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第6章:東の海へ
第10話:黄金色のシャワー
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エクレア=シューの頭のネジが吹っ飛んだ発言で、リリベル=ユーリィは彫像のように固まってしまう。ギギギと石と石が擦れるような音が聞こえそうな感じでリリベル=ユーリィは顔をエクレア=シューの方に向ける。だが、エクレア=シューはあっけに囚われているリリベル=ユーリィに対して放言する。
「簡単に説明するとですね~~~。先ほど、レオ様が語ったことは、レオ様本人がされたいことなんです~~~。あたしをマゾ呼ばわりしてましたけど、実際のところはレオ様がマゾなのです~~~。ほら、その証拠にレオ様の股間部分が膨れ上がっているのです~~~」
「嘘……でしょ? レオはわたしに蹴られている状況下、お、お、おちんこさんを立たせているの!?」
リリベル=ユーリィは信じられないと言った感じの表情になっていた。とらえどころのないしゃべり方をするエクレア=シューであるからこそ、嘘を交えての放言だと思っていたからだ。しかしながら、念のためということもあり、リリベル=ユーリィは金属製の紅いブーツの先端でレオナルト=ヴィッダーの股間を押してみる。リリベル=ユーリィは確かに抵抗を示す硬い感触に頭の中にクエスチョンマークが何十個も飛び交うこととなる。
「ちょ、ちょっと……。さすがに引くんだけど!? わたしに蹴られて、レオは気持ちよくなっちゃったの!?」
「俺は悪くねえっ! 痛気持ち良かったなんて、死んでも言う気は無いっ!!」
リリベル=ユーリィはクラクラと眩暈を感じてしまう。狭い船室の壁に身体を預け、自分の身が崩れてしまわぬように壁を支えとする。今までのレオナルト=ヴィッダーの言動から、それらしい雰囲気を感じ取っていたことはいたが、エクレア=シューの言葉でそれは確信へとまさに変わろうとしていた。
(レオって、するよりもされるほうが好き……なんだ)
今までレオは奥手なだけだと思っていたリリベル=ユーリィである。しかし、現実は違った。いじられる側の方がレオは興奮するのだということにようやく気付いたのだ、リリベル=ユーリィは。しかし、自分はいじる側の経験値が圧倒的に少ない。だから、どうレオを扱って良いのか、わからなくなってしまう。
そんな困惑状態のリリベル=ユーリィに対して、エクレア=シューはにっこりと聖女のように微笑んでみせる。そして、質素なベッドの上から降りて、二本の足で立ち上がる。その後、リリベル=ユーリィの背中側に回り、悪魔の如くにリリベル=ユーリィに魔の囁きをする。
「リリベルさん。ここで黄金色のシャワーをぶっかけてやれば、レオ様の心をわしづかみできるのです~~~」
「む、無理よっ! そんなはしたないこと、出来るわけないじゃないっ!」
「本当に出来ないんです~~~? あたしなら、レオ様が望むことは何でも出来ますけど~~~?」
リリベル=ユーリィはうなじ辺りが弱い。その辺りにエクレア=シューが顎をくっつけながらしゃべるために、こそばしくてしょうがない。さらに、エクレア=シューが早くおしっこを出せとばかりに部分鎧の隙間に手を突っ込み、下腹をもみくだしてくる。うなじへの刺激と下腹への刺激が合わさり、リリベル=ユーリィは急に尿意をもよおすこととなる。
「ほら、我慢はよくないのです~~~。ひとりでするのが恥ずかしいのなら、あたしも付き合うのですよ~~~?」
エクレア=シューは妖艶な吐息をリリベル=ユーリィの左耳に吹きかける。リリベル=ユーリィは思わず身体をビクッと震えあがらせる。そんな彼女にトドメを刺すべく、エクレア=シューはリリベル=ユーリィのうなじを舌で舐め上げる。ゾクゾクという感触が頭全体を駆け巡り、リリベル=ユーリィは陥落寸前となっていた。
その時であった。船室のドアノブがガチャリと回されて、そのドアが開くこととなる。船室の入り口に立っていたのはクルス=サンティーモであった。彼はいつも通りにきょとんとした顔つきで首を傾げてみせる。
「何をしているのですゥ? レオン様が床に転がっているこの状況がよくわかりませんよ?」
リリベル=ユーリィは心底、助かった……と安堵の息を口から吐き出すこととなる。このままでは、この世に産まれてきて、一番の恥辱を味わうところになっていたからだ。空気を読まない登場が得意なクルス=サンティーモ相手に、ここまで感謝の念を送りたいと思ったことはないリリベル=ユーリィであった。
「今から、リリベルさんとあたしがレオ様におしっこをぶっかけるところだったのです~~~。クルスさんもご一緒に如何です~~~?」
「ああ、なるほど、納得なのですゥ」
「何が納得なのよっ!!」
リリベル=ユーリィは思わず、クルス=サンティーモにツッコミを入れる他無かった。まるでレオナルト=ヴィッダーにおしっこをぶっかけるのが日常であるかのような反応を示すクルス=サンティーモなのだ。しかも、リリベル=ユーリィに激しいツッコミを喰らっているのに、何故、そのことに関してツッコまれたんだろうという、いつも通りのキョトンとした顔つきのクルス=サンティーモである。
「じゃあ、いっせーのーで、3人同時にぶっかけるのですゥ」
クルス=サンティーモはそう言うと、パンツごと、ズボンをずり降ろし、プリっとしたお尻を丸出しにしてしまう。小便小僧という彫像があるが、その言葉がそのまま当てはまりそうなクルス=サンティーモであった。ポークビッツを外気に触れさせて、その先端をレオナルト=ヴィッダーに向けてみせる。
このままではレオがクルス=サンティーモのおしっこで汚されてしまうと感じるリリベル=ユーリィであったが、彼女には何も出来ない。だが、そんな落ち込んでいるのか、諦観しているのかわからない感情に襲われているリリベル=ユーリィに対して、またしてもエクレア=シューは彼女の下腹を揉みまくって、膀胱を刺激する。リリベル=ユーリィは去っていたはずの尿意が再び危険水域まで上がってしまう。
「せっかくの鎧が自分のおしっこで汚れてしまっては大変なのです~~~。あたしがちょちょいのちょいで脱がしますね~~~」
エクレア=シューがそう言いながら、おしっこの放物線上に被る部分の鎧を手際良く剥がしていく。リリベル=ユーリィは驚きの表情になるしかなかった。リリベル=ユーリィが着こんでいる紅を基調とした部分鎧は、右腕に装着した呪物:奇稲田姫と連動しているのだ。だからこそ、リリベル=ユーリィが同意を示さぬ限りは、誰かの手で、リリベル=ユーリィの身体から、その紅い鎧を剥がせない機構となっていたはずなのだ。
しかし、エクレア=シューの前ではその機構は無駄と言いたげに紅を基調とした部分鎧が剥がされていく。下半身を護っている鎧全てがものの数分で脱がされる。さらにエクレア=シューが器用なことに、リリベル=ユーリィの分だけでなく、自分のパンツもずり降ろしていたのだ。リリベル=ユーリィ、エクレア=シュー、クルス=サンティーモは自分たちの秘部から黄金色の噴水を描くまで、残り30秒を切ることとなる……。
「神は俺にどれほどの試練を与えるつもりなんだっ! だが、俺が全部飲み干してみせるっ! かかってきやがれっ!!」
「簡単に説明するとですね~~~。先ほど、レオ様が語ったことは、レオ様本人がされたいことなんです~~~。あたしをマゾ呼ばわりしてましたけど、実際のところはレオ様がマゾなのです~~~。ほら、その証拠にレオ様の股間部分が膨れ上がっているのです~~~」
「嘘……でしょ? レオはわたしに蹴られている状況下、お、お、おちんこさんを立たせているの!?」
リリベル=ユーリィは信じられないと言った感じの表情になっていた。とらえどころのないしゃべり方をするエクレア=シューであるからこそ、嘘を交えての放言だと思っていたからだ。しかしながら、念のためということもあり、リリベル=ユーリィは金属製の紅いブーツの先端でレオナルト=ヴィッダーの股間を押してみる。リリベル=ユーリィは確かに抵抗を示す硬い感触に頭の中にクエスチョンマークが何十個も飛び交うこととなる。
「ちょ、ちょっと……。さすがに引くんだけど!? わたしに蹴られて、レオは気持ちよくなっちゃったの!?」
「俺は悪くねえっ! 痛気持ち良かったなんて、死んでも言う気は無いっ!!」
リリベル=ユーリィはクラクラと眩暈を感じてしまう。狭い船室の壁に身体を預け、自分の身が崩れてしまわぬように壁を支えとする。今までのレオナルト=ヴィッダーの言動から、それらしい雰囲気を感じ取っていたことはいたが、エクレア=シューの言葉でそれは確信へとまさに変わろうとしていた。
(レオって、するよりもされるほうが好き……なんだ)
今までレオは奥手なだけだと思っていたリリベル=ユーリィである。しかし、現実は違った。いじられる側の方がレオは興奮するのだということにようやく気付いたのだ、リリベル=ユーリィは。しかし、自分はいじる側の経験値が圧倒的に少ない。だから、どうレオを扱って良いのか、わからなくなってしまう。
そんな困惑状態のリリベル=ユーリィに対して、エクレア=シューはにっこりと聖女のように微笑んでみせる。そして、質素なベッドの上から降りて、二本の足で立ち上がる。その後、リリベル=ユーリィの背中側に回り、悪魔の如くにリリベル=ユーリィに魔の囁きをする。
「リリベルさん。ここで黄金色のシャワーをぶっかけてやれば、レオ様の心をわしづかみできるのです~~~」
「む、無理よっ! そんなはしたないこと、出来るわけないじゃないっ!」
「本当に出来ないんです~~~? あたしなら、レオ様が望むことは何でも出来ますけど~~~?」
リリベル=ユーリィはうなじ辺りが弱い。その辺りにエクレア=シューが顎をくっつけながらしゃべるために、こそばしくてしょうがない。さらに、エクレア=シューが早くおしっこを出せとばかりに部分鎧の隙間に手を突っ込み、下腹をもみくだしてくる。うなじへの刺激と下腹への刺激が合わさり、リリベル=ユーリィは急に尿意をもよおすこととなる。
「ほら、我慢はよくないのです~~~。ひとりでするのが恥ずかしいのなら、あたしも付き合うのですよ~~~?」
エクレア=シューは妖艶な吐息をリリベル=ユーリィの左耳に吹きかける。リリベル=ユーリィは思わず身体をビクッと震えあがらせる。そんな彼女にトドメを刺すべく、エクレア=シューはリリベル=ユーリィのうなじを舌で舐め上げる。ゾクゾクという感触が頭全体を駆け巡り、リリベル=ユーリィは陥落寸前となっていた。
その時であった。船室のドアノブがガチャリと回されて、そのドアが開くこととなる。船室の入り口に立っていたのはクルス=サンティーモであった。彼はいつも通りにきょとんとした顔つきで首を傾げてみせる。
「何をしているのですゥ? レオン様が床に転がっているこの状況がよくわかりませんよ?」
リリベル=ユーリィは心底、助かった……と安堵の息を口から吐き出すこととなる。このままでは、この世に産まれてきて、一番の恥辱を味わうところになっていたからだ。空気を読まない登場が得意なクルス=サンティーモ相手に、ここまで感謝の念を送りたいと思ったことはないリリベル=ユーリィであった。
「今から、リリベルさんとあたしがレオ様におしっこをぶっかけるところだったのです~~~。クルスさんもご一緒に如何です~~~?」
「ああ、なるほど、納得なのですゥ」
「何が納得なのよっ!!」
リリベル=ユーリィは思わず、クルス=サンティーモにツッコミを入れる他無かった。まるでレオナルト=ヴィッダーにおしっこをぶっかけるのが日常であるかのような反応を示すクルス=サンティーモなのだ。しかも、リリベル=ユーリィに激しいツッコミを喰らっているのに、何故、そのことに関してツッコまれたんだろうという、いつも通りのキョトンとした顔つきのクルス=サンティーモである。
「じゃあ、いっせーのーで、3人同時にぶっかけるのですゥ」
クルス=サンティーモはそう言うと、パンツごと、ズボンをずり降ろし、プリっとしたお尻を丸出しにしてしまう。小便小僧という彫像があるが、その言葉がそのまま当てはまりそうなクルス=サンティーモであった。ポークビッツを外気に触れさせて、その先端をレオナルト=ヴィッダーに向けてみせる。
このままではレオがクルス=サンティーモのおしっこで汚されてしまうと感じるリリベル=ユーリィであったが、彼女には何も出来ない。だが、そんな落ち込んでいるのか、諦観しているのかわからない感情に襲われているリリベル=ユーリィに対して、またしてもエクレア=シューは彼女の下腹を揉みまくって、膀胱を刺激する。リリベル=ユーリィは去っていたはずの尿意が再び危険水域まで上がってしまう。
「せっかくの鎧が自分のおしっこで汚れてしまっては大変なのです~~~。あたしがちょちょいのちょいで脱がしますね~~~」
エクレア=シューがそう言いながら、おしっこの放物線上に被る部分の鎧を手際良く剥がしていく。リリベル=ユーリィは驚きの表情になるしかなかった。リリベル=ユーリィが着こんでいる紅を基調とした部分鎧は、右腕に装着した呪物:奇稲田姫と連動しているのだ。だからこそ、リリベル=ユーリィが同意を示さぬ限りは、誰かの手で、リリベル=ユーリィの身体から、その紅い鎧を剥がせない機構となっていたはずなのだ。
しかし、エクレア=シューの前ではその機構は無駄と言いたげに紅を基調とした部分鎧が剥がされていく。下半身を護っている鎧全てがものの数分で脱がされる。さらにエクレア=シューが器用なことに、リリベル=ユーリィの分だけでなく、自分のパンツもずり降ろしていたのだ。リリベル=ユーリィ、エクレア=シュー、クルス=サンティーモは自分たちの秘部から黄金色の噴水を描くまで、残り30秒を切ることとなる……。
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