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第3章:星皇の重い愛
第5話:半分消し飛んだ崑崙山
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「アリス。あの馬鹿があんたに贈ってきたプレゼントは壊れてなさそうよ」
「それは良かったのデス。先ほどの戦闘では奥の手を使ってしまっていマス。すでに超一級天使装束はその形を保つだけのエネルギーしか残されていまセン」
「ちなみに、エネルギーがゼロになるとどうなるの?」
「ボクがすっぽんぽんになるだけデス。ヘルメットと左腕に装着している籠手は物質なので、さすがに残りますケド」
ベル=ラプソティはアリス=ロンドがオープン型フルフェイス・ヘルメットと籠手だけを装着し、首級から下がスッポンポンの姿を想像し、ブフッ! と噴き出してしまう。しかも、アリス=ロンドがその姿のままで平然とその辺りをうろついている姿が容易に想像できてしまう。
「今、笑われたのデス。ボクにとって、星皇様とベル様以外に裸体を見せるのは死に等しい恥辱なのデス」
「そうならないようにしないとねっ。あの馬鹿のプレゼントによって起きた地熱が収まり次第、崑崙山を抜けつつ、超一級天使装束のエネルギー補給も終わらせましょ」
アリス=ロンドが少し怒り気味になっているのを感じ取り、ベル=ラプソティは少しだけ気分が安らぐことになる。半天半人として、生まれ変わったアリス=ロンドはヒトと天使の感情が希薄そうに見えてしょうがない。しかしながら、少なからずも、感情を持ち合わせている存在であることにベル=ラプソティは安堵を覚えたのであった。
(価値観の違いってやつなんでしょうね。アリスには大切なヒトがこの世にふたりしかいない。でも、わたくしにはたくさんの護りたい命がある……)
護りたい存在が多ければ多いほど、ヒトや天使はその心がおおいに揺らぐ。しかしながら、ベル=ラプソティはそんな自分が嫌いではなかった。自分の手の届く範囲でしか、ヒトはヒトを護れないというが、ベル=ラプソティはその手が届かない先にまで、救いの手を差し伸べたいと思っている。それがアリス=ロンドが他者に向ける態度以上に傲慢であることは、ベル=ラプソティ自身もわかっている。
「アリス。わたくしたちも休憩に入りましょ。昨日からここまで休みなしなんだから」
「わかりまシタ。食事により、超一級天使装束のエネルギーを少しでも補給しておきマス」
「すごいわね。戦乙女・天使装束とはまったく別な機構を持っているのね」
ベル=ラプソティはこの時、超一級天使装束がいったいどんなシロモノかをまるでわかっていなかった。通常の天使装束は神力を蓄えておくことにより、戦闘時で神力を発揮することが出来る。そして、それらの天使装束は天使たち自身や聖地と呼ばれるような神聖な場所が生み出す神力でないと、天使装束はエネルギーとして受け入れることが出来ない。。
しかし、アリス=ロンドは自身の体内に食物を摂り入れることで、超一級天使装束にもエネルギーを補給できると言ってのけた。これが後々、ベル=ラプソティが聞き流して良い言葉にならないとは彼女自身は思いもしなかった。
休憩に入ったベル=ラプソティたちは、一団の最後方にある幌付き荷馬車で食事と軽い湯あみ、そして睡眠をとる。取るもの取らずに聖地から出立してしまったために、一団の皆は冷たく硬くなったパンと芋と根野菜のスープで腹を満たすことになる。しかしながら、食べる物と寝る場所があるだけマシな状況である。
ベル=ラプソティたち3人娘は狭い幌付き荷馬車の荷台で川の字になって眠る。明けぬ夜は無いという言葉通り、次の日も太陽が東から昇り、一団は朝の訪れに安堵する。太陽の光は創造主:Y.O.N.Nの恵み、月明かりは創造主:Y.O.N.Nの慈悲という言葉がある。朝日を浴びることで、若干ながら、生気を失っていた聖地の住人たちにも活気を取り戻すことになる。
「おはよう、皆。よく眠れた?」
「ベル様の寝相の悪さ以外は快適だったのですゥ」
「もしかして、ベル様が星皇様と寝室を共にしなくなったのは、ベル様が自分の寝相の悪さを気にしてデスカ?」
「あんたたち、ぶん殴るわよっ! 知ってて言ってるでしょ!?」
「あゥあゥ。朝から雷が落ちたのですゥ!」
「ボクはボクの知らないベル様の可愛いところがあると知って、ほっこりしてしまいマシタ。これは星皇様にお伝えしなければなりまセン」
「絶対に言わないでっ! あいつ、絶対に勘違いするからっ!」
3人娘が集まれば、かしましいと言うだけはあり、朝からベル=ラプソティたちは騒ぎ立てる。コッシロー=ネヅはやれやれと口から漏らし、次の瞬間にはふわあああと大あくびをするのであった。ハイヨル混沌が魔の手を伸ばしてきたことで、日常そのものが失われそうになっているというのに、3人娘たちがいつもと変わらぬ日常のような風景を描き出す。
「いやあ、ここは晴れやかですな」
「ベル様。ボクの気持ち良い気分を台無しにされまシタ。眼から光線の発射許可をくだサイ」
「えっと、クォール様。何か御用がありまして?」
ベル=ラプソティはクォール=コンチェルト第1王子が一団の最後尾にまでわざわざやってきたことに警戒心を抱く。崑崙山の半分を消し飛ばした張本人が星皇であることに感づいたのではないかと思ってしまう。アリス=ロンドがクォール=コンチェルト第1王子の口封じをする前に、そのことを確かめようとする。
「いや。用というほどのことではないが……。アリス殿の御尊顔を1日1回は必ず拝しておこうと思ってな」
「ベル様、早くボクに眼から光線の発射許可をくだサイ。ボクを性的な眼で見て良いのは星皇様だけデス」
アリス=ロンドが許可を早くクレクレと急かしてくるが、それを無視して、ベル=ラプソティはホッと安堵の息をつく。どうやら、崑崙山を半壊させた犯人が星皇だと知っているのは、ベル=ラプソティたちだけであり、クォール=コンチェルト第1王子は、それに気づく素振りも見せないのであった。
ベル=ラプソティが崑崙山のことをそれとなく訪ねてみても、クォール=コンチェルト第1王子は、アリス殿たちに怪我がなくて良かったとだけ言ってくる。ニンゲン、知らない方が幸せなことは多々あることだ。聖地に準ずるほどに神聖視されている崑崙山を半分吹き飛ばした犯人はハイヨル混沌だろうと、ベル=ラプソティは語気を強めて主張しておくことにした。
「やはり、俺たちの予想通り、ハイヨル混沌が起こしたことだったのかっ!」
「俺『たち』とは?」
ベル=ラプソティはクォール=コンチェルト第1王子が複数形をつけるので、誰のことを指しているのかと問うてみる。クォール=コンチェルト第1王子は右手を握り込み、わなわなと身体を震わせながら
「ああ、教皇様もハイヨル混沌が崑崙山を吹き飛ばしたのであろうとおっしゃっていた。あの山にはグリーンフォレスト国の守護獣であるフェンリル様が住んでいらっしゃる」
「そ、そう言えば、フェンリル様が居ましたわよね。えっと、カナリア……。フェンリル様が衝撃で吹っ飛ばされてるとこは無い……わよね?」
ベル=ラプソティは今の今まで、崑崙山に住まうフェンリルの存在をすっかり忘れていた。あの大爆発に下手をすると巻き込まれてしまっているのではないかと、身体中から冷や汗をダラダラと垂れ流すことになる。そして、崑崙山周辺の調査をしてもらったカナリア=ソナタに、フェンリル様は健在だったのかを今になって問うことになる……。
「それは良かったのデス。先ほどの戦闘では奥の手を使ってしまっていマス。すでに超一級天使装束はその形を保つだけのエネルギーしか残されていまセン」
「ちなみに、エネルギーがゼロになるとどうなるの?」
「ボクがすっぽんぽんになるだけデス。ヘルメットと左腕に装着している籠手は物質なので、さすがに残りますケド」
ベル=ラプソティはアリス=ロンドがオープン型フルフェイス・ヘルメットと籠手だけを装着し、首級から下がスッポンポンの姿を想像し、ブフッ! と噴き出してしまう。しかも、アリス=ロンドがその姿のままで平然とその辺りをうろついている姿が容易に想像できてしまう。
「今、笑われたのデス。ボクにとって、星皇様とベル様以外に裸体を見せるのは死に等しい恥辱なのデス」
「そうならないようにしないとねっ。あの馬鹿のプレゼントによって起きた地熱が収まり次第、崑崙山を抜けつつ、超一級天使装束のエネルギー補給も終わらせましょ」
アリス=ロンドが少し怒り気味になっているのを感じ取り、ベル=ラプソティは少しだけ気分が安らぐことになる。半天半人として、生まれ変わったアリス=ロンドはヒトと天使の感情が希薄そうに見えてしょうがない。しかしながら、少なからずも、感情を持ち合わせている存在であることにベル=ラプソティは安堵を覚えたのであった。
(価値観の違いってやつなんでしょうね。アリスには大切なヒトがこの世にふたりしかいない。でも、わたくしにはたくさんの護りたい命がある……)
護りたい存在が多ければ多いほど、ヒトや天使はその心がおおいに揺らぐ。しかしながら、ベル=ラプソティはそんな自分が嫌いではなかった。自分の手の届く範囲でしか、ヒトはヒトを護れないというが、ベル=ラプソティはその手が届かない先にまで、救いの手を差し伸べたいと思っている。それがアリス=ロンドが他者に向ける態度以上に傲慢であることは、ベル=ラプソティ自身もわかっている。
「アリス。わたくしたちも休憩に入りましょ。昨日からここまで休みなしなんだから」
「わかりまシタ。食事により、超一級天使装束のエネルギーを少しでも補給しておきマス」
「すごいわね。戦乙女・天使装束とはまったく別な機構を持っているのね」
ベル=ラプソティはこの時、超一級天使装束がいったいどんなシロモノかをまるでわかっていなかった。通常の天使装束は神力を蓄えておくことにより、戦闘時で神力を発揮することが出来る。そして、それらの天使装束は天使たち自身や聖地と呼ばれるような神聖な場所が生み出す神力でないと、天使装束はエネルギーとして受け入れることが出来ない。。
しかし、アリス=ロンドは自身の体内に食物を摂り入れることで、超一級天使装束にもエネルギーを補給できると言ってのけた。これが後々、ベル=ラプソティが聞き流して良い言葉にならないとは彼女自身は思いもしなかった。
休憩に入ったベル=ラプソティたちは、一団の最後方にある幌付き荷馬車で食事と軽い湯あみ、そして睡眠をとる。取るもの取らずに聖地から出立してしまったために、一団の皆は冷たく硬くなったパンと芋と根野菜のスープで腹を満たすことになる。しかしながら、食べる物と寝る場所があるだけマシな状況である。
ベル=ラプソティたち3人娘は狭い幌付き荷馬車の荷台で川の字になって眠る。明けぬ夜は無いという言葉通り、次の日も太陽が東から昇り、一団は朝の訪れに安堵する。太陽の光は創造主:Y.O.N.Nの恵み、月明かりは創造主:Y.O.N.Nの慈悲という言葉がある。朝日を浴びることで、若干ながら、生気を失っていた聖地の住人たちにも活気を取り戻すことになる。
「おはよう、皆。よく眠れた?」
「ベル様の寝相の悪さ以外は快適だったのですゥ」
「もしかして、ベル様が星皇様と寝室を共にしなくなったのは、ベル様が自分の寝相の悪さを気にしてデスカ?」
「あんたたち、ぶん殴るわよっ! 知ってて言ってるでしょ!?」
「あゥあゥ。朝から雷が落ちたのですゥ!」
「ボクはボクの知らないベル様の可愛いところがあると知って、ほっこりしてしまいマシタ。これは星皇様にお伝えしなければなりまセン」
「絶対に言わないでっ! あいつ、絶対に勘違いするからっ!」
3人娘が集まれば、かしましいと言うだけはあり、朝からベル=ラプソティたちは騒ぎ立てる。コッシロー=ネヅはやれやれと口から漏らし、次の瞬間にはふわあああと大あくびをするのであった。ハイヨル混沌が魔の手を伸ばしてきたことで、日常そのものが失われそうになっているというのに、3人娘たちがいつもと変わらぬ日常のような風景を描き出す。
「いやあ、ここは晴れやかですな」
「ベル様。ボクの気持ち良い気分を台無しにされまシタ。眼から光線の発射許可をくだサイ」
「えっと、クォール様。何か御用がありまして?」
ベル=ラプソティはクォール=コンチェルト第1王子が一団の最後尾にまでわざわざやってきたことに警戒心を抱く。崑崙山の半分を消し飛ばした張本人が星皇であることに感づいたのではないかと思ってしまう。アリス=ロンドがクォール=コンチェルト第1王子の口封じをする前に、そのことを確かめようとする。
「いや。用というほどのことではないが……。アリス殿の御尊顔を1日1回は必ず拝しておこうと思ってな」
「ベル様、早くボクに眼から光線の発射許可をくだサイ。ボクを性的な眼で見て良いのは星皇様だけデス」
アリス=ロンドが許可を早くクレクレと急かしてくるが、それを無視して、ベル=ラプソティはホッと安堵の息をつく。どうやら、崑崙山を半壊させた犯人が星皇だと知っているのは、ベル=ラプソティたちだけであり、クォール=コンチェルト第1王子は、それに気づく素振りも見せないのであった。
ベル=ラプソティが崑崙山のことをそれとなく訪ねてみても、クォール=コンチェルト第1王子は、アリス殿たちに怪我がなくて良かったとだけ言ってくる。ニンゲン、知らない方が幸せなことは多々あることだ。聖地に準ずるほどに神聖視されている崑崙山を半分吹き飛ばした犯人はハイヨル混沌だろうと、ベル=ラプソティは語気を強めて主張しておくことにした。
「やはり、俺たちの予想通り、ハイヨル混沌が起こしたことだったのかっ!」
「俺『たち』とは?」
ベル=ラプソティはクォール=コンチェルト第1王子が複数形をつけるので、誰のことを指しているのかと問うてみる。クォール=コンチェルト第1王子は右手を握り込み、わなわなと身体を震わせながら
「ああ、教皇様もハイヨル混沌が崑崙山を吹き飛ばしたのであろうとおっしゃっていた。あの山にはグリーンフォレスト国の守護獣であるフェンリル様が住んでいらっしゃる」
「そ、そう言えば、フェンリル様が居ましたわよね。えっと、カナリア……。フェンリル様が衝撃で吹っ飛ばされてるとこは無い……わよね?」
ベル=ラプソティは今の今まで、崑崙山に住まうフェンリルの存在をすっかり忘れていた。あの大爆発に下手をすると巻き込まれてしまっているのではないかと、身体中から冷や汗をダラダラと垂れ流すことになる。そして、崑崙山周辺の調査をしてもらったカナリア=ソナタに、フェンリル様は健在だったのかを今になって問うことになる……。
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