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第12章:ロケット・パンチ
第8話:ありがとう
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「ははっ……。皆、口々に勝手を言いやがって。だが、『世界最強の生物』の夢が叶うその瞬間がやってきてるってのに寝てるわけにはいかないなっ!!」
ロック=イートはまだ動く右腕を使い、無理やりにその場で立ち上がろうとする。足はがくがくと震え、まともに力が入らない。左腕は肩の骨が折れて、ブランブランと地面の方向へとぶら下がっている状態だ。さらに先ほどアンゴルモア大王に蹴られた腹はあまりの痛みのせいで逆に痛覚が麻痺してしまっている状態だ。ロック=イートは誰の眼から見ても、まともに戦える状態ではなかった。
しかし、そんな観客たちの悲観な想いを一切受け付けぬとばかりに、ロック=イートは立ち上がり、闘うための構えを取る。両足を大きく前後に開き、重心を下腹部に据えるために腰を落とす。そして、唯一まともに動く右腕を折りたたむ。自分が信頼しているロケット・パンチを放つ体勢を整えていく。
そんなロック=イートを見て、アンゴルモア大王はほくそ笑む。そして、両腕を身体の左右へ大きく開き、まるで好きなように打ってこいと言わんばかりの構えを取るのであった。ロック=イートはそんな余裕しゃくしゃくのアンゴルモア大王に対して、怒りを通り越して、感謝の念が心の奥底から湧いてきてしまう。ロック=イートよりも数百段上の実力を有していると言わんばかりの態度でありながらも、まるで母が我が子を抱きしめてあげようとも思えるような雄大な姿なのである。
(人類の父にして、同時に母であると言われる所以がわかる気がするぜ……。ここはありがとうと感謝の念を伝えるべきなのか?)
ロック=イートは口からその言葉を伝えるつもりはなかった。その想いは右の拳に乗せるべきだと考える。そう考えたと同時にロック=イートは左足で石畳を力強く蹴り飛ばす。そうすることで推進力を産み出すのだ。そして推進力は石畳を踏みつける右足によって打拳力へと変換される。
ロック=イートの足から産み出されたエネルギーはふくらはぎ、太もも、尻、腰、背中、そして肩へと伝播していく。それと同時に『ありがとう』の想いを込める。そして、その力と想いが込められたエネルギーは真っ直ぐに伸びていく右腕に集中する。
その時であった。右腕にエネルギーが伝わったと同時に、その右腕が哭いたのである。それは喜び、怒り、嘆き、哀しみの四つの感情を表していた。その哭き声は空気を振動させる。キーーーン! という甲高い音を放射する。その音に共鳴するようにロック=イートの右の義腕がその形を変えたのだ。噴射口を思わせるような突起物が腕先に多数現れる。そこから蒸気を発射し、ロック=イートの右腕をさらに加速させていく。
右腕の変化はそれだけでは無かった。太さ自体が倍に膨れ上がったのである。まるでその様は頑丈な城門を破壊するような破城槌として形作られる。ロック=イートは自身の右腕がそのように変化していくことに気づいていなかった。彼はただアンゴルモア大王に自分の力と想いの全てをぶつけようと考えていたために、右腕の変化についてはロケット・パンチを放ち終わった後に気づくことになる。
「皆、ありがとう……。ロケットォォォ・パーーーーーーーンチッッッ!!」
ロック=イートの右の拳がアンゴルモア大王のみぞおち部分に深々と突き刺さる。ロック=イートは自然と両目から涙があふれ出していた。ロック=イートの乾いた心が満たされていく。そんな感覚に襲われて、思わず両目からその想いがこぼれだしてしまったのだ。
「くっくっく。良いパンチであったぞ……。さすがは神槍:ブリトニー=ノーガゥを打ち倒しただけはある。さあ、これが我からの褒美也ッ!」
ロック=イートはアンゴルモア大王が下から上へかち上げてくる右の拳をまともに喰らう。ロック=イートは宙に放り投げられながらも、その眼から涙を溢れさせていた。変化してしまった右腕を見つつ、俺は俺のやれるだけのことをやったんだという満足感に包まれる。ロック=イートは試合場である石畳の上から放り出され、外に広がる芝生の上で数回バウンドを繰り返す。そして、彼は自分が負けたことを察しながら、まぶたを閉じることとなる……。
「ここは……?」
ロック=イートが次に目覚めたのは、今は馴染となってしまった簡素なベッドの上であった。彼が見開いた瞳には見慣れてしまった薄汚い茶色の天井が映っている。その視界を遮るように眼尻に涙を溜めている女性の顔が映り込んでくる。その女性はぽたりぽたりと涙をロック=イートの顔にこぼしつつ、破顔していたのであった。
「そうか……。俺は『世界最強の生物』にはなれなかったのか」
「そんなことありませんわっ。アンゴルモア大王には完膚無きまでに打ちのめされましたけれど、そのアンゴルモア大王が『望めばいつかはたどり着ける漢也』とおっしゃってくれましたものっ!」
ロック=イートはリリー=フルールからアンゴルモア大王の言葉を伝え聞く。それと同時にみるみるうちに彼の瞳は涙の湖に沈んでしまう。その湖は堰を切って、溢れ出してしまう。ロック=イートはここまでの完敗を喫したのは、拳聖:キョーコ=モトカード以来であった。自分の師匠はとてつもない力で自分を打ちのめしたが、アンゴルモア大王のソレは異次元とも言ってさしつかえないレベルである。自分は『世界最強の生物』を目指しておきながら、未だそれそのモノであるアンゴルモア大王の足元にも及ばないことを思い知らされることとなる。
ロック=イートが流している涙は悔し涙であった。しかし、リリー=フルールが流しているのは嬉し涙である。自分の愛する男が生きて自分の下へと帰って来てくれた。それだけでリリー=フルールは十分だったのだ。だが、ロック=イートは悔しさの余り、ワンワンと泣いてしまう。上半身を起こし、リリー=フルールにしがみつき、まるで子供が泣くかのように鼻水を流しつつ、せがむようにリリー=フルールに泣きつくのであった。
リリー=フルールはそんなロック=イートの頭を優しく抱きかかえ、よしよしと子供をあやすように彼を扱う。リリー=フルールは彼が危ういニンゲンだということを承知している。ただただ純粋で、心はすぐに揺れて壊れやすいくせに意地を張り続け、命を賭けてでも夢を成し遂げようとしてしまうそんな彼が愛おしくてたまらないのであった。
そんな彼とは対照的に彼女は嬉し涙を流すのだが、行きつく先は同じだと信じている。彼がどこに向かっていこうが、自分はその側で同じ方向を向いて、共に歩みを進めていこうと心に誓うのであった。
ロック=イートはまだ動く右腕を使い、無理やりにその場で立ち上がろうとする。足はがくがくと震え、まともに力が入らない。左腕は肩の骨が折れて、ブランブランと地面の方向へとぶら下がっている状態だ。さらに先ほどアンゴルモア大王に蹴られた腹はあまりの痛みのせいで逆に痛覚が麻痺してしまっている状態だ。ロック=イートは誰の眼から見ても、まともに戦える状態ではなかった。
しかし、そんな観客たちの悲観な想いを一切受け付けぬとばかりに、ロック=イートは立ち上がり、闘うための構えを取る。両足を大きく前後に開き、重心を下腹部に据えるために腰を落とす。そして、唯一まともに動く右腕を折りたたむ。自分が信頼しているロケット・パンチを放つ体勢を整えていく。
そんなロック=イートを見て、アンゴルモア大王はほくそ笑む。そして、両腕を身体の左右へ大きく開き、まるで好きなように打ってこいと言わんばかりの構えを取るのであった。ロック=イートはそんな余裕しゃくしゃくのアンゴルモア大王に対して、怒りを通り越して、感謝の念が心の奥底から湧いてきてしまう。ロック=イートよりも数百段上の実力を有していると言わんばかりの態度でありながらも、まるで母が我が子を抱きしめてあげようとも思えるような雄大な姿なのである。
(人類の父にして、同時に母であると言われる所以がわかる気がするぜ……。ここはありがとうと感謝の念を伝えるべきなのか?)
ロック=イートは口からその言葉を伝えるつもりはなかった。その想いは右の拳に乗せるべきだと考える。そう考えたと同時にロック=イートは左足で石畳を力強く蹴り飛ばす。そうすることで推進力を産み出すのだ。そして推進力は石畳を踏みつける右足によって打拳力へと変換される。
ロック=イートの足から産み出されたエネルギーはふくらはぎ、太もも、尻、腰、背中、そして肩へと伝播していく。それと同時に『ありがとう』の想いを込める。そして、その力と想いが込められたエネルギーは真っ直ぐに伸びていく右腕に集中する。
その時であった。右腕にエネルギーが伝わったと同時に、その右腕が哭いたのである。それは喜び、怒り、嘆き、哀しみの四つの感情を表していた。その哭き声は空気を振動させる。キーーーン! という甲高い音を放射する。その音に共鳴するようにロック=イートの右の義腕がその形を変えたのだ。噴射口を思わせるような突起物が腕先に多数現れる。そこから蒸気を発射し、ロック=イートの右腕をさらに加速させていく。
右腕の変化はそれだけでは無かった。太さ自体が倍に膨れ上がったのである。まるでその様は頑丈な城門を破壊するような破城槌として形作られる。ロック=イートは自身の右腕がそのように変化していくことに気づいていなかった。彼はただアンゴルモア大王に自分の力と想いの全てをぶつけようと考えていたために、右腕の変化についてはロケット・パンチを放ち終わった後に気づくことになる。
「皆、ありがとう……。ロケットォォォ・パーーーーーーーンチッッッ!!」
ロック=イートの右の拳がアンゴルモア大王のみぞおち部分に深々と突き刺さる。ロック=イートは自然と両目から涙があふれ出していた。ロック=イートの乾いた心が満たされていく。そんな感覚に襲われて、思わず両目からその想いがこぼれだしてしまったのだ。
「くっくっく。良いパンチであったぞ……。さすがは神槍:ブリトニー=ノーガゥを打ち倒しただけはある。さあ、これが我からの褒美也ッ!」
ロック=イートはアンゴルモア大王が下から上へかち上げてくる右の拳をまともに喰らう。ロック=イートは宙に放り投げられながらも、その眼から涙を溢れさせていた。変化してしまった右腕を見つつ、俺は俺のやれるだけのことをやったんだという満足感に包まれる。ロック=イートは試合場である石畳の上から放り出され、外に広がる芝生の上で数回バウンドを繰り返す。そして、彼は自分が負けたことを察しながら、まぶたを閉じることとなる……。
「ここは……?」
ロック=イートが次に目覚めたのは、今は馴染となってしまった簡素なベッドの上であった。彼が見開いた瞳には見慣れてしまった薄汚い茶色の天井が映っている。その視界を遮るように眼尻に涙を溜めている女性の顔が映り込んでくる。その女性はぽたりぽたりと涙をロック=イートの顔にこぼしつつ、破顔していたのであった。
「そうか……。俺は『世界最強の生物』にはなれなかったのか」
「そんなことありませんわっ。アンゴルモア大王には完膚無きまでに打ちのめされましたけれど、そのアンゴルモア大王が『望めばいつかはたどり着ける漢也』とおっしゃってくれましたものっ!」
ロック=イートはリリー=フルールからアンゴルモア大王の言葉を伝え聞く。それと同時にみるみるうちに彼の瞳は涙の湖に沈んでしまう。その湖は堰を切って、溢れ出してしまう。ロック=イートはここまでの完敗を喫したのは、拳聖:キョーコ=モトカード以来であった。自分の師匠はとてつもない力で自分を打ちのめしたが、アンゴルモア大王のソレは異次元とも言ってさしつかえないレベルである。自分は『世界最強の生物』を目指しておきながら、未だそれそのモノであるアンゴルモア大王の足元にも及ばないことを思い知らされることとなる。
ロック=イートが流している涙は悔し涙であった。しかし、リリー=フルールが流しているのは嬉し涙である。自分の愛する男が生きて自分の下へと帰って来てくれた。それだけでリリー=フルールは十分だったのだ。だが、ロック=イートは悔しさの余り、ワンワンと泣いてしまう。上半身を起こし、リリー=フルールにしがみつき、まるで子供が泣くかのように鼻水を流しつつ、せがむようにリリー=フルールに泣きつくのであった。
リリー=フルールはそんなロック=イートの頭を優しく抱きかかえ、よしよしと子供をあやすように彼を扱う。リリー=フルールは彼が危ういニンゲンだということを承知している。ただただ純粋で、心はすぐに揺れて壊れやすいくせに意地を張り続け、命を賭けてでも夢を成し遂げようとしてしまうそんな彼が愛おしくてたまらないのであった。
そんな彼とは対照的に彼女は嬉し涙を流すのだが、行きつく先は同じだと信じている。彼がどこに向かっていこうが、自分はその側で同じ方向を向いて、共に歩みを進めていこうと心に誓うのであった。
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