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第7章:淫蕩の王
第2話:4つの顔
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「アスモウデスっっつ! 七大悪魔のうち、『淫蕩』を司る大悪魔じゃないのっ!」
「こ、こ、こんなの勝てっこないのですゥ! ベル様、逃げてくださィ! 何の準備も無しに戦っちゃいけない相手なのですゥ!」
アスモウデスは悪魔の中でも特徴的すぎた。それゆえにベル=ラプソティはひと目で、かの存在が七大悪魔のひとりであることをすぐに気づくことになる。名を呼ばれたアスモウデスはニヤリと口の端を歪ませ、3つある顔から同時に言葉をベル=ラプソティに向かって放つことになる。
「我を知らぬと言えば、徹底的にその身体に淫蕩を叩きこみ、聖母から淫婦へと堕としてやらんと思ってい……た!?」
アスモウデスがベル=ラプソティに語り掛けている最中だというのに、それを邪魔する存在がいた。その者は長さ3ミャートルもある大きすぎる光刃を持ってして、アスモウデスの右側にある雄羊の頭を叩き割ろうとしてきたのである。アスモウデスはベル=ラプソティに語り掛けるのを止めて、空気を読めない相手に向かって、右手に持つ黒い槍で迎撃を開始する。
「もっと油断してくだサイ。ちなみに先ほどの射撃は10%程度の出力でシタ。アレがボクの全力だと思っていたこと自体に片腹痛しデス」
「言わせておけばっ!」
アスモウデスはまるで自分のことを雑魚とでも言いたげな片羽の天使に、腹立たしい気持ちになってしまう。そして、その腹立たしさは3つある頭のコメカミに青筋として表現されることになる。アスモウデスは片羽の天使が振り下ろしてきた大きすぎる光刃を右手に持つ黒い槍ではじき返すと同時に、腹から生えている竜の顔から火球を放つ。
だが、片羽の天使は片羽しかないとは思えないほどの動きを見せて、腹から発射した火球をあっさりと躱してみせる。そして、七代悪魔のひとりを相手しているというのに、それに対して、畏怖も敬意も持ち合わせていないかのように肉薄してくる片羽の天使であった。アスモウデスは右足を振り上げ、足の指の先にある猛禽の爪でそのか細い身体を三つに引き裂いてしまおうとする。
アスモウデスが右足を踵堕としのように振り下ろすと、アリス=ロンドは大きすぎる光刃で、その一撃を受け止める。しかしながら衝撃がアリス=ロンドの身体を突き抜け、さらには草地の地面へと走り、草地の地面には3つの亀裂が起きる。アリス=ロンドは思わず、片膝をつく恰好となり、さらにはアスモウデスはアリス=ロンドをそのまま踏みつぶさんと、右足に呪力を込める。アリス=ロンドはミシミシと身体中の骨から軋み音が鳴ることになるが、それでも一歩でもその場から後退しようとしなかった。
その姿勢に勇気づけられたのはベル=ラプソティであった。彼女はカナリア=ソナタたちの方へと顔を向け
「カナリア! コッシロー! アリスが頑張っているのよっ! 年長者がここで怖気ついてどうするのよっ!」
「は、はいですゥ! ベル様、あたしが間違っていたのですゥ! 七大悪魔だからって、尻尾を巻いて逃げ出したら、天使失格なのですゥ!」
「チュッチュッチュ。身震い、いや、武者震いで身体がブルブル震えるでッチュウ!」
コッシロー=ネヅは身体の奥底から神力が湧き出るのを感じる。背中に乗せたカナリア=ソナタの臆病風に吹かれて、自分の身が縮こまっていたのを自覚させられる。しかし、心まではアスモウデスに屈することはなく、心が震えると同時に身体も神力で振るえ、勇気が自然と湧いてくる。
コッシロー=ネヅは口を大きく開き、喉の奥から神聖なブレスを吐く。それと同時にベル=ラプソティが右手に持つ大剣ほどの大きさがある光槍を力強く握り込み、アスモウデスの右側の緒羊の顔へ向かってぶん投げる。
アスモウデスはチッ! と3つの顔で舌打ちをし、それぞれの対処に走ることになる。左手に持つ軍旗で天界の騎乗獣であるケルビムが吐いてきた神聖なブレスを掻き消し、右手に持つ黒い槍で、投げ飛ばされてきた光槍を明後日の方向へとかち上げる。そうしておきながら、右足の底で踏みつけようとしている片羽の天使に向かっての呪力はますます上げていく。
ベル=ラプソティたちは少しでもアリス=ロンドがあの踏みつけ攻撃から脱しられるようにと、アリス=ロンドの援護に回る。立ち位置を変えつつ、アスモウデスに向かって、神聖なるブレス攻撃、大剣ほどある帆先付きの光槍を散々に投げつける。
しかし、さすがは七大悪魔のひとりと称されるほどの大悪魔であるアスモウデスだ。3つある頭のうちふたつでベル=ラプソティとコッシロー=ネヅの動きをしっかりと見ており、彼女たちがつけいる隙を決して与えてくれようとはしなかった。
さらにアスモウデスにはもうひとつ顔があった。それは腹を突き破るように外側に出ている竜の顔であった。その竜の顔から火球を生み出し、大空をちょろちょろと舞っているコッシロー=ネヅに向かって、それを放つのであった。コッシロー=ネヅは竜の口から吐き出される火球の対処に戸惑うことになる。この火球が完全に当たらぬ場所に移動すれば、アスモウデスの足元で踏ん張り続けているアリス=ロンドに向かって、火球を飛ばすのは自明の理であった。
自分の位置取りを気にかけねばならないコッシロー=ネヅは口から神聖なブレスを吐きつつも、なるべくアスモウデスの正面やや斜め上空に位置を取り続けた。それにより、紙一重で火球を躱すことになるのだが、そのコッシロー=ネヅのサポートして動くのが背中に乗せているカナリア=ソナタであった。
「コッシローさん、次は左に3ミャートル動いてくださィ! 次は真下へ2ミャートルなのですゥ!」
「チュッチュッチュ! 背中に乗せているのがカナリアだけで良かったのでッチュウ! ベル様やアリス様なら火球に向かって突っ込んでいきなさいよっ! って言うに違いないでッチュウしねぇ!!」
ベル=ラプソティもアリス=ロンドと変わらぬほどに、正面からの衝突を好む性格であった。そして、それをサポートするのはいつもカナリア=ソナタとコッシロー=ネヅである。それゆえにこのコンビは非常に相性が良いと言っても良かった。突っ込み過ぎず、それでいて下がり過ぎずを徹底できるこのコンビは、この戦いにおいて、非常に有意義な存在だったのだ。
アスモウデスは顔が実質4つあるため、3人と1匹を同時に相手をしても、何の障害を感じることはなかった。しかしながら、さっさと1人くらいは倒しておきたいという気持ちはある。聖母はメインディッシュとして考えているために、一番先に倒してしまう考えはまったくアスモウデス側には無かった。それゆえに、右足で踏みつぶそうとしている片羽の天使、または蝿のように纏わりつく天界の騎乗獣であるケルビムのどちらかを真っ先に倒すことが先決であると考えた。
しかし、ケルビムの方はある程度の賢さを感じさせる動きを見せている。そちらを倒すのは時間がまだまだかかりそうな感じを受けたため、片羽の天使を踏みつぶしてしまおうとするアスモウデスであった。右足にかけている呪力をこれまで以上に増すことで、一気にただの肉塊へと変えてしまおうとする。
「こ、こ、こんなの勝てっこないのですゥ! ベル様、逃げてくださィ! 何の準備も無しに戦っちゃいけない相手なのですゥ!」
アスモウデスは悪魔の中でも特徴的すぎた。それゆえにベル=ラプソティはひと目で、かの存在が七大悪魔のひとりであることをすぐに気づくことになる。名を呼ばれたアスモウデスはニヤリと口の端を歪ませ、3つある顔から同時に言葉をベル=ラプソティに向かって放つことになる。
「我を知らぬと言えば、徹底的にその身体に淫蕩を叩きこみ、聖母から淫婦へと堕としてやらんと思ってい……た!?」
アスモウデスがベル=ラプソティに語り掛けている最中だというのに、それを邪魔する存在がいた。その者は長さ3ミャートルもある大きすぎる光刃を持ってして、アスモウデスの右側にある雄羊の頭を叩き割ろうとしてきたのである。アスモウデスはベル=ラプソティに語り掛けるのを止めて、空気を読めない相手に向かって、右手に持つ黒い槍で迎撃を開始する。
「もっと油断してくだサイ。ちなみに先ほどの射撃は10%程度の出力でシタ。アレがボクの全力だと思っていたこと自体に片腹痛しデス」
「言わせておけばっ!」
アスモウデスはまるで自分のことを雑魚とでも言いたげな片羽の天使に、腹立たしい気持ちになってしまう。そして、その腹立たしさは3つある頭のコメカミに青筋として表現されることになる。アスモウデスは片羽の天使が振り下ろしてきた大きすぎる光刃を右手に持つ黒い槍ではじき返すと同時に、腹から生えている竜の顔から火球を放つ。
だが、片羽の天使は片羽しかないとは思えないほどの動きを見せて、腹から発射した火球をあっさりと躱してみせる。そして、七代悪魔のひとりを相手しているというのに、それに対して、畏怖も敬意も持ち合わせていないかのように肉薄してくる片羽の天使であった。アスモウデスは右足を振り上げ、足の指の先にある猛禽の爪でそのか細い身体を三つに引き裂いてしまおうとする。
アスモウデスが右足を踵堕としのように振り下ろすと、アリス=ロンドは大きすぎる光刃で、その一撃を受け止める。しかしながら衝撃がアリス=ロンドの身体を突き抜け、さらには草地の地面へと走り、草地の地面には3つの亀裂が起きる。アリス=ロンドは思わず、片膝をつく恰好となり、さらにはアスモウデスはアリス=ロンドをそのまま踏みつぶさんと、右足に呪力を込める。アリス=ロンドはミシミシと身体中の骨から軋み音が鳴ることになるが、それでも一歩でもその場から後退しようとしなかった。
その姿勢に勇気づけられたのはベル=ラプソティであった。彼女はカナリア=ソナタたちの方へと顔を向け
「カナリア! コッシロー! アリスが頑張っているのよっ! 年長者がここで怖気ついてどうするのよっ!」
「は、はいですゥ! ベル様、あたしが間違っていたのですゥ! 七大悪魔だからって、尻尾を巻いて逃げ出したら、天使失格なのですゥ!」
「チュッチュッチュ。身震い、いや、武者震いで身体がブルブル震えるでッチュウ!」
コッシロー=ネヅは身体の奥底から神力が湧き出るのを感じる。背中に乗せたカナリア=ソナタの臆病風に吹かれて、自分の身が縮こまっていたのを自覚させられる。しかし、心まではアスモウデスに屈することはなく、心が震えると同時に身体も神力で振るえ、勇気が自然と湧いてくる。
コッシロー=ネヅは口を大きく開き、喉の奥から神聖なブレスを吐く。それと同時にベル=ラプソティが右手に持つ大剣ほどの大きさがある光槍を力強く握り込み、アスモウデスの右側の緒羊の顔へ向かってぶん投げる。
アスモウデスはチッ! と3つの顔で舌打ちをし、それぞれの対処に走ることになる。左手に持つ軍旗で天界の騎乗獣であるケルビムが吐いてきた神聖なブレスを掻き消し、右手に持つ黒い槍で、投げ飛ばされてきた光槍を明後日の方向へとかち上げる。そうしておきながら、右足の底で踏みつけようとしている片羽の天使に向かっての呪力はますます上げていく。
ベル=ラプソティたちは少しでもアリス=ロンドがあの踏みつけ攻撃から脱しられるようにと、アリス=ロンドの援護に回る。立ち位置を変えつつ、アスモウデスに向かって、神聖なるブレス攻撃、大剣ほどある帆先付きの光槍を散々に投げつける。
しかし、さすがは七大悪魔のひとりと称されるほどの大悪魔であるアスモウデスだ。3つある頭のうちふたつでベル=ラプソティとコッシロー=ネヅの動きをしっかりと見ており、彼女たちがつけいる隙を決して与えてくれようとはしなかった。
さらにアスモウデスにはもうひとつ顔があった。それは腹を突き破るように外側に出ている竜の顔であった。その竜の顔から火球を生み出し、大空をちょろちょろと舞っているコッシロー=ネヅに向かって、それを放つのであった。コッシロー=ネヅは竜の口から吐き出される火球の対処に戸惑うことになる。この火球が完全に当たらぬ場所に移動すれば、アスモウデスの足元で踏ん張り続けているアリス=ロンドに向かって、火球を飛ばすのは自明の理であった。
自分の位置取りを気にかけねばならないコッシロー=ネヅは口から神聖なブレスを吐きつつも、なるべくアスモウデスの正面やや斜め上空に位置を取り続けた。それにより、紙一重で火球を躱すことになるのだが、そのコッシロー=ネヅのサポートして動くのが背中に乗せているカナリア=ソナタであった。
「コッシローさん、次は左に3ミャートル動いてくださィ! 次は真下へ2ミャートルなのですゥ!」
「チュッチュッチュ! 背中に乗せているのがカナリアだけで良かったのでッチュウ! ベル様やアリス様なら火球に向かって突っ込んでいきなさいよっ! って言うに違いないでッチュウしねぇ!!」
ベル=ラプソティもアリス=ロンドと変わらぬほどに、正面からの衝突を好む性格であった。そして、それをサポートするのはいつもカナリア=ソナタとコッシロー=ネヅである。それゆえにこのコンビは非常に相性が良いと言っても良かった。突っ込み過ぎず、それでいて下がり過ぎずを徹底できるこのコンビは、この戦いにおいて、非常に有意義な存在だったのだ。
アスモウデスは顔が実質4つあるため、3人と1匹を同時に相手をしても、何の障害を感じることはなかった。しかしながら、さっさと1人くらいは倒しておきたいという気持ちはある。聖母はメインディッシュとして考えているために、一番先に倒してしまう考えはまったくアスモウデス側には無かった。それゆえに、右足で踏みつぶそうとしている片羽の天使、または蝿のように纏わりつく天界の騎乗獣であるケルビムのどちらかを真っ先に倒すことが先決であると考えた。
しかし、ケルビムの方はある程度の賢さを感じさせる動きを見せている。そちらを倒すのは時間がまだまだかかりそうな感じを受けたため、片羽の天使を踏みつぶしてしまおうとするアスモウデスであった。右足にかけている呪力をこれまで以上に増すことで、一気にただの肉塊へと変えてしまおうとする。
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