13 / 39
13
しおりを挟む
「どう、研磨。これがあたしとマリのお城ってわけ」
木製で漆喰を塗られた灰色の壁。オレンジ色の瓦で葺かれた屋根。小さい庭には各種ハーブが植えられていた。大きく切り取られた窓は開閉式の雨戸で塞がれている。なるほど、しっかり作られていた。
マリが鍵を開けて玄関に入り、火打ち石でロウソクに点灯する。暗い中を乏しい明かりで進んでいった。後をついていくと、ミズタが先回りするように、全ての雨戸を開け放つ。太陽光と乾いた風が邸内に飛び込んできた。
そして俺たちはいかにも小家族向けな食堂に至った。やっと、やっと飯が食える。超人類として連戦してきた疲労と、サメ釣りの際に失った血を取り戻すには、やはり食うに限る。メニューは何だろう? 何だかわくわくしてきた。
マリはしかし、俺とミズタにとんでもないことを言った。
「私が火を起こしますので、ミズタと鏡さんは一緒にお風呂に入ってください」
「はあ?」
異口同音に俺とミズタが聞き返した。何でこの女と共に風呂に入らなきゃいけないんだ。いや、ちょっと入りたいけども。そうではなくて。
ミズタは怒髪天を衝く勢いで反駁した。
「冗談じゃないわ! こんな異常性欲者とお風呂に入ったら、何されるか分かったものじゃない」
「では井戸で水汲みしますか?」
「うっ……」
井戸といえば地上にあるばかり。この建物と大地とをバケツを持って往復するのは結構大変そうだ。
「そんなにお風呂の水少ないの?」
ミズタが問うと、マリはうなずいた。
「はい。登城する前に確認しています。一人で入ると間違いなく肩まで浸かれないでしょう。でも二人なら大丈夫のはず、です」
「絶対嫌」
「では血と汗にまみれたその姿のまま、テーブルや椅子を汚しながら食事しますか?」
「……それも嫌」
わがままな女だ。俺はミズタの肩をはたいた。
「俺は何もしねえよ。女と風呂に入るなんて、暴走族の恋人がいたときに散々やってるし。今更おめえごときで興奮するもんかよ」
「あたしの腋や下着を見て鼻の下を伸ばしてたじゃない」
「……それはそれだ」
ミズタはしょうがなさそうに肩を落とした。
「分かったわよ。研磨とお風呂に入ればいいんでしょう? でも研磨、湯船には背中合わせで浸かるのよ。振り向いたりしたら殺すから」
俺はやれやれとばかりに両手を挙げた。
その後、マリは建物の裏に行ってしまった。俺とミズタは別々の部屋で衣服を脱ぐ。渡されていたタオルで大事な部分を隠したまま、俺とミズタは浴室の前で落ち合った。彼女はロウソクのともし火のもと、なかなか豊かな胸と滑らかな腰のくびれ、それから大事な股間の辺りを布で覆っていた。
「見たらただじゃおかないわよ」
分かったっての。俺は先に風呂場に入った。ドラム缶を横長にしたようなバスタブがあり、外からマリが声をかけてくる。
「湯加減はどうですか?」
俺は爪先をお湯につけた。恐る恐る入る。うん、いい感じだ。
「大丈夫だ。悪いな、マリ」
「どういたしまして」
温度はいいとして量が足りない。このままでは風邪を引いてしまう。俺は一方の側へしゃがみ込んだ。腹までしか浸かれない。
そこへ流れるような金髪を後頭部で結ったミズタが、戦々恐々と入室してきた。『境界認識』を活用して、俺は言われたとおりによそを向く。しばらく立ってお湯が波打ったかと思うと、一気に肩の位置まで膨れ上がった。
「いいお湯ね」
ミズタが深々と溜め息をついた。それで気が緩んだか、俺の背中にミズタのそれが寄りかかってくる。おいおい、何やってんだよ。
「ねえ研磨」
「何だ」
無言のまま一呼吸あった。
「巨大ザメの舌を一緒に取りに行ってくれて……ありがとね。感謝してる」
素直な謝意が伝わってくる。俺は少し照れくさくなって、両手でお湯をすくって顔を拭った。
「別に。ハンシャに貸したままじゃいられないし、第一神族が全滅したら俺が来た意味がなくなっちまうからな。ただそれだけの話だ」
だいたい、と俺は言った。
「感謝するのはこっちの方だ。おめえが手首を切って血を流さなければ、サメは寄ってこなかったんだからな。普段から俺を性犯罪者呼ばわりして馬鹿にしてるけど、やるときはやるんだな、って感心したよ。覚悟を見せられた感じがした」
「それはあたしを褒めてるの?」
「一応な」
室内に和やかな雰囲気が満ちる。湯煙の中、俺は軽く背中を押し返してやった。
「何よ」
ミズタがやり返してくる。俺たちは押し競まんじゅうのように何度か背中をぶつけ合った。時と場所を忘れ、童心に帰って、俺たちは湯船ではしゃいでいた。
と、そのときだ。
「きゃあっ!」
マリの鋭い悲鳴が外から聞こえてきたのだ。俺とミズタは揃って立ち上がり、高い位置にある窓から外を見下ろした。
「どうした、マリ!」
「どうしたの、マリ!」
マリはすっかり怯え切って、地面にへたり込んでいる。
「ネ、ネズミ……!」
彼女の前を灰色のネズミが鳴きながら横断していった。ミズタが安堵と憤慨の混合する溜め息を吐き出す。
「何かと思えば……。ネズミが嫌いな癖、治ってなかったのね、マリ。……ん?」
俺とミズタはお互いを見た。双方布が落ちて、真っ裸の状態だ。彼女の顔がたちどころに真っ赤になる。そしてマリとは比べ物にならない金切り声で叫んだ。
「何見てんのよ、変態っ!」
俺は彼女に洗面器をぶつけられながら、ほうほうのていで風呂場を飛び出した。
「見られた……。全部見られた……。死にたい……」
食事の席で、ミズタは嗚咽を漏らしながらスープをすすった。もう新しい衣服を身にまとい、外見だけはすっかり元に戻っているものの、その心は悲愴満々たるようだ。そのくせによく食べる。食ってストレス解消というやつか?
彼女の隣に座っているマリが、可哀想とばかりに相棒の頭を撫でていた。俺に眼鏡を光らせる。
「鏡さん、乙女の一糸まとわぬ姿を暴き立てて満足ですか?」
いや、不可抗力だっただろ。元はといえばマリの悲鳴が原因だし。こっちだって見られたというのに、なぜか俺だけが一方的に悪者扱いだ。俺はパンをスープに浸して柔らかくし、口へと運ぶ。
俺の衣服は人間界に降りた別の神族が、夜のデパートからかっぱらってきたものだ。闘技場でハンシャとやり合ってたときに目測で採寸し、適合するものを選んできたという。これは気が利いていて大いに助かった。あんまり美的センスに優れない、野暮ったい長袖シャツとズボンだったが、ないよりかはましである。
「まあ減るもんじゃねえし、そう泣かなくても……」
「このケダモノ! 謝罪の言葉も出てこないっていうの?」
ミズタが泣きながら、がつがつ食べつつ、俺を非難する。どれか一つにしてくれ。
マリは盛大な息を吐いた。俺をじっと見つめる。
「ごめんなさいは? ミズタにごめんなさい、でしょう、鏡さん」
木製で漆喰を塗られた灰色の壁。オレンジ色の瓦で葺かれた屋根。小さい庭には各種ハーブが植えられていた。大きく切り取られた窓は開閉式の雨戸で塞がれている。なるほど、しっかり作られていた。
マリが鍵を開けて玄関に入り、火打ち石でロウソクに点灯する。暗い中を乏しい明かりで進んでいった。後をついていくと、ミズタが先回りするように、全ての雨戸を開け放つ。太陽光と乾いた風が邸内に飛び込んできた。
そして俺たちはいかにも小家族向けな食堂に至った。やっと、やっと飯が食える。超人類として連戦してきた疲労と、サメ釣りの際に失った血を取り戻すには、やはり食うに限る。メニューは何だろう? 何だかわくわくしてきた。
マリはしかし、俺とミズタにとんでもないことを言った。
「私が火を起こしますので、ミズタと鏡さんは一緒にお風呂に入ってください」
「はあ?」
異口同音に俺とミズタが聞き返した。何でこの女と共に風呂に入らなきゃいけないんだ。いや、ちょっと入りたいけども。そうではなくて。
ミズタは怒髪天を衝く勢いで反駁した。
「冗談じゃないわ! こんな異常性欲者とお風呂に入ったら、何されるか分かったものじゃない」
「では井戸で水汲みしますか?」
「うっ……」
井戸といえば地上にあるばかり。この建物と大地とをバケツを持って往復するのは結構大変そうだ。
「そんなにお風呂の水少ないの?」
ミズタが問うと、マリはうなずいた。
「はい。登城する前に確認しています。一人で入ると間違いなく肩まで浸かれないでしょう。でも二人なら大丈夫のはず、です」
「絶対嫌」
「では血と汗にまみれたその姿のまま、テーブルや椅子を汚しながら食事しますか?」
「……それも嫌」
わがままな女だ。俺はミズタの肩をはたいた。
「俺は何もしねえよ。女と風呂に入るなんて、暴走族の恋人がいたときに散々やってるし。今更おめえごときで興奮するもんかよ」
「あたしの腋や下着を見て鼻の下を伸ばしてたじゃない」
「……それはそれだ」
ミズタはしょうがなさそうに肩を落とした。
「分かったわよ。研磨とお風呂に入ればいいんでしょう? でも研磨、湯船には背中合わせで浸かるのよ。振り向いたりしたら殺すから」
俺はやれやれとばかりに両手を挙げた。
その後、マリは建物の裏に行ってしまった。俺とミズタは別々の部屋で衣服を脱ぐ。渡されていたタオルで大事な部分を隠したまま、俺とミズタは浴室の前で落ち合った。彼女はロウソクのともし火のもと、なかなか豊かな胸と滑らかな腰のくびれ、それから大事な股間の辺りを布で覆っていた。
「見たらただじゃおかないわよ」
分かったっての。俺は先に風呂場に入った。ドラム缶を横長にしたようなバスタブがあり、外からマリが声をかけてくる。
「湯加減はどうですか?」
俺は爪先をお湯につけた。恐る恐る入る。うん、いい感じだ。
「大丈夫だ。悪いな、マリ」
「どういたしまして」
温度はいいとして量が足りない。このままでは風邪を引いてしまう。俺は一方の側へしゃがみ込んだ。腹までしか浸かれない。
そこへ流れるような金髪を後頭部で結ったミズタが、戦々恐々と入室してきた。『境界認識』を活用して、俺は言われたとおりによそを向く。しばらく立ってお湯が波打ったかと思うと、一気に肩の位置まで膨れ上がった。
「いいお湯ね」
ミズタが深々と溜め息をついた。それで気が緩んだか、俺の背中にミズタのそれが寄りかかってくる。おいおい、何やってんだよ。
「ねえ研磨」
「何だ」
無言のまま一呼吸あった。
「巨大ザメの舌を一緒に取りに行ってくれて……ありがとね。感謝してる」
素直な謝意が伝わってくる。俺は少し照れくさくなって、両手でお湯をすくって顔を拭った。
「別に。ハンシャに貸したままじゃいられないし、第一神族が全滅したら俺が来た意味がなくなっちまうからな。ただそれだけの話だ」
だいたい、と俺は言った。
「感謝するのはこっちの方だ。おめえが手首を切って血を流さなければ、サメは寄ってこなかったんだからな。普段から俺を性犯罪者呼ばわりして馬鹿にしてるけど、やるときはやるんだな、って感心したよ。覚悟を見せられた感じがした」
「それはあたしを褒めてるの?」
「一応な」
室内に和やかな雰囲気が満ちる。湯煙の中、俺は軽く背中を押し返してやった。
「何よ」
ミズタがやり返してくる。俺たちは押し競まんじゅうのように何度か背中をぶつけ合った。時と場所を忘れ、童心に帰って、俺たちは湯船ではしゃいでいた。
と、そのときだ。
「きゃあっ!」
マリの鋭い悲鳴が外から聞こえてきたのだ。俺とミズタは揃って立ち上がり、高い位置にある窓から外を見下ろした。
「どうした、マリ!」
「どうしたの、マリ!」
マリはすっかり怯え切って、地面にへたり込んでいる。
「ネ、ネズミ……!」
彼女の前を灰色のネズミが鳴きながら横断していった。ミズタが安堵と憤慨の混合する溜め息を吐き出す。
「何かと思えば……。ネズミが嫌いな癖、治ってなかったのね、マリ。……ん?」
俺とミズタはお互いを見た。双方布が落ちて、真っ裸の状態だ。彼女の顔がたちどころに真っ赤になる。そしてマリとは比べ物にならない金切り声で叫んだ。
「何見てんのよ、変態っ!」
俺は彼女に洗面器をぶつけられながら、ほうほうのていで風呂場を飛び出した。
「見られた……。全部見られた……。死にたい……」
食事の席で、ミズタは嗚咽を漏らしながらスープをすすった。もう新しい衣服を身にまとい、外見だけはすっかり元に戻っているものの、その心は悲愴満々たるようだ。そのくせによく食べる。食ってストレス解消というやつか?
彼女の隣に座っているマリが、可哀想とばかりに相棒の頭を撫でていた。俺に眼鏡を光らせる。
「鏡さん、乙女の一糸まとわぬ姿を暴き立てて満足ですか?」
いや、不可抗力だっただろ。元はといえばマリの悲鳴が原因だし。こっちだって見られたというのに、なぜか俺だけが一方的に悪者扱いだ。俺はパンをスープに浸して柔らかくし、口へと運ぶ。
俺の衣服は人間界に降りた別の神族が、夜のデパートからかっぱらってきたものだ。闘技場でハンシャとやり合ってたときに目測で採寸し、適合するものを選んできたという。これは気が利いていて大いに助かった。あんまり美的センスに優れない、野暮ったい長袖シャツとズボンだったが、ないよりかはましである。
「まあ減るもんじゃねえし、そう泣かなくても……」
「このケダモノ! 謝罪の言葉も出てこないっていうの?」
ミズタが泣きながら、がつがつ食べつつ、俺を非難する。どれか一つにしてくれ。
マリは盛大な息を吐いた。俺をじっと見つめる。
「ごめんなさいは? ミズタにごめんなさい、でしょう、鏡さん」
0
あなたにおすすめの小説
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
レベルアップに魅せられすぎた男の異世界探求記(旧題カンスト厨の異世界探検記)
荻野
ファンタジー
ハーデス 「ワシとこの遺跡ダンジョンをそなたの魔法で成仏させてくれぬかのぅ?」
俺 「確かに俺の神聖魔法はレベルが高い。神様であるアンタとこのダンジョンを成仏させるというのも出来るかもしれないな」
ハーデス 「では……」
俺 「だが断る!」
ハーデス 「むっ、今何と?」
俺 「断ると言ったんだ」
ハーデス 「なぜだ?」
俺 「……俺のレベルだ」
ハーデス 「……は?」
俺 「あともう数千回くらいアンタを倒せば俺のレベルをカンストさせられそうなんだ。だからそれまでは聞き入れることが出来ない」
ハーデス 「レベルをカンスト? お、お主……正気か? 神であるワシですらレベルは9000なんじゃぞ? それをカンスト? 神をも上回る力をそなたは既に得ておるのじゃぞ?」
俺 「そんなことは知ったことじゃない。俺の目標はレベルをカンストさせること。それだけだ」
ハーデス 「……正気……なのか?」
俺 「もちろん」
異世界に放り込まれた俺は、昔ハマったゲームのように異世界をコンプリートすることにした。
たとえ周りの者たちがなんと言おうとも、俺は異世界を極め尽くしてみせる!
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
アラフォーおっさんの週末ダンジョン探検記
ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
ある日、全世界の至る所にダンジョンと呼ばれる異空間が出現した。
そこには人外異形の生命体【魔物】が存在していた。
【魔物】を倒すと魔石を落とす。
魔石には膨大なエネルギーが秘められており、第五次産業革命が起こるほどの衝撃であった。
世は埋蔵金ならぬ、魔石を求めて日々各地のダンジョンを開発していった。
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる