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第17章:襲来
第6話:レオンの体液の臭い
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レオナルト=ヴィッダーはリリベル=ユーリィたちに戦支度をするように命じる。クルス=サンティーモ、エクレア=シュー、マリア=アコナイトは衣服をレオナルト=ヴィッダーのスペル魔でガビガビのテカテカにされはしたものの、我慢してそれらをを着こむだけで、すぐに宿屋から飛び出せる。
問題はリリベル=ユーリィであった。異様に興奮したレオナルト=ヴィッダーにより、産まれたままの姿にひん剥かれ、彼女の下着を始め、鎧下に着る服はプレイルームに散乱していた。しかも、彼女はこの事態において、まだレオナルト=ヴィッダーに孕まされていないと、不満気な表情であった。レオナルト=ヴィッダーは右手でボリボリと後頭部を掻く。
「リリベル。とんでもない危険が迫っているんだっ! わかってくれっ!」
「いやっ! レオはわたしを孕ませてくれるって言ったものっ! レオはわたしとの約束を破るのっ!?」
「リリベル様~~~。そんなことを言っている場合じゃないのです~~~。頭を冷やしてください~~~。流れ込んでくる冷気の異様な雰囲気を察してほしいのです~~~」
「あわわ……。あわわ……。レオン様、レオン様! あいつがやってきているって、ぼくにでもわかるんですゥ! リリベル様、今はレオン様の指示に従ってほしいのですゥ!」
エクレア=シューとクルス=サンティーモもリリベル=ユーリィを説得する側に回り、彼女を諭し始める。だが、リリベル=ユーリィは顔を横に向けて、聞く耳持たずといった感じである。レオナルト=ヴィッダーも、リリベル=ユーリィをこの期に及んで、やっぱり孕ましたくありませんでしたと言いたいわけではない。彼奴を対処せねば、自分たちのみならず、ミシガン王国の首都であるジカーゴも壊滅する恐れがあったからだ。
「リリベル。はっきりと言うぞ。紅玉眼の蒼き竜が、この街に近づいてきている。あいつは淫婦の天使が集う『エデンの園』全体を凍結させるほどの冷気を放つんだ。あいつをどうにかしないと、俺たちまでも氷漬けになっちまう」
「うぅ……。許せないっ! わたしがついにレオに孕ませてもらえるのにっ! わたしが紅玉眼の蒼き竜をぶっ飛ばすっ!!」
レオナルト=ヴィッダーは彼奴の名前をはっきりと告げることで、リリベル=ユーリィの怒りの矛先が彼奴に向く。レオナルト=ヴィッダーは、ほっと安堵するしかなかった。これならば、最初から彼奴の名前を出しておけば良かったとさえ思ってしまう。
リリベル=ユーリィはレオナルト=ヴィッダーにぶっかけられたスペル魔を拭う時間も惜しいと言った感じでプレイルームに散らばっている自分の下着と鎧下の服をかき集めて、それらを着込んでいく。しかし、彼女は手を止めて……。
「レオの体温を身近に感じられる……。どうしよう。卑肉から愛液がダラダラ流れっぱなしになっちゃうぅぅぅ!」
気が狂ってしまっているリリベル=ユーリィに対して、今までだんまりを決め込んでいたマリア=アコナイトが彼女の頭をベッシーーーン! と右手で平手打ちする。
「いい加減に元のキリッとしたリリベル様に戻ってくださいニャン! 素人のあちきでも、この身体に纏わりついてくる冷気の異様さを感じて、身体全体にさぶいぼが立っているニャン!」
「うぅ……。わたしが一方的に悪いように言われたぁ……。レオ、わたしを慰めて?」
リリベル=ユーリィは幼児退行してしまったかのように、レオに甘えてくる。レオナルト=ヴィッダーはまたしても、自分の後頭部をボリボリと強めに掻く他無かった。レオナルト=ヴィッダーは一刻も早く、リリベル=ユーリィを正気に戻すために、素戔嗚が装着された左手でリリベル=ユーリィの顎先を掴む。そして、親指をリリベル=ユーリィのぷっくりとした柔らかい唇に当て、カリッ! と強めにひっかく。
「いたっ! レオ、それはひどいんじゃない!? そこは王子様の目覚めのキスにすべきでしょっ!1」
「すまんすまん。蕩けた脳みそを覚醒させるために、素戔嗚の呪力をリリベルの唇を介して、流し込んでおいたんだ。ちょっとは冷静になれたか?」
リリベル=ユーリィはレオナルト=ヴィッダーにそう言われ、ハッ! と気づくものがあった。エッチな気分はすでにどこかに飛んでおり、身体にねとつくレオのスペル魔を汚いモノだという認識が強まっていく。
「うぅ……。服を着こむ前に頭からお湯を被っておけば良かった。レオの臭いスペル魔で、わたしの鼻が捻じ曲がりそう……」
「冷静になると、レオン様のスペル魔って、吐き気を催すレベルでくっさいですもんね~~~。なんで、している最中は、このくっさいレオン様のスペル魔が気にならなくなるんでしょ~~~?」
「お前ら……。くっさいくっさい言うんじゃねえっ! 泣いちゃうぞ!?」
年頃の娘が4人も集まれば、かしましとはよく言ったものだ。レオナルト=ヴィッダーを置いて、皆が皆、レオナルト=ヴィッダーのスペル魔が臭すぎると口を揃えて言い出す始末。レオナルト=ヴィッダーは誰か助けてくれ……と願うしかなかった。
「おいっ! 良いことしている最中、お邪魔するがって、くっせえなっ! レオン、お前、おいらたちと普段喰っているものが似たモノなのに、なんでそんなくっせえんだ!?」
「デーブ=オクボーン、てめえもかっ!」
デーブ=オクボーンが血相を変えて、レオナルト=ヴィッダーたちが集まるプレイルームに乱入してくる。しかし、彼は街が大変なことになっているのを告げる前に、鼻を自分の右手でつまんでしまう。
「ひゅっひゅっひゅっ。れほんはスペル魔の補充に素戔嗚の呪力をもちひているからでっひゅう。ひょんなことより、れほん。気づいているとはおもふけど、紅玉眼の蒼き竜がひかづいてきてるでっひゅう」
デーブ=オクボーンの剃りあげた頭の上に蝙蝠羽付きの白いネズミがちょこんと乗っかっていた。その白いネズミはプレイルームに充満するくっさい匂いを鼻腔に入らないように注意しながら、紅玉眼の蒼き竜の襲来を皆に告げる。しかしながら、鼻をつまんでいるため、コッシロー=ネヅのしゃべり方がはっきりしないモノとなっていたため、ついにレオナルト=ヴィッダーは肩をがっくりと落としてしまう。
「あ、あの、レオン様? ぼくはレオン様のスペル魔の匂いは大好物ですゥ」
「ありがとう、クルス。お前だけだよ。俺のスペル魔を美味しそうにゴックンしてくれるのは……。クルスは本当に良い奴だ。男の娘にしておくのがもったいないくらいだ……」
「クルスちゃんは男の娘だからこそ、良いんじゃないんです~~~? あれ? あたし、間違ったこと言いました~~~?」
問題はリリベル=ユーリィであった。異様に興奮したレオナルト=ヴィッダーにより、産まれたままの姿にひん剥かれ、彼女の下着を始め、鎧下に着る服はプレイルームに散乱していた。しかも、彼女はこの事態において、まだレオナルト=ヴィッダーに孕まされていないと、不満気な表情であった。レオナルト=ヴィッダーは右手でボリボリと後頭部を掻く。
「リリベル。とんでもない危険が迫っているんだっ! わかってくれっ!」
「いやっ! レオはわたしを孕ませてくれるって言ったものっ! レオはわたしとの約束を破るのっ!?」
「リリベル様~~~。そんなことを言っている場合じゃないのです~~~。頭を冷やしてください~~~。流れ込んでくる冷気の異様な雰囲気を察してほしいのです~~~」
「あわわ……。あわわ……。レオン様、レオン様! あいつがやってきているって、ぼくにでもわかるんですゥ! リリベル様、今はレオン様の指示に従ってほしいのですゥ!」
エクレア=シューとクルス=サンティーモもリリベル=ユーリィを説得する側に回り、彼女を諭し始める。だが、リリベル=ユーリィは顔を横に向けて、聞く耳持たずといった感じである。レオナルト=ヴィッダーも、リリベル=ユーリィをこの期に及んで、やっぱり孕ましたくありませんでしたと言いたいわけではない。彼奴を対処せねば、自分たちのみならず、ミシガン王国の首都であるジカーゴも壊滅する恐れがあったからだ。
「リリベル。はっきりと言うぞ。紅玉眼の蒼き竜が、この街に近づいてきている。あいつは淫婦の天使が集う『エデンの園』全体を凍結させるほどの冷気を放つんだ。あいつをどうにかしないと、俺たちまでも氷漬けになっちまう」
「うぅ……。許せないっ! わたしがついにレオに孕ませてもらえるのにっ! わたしが紅玉眼の蒼き竜をぶっ飛ばすっ!!」
レオナルト=ヴィッダーは彼奴の名前をはっきりと告げることで、リリベル=ユーリィの怒りの矛先が彼奴に向く。レオナルト=ヴィッダーは、ほっと安堵するしかなかった。これならば、最初から彼奴の名前を出しておけば良かったとさえ思ってしまう。
リリベル=ユーリィはレオナルト=ヴィッダーにぶっかけられたスペル魔を拭う時間も惜しいと言った感じでプレイルームに散らばっている自分の下着と鎧下の服をかき集めて、それらを着込んでいく。しかし、彼女は手を止めて……。
「レオの体温を身近に感じられる……。どうしよう。卑肉から愛液がダラダラ流れっぱなしになっちゃうぅぅぅ!」
気が狂ってしまっているリリベル=ユーリィに対して、今までだんまりを決め込んでいたマリア=アコナイトが彼女の頭をベッシーーーン! と右手で平手打ちする。
「いい加減に元のキリッとしたリリベル様に戻ってくださいニャン! 素人のあちきでも、この身体に纏わりついてくる冷気の異様さを感じて、身体全体にさぶいぼが立っているニャン!」
「うぅ……。わたしが一方的に悪いように言われたぁ……。レオ、わたしを慰めて?」
リリベル=ユーリィは幼児退行してしまったかのように、レオに甘えてくる。レオナルト=ヴィッダーはまたしても、自分の後頭部をボリボリと強めに掻く他無かった。レオナルト=ヴィッダーは一刻も早く、リリベル=ユーリィを正気に戻すために、素戔嗚が装着された左手でリリベル=ユーリィの顎先を掴む。そして、親指をリリベル=ユーリィのぷっくりとした柔らかい唇に当て、カリッ! と強めにひっかく。
「いたっ! レオ、それはひどいんじゃない!? そこは王子様の目覚めのキスにすべきでしょっ!1」
「すまんすまん。蕩けた脳みそを覚醒させるために、素戔嗚の呪力をリリベルの唇を介して、流し込んでおいたんだ。ちょっとは冷静になれたか?」
リリベル=ユーリィはレオナルト=ヴィッダーにそう言われ、ハッ! と気づくものがあった。エッチな気分はすでにどこかに飛んでおり、身体にねとつくレオのスペル魔を汚いモノだという認識が強まっていく。
「うぅ……。服を着こむ前に頭からお湯を被っておけば良かった。レオの臭いスペル魔で、わたしの鼻が捻じ曲がりそう……」
「冷静になると、レオン様のスペル魔って、吐き気を催すレベルでくっさいですもんね~~~。なんで、している最中は、このくっさいレオン様のスペル魔が気にならなくなるんでしょ~~~?」
「お前ら……。くっさいくっさい言うんじゃねえっ! 泣いちゃうぞ!?」
年頃の娘が4人も集まれば、かしましとはよく言ったものだ。レオナルト=ヴィッダーを置いて、皆が皆、レオナルト=ヴィッダーのスペル魔が臭すぎると口を揃えて言い出す始末。レオナルト=ヴィッダーは誰か助けてくれ……と願うしかなかった。
「おいっ! 良いことしている最中、お邪魔するがって、くっせえなっ! レオン、お前、おいらたちと普段喰っているものが似たモノなのに、なんでそんなくっせえんだ!?」
「デーブ=オクボーン、てめえもかっ!」
デーブ=オクボーンが血相を変えて、レオナルト=ヴィッダーたちが集まるプレイルームに乱入してくる。しかし、彼は街が大変なことになっているのを告げる前に、鼻を自分の右手でつまんでしまう。
「ひゅっひゅっひゅっ。れほんはスペル魔の補充に素戔嗚の呪力をもちひているからでっひゅう。ひょんなことより、れほん。気づいているとはおもふけど、紅玉眼の蒼き竜がひかづいてきてるでっひゅう」
デーブ=オクボーンの剃りあげた頭の上に蝙蝠羽付きの白いネズミがちょこんと乗っかっていた。その白いネズミはプレイルームに充満するくっさい匂いを鼻腔に入らないように注意しながら、紅玉眼の蒼き竜の襲来を皆に告げる。しかしながら、鼻をつまんでいるため、コッシロー=ネヅのしゃべり方がはっきりしないモノとなっていたため、ついにレオナルト=ヴィッダーは肩をがっくりと落としてしまう。
「あ、あの、レオン様? ぼくはレオン様のスペル魔の匂いは大好物ですゥ」
「ありがとう、クルス。お前だけだよ。俺のスペル魔を美味しそうにゴックンしてくれるのは……。クルスは本当に良い奴だ。男の娘にしておくのがもったいないくらいだ……」
「クルスちゃんは男の娘だからこそ、良いんじゃないんです~~~? あれ? あたし、間違ったこと言いました~~~?」
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