【R18】俺は悪くねえ! ~愛しのお姫様が女騎士に変化しているのを知らずに後ろの穴を穿ってしまいました~

ももちく

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第7章:暴力に屈する正義

第4話:クルスへの対抗心

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「あれ? こんな夜更けにどこにいくんですゥ?」

「いや、小便がしたくなったから、ちょっと外に行ってくる。クルスは寝直してくれ」

 クルス=サンティーモは同じテントで眠るレオン様がごそごそと音を立てていたために、少しだけだが目が覚めそうになる。しかし、小便という言葉を聞き、興味を失くしたのか、薄手の毛布を頭から被り直し、そのまま深い眠りへと落ちていく。クークーと可愛らしい寝息を立てるクルス=サンティーモを微笑ましく見つめていたレオナルト=ヴィッダーは、なるべく音を立てないように前腕固定型杖ロフストランドクラッチに体重を預けつつ、起き上がる。そしてテントから出て、きょろきょろと辺りを見回し、夕方前にリリベル=ユーリィを押し倒してしまった場所を探す。

「確か、あそこだったよな?」

 レオナルト=ヴィッダーはゆっくりとその場所に向かって歩いていく。リリベル=ユーリィから何を言われても、どもらないようにと頭の中で会話内容をシミュレーションしながらだ。レオナルト=ヴィッダーはこういった悩みを抱えることは少ない部類の人物であるが、アイリスへの後ろめたさもあり、なるべく穏便にリリベル=ユーリィとの仲を修復できる策を考えていたのだ。

「おそようございます。待ちくたびれました」

「お、おそよう? まだ陽も昇ってないが……」

 野営地の外はかなり暗い状態であった。エンダーラー・プライズ号の船員ふたりが交代で火の番をしてくれているおかげで、野営地には灯りが保たれていた。しかし、その野営地の外を出て、さらにリリベル=ユーリィと取っ組み合いをしていた場所まで来ると、月明かりのほうが頼れるほどになっていた。視力が衰えているレオナルト=ヴィッダーはおっかなびっくりといった感じで歩を進めていく。そんな彼を騎士然とした立ち姿で待っていたのがリリベル=ユーリィであった。

 レオナルト=ヴィッダーは何を言われるのかと、ゴクリと唾を喉奥に押下しつつ、リリベル=ユーリィの次の言葉を待つ。だが、リリベル=ユーリィは言葉を発する前に、スルスルと肌が布を擦れる音を奏でさせる。リリベル=ユーリィは鎧下の服の内、上着は着たままでズボンを脱いでしまったのである。レオナルト=ヴィッダーは眼を白黒させて驚く他無かった。

「改めてはっきりと言わせてもらいます。私はアイリス様から、レオのことを頼みますと言われて、レオの護衛任務に就きました。ですから、えーと、その……」

 リリベル=ユーリィはそこまで言うと、頬を紅く蒸気させながら、下をうつむいてしまう。ズボンを脱いでしまったために、肉付きが足りないふとももを自分の眼で確認してしまうこととなる。しかし、リリベル=ユーリィは勇気を振り絞り、レオナルト=ヴィッダーに近づき、まずは座ってほしいと願う。レオナルト=ヴィッダーはお、おう……とどう返答したらいいのかわからないが、とりあえずはリリベル=ユーリィの言われるままにのろのろとその場で尻餅をつく恰好となる。

 そのレオナルト=ヴィッダーに合わせるかのようにリリベル=ユーリィもまた腰を下ろしていく。レオナルト=ヴィッダーがあぐらを崩した状態で地面に座るが、喉奥に押下するツバの量はどんどん増えていくことになる。

「わ、わたしとクルス、どっちをより大切に思うのか、今すぐ決めてくださいっ!」

「リリベル、ちょっと、お前! パンツに穴がっ!」

 リリベル=ユーリィは顔から火が噴き出しそうになるほどに顔中が紅潮していた。リリベル=ユーリィはレオナルト=ヴィッダーに座ってもらった後、自分はそのレオの顔の前にお尻がくるようにと、お尻側をレオに向けたまま、その場で四つん這いの姿勢になったのだ。さらにはリリベル=ユーリィは自分の履いている婦人用ショーツを短剣ショート・ソードを用いて、尻の部分に切れ目を入れていた。そのため、四つん這いになることで、レオナルト=ヴィッダーにはリリベル=ユーリィの可愛らしい尻穴がくっきりはっきり見えていた。

 レオナルト=ヴィッダーは無意識に左腕に装着している素戔嗚スサノオから呪力ちからを引き出していた。それにより、一時的であるが、レオナルト=ヴィッダーは夜を気にしないほどの視力を手に入れる。月明かりを受けて、レオナルト=ヴィッダーの黒金剛石ブラック・ダイヤの双眸はほんのりと黄金こがね色が浮かびあがっている。レオナルト=ヴィッダーは素戔嗚スサノオが吐き出す呪力ちからに飲み込まれる……。

 レオナルト=ヴィッダーはリリベル=ユーリィの尻穴のシワの一本一本までをも視認できた。レオナルト=ヴィッダーは興奮しすぎていた。その興奮が鼻腔を通り、熱い鼻息となり、リリベル=ユーリィの尻穴を刺激する。リリベル=ユーリィはその荒くて熱い吐息だけで、恥辱の底に落とされそうになっていた。リリベル=ユーリィは後悔の念に捕らわれる前に、物理的にレオナルト=ヴィッダーが太ももに左腕を回してきたために、狼へと変貌しつつある彼に捕らわれることとなる。

「良いんだな? リリベル。俺がどんなひどいことをしても、受け入れてくれるんだな?」

 リリベル=ユーリィは答えることが出来なかった。それよりも恐怖のほうがよっぽど強かった。レオの鼻息を受けるだけでリリベル=ユーリィは恐怖で足をがたがたと震えさせた。クルス=サンティーモに嫉妬心を抱いた罪に対する罰を与えられている気持ちでいっぱいであった。

 しかし、レオナルト=ヴィッダーは鼻息だけの罰で済ませようとはしなかった。婦人用ショーツの切れ目から右手を忍び込ませていく。丹念に右手の指でリリベル=ユーリィの尻穴のシワを伸ばしては縮める。リリベル=ユーリィはクッ! と尻穴周りの刺激に身体が過剰反応しないように細心の注意を払う。だが、リリベル=ユーリィは覚悟をしていたものの、実際にレオナルト=ヴィッダーの人差し指の爪先が尻穴の入り口に侵入したと同時に

「ウギィィィ!」

 リリベル=ユーリィはまるで魔物モンスターが絶命するかのような悲鳴をあげてしまう。あまりにもの痛みでリリベル=ユーリィは身体を硬直させてしまう。もちろん、尻穴はこれ以上の侵入を拒むために、産まれてこの方、込めたこともないほどの力を入れることとなる。だが、レオナルト=ヴィッダーの右手の人差し指はゆっくりとではあるが、リリベル=ユーリィの抵抗を押しのける。レオナルト=ヴィッダーは人差し指の第1関節部分まで押し込むと、そこで、ぐりっと右手を半回転させたのだ。

「ヒギィィィ!」

 リリベル=ユーリィは今度は豚が鳴くような声をあげる。それと同時に卑肉と共にある尿道口から大量の黄金水をまき散らすこととなる……。
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