【R18】俺は悪くねえ! ~愛しのお姫様が女騎士に変化しているのを知らずに後ろの穴を穿ってしまいました~

ももちく

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第5章:天使の嬉し涙

第1話:クルスの実力

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――北ラメリア大陸歴1495年1月2日 天界の一角:ヴァルハラにて――

 畳の上に敷布団がひとつ。そして、その敷布団の上には枕がふたつ用意されていた。レオナルト=ヴィッダーはその枕の上に後頭部を乗せて眠ることはこの三日間、満足に出来なかった。それもそうだろう。ヴァルハラに到着し、そこのあるじに顔を見せるや否や、淫婦の天使に襲い掛かられたからだ、レオナルト=ヴィッダーは。

 その淫婦の天使の名はクルス=サンティーモ。彼は今もレオナルト=ヴィッダーのおちんこさんを美味しそうにしゃぶり続けていた。レオナルト=ヴィッダーはこの三日間で100回以上、射精していたが、その先端からあふれ出すスペル魔全てをクルス=サンティーモは喉奥に押下し続けたのである。

「ふむ……。存外に情けない男じゃな、レオナルトよ。クルスにやられ放題ではないか。それで、わらわから天使の嬉し涙を奪おうと考えていたことが片腹痛しじゃ」

 ヴァルハラのあるじであるウルト・デ・ヴァールは、着物姿のままで、この三日間、レオナルト=ヴィッダーとクルス=サンティーモのむつみ合いをじっくりと観察し続けていた。もし、クルス=サンティーモを足腰立てぬほどにガクガクにさせれば、自分もそのむつみ合いに参加しようと考えていた。しかし、そのレオナルト=ヴィッダーときたら、クルス=サンティーモにやられっぱなしであり、ウルト・デ・ヴァールはやれやれ……と嘆息する他なかった。

 今は年も明けて、1月2日となっていた。ウルト・デ・ヴァールは膳の上にあるちょっとした料理に箸をつけつつ、お猪口を満たす清酒をグビッと飲んでいた。レオナルト=ヴィッダーがもう少し頑張ってくれていれば、自分の姫初めもレオナルト=ヴィッダーで済ませておこうと思ったのだが、それも叶わないだろうと思い、酒に酔いしれることにしたのである。

 今、レオナルト=ヴィッダーは左の腕先に付けた手甲ナックル・カバー以外は裸体である。そして、布団の上で海老ぞりになりながら、おちんこさんをクルス=サンティーモにもてあそばれていた。1日目は抵抗の意志を少しばかり示していたが、2日目の朝には為すがままになっている。そして、今は3日目の夕方である。クルス=サンティーモは自分の顔に付着したレオナルト=ヴィッダーのスペル魔が乾く暇もないほどに、レオナルト=ヴィッダーからスペル魔を搾取し続けていた。

「うふふ……。レオン様。降参しますゥ?」

「俺はまだやれる……。絶対に天使の嬉し涙を手に入れるんだっ……」

 都合、123回目となるスペル魔放出を終えたレオナルト=ヴィッダーは浮いていた腰を布団の上へ預ける。レオナルト=ヴィッダーが殊勝だったことは、123回もの射精を二日間半でこなしたというのに、まだおちんこさんの硬度を保ち続けたことであろう。クルス=サンティーモはそんなけなげとも言ってもよい、自分の御主人様に対して、そろそろトドメの一撃を与えようと思った。

 クルス=サンティーモは御主人様のおちんこさんの硬度を高めるために、御主人様の尻の穴に右手の人差し指を中ほどまで突っ込む。レオナルト=ヴィッダーは不意打ち気味にそれをされたために、うぎっ!! という悲鳴にも似た声をあげてしまう。レオナルト=ヴィッダーはノンケである。それゆえに、自分の尻穴を指といえども、ほじくられたことはほぼほぼ無い。それなのに人差し指の中ほどまでに尻穴をつっこまれたことで意識が飛びかけの瞳から星が飛んでいくこととなる。

「レオン様の処女をぼくがいただくのですゥ……。さあ、レオン様、身体の向きを変えてほしいのですゥ……」

 クルス=サンティーモは淫婦の天使の表情のままに、レオナルト=ヴィッダーを尻穴ひとつで操った。右手の人差し指への力加減でレオナルト=ヴィッダーを思いのままに動かす。レオナルト=ヴィッダーは抵抗の意志を示そうとしたが、尻穴に走る激痛で嫌が応にも、クルス=サンティーモの意志に従わされることとなる。レオナルト=ヴィッダーは四つん這いの体勢となる。尻はクルス=サンティーモの顔に向けた格好でだ。

 そんな雌犬の如きの体勢にされたレオナルト=ヴィッダーは、ようやく尻穴から、人差し指を抜いてもらうこととなる。ほっと安堵したレオナルト=ヴィッダーであったが、ふとももの間からクルス=サンティーモの左腕が突っ込まれる。それと同時に牛のちち絞りのように、おちんこさんをしごかれることとなる。その体勢でレオナルト=ヴィッダーは3回、敷布団の上にスペル魔を放出する。

 レオナルト=ヴィッダーの瞳からは悔し涙が流れ出していた。これをした相手がヴァルハラのあるじなら、まだわかる。だが、今まで自分の従者だとしか認識していないクルス=サンティーモに主従逆転されるとは夢にも思わなかったからだ。レオナルト=ヴィッダーはヒグッヒグッ……と嗚咽するが、それがいけなかった。クルス=サンティーモはますます淫婦の天使の表情を強め、ポークビッツへ供給される天使力を高めていく。

「では、レオン様の処女をいただくのですゥ……。最初は痛いかもしれませんが、慣れれば、尻穴でイケるようになるのですゥ……」

 クルス=サンティーモはうっとりとした表情で、四つん這いになりながら、こちらに尻を向けているレオナルト=ヴィッダーの尻肉を両手で広げる。尻穴のシワまでくっきりとなったレオナルト=ヴィッダーのそこにゆっくりとクルス=サンティーモはポークビッツを埋めていく。レオナルト=ヴィッダーは溶岩のように熱いクルス=サンティーモのポークビッツが尻肉をメリメリと言わせながら侵入してくることに恐怖を感じていた。

 しかしながら、レオナルト=ヴィッダーが恐怖を感じたのも、初日のことだけであった。2日、3日と経過していくうちに、レオナルト=ヴィッダーはクルス=サンティーモのポークビッツと言えども、ピストンされるだけでイケる身体になっていた。そして、4日目の朝を迎えるころには、クルス=サンティーモがパンッ! と勢いよく一突きするだけで、レオナルト=ヴィッダーは自分のおちんこさんからスペル魔を放出できるほどに身体を改造されてしまったのである。

「ふふ……。レオン様。アイリス様に無いモノでお尻を突かれることが、どれほどの幸せか、わかってくれましたァ? ぼくはアイリス様が出来ないことを、レオン様に出来るんですよォ? もう、アイリス様のことを忘れて良いんですゥ……」

 クルス=サンティーモは勝者らしく、その顔は誇らしげなモノになっていた。相手を屈服させた満足感に心が満たされていた。それもそうだろう。この3日間、クルス=サンティーモは一度も果てたことが無い。いや、この言い方は間違いである。クルス=サンティーモはこの世に産まれ落ちてから、一度も本当の意味で果てたことが無かった。それゆえに、ヴァルハラのあるじであるウルト・デ・ヴァールが、ふたりのむつみ合いに混ざろうとしなかったのだ……。
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