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第8章:目覚めの兆し
第5話:軽くなる心
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「じゃあ、行ってくるよ。お土産は3回戦への出場権でいいかな?」
「わたくしはロックが大怪我しないことを祈っていますわ」
リリー=フルールはそう言うと、ロック=イートのほっぺたにチュッと接吻をする。これはリリー=フルールの願いがこもったモノであった。彼が無事に自分の下へと帰ってくること。そして、勝利をもぎ取ってきてくれることをだ。だが、一番に願っていることは、彼が命に関わるような大怪我をしてほしくないであった。
しかし、ロック=イートは命を賭けてでも、自分の夢を成し遂げようとしていることはリリー=フルールとしてもわかっている。ロック=イートが控室の扉を開けて、通路を進んでいく後ろ姿を見ていると、リリー=フルールは眼尻に涙が溜まっていってしまう。そんな彼女の尻をパーンッ! と勢いよく手のひらで叩く者が居たために、リリー=フルールはヒャンッ! と声をあげ、その場で跳ね上がってしまう。
「何を泣きそうな顔をしているのじゃ。ロックの試合を見に行くぞよ。こんなじめじめとした控室に居ては気分が落ちてきてしまうのじゃ」
「でも……。わたくしはロックが傷ついていく姿をまともに見ていられませんわ……」
各戦士たち並びにそのトレーナーやサポーターは試合場の外、芝生が広がる場所で、その試合を眺めることが出来るルールとなっている。それは相手の戦士がどのような手練れなのかを間近でチェックできるようにしているのである。ヨーコ=タマモとセイ=レ・カンコーはロック=イートの第1試合の時から、そこでロック=イートの戦いぶりを観戦していたのだが、ついぞリリー=フルールはその場所に現れなかった。
リリー=フルールは怖かったのだ。ロック=イートが傷つく姿を見ることが。だが、ヨーコ=タマモはロック=イートの正妻として立候補してしているくせに、彼の闘う姿を直視できぬのはダメだろうということで、嫌がる彼女の両腕を無理やりに掴み、ずるずると試合場の周辺へと引っ張り出す。
試合場の周辺に無理やり連れてこられたリリー=フルールは心臓が跳ね上がりそうになる。第1回戦・第1試合ではあれほどに観客から罵声を浴びていたロック=イートであったのに、今や拍手喝采で迎え入れられていたからだ。もちろん、罵声にも似た野次は相変わらず飛んできている。それでも、観客たちの過半数以上がロック=イートを応援しているのであった。
「ロックもなかなかに人気者へと成り上がったようじゃな。これで、ロックも闘いやすいじゃろうて」
「そうですなあ。第1試合の時は本当にひどかったんですぜ。コープ=フルールさまさまと言ったところでしょうなあ」
リリー=フルールの隣に立つセイ=レ・カンコーとヨーコ=タマモは感慨深い面持ちでそう言うのであった。リリー=フルールは第1試合の時は控室にこもっていたのだが、それでも、観客たちのほとんどがロック=イートに対して、罵声を浴びせていたために、その控室にまで、その聞いていられない汚い声は届いていたのである。だからこそ、余計にリリー=フルールはロック=イートに対して、後ろめたい想いを抱いていたのだ。
父であるコープ=フルールがロック=イートをこの場に連れてこなければ、ロック=イートは観客たちからあれほどの仕打ちを受けることなどなかったはずだとリリー=フルールは思っていた。父の罪は娘の罪であるわけはないのだが、良心の呵責に悩まされていたのだ、彼女は。
だが、ロック=イートを応援する声の多さにリリー=フルールは、ほっと安堵してしまう。ロック=イートを応援しているのは自分だけではないことに安心感を抱くのであった。そんな彼女の頭に左手を乗せて、わしゃわしゃと金色の髪をかき乱す人物が居た。それはヨーコ=タマモである。彼女はリリー=フルールの心配を吹き飛ばすかのようにリリー=フルールの頭を撫で上げたのだ。
「よおおおく、その眼に焼き付けておくのじゃ。ロック=イートが成し遂げようとしていることを。それを子供たちに語り継ぐのがわらわたちの役目なのじゃ」
子供たちって誰を指してのことなのかしら? とリリー=フルールは一瞬考えてしまう。だが、その意味を彼女はすぐに理解することとなる。ヨーコ=タマモがクックックと口から漏らし、邪悪な笑みをその顔に浮かべたからである。リリー=フルールは唇をアヒルのくちばしようにさせながら
「わ、わたくしのロックを奪うつもりですわね!? 言うに事欠いて、わたくしよりも先にロックとの子供を授かろうというつもりですわよね!?」
「ほう……? さすがに気づかれてしまったかえ? なあに、安心するのじゃ。あくまでもわらわは妾なのじゃ。正妻の座まで取ろうという気はないのじゃ。しかしながら、それはあくまで建前であり、おぬしよりも先にわらわがロックを抱いてやろうと思っているだけじゃ」
大きなおっぱいを抱え込むように両腕で支えつつ、余裕しゃくしゃくといった感じのヨーコ=タマモに対して、憤慨してしまったリリー=フルールがフンッ! 鼻を鳴らし
「ロックは毎晩わたくしが抱き枕にしていますのよ!? だから、わたくしが先にロックの子供を授かるに決まっていますわよっ!?」
リリー=フルールの返しに対して、ヨーコ=タマモだけでなく、セイ=レ・カンコーまでもが左右に両腕を広げて、やれやれといった所作をする。抱き枕以上のことはしていなことが二人には容易に想像できたからである。男女の関係はその先もあることを二人は知っている。だが、肝心のロック=イートはアレだし、リリー=フルールもよくわかってない現状がありありとわかる発言のために、ヨーコ=タマモたちはハイハイ……と言う他無かったのであった。
そんなやりとりをしている3人を置いておいて、戦士たちが闘う試合場である石畳の周りには試合管理人が3人と弓神:ダルシゥム=カーメンが集まりだすのであった。彼らは何かを話し合ったあと、正方形である石畳の4辺の中ほどに移動し、ついに試合開始の合図を観客たちに示しだす。
「上覧武闘会もいよいよ第2回戦の始まりでごわす! 第1試合を飾るのは拳聖:キョーコ=モトカードの後継者として指名されたロック=イート! そして彼に対するは、かつてアンゴルモア大王軍の斥候部隊に所属していたコッチロー=ネヅでごわす!」
弓神:ダルシゥム=カーメンがそう高々と宣言する。しかしながら、それに眉根をひそめるのはセイ=レ・カンコーとリリー=フルールであった。何故に斥候部隊に所属していたという過去形なのかが気になってしょうがない。そんな二人の疑問に応えたのはヨーコ=タマモであった……。
「わたくしはロックが大怪我しないことを祈っていますわ」
リリー=フルールはそう言うと、ロック=イートのほっぺたにチュッと接吻をする。これはリリー=フルールの願いがこもったモノであった。彼が無事に自分の下へと帰ってくること。そして、勝利をもぎ取ってきてくれることをだ。だが、一番に願っていることは、彼が命に関わるような大怪我をしてほしくないであった。
しかし、ロック=イートは命を賭けてでも、自分の夢を成し遂げようとしていることはリリー=フルールとしてもわかっている。ロック=イートが控室の扉を開けて、通路を進んでいく後ろ姿を見ていると、リリー=フルールは眼尻に涙が溜まっていってしまう。そんな彼女の尻をパーンッ! と勢いよく手のひらで叩く者が居たために、リリー=フルールはヒャンッ! と声をあげ、その場で跳ね上がってしまう。
「何を泣きそうな顔をしているのじゃ。ロックの試合を見に行くぞよ。こんなじめじめとした控室に居ては気分が落ちてきてしまうのじゃ」
「でも……。わたくしはロックが傷ついていく姿をまともに見ていられませんわ……」
各戦士たち並びにそのトレーナーやサポーターは試合場の外、芝生が広がる場所で、その試合を眺めることが出来るルールとなっている。それは相手の戦士がどのような手練れなのかを間近でチェックできるようにしているのである。ヨーコ=タマモとセイ=レ・カンコーはロック=イートの第1試合の時から、そこでロック=イートの戦いぶりを観戦していたのだが、ついぞリリー=フルールはその場所に現れなかった。
リリー=フルールは怖かったのだ。ロック=イートが傷つく姿を見ることが。だが、ヨーコ=タマモはロック=イートの正妻として立候補してしているくせに、彼の闘う姿を直視できぬのはダメだろうということで、嫌がる彼女の両腕を無理やりに掴み、ずるずると試合場の周辺へと引っ張り出す。
試合場の周辺に無理やり連れてこられたリリー=フルールは心臓が跳ね上がりそうになる。第1回戦・第1試合ではあれほどに観客から罵声を浴びていたロック=イートであったのに、今や拍手喝采で迎え入れられていたからだ。もちろん、罵声にも似た野次は相変わらず飛んできている。それでも、観客たちの過半数以上がロック=イートを応援しているのであった。
「ロックもなかなかに人気者へと成り上がったようじゃな。これで、ロックも闘いやすいじゃろうて」
「そうですなあ。第1試合の時は本当にひどかったんですぜ。コープ=フルールさまさまと言ったところでしょうなあ」
リリー=フルールの隣に立つセイ=レ・カンコーとヨーコ=タマモは感慨深い面持ちでそう言うのであった。リリー=フルールは第1試合の時は控室にこもっていたのだが、それでも、観客たちのほとんどがロック=イートに対して、罵声を浴びせていたために、その控室にまで、その聞いていられない汚い声は届いていたのである。だからこそ、余計にリリー=フルールはロック=イートに対して、後ろめたい想いを抱いていたのだ。
父であるコープ=フルールがロック=イートをこの場に連れてこなければ、ロック=イートは観客たちからあれほどの仕打ちを受けることなどなかったはずだとリリー=フルールは思っていた。父の罪は娘の罪であるわけはないのだが、良心の呵責に悩まされていたのだ、彼女は。
だが、ロック=イートを応援する声の多さにリリー=フルールは、ほっと安堵してしまう。ロック=イートを応援しているのは自分だけではないことに安心感を抱くのであった。そんな彼女の頭に左手を乗せて、わしゃわしゃと金色の髪をかき乱す人物が居た。それはヨーコ=タマモである。彼女はリリー=フルールの心配を吹き飛ばすかのようにリリー=フルールの頭を撫で上げたのだ。
「よおおおく、その眼に焼き付けておくのじゃ。ロック=イートが成し遂げようとしていることを。それを子供たちに語り継ぐのがわらわたちの役目なのじゃ」
子供たちって誰を指してのことなのかしら? とリリー=フルールは一瞬考えてしまう。だが、その意味を彼女はすぐに理解することとなる。ヨーコ=タマモがクックックと口から漏らし、邪悪な笑みをその顔に浮かべたからである。リリー=フルールは唇をアヒルのくちばしようにさせながら
「わ、わたくしのロックを奪うつもりですわね!? 言うに事欠いて、わたくしよりも先にロックとの子供を授かろうというつもりですわよね!?」
「ほう……? さすがに気づかれてしまったかえ? なあに、安心するのじゃ。あくまでもわらわは妾なのじゃ。正妻の座まで取ろうという気はないのじゃ。しかしながら、それはあくまで建前であり、おぬしよりも先にわらわがロックを抱いてやろうと思っているだけじゃ」
大きなおっぱいを抱え込むように両腕で支えつつ、余裕しゃくしゃくといった感じのヨーコ=タマモに対して、憤慨してしまったリリー=フルールがフンッ! 鼻を鳴らし
「ロックは毎晩わたくしが抱き枕にしていますのよ!? だから、わたくしが先にロックの子供を授かるに決まっていますわよっ!?」
リリー=フルールの返しに対して、ヨーコ=タマモだけでなく、セイ=レ・カンコーまでもが左右に両腕を広げて、やれやれといった所作をする。抱き枕以上のことはしていなことが二人には容易に想像できたからである。男女の関係はその先もあることを二人は知っている。だが、肝心のロック=イートはアレだし、リリー=フルールもよくわかってない現状がありありとわかる発言のために、ヨーコ=タマモたちはハイハイ……と言う他無かったのであった。
そんなやりとりをしている3人を置いておいて、戦士たちが闘う試合場である石畳の周りには試合管理人が3人と弓神:ダルシゥム=カーメンが集まりだすのであった。彼らは何かを話し合ったあと、正方形である石畳の4辺の中ほどに移動し、ついに試合開始の合図を観客たちに示しだす。
「上覧武闘会もいよいよ第2回戦の始まりでごわす! 第1試合を飾るのは拳聖:キョーコ=モトカードの後継者として指名されたロック=イート! そして彼に対するは、かつてアンゴルモア大王軍の斥候部隊に所属していたコッチロー=ネヅでごわす!」
弓神:ダルシゥム=カーメンがそう高々と宣言する。しかしながら、それに眉根をひそめるのはセイ=レ・カンコーとリリー=フルールであった。何故に斥候部隊に所属していたという過去形なのかが気になってしょうがない。そんな二人の疑問に応えたのはヨーコ=タマモであった……。
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