80 / 122
第8章:目覚めの兆し
第9話:不本意な決着
しおりを挟む
控室に運ばれたロック=イートが眼を覚ましたのは、試合が終わってから1時間後であった。簡素なベッドの上でロック=イートは上半身を起こし、頭を左右に振る。よくわからないがズキンズキンッと頭痛が襲いかかっていたためである。
「お? ようやくお目覚めになったっすか。いやあ、ロックさん、ありゃないですぜ?」
「本当にそうですわ。ロックらしくありませんでしたわ……」
ロック=イートはセイ=レ・カンコーとリリー=フルールにそう言われ、頭痛に耐える顔が苦渋の表情へと変わってしまう。ロック=イートとしても、あの時、自分が取った行動に嫌気を感じていたからだ。
「俺はどうしちまったんだ……? まるで俺が俺でないような感じだった……。俺はやめろと言ったんだ! だが、身体が勝手に動いちまったんだ」
ロック=イートは半鼠半人のコッチロー=ネヅをあそこまで痛めつける気は無かったとリリー=フルールたちに言う。だが、彼女たちはロック=イートの言っている意味がわからないといった感じであった。ああしたのはロック=イート自身であり、それに後悔するようであれば、やらなければよかったのにと思う。だが、ロック=イートはコッチロー=ネヅをあそこまで追い詰めたくなかったと言う。3人の会話は噛みあうことはなかったのであった。
「ふむ……。ロックはあの状態の時、確かに意識があったのじゃな? しかしながら、身体が言うことを聞かなかったと……。わらわが見た感じ、先祖返りを使ったわけでもないのにおかしいのう?」
ロック=イートが10カウントぎりぎりで立ち上がった時、彼の身体自体には変化は見られなかった。先祖返りを使ったならば、種族に見合った体型変化が伴う。そして、そこからさらに暴走状態に入れば、自分の意思とは関係なく、身体が勝手に動くこともある。しかし、そうでなさそうであることは、ロック=イートの試合をつぶさに観察していたヨーコ=タマモも感づいていた。ならば、ロック=イートが冷酷無比にコッチロー=ネヅにトドメを刺した理由もよくわからないのであった。
ヨーコ=タマモはう~~~むと唸り、ロック=イートが何故あのような行動を取ったのかを推測するが、ついぞ答えは出なかった。それよりもだ。第2回戦を突破したことを祝おうではないかとロック=イートたちに提案する。
「いや……。勝てたこと自体は嬉しいけど、やっぱりコッチローさんをあそこまで痛めつけたのは不本意だし、素直に喜べないっていうか……」
「難しい話ですなあ。そんなにコッチローのことが気になるなら、後で謝罪に行けばいいんじゃないっすか? まあ、勝者に謝られても、向こうとしてはふざけるなっ! って叱られそうですけどな?」
「そう……だよな。勝者が敗者にかける言葉があるわけないもんな。どう言い繕ったところで、嫌味にしか思われないもんだし」
ロック=イートとしては今回の戦いにおける勝利についてはすっきりしていなかった。意識はあったが、あれは自分の意思でやったことではないという、はっきりとした自覚があった。急に全身に力がみなぎり、その力に飲み込まれて、相手を必要以上に痛めつけてしまったからだ。もちろん、ギリギリの戦いにおいて、そんなことを考えれるほどの余裕は微塵もない。
だが、コッチロー=ネヅは戦槌を石畳の上に落としたすぐ後に、戦意喪失してしまったのは、ロック=イートも認識していたのである。あとは顔面に一発、ロケット・パンチを叩きこんでしまえば、それで終わりであった。だが、わざわざ金属鎧を破壊し、剥き出しになった腹をえぐってしまったのだ。重ねて言うが、ロック=イートの意識はあったが、ロック=イートの意思でそうしたかったわけではない。
(俺は何であそこまで相手を追い込んでしまったんだ? やりようなんて、いくらでもあっただろ!?)
思いつめるロック=イートに対して、リリー=フルールがそっと優しく彼の握り込んだ左手の上に自分の両手を重ねる。ロック=イートはその両手から温かみを感じて、少しだけ心が軽くなる気がしたのだ。
「大丈夫ですわ。ロックにはわたくしがついていますのよ。今度、ロックが何か得体の知れないモノに飲み込まれそうになったら、わたくしが身体を張って、ロックを止めますわ」
ロック=イートは彼女の言葉に救われたような気がした。そして、ロック=イートは優しく語り掛けてくるリリー=フルールが愛おしく感じ、彼女の左手を自分の唇近くに持っていき、軽く接吻をする。
「ご、ごめん……。つい、リリー様に甘えたくなって……」
「うふふっ。どうせなら、唇でもよかったのに。でも、騎士様ならわたくしの手に接吻するのは当然といえば当然ですわね?」
ロック=イートは気恥ずかしさからか、右手で自分の頭をボリボリと掻くことになる。そんな二人を見て、ヨーコ=タマモは満足気にうんうんと頷くのであった。そして、ロック=イートの頭を左手でポンポンと軽く叩き
「おぬしはまだまだ若いのじゃ。若さゆえの過ちということで、今回は心に留めおく程度にしておくことじゃな。まあ、コッチローにはわらわがロックがやりすぎたことを後悔していたと伝えておくのじゃ。本人が直接言うよりかは遥かに穏便に済むじゃろうて」
「ありがとう、タマモさん。コッチローさんの件は任せたよ。てか、安心したら、何だか急に腹が減っちまった。何か食べる物を持ってないか?」
ロック=イートはグルルゥとまるで獣が威嚇するような音が腹から鳴ってしまったことに赤面してしまう。先ほどまで空腹感を感じてなかったのだが、心に余裕が生まれたためか、急にお腹が空き始めたのだ。何かを腹に詰め込みたいと思ってしまい、リリー=フルールたちに何か持っていないか聞くことにする。
「バナナジュースがあれば良かったのですが、ロックが寝ている間、手持ちぶたさで皆で軽い昼食代わりに飲んでしまいましたの……」
「ううむ……。赤マムシの串焼きを控室に置いておいたのじゃが、いつの間にか消えてしまったのじゃ。どさくさまぎれに誰かが食べてしまったのかもしれないのじゃ」
リリー=フルールとヨーコ=タマモが申し訳ないといった感じの表情に変わってしまった。ロック=イートは何だか催促してしまったようで、彼も悪いことを言ってしまったといった感じの表情に変わってしまう。そんな3人を見かねたセイ=レ・カンコーが、円形闘技場の観客席でうろついている売り子から何か買ってくると言い出し、控室から飛び出していくのであった……。
「お? ようやくお目覚めになったっすか。いやあ、ロックさん、ありゃないですぜ?」
「本当にそうですわ。ロックらしくありませんでしたわ……」
ロック=イートはセイ=レ・カンコーとリリー=フルールにそう言われ、頭痛に耐える顔が苦渋の表情へと変わってしまう。ロック=イートとしても、あの時、自分が取った行動に嫌気を感じていたからだ。
「俺はどうしちまったんだ……? まるで俺が俺でないような感じだった……。俺はやめろと言ったんだ! だが、身体が勝手に動いちまったんだ」
ロック=イートは半鼠半人のコッチロー=ネヅをあそこまで痛めつける気は無かったとリリー=フルールたちに言う。だが、彼女たちはロック=イートの言っている意味がわからないといった感じであった。ああしたのはロック=イート自身であり、それに後悔するようであれば、やらなければよかったのにと思う。だが、ロック=イートはコッチロー=ネヅをあそこまで追い詰めたくなかったと言う。3人の会話は噛みあうことはなかったのであった。
「ふむ……。ロックはあの状態の時、確かに意識があったのじゃな? しかしながら、身体が言うことを聞かなかったと……。わらわが見た感じ、先祖返りを使ったわけでもないのにおかしいのう?」
ロック=イートが10カウントぎりぎりで立ち上がった時、彼の身体自体には変化は見られなかった。先祖返りを使ったならば、種族に見合った体型変化が伴う。そして、そこからさらに暴走状態に入れば、自分の意思とは関係なく、身体が勝手に動くこともある。しかし、そうでなさそうであることは、ロック=イートの試合をつぶさに観察していたヨーコ=タマモも感づいていた。ならば、ロック=イートが冷酷無比にコッチロー=ネヅにトドメを刺した理由もよくわからないのであった。
ヨーコ=タマモはう~~~むと唸り、ロック=イートが何故あのような行動を取ったのかを推測するが、ついぞ答えは出なかった。それよりもだ。第2回戦を突破したことを祝おうではないかとロック=イートたちに提案する。
「いや……。勝てたこと自体は嬉しいけど、やっぱりコッチローさんをあそこまで痛めつけたのは不本意だし、素直に喜べないっていうか……」
「難しい話ですなあ。そんなにコッチローのことが気になるなら、後で謝罪に行けばいいんじゃないっすか? まあ、勝者に謝られても、向こうとしてはふざけるなっ! って叱られそうですけどな?」
「そう……だよな。勝者が敗者にかける言葉があるわけないもんな。どう言い繕ったところで、嫌味にしか思われないもんだし」
ロック=イートとしては今回の戦いにおける勝利についてはすっきりしていなかった。意識はあったが、あれは自分の意思でやったことではないという、はっきりとした自覚があった。急に全身に力がみなぎり、その力に飲み込まれて、相手を必要以上に痛めつけてしまったからだ。もちろん、ギリギリの戦いにおいて、そんなことを考えれるほどの余裕は微塵もない。
だが、コッチロー=ネヅは戦槌を石畳の上に落としたすぐ後に、戦意喪失してしまったのは、ロック=イートも認識していたのである。あとは顔面に一発、ロケット・パンチを叩きこんでしまえば、それで終わりであった。だが、わざわざ金属鎧を破壊し、剥き出しになった腹をえぐってしまったのだ。重ねて言うが、ロック=イートの意識はあったが、ロック=イートの意思でそうしたかったわけではない。
(俺は何であそこまで相手を追い込んでしまったんだ? やりようなんて、いくらでもあっただろ!?)
思いつめるロック=イートに対して、リリー=フルールがそっと優しく彼の握り込んだ左手の上に自分の両手を重ねる。ロック=イートはその両手から温かみを感じて、少しだけ心が軽くなる気がしたのだ。
「大丈夫ですわ。ロックにはわたくしがついていますのよ。今度、ロックが何か得体の知れないモノに飲み込まれそうになったら、わたくしが身体を張って、ロックを止めますわ」
ロック=イートは彼女の言葉に救われたような気がした。そして、ロック=イートは優しく語り掛けてくるリリー=フルールが愛おしく感じ、彼女の左手を自分の唇近くに持っていき、軽く接吻をする。
「ご、ごめん……。つい、リリー様に甘えたくなって……」
「うふふっ。どうせなら、唇でもよかったのに。でも、騎士様ならわたくしの手に接吻するのは当然といえば当然ですわね?」
ロック=イートは気恥ずかしさからか、右手で自分の頭をボリボリと掻くことになる。そんな二人を見て、ヨーコ=タマモは満足気にうんうんと頷くのであった。そして、ロック=イートの頭を左手でポンポンと軽く叩き
「おぬしはまだまだ若いのじゃ。若さゆえの過ちということで、今回は心に留めおく程度にしておくことじゃな。まあ、コッチローにはわらわがロックがやりすぎたことを後悔していたと伝えておくのじゃ。本人が直接言うよりかは遥かに穏便に済むじゃろうて」
「ありがとう、タマモさん。コッチローさんの件は任せたよ。てか、安心したら、何だか急に腹が減っちまった。何か食べる物を持ってないか?」
ロック=イートはグルルゥとまるで獣が威嚇するような音が腹から鳴ってしまったことに赤面してしまう。先ほどまで空腹感を感じてなかったのだが、心に余裕が生まれたためか、急にお腹が空き始めたのだ。何かを腹に詰め込みたいと思ってしまい、リリー=フルールたちに何か持っていないか聞くことにする。
「バナナジュースがあれば良かったのですが、ロックが寝ている間、手持ちぶたさで皆で軽い昼食代わりに飲んでしまいましたの……」
「ううむ……。赤マムシの串焼きを控室に置いておいたのじゃが、いつの間にか消えてしまったのじゃ。どさくさまぎれに誰かが食べてしまったのかもしれないのじゃ」
リリー=フルールとヨーコ=タマモが申し訳ないといった感じの表情に変わってしまった。ロック=イートは何だか催促してしまったようで、彼も悪いことを言ってしまったといった感じの表情に変わってしまう。そんな3人を見かねたセイ=レ・カンコーが、円形闘技場の観客席でうろついている売り子から何か買ってくると言い出し、控室から飛び出していくのであった……。
0
あなたにおすすめの小説
はじめまして、私の知らない婚約者様
有木珠乃@『ヒロ弟』コミカライズ配信中
ファンタジー
ミルドレッド・カーマイン公爵令嬢は突然、学園の食堂で話しかけられる。
見覚えのない男性。傍らには豊満な体型の女性がいる。
けれどその女性から発せられた男性の名前には、聞き覚えがあった。
ミルドレッドの婚約者であるブルーノ王子であることを。
けれどミルドレッドの反応は薄い。なぜなら彼女は……。
この世界を乙女ゲームだと知った人々による、悪役令嬢とヒロイン、魔女の入れ替え話です。
悪役令嬢を救いたかったはずなのに、どうしてこんなことに?
※他サイトにも掲載しています。
「がっかりです」——その一言で終わる夫婦が、王宮にはある
柴田はつみ
恋愛
妃の席を踏みにじったのは令嬢——けれど妃の心を折ったのは、夫のたった一言だった
王太子妃リディアの唯一の安らぎは、王太子アーヴィンと交わす午後の茶会。だが新しく王宮に出入りする伯爵令嬢ミレーユは、妃の席に先に座り、殿下を私的に呼び、距離感のない振る舞いを重ねる。
リディアは王宮の礼節としてその場で正す——正しいはずだった。けれど夫は「リディア、そこまで言わなくても……」と、妃を止めた。
「わかりました。あなたには、がっかりです」
微笑んで去ったその日から、夫婦の茶会は終わる。沈黙の王宮で、言葉を失った王太子は、初めて“追う”ことを選ぶが——遅すぎた。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
剣ぺろ伝説〜悪役貴族に転生してしまったが別にどうでもいい〜
みっちゃん
ファンタジー
俺こと「天城剣介」は22歳の日に交通事故で死んでしまった。
…しかし目を覚ますと、俺は知らない女性に抱っこされていた!
「元気に育ってねぇクロウ」
(…クロウ…ってまさか!?)
そうここは自分がやっていた恋愛RPGゲーム
「ラグナロク•オリジン」と言う学園と世界を舞台にした超大型シナリオゲームだ
そんな世界に転生して真っ先に気がついたのは"クロウ"と言う名前、そう彼こそ主人公の攻略対象の女性を付け狙う、ゲーム史上最も嫌われている悪役貴族、それが
「クロウ•チューリア」だ
ありとあらゆる人々のヘイトを貯める行動をして最後には全てに裏切られてザマァをされ、辺境に捨てられて惨めな日々を送る羽目になる、そう言う運命なのだが、彼は思う
運命を変えて仕舞えば物語は大きく変わる
"バタフライ効果"と言う事を思い出し彼は誓う
「ザマァされた後にのんびりスローライフを送ろう!」と!
その為に彼がまず行うのはこのゲーム唯一の「バグ技」…"剣ぺろ"だ
剣ぺろと言う「バグ技」は
"剣を舐めるとステータスのどれかが1上がるバグ"だ
この物語は
剣ぺろバグを使い優雅なスローライフを目指そうと奮闘する悪役貴族の物語
(自分は学園編のみ登場してそこからは全く登場しない、ならそれ以降はのんびりと暮らせば良いんだ!)
しかしこれがフラグになる事を彼はまだ知らない
50代無職、エルフに転生で異世界ざわつく
かわさきはっく
ファンタジー
就職氷河期を生き抜き、数々の職を転々とした末に無職となった50代の俺。
ある日、病で倒れ、気づけば異世界のエルフの賢者に転生していた!?
俺が転生したのは、高位エルフの秘術の失敗によって魂が取り込まれた賢者の肉体。
第二の人生をやり直そうと思ったのも束の間、俺の周囲は大騒ぎだ。
「導き手の復活か!?」「賢者を語る偽物か!?」
信仰派と保守派が入り乱れ、エルフの社会はざわつき始める。
賢者の力を示すため、次々と課される困難な試練。
様々な事件に巻き込まれながらも、俺は異世界で無双する!
異世界ざわつき転生譚、ここに開幕!
※話数は多いですが、一話ごとのボリュームは少なめです。
※「小説家になろう」「カクヨム」「Caita」にも掲載しています。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】追放された子爵令嬢は実力で這い上がる〜家に帰ってこい?いえ、そんなのお断りです〜
Nekoyama
ファンタジー
魔法が優れた強い者が家督を継ぐ。そんな実力主義の子爵家の養女に入って4年、マリーナは魔法もマナーも勉学も頑張り、貴族令嬢にふさわしい教養を身に付けた。来年に魔法学園への入学をひかえ、期待に胸を膨らませていた矢先、家を追放されてしまう。放り出されたマリーナは怒りを胸に立ち上がり、幸せを掴んでいく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる