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第5章:ハジュン=ド・レイ
1:罪と罰
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転移門の出入り口部分に設置されている鉄柵がガコーーーンッ! とけたたましい金属音を立てて閉められることとなる。やがて、ロージーたちは桜色をした魔力にすっぽりとその身を包み込まれることとなる。
大神殿から直径5メートルはあろうかという桜色に輝く円柱形の光の束が大空に浮かぶ浮島へと昇っていく。その光の束の中にロージー、クロード、そしてコッシローが居た。
「では、女神様。旅のご無事を祈っているのだゴマー」
高司祭・ゴーマはうやうやしくロージーに一礼して、彼女たちが浮島に登っていくのを見送る。ロージー一行はなんやかんやとトラブルにあったモノの、大神殿の転移門を利用して、ついに浮島へと移動することに成功するのであった。
クロードは浮島に向かってゆっくりと上昇していく自分の身体のことよりも、彼の眼前に広がるポメラニア帝国の大地が眼に飛び込んでくることに痛く感動を覚えるのであった。
「うおおお、うおおおーーー! すげえええ! 俺、初めて浮島に昇るための転移門を利用したけど、地上はこんなことになっているんだなっ!」
クロードは興奮しながら、一緒に浮島へ昇っていくロージーに声をかけるのであった。ロージーとしては、貴族時代に何度も大神殿の転移門を利用したことがあるため、クロードほどには感動はしていなかった。
しかしながら、眼下に広がる山々や野原はすっかり秋の装いになっており、これはこれで良いわよねとロージーは思ってしまうのである。
「もう少し早い時期だと刈り入れ前の農作物が田畑に実っている姿が見られたんだけどね? 収穫祭で日銭を稼いだのは失敗だったかも?」
「そうか……。今、俺が見ている地上の姿がもっとすごいことになってたのかあ……。なあ、ロージー。来年は収穫祭前に転移門を使わせてもらおうぜ? 俺、地上が秋の色に染まり切ったところも見てみたい!」
まるで子供のようにはしゃぐクロードを見ていると、ロージーはなんだか嬉しい気持ちになってしまうのである。
「秋も良いけど、春も良いわよ? 山々が桜の花で一面、桃色に染まるのよ? それを天上から見下ろすことができるわよ?」
「へーーー。それは見てみたいなあ? じゃあ、ロージー。春も大神殿の転移門を使わせてもらおうな? 俺、ロージーと一緒にその桃色に染まった山々を見てみたいっ!」
クロードは屈託のない笑顔でロージーの顔を見つめるのである。しかし、ロージーはそんなクロードとは対照的に少し表情に影を作るのであった。
(クロが喜んでくれるのは嬉しいんだけど、転移門を使用するためには、わたしたちが罪人であることから解放される必要があるのよね……。クロはそこのところ、わかっていっているのかしら?)
そんなロージーの気持ちを察してか、クロードはロージーの両肩に自分の手を乗せる。そして、優しい声色でロージーにこう告げるのであった。
「ロージー。色々と不安なことがあるかもしれないけれど、俺がロージーのために出来ることがあれば何でもやってみせる。だから、来年の春も秋も、再来年の春も秋も転移門を使って、天上から地上の姿を見よう」
クロードがそう言ったあと、ロージーの肩から腰に手を回していく。そして、力強くロージーを抱きしめるのであった。ロージーはクロードに突然、力強く抱きしめられたことに驚くが、黙って眼を閉じて、クロードの左肩前方に自分の頭を預けるのであった。
「ははっ……。本当ならここでお互いの唇をついばみあうのが正解なんだろうけど、ヤオヨロズ=ゴッドは俺たちをお許しにならないだろうな?」
「ええ。そうかもね。でも、試してみる? 今はこの桃色の魔力に包まれているから、もしかしたら、ヤオヨロズ=ゴッドにはこの中を見られないかもね?」
ロージーはそう言うなり、あごを少し上に向けてそっと蒼穹の双眸を閉じる。クロードは少しだけロージーと身を離し、身体と身体の隙間を空ける。そして、鼻と鼻がぶつかり合わないように注意しつつ、ロージーへの唇に自分の唇を重ねようとしていく。
(あっ……。クロードの唇の暖かさを感じる……。久しぶりだわ……)
ロージーとクロードはお互いの唇を幾度もついばみあっていた。2年振りの感触なのだ。ロージーもクロードもいつまた唇を重ねられるかわからないので、この機にたっぷりと互いの体温を唇を介して相手に渡す。
体温を渡された相手は、自分の体温も感じてほしいと再度、相手の唇をついばむ。ロージーの閉じた右眼からうっすらと涙が一筋、流れていた。ロージーの頭の中には、いつも自分の父親のことがよぎっていた。土の国:モンドラへ行ってしまた母親のことが心配であった。
しかし、その全てがどうでも良いと思えるほどの想い人が自分のことを抱きしめて、優しく接吻を繰り返してくれる。
これがどれほどの幸せだろうか。この時ばかりはロージーの頭の中から大事な両親のことすら忘れていた。自分を大切に育ててくれた両親を忘れることが、どれほどの罪になるのか?
『罪と罰』。想い人のことが一番大切だと思うことは『罪』。それに対して『罰』が与えられる。自分を育ててくれた両親が幸せにならなければならないという『罰』を我が子と、その子の想い人に対して与えるのだ。
これは連綿と続くニンゲンの歴史である。だが、ロージーはまだ知らない。本当の『罪と罰』を。
やがて、2人と1匹は桃色の魔力に導かれて、浮島へとたどり着く。その間、約10分程度であったが、ロージーにとっては今までの人生で至上の幸せな時間であった。
浮島に設置された転移門にたどり着いたロージーとクロードはその身を離す。だが、ロージーの左手とクロードの右手は握られていたままであった。
「いやあ、お熱いねェ。おじさん、年甲斐もなく、心が浮き立っちゃたよォ。ちなみにいくら盛っても服を脱ぎだしちゃダメなんだよォ? 転移門を利用中は、誰が移動してくるのか常に監視されているからねェ?」
そう言いながら、無精髭の生えた顎を右手でさすり、ニヤニヤとした顔つきでロージーとクロードを出迎えたのはハジュン=ド・レイの子飼いの准男爵:セイ=ゲンドーであった。彼の仕事のひとつとして、四大貴族の一家:ド・レイ家の屋敷が建つ浮島へ移動してくる人物を監視するというモノがあったのである。
「えっ……。わたし、転移門を使用している最中に、外から監視されてるなんて初めて知った……」
ロージーは、うーーーと唸りながら恥ずかしさで頬を真っ赤に染めたまま、顔を下に向けてしまう。そして隣に立つクロードは、あはは……と苦笑いをするしかなかったのであった。
大神殿から直径5メートルはあろうかという桜色に輝く円柱形の光の束が大空に浮かぶ浮島へと昇っていく。その光の束の中にロージー、クロード、そしてコッシローが居た。
「では、女神様。旅のご無事を祈っているのだゴマー」
高司祭・ゴーマはうやうやしくロージーに一礼して、彼女たちが浮島に登っていくのを見送る。ロージー一行はなんやかんやとトラブルにあったモノの、大神殿の転移門を利用して、ついに浮島へと移動することに成功するのであった。
クロードは浮島に向かってゆっくりと上昇していく自分の身体のことよりも、彼の眼前に広がるポメラニア帝国の大地が眼に飛び込んでくることに痛く感動を覚えるのであった。
「うおおお、うおおおーーー! すげえええ! 俺、初めて浮島に昇るための転移門を利用したけど、地上はこんなことになっているんだなっ!」
クロードは興奮しながら、一緒に浮島へ昇っていくロージーに声をかけるのであった。ロージーとしては、貴族時代に何度も大神殿の転移門を利用したことがあるため、クロードほどには感動はしていなかった。
しかしながら、眼下に広がる山々や野原はすっかり秋の装いになっており、これはこれで良いわよねとロージーは思ってしまうのである。
「もう少し早い時期だと刈り入れ前の農作物が田畑に実っている姿が見られたんだけどね? 収穫祭で日銭を稼いだのは失敗だったかも?」
「そうか……。今、俺が見ている地上の姿がもっとすごいことになってたのかあ……。なあ、ロージー。来年は収穫祭前に転移門を使わせてもらおうぜ? 俺、地上が秋の色に染まり切ったところも見てみたい!」
まるで子供のようにはしゃぐクロードを見ていると、ロージーはなんだか嬉しい気持ちになってしまうのである。
「秋も良いけど、春も良いわよ? 山々が桜の花で一面、桃色に染まるのよ? それを天上から見下ろすことができるわよ?」
「へーーー。それは見てみたいなあ? じゃあ、ロージー。春も大神殿の転移門を使わせてもらおうな? 俺、ロージーと一緒にその桃色に染まった山々を見てみたいっ!」
クロードは屈託のない笑顔でロージーの顔を見つめるのである。しかし、ロージーはそんなクロードとは対照的に少し表情に影を作るのであった。
(クロが喜んでくれるのは嬉しいんだけど、転移門を使用するためには、わたしたちが罪人であることから解放される必要があるのよね……。クロはそこのところ、わかっていっているのかしら?)
そんなロージーの気持ちを察してか、クロードはロージーの両肩に自分の手を乗せる。そして、優しい声色でロージーにこう告げるのであった。
「ロージー。色々と不安なことがあるかもしれないけれど、俺がロージーのために出来ることがあれば何でもやってみせる。だから、来年の春も秋も、再来年の春も秋も転移門を使って、天上から地上の姿を見よう」
クロードがそう言ったあと、ロージーの肩から腰に手を回していく。そして、力強くロージーを抱きしめるのであった。ロージーはクロードに突然、力強く抱きしめられたことに驚くが、黙って眼を閉じて、クロードの左肩前方に自分の頭を預けるのであった。
「ははっ……。本当ならここでお互いの唇をついばみあうのが正解なんだろうけど、ヤオヨロズ=ゴッドは俺たちをお許しにならないだろうな?」
「ええ。そうかもね。でも、試してみる? 今はこの桃色の魔力に包まれているから、もしかしたら、ヤオヨロズ=ゴッドにはこの中を見られないかもね?」
ロージーはそう言うなり、あごを少し上に向けてそっと蒼穹の双眸を閉じる。クロードは少しだけロージーと身を離し、身体と身体の隙間を空ける。そして、鼻と鼻がぶつかり合わないように注意しつつ、ロージーへの唇に自分の唇を重ねようとしていく。
(あっ……。クロードの唇の暖かさを感じる……。久しぶりだわ……)
ロージーとクロードはお互いの唇を幾度もついばみあっていた。2年振りの感触なのだ。ロージーもクロードもいつまた唇を重ねられるかわからないので、この機にたっぷりと互いの体温を唇を介して相手に渡す。
体温を渡された相手は、自分の体温も感じてほしいと再度、相手の唇をついばむ。ロージーの閉じた右眼からうっすらと涙が一筋、流れていた。ロージーの頭の中には、いつも自分の父親のことがよぎっていた。土の国:モンドラへ行ってしまた母親のことが心配であった。
しかし、その全てがどうでも良いと思えるほどの想い人が自分のことを抱きしめて、優しく接吻を繰り返してくれる。
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