いつか生まれ変わっても…

みのる

文字の大きさ
77 / 90
本編

くらなに再会

しおりを挟む
俺たちは入口の扉を押した。

『いらっしゃいませー!あっ!あのときの…⁉』

目を真ん丸くさせて再会を喜んでくれるくらな。

『もぉとぉてんのしすてむはわかるよね?』

うん、説明は要らないよ?
俺は注文する。(そぉいや、キヨミ…今までごはんにサラダとか、出してくれたこと無かったな(滝汗))

『俺は…懐かしのおむらいすと…何か野菜なサラダを下さい』

そして注文なキヨミ。

『わたしは…むかしのくりすますでぃなーがくいたいぞ?』

…あっ、アレね?好きだったもんね♡

くらなはいつものようにニッコリ微笑み、

『しょうしょうおまちくださいませ~!』

冷蔵庫から完成品を取り出す。
そしてレンチン☆

『おまたせいたしました~☆』

俺には、昔キヨミが生まれて初めて作ってくれた、お世辞にもあまり美しいとは言えないおむらいすと、俺の作った野菜サラダが。
キヨミにはかつての我が家のくりすますでぃなー。
(洋風ぴらふ、こーんすーぷ、照り焼きちきん、温野菜のどれっしんぐがけ)

『いただきます!(合掌)』

なんか気分まで懐かしくなり、思わず昔、必ず食べる前のアイサツを欠かしたことが無かったのを思い出した。おむらいすに手を着けようとして、…あれ?

『キヨミ、たまの分は…?』

見ると、二人(?)で仲良くちきんを分け合いながら、楽しそうに食べていた。
(また俺の”黒い嫉妬“が…)
ひと口口に入れれば、広がる懐かしいあの感じ…。けして美味しいとは言えないけれど、火傷したりして懸命にキヨミが俺の為に作ってくれた…。 

『美味しいなぁ……』

懐かしいあまりに、俺の目から流れるモノ。キヨミも懐かしく思って食べてるのかな?

『たま!ちきんうまいだろぉ?モグモグモグモグ。』

うーん、食べるのに夢中みたい。

全ての料理を平らげ、身もこころもまた大満足な俺。

『ありがとうございました~!』

いつも超笑顔なくらなに、

『これ…また少ないかもしれないけど…』

5000Gを置いて帰ろうとすると、

『まって!こんなにもらえないよ⁉』

慌てるくらな。
俺はニッコリ笑い、

『いつも、満足させてくれるお礼です。本当に、ありがとうございます』

そういうと、くらなは、

『……こんなに、ほんとぉにいいの?………ありがとう。』

また、素敵な笑顔を俺たちに見せてくれた。

支払いをすませて、俺たちは宿屋に向かう。たまと戯れるキヨミに、渦巻く俺の黒いじぇらしー。
(道具屋と武器屋は、明日でイイや♪)
宿屋を目指してただひたすらに歩く。


宿屋の部屋に着いたら、またあの二人は居なかった。俺の目が、怪しく輝く。
たまと楽しく遊んでるキヨミの羽織るローブを、乱暴に剥ぎ取った。咄嗟の事に驚くキヨミ。
ローブを剥いだ衝動に驚き、安全な箇所に避難なたま。
体操着にぶるまぁと言う、まにあにはタマラナイ姿のキヨミ。

『こ…んなあかるいうちから…っ⁉』

いつ二人が帰るか分かんないし、“今”しかないでしょ♪(ニヤリ)
都合良くも、ベッドの間近に居たキヨミを有無を言わさずにベッドに押し倒す。

『夜中にコッソリ♡もイイけど…たまには俺を求めて乱れるキヨミが見たいな♪』

俺の下に組み敷かれて、俺から逃れよぉと必死なキヨミを見て、意地悪く微笑んだ。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

バッドエンド予定の悪役令嬢が溺愛ルートを選んでみたら、お兄様に愛されすぎて脇役から主役になりました

美咲アリス
恋愛
目が覚めたら公爵令嬢だった!?貴族に生まれ変わったのはいいけれど、美形兄に殺されるバッドエンドの悪役令嬢なんて絶対困る!!死にたくないなら冷酷非道な兄のヴィクトルと仲良くしなきゃいけないのにヴィクトルは氷のように冷たい男で⋯⋯。「どうしたらいいの?」果たして私の運命は?

夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い

青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。 神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。 もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。 生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。 過去世と同じ轍を踏みたくない……

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

触手エイリアンの交配実験〜研究者、被験体になる〜

桜井ベアトリクス
恋愛
異星で触手エイリアンを研究する科学者アヴァ。 唯一観察できていなかったのは、彼らの交配儀式。 上司の制止を振り切り、禁断の儀式を覗き見たアヴァは―― 交わる触手に、抑えきれない欲望を覚える。 「私も……私も交配したい」 太く長い触手が、体の奥深くまで侵入してくる。 研究者が、快楽の実験体になる夜。

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

最弱白竜ですが、なぜか学園最強の銀竜に番認定されました

斉藤めめめ
恋愛
竜の血を引く者だけが貴族になれるこの世界で、白竜は最も格の低い竜の証。 白竜の男爵令嬢リーゼロッテは、特待生として国内最高峰の王立竜騎学園に入学する。待っていたのは上位貴族からの蔑みと、学園を支配する四人の御曹司「四竜」。 その筆頭、銀竜公爵家の嫡男ルシアンに初日から啖呵を切ったリーゼは、いじめと嫉妬の嵐に巻き込まれていく。 それでも彼女は媚びない、逃げない、折れない。 やがてルシアンはリーゼから目が離せなくなり―― 白竜の少女が、学園と王国の運命を変える。 身分差×竜×学園ラブファンタジー、開幕。

処理中です...