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第12話-2
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ロゼッタは予想していたとはいえ、次に何が出てくるのかと警戒した。「も、ということは、王太子殿下は、あれが事故ではなかったと、お考えになられているのですか?」
「はい、そう思う理由がいくつかあります。まず、事件の数日前——正確には聖女様が聖獣を召喚してから、突然に食材の納品業者を増やしていることです」
「なるほど、私が聖獣を召喚したことが、きっかけとなった可能性があると仰りたいのですね」
「憶測でしかありませんが、教会内部に派閥があるのはお聞き及びですよね。聖獣を召喚した聖女様を取り込みたいと思う者が、邪魔な教王の殺害を目論んだ……と考えていますが、同意見ではありませんか?」
「私を取り込みたい者がいるというのは理解しています。しかし、必ずしも教王の死が、陰謀によるものだと言い切れないのではないですか?」
「あの質素倹約を重んじる教王が、突然贅沢をしたくなったとは思えません。それに、いくら似ているからといって、業者や料理人ならば、毒キノコの見分けがつくはずです。ドクツルタケとツクリタケ、ヴェルニッツィ侯爵に頼んで、秘密裏に取り寄せたものがこちらです」アロンツォの従者が2本のキノコを持ってきて見せた。
確かに似てはいる、素人ならば知らずにとって食べるだろうが、専門家となると、このくらいの違いは、見分けられそうなものだとロゼッタも思った。
「確かによく似てはいますが、並べて見ると違いが分かりますね。ですが、これだけでは、事故か故意か、判断のしようがないのではないですか?」
「ええ、故意に毒を盛ったという証拠はありません。しかし、宮殿に出入りする業者は、枢機卿が管理しています。教会内に派閥があることを考慮すると、疑わざるを得ないのです。証拠がなく、犯人の逮捕は難しい。だからといって、手を拱いているわけにはいきません。私は教王——じいやを慕っていました。本当の祖父のように……そんな彼に、生前言われたのです。聖女様をお守りするのが、王太子である私の役目だと」
「私をいかように守るおつもりですか?」信用して良いものだろうかと、しばし逡巡したロゼッタが訊いた。
「ヴェルニッツィ侯爵の後ろ盾を得るのです。教王が亡くなった今、聖女様には後ろ盾がありません」アロンツォが答えた。
「後ろ盾——ですか?」
「おそらく、教王の殺害を企てたのは、モディリアーニ枢機卿でしょう。そこで、なぜ今なのかという疑問が生じます。聖女様、あなたの存在が関係していると、私は考えました。皆さんも、その考えに至ったのではありませんか?」アロンツォはエルモンドとジェラルドを見た。
警護任務中である2人は、この会話に割って入ることができないから、頷いて肯定とした。
「確かに、その考えに至りましたわ。教王からは、誰を信用するか厳選しなさいと言われておりました」アロンツォの質問に、ロゼッタも答えた。
「聖女様は、この国で最も高い位置にいます。モディリアーニ枢機卿は、あなた様を傀儡とし、実権を握るつもりでしょう。教王はその目的のため殺された。教王の存在が、邪魔だったからです」
「私を操り、王室よりも高い権限を得ようと考えているということですわね。でもまだ、モディリアーニ枢機卿からの接触はありませんわ」
「それについては、王室が絡んできています。陛下は、第2王子のサルヴァトーレと、聖女様の婚姻を望んでいます」
「結婚ですか⁉︎」想定外の寝耳に水な知らせに、ロゼッタは動転した。
なぜ驚くのだろうかと考えたアロンツォは、平民にとって結婚とは、一族を繁栄させるためのもの、貴族の結婚が、平民のそれとは違うということに、思い至った。
「貴族の結婚は、政治の一部。家門と家門を繋ぐある種の契約なんです。お互い持ちつ持たれつ、助け合いましょうというね。相手を味方につける、最も有効な手段だということです」
「——なるほど、貴族と平民では随分と婚姻の事情が違うのですね。平民の女は結婚をすると、実家とは縁が切れてしまいますから、そんな考えはありませんでした。こんな言い方をすると、人道的ではありませんが、男は子を産み育てるために、女を買うのです。買われた女は生家を捨て、その男の家のために生涯尽くす。それが平民の結婚です」ロゼッタは困ったように笑った。
「王室としては、モディリアーニ枢機卿へ牽制する必要がありますし、サルヴァトーレの婚約者だった令嬢は、3年前に夭折してしまったので、ちょうどいい、というのが、陛下の本音でしょうね」アロンツォは無邪気に笑った。
これほどの美男子が笑うと、とてつもない破壊力を伴うものなのだなと、ロゼッタは思った。
「結婚だなんて……全く考えていませんでしたわ。王宮に来てからまだ3か月ほどです。慣れないことも多く、結婚を考えられる余裕はないかもしれません」
王子と結婚できると聞いたら、普通の女性は喜ぶものではないだろうか?
あからさまに嫌そうな顔をしたロゼッタを、アロンツォは笑った。
「いいのですよ、聖女様のお気持ちが1番大事ですから、サルヴァトーレには、振られてしまったよと伝えておきます」
「そんな、振っただなんて、そんなつもりでは——」
「アロンツォ様、聖女様を困らせないでくださいませ!聖女様、私と友人になってくださいませ。どこへ行くにも、私がお供いたしますわ。そうすれば、ヴェルニッツィ侯爵家が後ろ盾になったと、言外に仄めかすことができますでしょう?私はアロンツォ様の婚約者ですから、ひいては、王室の後ろ盾も得たことになりますわ」
「結婚する必要はないということですわね。でも、それですと、ドナが危険な目に遭ってしまわないかしら、皆さんは私が権力争いに巻き込まれると思っているのでしょう?私が王室側についたとなれば、モディリアーニ枢機卿は、ドナを害そうとするのではないかしら、手っ取り早く、王室と教会の均衡を、元に戻すことができますもの」
「聖女さま、私なら大丈夫ですわ。これでも16年間侯爵令嬢として生きてきました。私は強かな女なのですよ」ドナテッラはまるで悪女のように笑った。
「それに、ヴェルニッツィ侯爵家は、優秀な密偵を多く抱えています。だからこそ、他家から恐れられているのです。ヴェルニッツィ卿も恐ろしい男ですからね、ドナに手を出そうと考える馬鹿はいないでしょう」アロンツォが付け加えた。
「お父様も、2人のお兄様も、凶暴ですから『命が惜しければ、ヴェルニッツィに関わってはいけない』世間では、そんな風に言われておりますわ。ですから、安心なさってくださいませ」
「分かりました。すぐに答えは出せないわ、少し考えさせてください」
「ええ、もちろん。護衛騎士たちと相談したいところでしょう。聖女様はエルモンド卿とジェラルド卿を信頼しているようですね。ただ、2人だけでは心許ない。ドナが一緒に行動すれば、ヴェルニッツィの護衛もついてきます。更には、ヴェルニッツィの情報網も利用することができる。一石二鳥ですよ」アロンツォは、ロゼッタにとって、良いことずくめであると提案した。
アフタヌーンティーはこれで終いだと、アロンツォとドナは席を立った。
「はい、そう思う理由がいくつかあります。まず、事件の数日前——正確には聖女様が聖獣を召喚してから、突然に食材の納品業者を増やしていることです」
「なるほど、私が聖獣を召喚したことが、きっかけとなった可能性があると仰りたいのですね」
「憶測でしかありませんが、教会内部に派閥があるのはお聞き及びですよね。聖獣を召喚した聖女様を取り込みたいと思う者が、邪魔な教王の殺害を目論んだ……と考えていますが、同意見ではありませんか?」
「私を取り込みたい者がいるというのは理解しています。しかし、必ずしも教王の死が、陰謀によるものだと言い切れないのではないですか?」
「あの質素倹約を重んじる教王が、突然贅沢をしたくなったとは思えません。それに、いくら似ているからといって、業者や料理人ならば、毒キノコの見分けがつくはずです。ドクツルタケとツクリタケ、ヴェルニッツィ侯爵に頼んで、秘密裏に取り寄せたものがこちらです」アロンツォの従者が2本のキノコを持ってきて見せた。
確かに似てはいる、素人ならば知らずにとって食べるだろうが、専門家となると、このくらいの違いは、見分けられそうなものだとロゼッタも思った。
「確かによく似てはいますが、並べて見ると違いが分かりますね。ですが、これだけでは、事故か故意か、判断のしようがないのではないですか?」
「ええ、故意に毒を盛ったという証拠はありません。しかし、宮殿に出入りする業者は、枢機卿が管理しています。教会内に派閥があることを考慮すると、疑わざるを得ないのです。証拠がなく、犯人の逮捕は難しい。だからといって、手を拱いているわけにはいきません。私は教王——じいやを慕っていました。本当の祖父のように……そんな彼に、生前言われたのです。聖女様をお守りするのが、王太子である私の役目だと」
「私をいかように守るおつもりですか?」信用して良いものだろうかと、しばし逡巡したロゼッタが訊いた。
「ヴェルニッツィ侯爵の後ろ盾を得るのです。教王が亡くなった今、聖女様には後ろ盾がありません」アロンツォが答えた。
「後ろ盾——ですか?」
「おそらく、教王の殺害を企てたのは、モディリアーニ枢機卿でしょう。そこで、なぜ今なのかという疑問が生じます。聖女様、あなたの存在が関係していると、私は考えました。皆さんも、その考えに至ったのではありませんか?」アロンツォはエルモンドとジェラルドを見た。
警護任務中である2人は、この会話に割って入ることができないから、頷いて肯定とした。
「確かに、その考えに至りましたわ。教王からは、誰を信用するか厳選しなさいと言われておりました」アロンツォの質問に、ロゼッタも答えた。
「聖女様は、この国で最も高い位置にいます。モディリアーニ枢機卿は、あなた様を傀儡とし、実権を握るつもりでしょう。教王はその目的のため殺された。教王の存在が、邪魔だったからです」
「私を操り、王室よりも高い権限を得ようと考えているということですわね。でもまだ、モディリアーニ枢機卿からの接触はありませんわ」
「それについては、王室が絡んできています。陛下は、第2王子のサルヴァトーレと、聖女様の婚姻を望んでいます」
「結婚ですか⁉︎」想定外の寝耳に水な知らせに、ロゼッタは動転した。
なぜ驚くのだろうかと考えたアロンツォは、平民にとって結婚とは、一族を繁栄させるためのもの、貴族の結婚が、平民のそれとは違うということに、思い至った。
「貴族の結婚は、政治の一部。家門と家門を繋ぐある種の契約なんです。お互い持ちつ持たれつ、助け合いましょうというね。相手を味方につける、最も有効な手段だということです」
「——なるほど、貴族と平民では随分と婚姻の事情が違うのですね。平民の女は結婚をすると、実家とは縁が切れてしまいますから、そんな考えはありませんでした。こんな言い方をすると、人道的ではありませんが、男は子を産み育てるために、女を買うのです。買われた女は生家を捨て、その男の家のために生涯尽くす。それが平民の結婚です」ロゼッタは困ったように笑った。
「王室としては、モディリアーニ枢機卿へ牽制する必要がありますし、サルヴァトーレの婚約者だった令嬢は、3年前に夭折してしまったので、ちょうどいい、というのが、陛下の本音でしょうね」アロンツォは無邪気に笑った。
これほどの美男子が笑うと、とてつもない破壊力を伴うものなのだなと、ロゼッタは思った。
「結婚だなんて……全く考えていませんでしたわ。王宮に来てからまだ3か月ほどです。慣れないことも多く、結婚を考えられる余裕はないかもしれません」
王子と結婚できると聞いたら、普通の女性は喜ぶものではないだろうか?
あからさまに嫌そうな顔をしたロゼッタを、アロンツォは笑った。
「いいのですよ、聖女様のお気持ちが1番大事ですから、サルヴァトーレには、振られてしまったよと伝えておきます」
「そんな、振っただなんて、そんなつもりでは——」
「アロンツォ様、聖女様を困らせないでくださいませ!聖女様、私と友人になってくださいませ。どこへ行くにも、私がお供いたしますわ。そうすれば、ヴェルニッツィ侯爵家が後ろ盾になったと、言外に仄めかすことができますでしょう?私はアロンツォ様の婚約者ですから、ひいては、王室の後ろ盾も得たことになりますわ」
「結婚する必要はないということですわね。でも、それですと、ドナが危険な目に遭ってしまわないかしら、皆さんは私が権力争いに巻き込まれると思っているのでしょう?私が王室側についたとなれば、モディリアーニ枢機卿は、ドナを害そうとするのではないかしら、手っ取り早く、王室と教会の均衡を、元に戻すことができますもの」
「聖女さま、私なら大丈夫ですわ。これでも16年間侯爵令嬢として生きてきました。私は強かな女なのですよ」ドナテッラはまるで悪女のように笑った。
「それに、ヴェルニッツィ侯爵家は、優秀な密偵を多く抱えています。だからこそ、他家から恐れられているのです。ヴェルニッツィ卿も恐ろしい男ですからね、ドナに手を出そうと考える馬鹿はいないでしょう」アロンツォが付け加えた。
「お父様も、2人のお兄様も、凶暴ですから『命が惜しければ、ヴェルニッツィに関わってはいけない』世間では、そんな風に言われておりますわ。ですから、安心なさってくださいませ」
「分かりました。すぐに答えは出せないわ、少し考えさせてください」
「ええ、もちろん。護衛騎士たちと相談したいところでしょう。聖女様はエルモンド卿とジェラルド卿を信頼しているようですね。ただ、2人だけでは心許ない。ドナが一緒に行動すれば、ヴェルニッツィの護衛もついてきます。更には、ヴェルニッツィの情報網も利用することができる。一石二鳥ですよ」アロンツォは、ロゼッタにとって、良いことずくめであると提案した。
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