイア姫を睨みつけていた。
静かに…キヨミが声を発する。

『わたしの…わたしのモノに、てをだすな‼』

キヨミが、信じ難い言葉を口にした。(感激)俺が(一方的に)、今までキヨミにべったりだったけど…まさか…キヨミも俺の事を……♡
(もはやシュウは一人の世界)

サファイア姫が、

『よくもやったわねぇ‼』

キヨミに平手打ちのお返しを一発、それに負けじとキヨミも更に腕に噛み付く。そこにたまが参戦して、もうとんでもない事に⁉

『一体、何の騒ぎですか⁉騒々しい‼』

そこにやって来たのは…お妃様!??娘の、ボロボロな姿を半分呆れながら眺めていた。

『お母様‼聞いて下さる⁉この女、酷いのですわ!!?』

とキヨミを指差しながら母に泣きつくお姫様。

『えぇ、えぇ、酷い目に遭ったのでしょうね?可愛い私のサフィ』

と、サファイア姫を抱きしめながら、頭を撫でる。

『でも………貴女がその女性にした事は、それ以上に酷い事だと私は察するのだけれども?』

サファイア姫は、憔悴を隠せなかった。

『お母様、おっしゃる意味が良く分かりませんが……?』

お妃様は、娘の事を把握仕切っているかの如く、

『普段の貴女の“男癖”の粗悪さ…それを見ていれば良く分かります。どうせ貴女が、その男性を誑かそうとしたのでしょう?だから、そうなったのよ』

お妃様は、そうキッパリと言い切った。

(女神様だ…)いつの間にか我に返った俺はそう思えずには居られなかった。
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