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アリアの王子様※
まるで、深夜にドキドキしたあの小説そのもの。
だんだん熱を持ってきて、アリアの白い肌が色づいていく。
「ケイムおじさま。さっきより、硬さが増したわ」
「うん。いちいち報告しなくて良いから」
照れ臭さそうに言うなり、小うるさい唇を塞がれる。
ケイムは左手を伸ばして、サイドテーブルの二番目の引き出しを開ける。カットガラスの小瓶が二本出てきた。いかにも高価な小瓶の蓋を器用に指先で開けると、おもむろにアリアの臍めがけて中身を垂らした。
どろりと粘液性の液体が、上から下へ零れ落ちる。
「冷たいわ」
「すぐに熱くなるよ」
文句を言えど、ケイムは笑うだけ。
「やっ! 」
アリアが叫んだ。
どろりと垂れた液体を、ケイムがアリアの割れ目に指二本を使って押し込んできたからだ。
「痛い! やだ! 」
跳ね起きたアリアは、ケイムを突き飛ばし、逃げようとベッドから一足飛んだ。
「こら。じっとしろ」
すぐさまケイムが真後ろから乳房を掴む。
「きゃあ! 」
突然のことに、アリアは真後ろに倒れた。後頭部にケイムの硬い胸板が当たる。
「すぐによくなるから。だから、おとなしくしてろ」
まるで子供に言い含めるような言い方。
アリアは、ぐすんと鼻を啜って頷く。
乳房を掴んでいた手が体の中央を辿って、臍の真下まで来た。
ビクッと痙攣する。
ケイムの指は、再びアリアの内部に潜った。
「そう。そのままじっとしてろ」
この際、経験のある相手に任せた方が良い。そう判断して、アリアはおとなしく身を任せようとした。
が、むず痒くて、体が捩れる。
「あっ……ああ……」
「我慢しなくて良いから」
アリアの体が弓形に反る。
彼は真後ろからそれを受け止め、さらに指を増やしてアリアを蹂躙した。
ケイムは二本目の瓶の蓋を開けると、潜っていた指先全てにそれを垂らし、液体塗れにしてから再度内部を探る。
「あっ! やああん! 」
全神経がケイムの探る場所に集中する。
内壁を引っ掻かれるたびに、足の親指がピンと張った。
「うん。そろそろか」
独白が鼓膜を素通りしていく。
縦横無尽に掻き回していた指が、勢いをつけて抜けていった。
代わって、ずっとアリアの尾てい骨辺りを突いていた塊が、ずるりと尻のラインに反り、べたべたに濡れた場所に触れる。
指よりも遥かに熱くて太い。
その熱い塊は、空洞をゆるゆると行き来し、か細く息をするアリアを窺っている。
視線を感じてうっすら目を開けると、苦しそうに奥歯を噛んで堪えるケイムと目が合った。
「オジサマ。苦しそうね」
素直な感想を述べると、ケイムは辛そうに目を眇めた。
「優しいケイムおじさんに戻れなくなる。それでも良いか? 」
不思議なことを尋ねる。
アリアは小首を傾げながら、ケイムの顎先にある無精髭にキスした。
「いいわ」
何が起ころうと、大好きな王子様に変わりはない。
「アリア! 」
ケイムが悲壮感で満たされたような声で、名を呼ぶ。
「あっ! 」
空洞に、熱い塊が埋め込まれた。
内壁をこれでもかと抉り、ずんずんと奥へ奥へと進んでいく。
容赦なく中から叩かれて、忘れていた感覚が呼び覚まされる。
気持ちよさとはまた違った、ゾクゾクした震え。
我慢すればするほど、知ってか知らずか、ケイムは体を揺すって煽った。
だんだん熱を持ってきて、アリアの白い肌が色づいていく。
「ケイムおじさま。さっきより、硬さが増したわ」
「うん。いちいち報告しなくて良いから」
照れ臭さそうに言うなり、小うるさい唇を塞がれる。
ケイムは左手を伸ばして、サイドテーブルの二番目の引き出しを開ける。カットガラスの小瓶が二本出てきた。いかにも高価な小瓶の蓋を器用に指先で開けると、おもむろにアリアの臍めがけて中身を垂らした。
どろりと粘液性の液体が、上から下へ零れ落ちる。
「冷たいわ」
「すぐに熱くなるよ」
文句を言えど、ケイムは笑うだけ。
「やっ! 」
アリアが叫んだ。
どろりと垂れた液体を、ケイムがアリアの割れ目に指二本を使って押し込んできたからだ。
「痛い! やだ! 」
跳ね起きたアリアは、ケイムを突き飛ばし、逃げようとベッドから一足飛んだ。
「こら。じっとしろ」
すぐさまケイムが真後ろから乳房を掴む。
「きゃあ! 」
突然のことに、アリアは真後ろに倒れた。後頭部にケイムの硬い胸板が当たる。
「すぐによくなるから。だから、おとなしくしてろ」
まるで子供に言い含めるような言い方。
アリアは、ぐすんと鼻を啜って頷く。
乳房を掴んでいた手が体の中央を辿って、臍の真下まで来た。
ビクッと痙攣する。
ケイムの指は、再びアリアの内部に潜った。
「そう。そのままじっとしてろ」
この際、経験のある相手に任せた方が良い。そう判断して、アリアはおとなしく身を任せようとした。
が、むず痒くて、体が捩れる。
「あっ……ああ……」
「我慢しなくて良いから」
アリアの体が弓形に反る。
彼は真後ろからそれを受け止め、さらに指を増やしてアリアを蹂躙した。
ケイムは二本目の瓶の蓋を開けると、潜っていた指先全てにそれを垂らし、液体塗れにしてから再度内部を探る。
「あっ! やああん! 」
全神経がケイムの探る場所に集中する。
内壁を引っ掻かれるたびに、足の親指がピンと張った。
「うん。そろそろか」
独白が鼓膜を素通りしていく。
縦横無尽に掻き回していた指が、勢いをつけて抜けていった。
代わって、ずっとアリアの尾てい骨辺りを突いていた塊が、ずるりと尻のラインに反り、べたべたに濡れた場所に触れる。
指よりも遥かに熱くて太い。
その熱い塊は、空洞をゆるゆると行き来し、か細く息をするアリアを窺っている。
視線を感じてうっすら目を開けると、苦しそうに奥歯を噛んで堪えるケイムと目が合った。
「オジサマ。苦しそうね」
素直な感想を述べると、ケイムは辛そうに目を眇めた。
「優しいケイムおじさんに戻れなくなる。それでも良いか? 」
不思議なことを尋ねる。
アリアは小首を傾げながら、ケイムの顎先にある無精髭にキスした。
「いいわ」
何が起ころうと、大好きな王子様に変わりはない。
「アリア! 」
ケイムが悲壮感で満たされたような声で、名を呼ぶ。
「あっ! 」
空洞に、熱い塊が埋め込まれた。
内壁をこれでもかと抉り、ずんずんと奥へ奥へと進んでいく。
容赦なく中から叩かれて、忘れていた感覚が呼び覚まされる。
気持ちよさとはまた違った、ゾクゾクした震え。
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