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四人の攻略対象が、私一人に跪いたあの瞬間──
大広間は嵐の前の静けさに包まれていた。
誰もが息を呑み、次の言葉を待っている。
「アリシア……っ、頼む! 戻ってきてくれ!」
王太子クリストファーが、今さらのように縋りついてくる。
私を断罪したその口で、どの面下げて。
私は冷たく彼を見下ろした。
「殿下のお気持ちは理解いたしました。
ですが──私はもう、あなたの婚約者ではありません」
「そんな……」
クリストファーの膝が崩れ、彼の支えを失ったリリアが慌てて腕を掴んだ。
「殿下! しっかりなさって!」
「離せ! お前など、もう……!」
王太子がリリアを突き飛ばす。
リリアは床に転び、ドレスが豪奢な大理石の上で広がった。
「ひっ……な、なんで……!」
「お前が聖女などと……信じていたのは……」
王太子は震える声で呟く。
だが、まだ遅すぎる。
「殿下。貴方は己の愚かさの報いを受けることになりますわ」
「アリシア……本当に、俺を見捨てるのか……?」
「最初に見捨てたのは……殿下でしょう?」
その言葉に、彼は沈黙した。
リリアは泣きながら王太子の袖を掴む。
「嫌っ……殿下は私のものよ!
アリシアなんかに渡さない!」
「渡さない? あら、勘違いなさらないで」
私は美しく微笑んだ。
「私は殿下を捨てたのです。
拾った覚えはありませんわ」
貴族たちから小さな歓声と笑い声。
皮肉とざまぁが混じり合ったその空気に、王太子は打ちのめされていく。
「では、行きましょうか」
レオンが私の背にそっと手を添え、出口へと導いた。
「待て! アリシア!!」
王太子の叫びを背に、私は王宮を後にした。
──これで、王太子殿下との関係は終わり。
けれど、私の物語はまだ幕を開けたばかりだ。
宮殿の外。
冷たい風が吹き抜ける中、レオンが私を守るように隣を歩く。
「アリシア様。一度、我が屋敷へ避難なさっては?
王宮で何が起きるかわからない」
「そうね……でも、あなたに迷惑がかかってしまうわ」
「それでも構いません。むしろ、光栄です」
レオンは真剣な目で私を見つめる。
その瞳の奥に宿るのは──忠誠だけではない。
もっと濃密な、熱い感情。
「レオン、ありがとう。でも──」
「彼女を守るのは、私の役目です」
滑り込むように現れた声。
見れば、ルーファス殿下が優雅な笑みを浮かべていた。
「隣国の王子である私がいる。それだけで抑止力になるだろう?」
「調子に乗るな、ルーファス殿下」
レオンが険しい表情を向けると、ルーファスは肩を竦めて笑った。
「嫉妬かな?」
「君に言われたくない」
火花が散る二人の間に、もう一人影が滑り込んだ。
「喧嘩しないで。アリシア嬢の前だよ」
ノアがひょいと顔を出し、私の手をひっそりと掴む。
「アリシア嬢……僕はずっと味方です」
その手は小さくて、でも震えるほど真剣だった。
そして──
「アリシア様。自分を忘れてもらっては困りますよ」
艶のある声が響き、アレクシスが歩み寄ってきた。
いつの間にか私の外套を手にして、そっと肩にかけてくれる。
「冷えますから……」
「ありがとう、アレクシス」
四人が、私を中心に取り囲む。
……まるで、私が彼らの世界の中心になったかのように。
「アリシア様、これからどうなさるおつもりですか?」
レオンが問う。
「そうね。まずは真実を世に示さなければならないわ。
リリアの裏にいる者……すべて暴いて、王太子へ思い知らせてあげなければ」
「そのために、我々を利用してくれ」
ルーファスが手を差し出す。
「君には、俺たちが必要だ」
「利用……ってほどでもないけど、僕もやる」
ノアが拳を握る。
「殿下の支持を失わせ、アリシア様の名誉を回復させましょう」
アレクシスが微笑む。
四つの力強い視線。
胸が高鳴る。
私は一人じゃない。
「──よろしくお願い致します」
そう告げた瞬間、四人は同時に微笑んだ。
一行は、まずレオンの邸へ向かった。
そこは騎士団長としての職務を行う拠点であり、警備も万全。
王宮よりも安全といえる。
到着すると、すぐに使用人達が私を迎え入れる準備を始めた。
「アリシア様、こちらへどうぞ」
レオンが案内してくれたのは、暖炉の灯る上品な客間。
紅茶が運ばれ、私が一口飲むと同時に──
「さて。まずは情報を整理しましょう」
アレクシスが地図と書類を机に広げた。
「リリア嬢は突然現れ、王太子の庇護を受けた。その裏に何者かがいるはずです」
「魔術的な干渉も感じました。誰かが彼女に力を与えている」
ノアの視線は鋭い。
「……あの子だけが悪いのではなく?」
私は呟いた。
「いいえ、アリシア様。
彼女自身が喜んで闇に手を染めたのでしょう」
レオンが静かに答える。
「なら、余計に放ってはおけないわね」
「我が国の監査機関を動かそう。
リリアの背後関係を探らせる」
ルーファスが即座に協力を申し出る。
「そして、殿下にも真実を突きつける……」
「でも、その前に」
アレクシスが意味深に笑った。
「殿下には、もっと苦しんでもらわねば」
「……え?」
四人が視線を交わし、同時に私へ向けて甘い笑みを浮かべる。
「だってあなたは、もう殿下のものではありませんから」
「俺たちが奪う」
「思い知らせよう。君を軽んじた代償を」
「アリシア嬢はこれから、僕らの中心にいるんだから」
熱と執着が絡み合って迫る。
「アリシア様……
あなたは、誰を選びますか?」
レオンの声が、静かに響く。
「な、何を……?」
四人が私を包囲し、距離がどんどん縮まる。
心臓が破裂しそう。
「あなたはもう一人ではない。
だが……同時に四人は選べない」
アレクシスが囁いた。
「選んでもらうぞ、アリシア」
ルーファスが私の顎を掬い上げ、唇が触れる距離まで迫ってくる。
「い、今は……そんなことしている場合じゃ……」
「ある。
僕たちは、このために戦うんだ」
ノアの真剣な顔が目の前に。
どうしてこうなるの……!?
頭が追いつかない。
「アリシア様」
レオンが、そっと手を握った。
「大丈夫。ゆっくり決めればいい。
……だが、覚悟はしておいてください」
「覚悟……?」
四人の視線が絡み、抜け出せない。
私を巡る争奪戦は──
ここから本格的に始まるのだ。
その頃、王宮では──
「くそ……アリシア……アリシア……!」
王太子は狂ったように名を呼び続け、
リリアは床に座り込んだまま歯噛みする。
「殿下……どうか、私を……捨てないで……」
「黙れ! お前のせいで、すべてが……!」
リリアの瞳が赤く光り、唇が吊り上がる。
「……アリシア。絶対に許さない」
その言葉と共に、王宮に不穏な気配が渦巻いた。
大広間は嵐の前の静けさに包まれていた。
誰もが息を呑み、次の言葉を待っている。
「アリシア……っ、頼む! 戻ってきてくれ!」
王太子クリストファーが、今さらのように縋りついてくる。
私を断罪したその口で、どの面下げて。
私は冷たく彼を見下ろした。
「殿下のお気持ちは理解いたしました。
ですが──私はもう、あなたの婚約者ではありません」
「そんな……」
クリストファーの膝が崩れ、彼の支えを失ったリリアが慌てて腕を掴んだ。
「殿下! しっかりなさって!」
「離せ! お前など、もう……!」
王太子がリリアを突き飛ばす。
リリアは床に転び、ドレスが豪奢な大理石の上で広がった。
「ひっ……な、なんで……!」
「お前が聖女などと……信じていたのは……」
王太子は震える声で呟く。
だが、まだ遅すぎる。
「殿下。貴方は己の愚かさの報いを受けることになりますわ」
「アリシア……本当に、俺を見捨てるのか……?」
「最初に見捨てたのは……殿下でしょう?」
その言葉に、彼は沈黙した。
リリアは泣きながら王太子の袖を掴む。
「嫌っ……殿下は私のものよ!
アリシアなんかに渡さない!」
「渡さない? あら、勘違いなさらないで」
私は美しく微笑んだ。
「私は殿下を捨てたのです。
拾った覚えはありませんわ」
貴族たちから小さな歓声と笑い声。
皮肉とざまぁが混じり合ったその空気に、王太子は打ちのめされていく。
「では、行きましょうか」
レオンが私の背にそっと手を添え、出口へと導いた。
「待て! アリシア!!」
王太子の叫びを背に、私は王宮を後にした。
──これで、王太子殿下との関係は終わり。
けれど、私の物語はまだ幕を開けたばかりだ。
宮殿の外。
冷たい風が吹き抜ける中、レオンが私を守るように隣を歩く。
「アリシア様。一度、我が屋敷へ避難なさっては?
王宮で何が起きるかわからない」
「そうね……でも、あなたに迷惑がかかってしまうわ」
「それでも構いません。むしろ、光栄です」
レオンは真剣な目で私を見つめる。
その瞳の奥に宿るのは──忠誠だけではない。
もっと濃密な、熱い感情。
「レオン、ありがとう。でも──」
「彼女を守るのは、私の役目です」
滑り込むように現れた声。
見れば、ルーファス殿下が優雅な笑みを浮かべていた。
「隣国の王子である私がいる。それだけで抑止力になるだろう?」
「調子に乗るな、ルーファス殿下」
レオンが険しい表情を向けると、ルーファスは肩を竦めて笑った。
「嫉妬かな?」
「君に言われたくない」
火花が散る二人の間に、もう一人影が滑り込んだ。
「喧嘩しないで。アリシア嬢の前だよ」
ノアがひょいと顔を出し、私の手をひっそりと掴む。
「アリシア嬢……僕はずっと味方です」
その手は小さくて、でも震えるほど真剣だった。
そして──
「アリシア様。自分を忘れてもらっては困りますよ」
艶のある声が響き、アレクシスが歩み寄ってきた。
いつの間にか私の外套を手にして、そっと肩にかけてくれる。
「冷えますから……」
「ありがとう、アレクシス」
四人が、私を中心に取り囲む。
……まるで、私が彼らの世界の中心になったかのように。
「アリシア様、これからどうなさるおつもりですか?」
レオンが問う。
「そうね。まずは真実を世に示さなければならないわ。
リリアの裏にいる者……すべて暴いて、王太子へ思い知らせてあげなければ」
「そのために、我々を利用してくれ」
ルーファスが手を差し出す。
「君には、俺たちが必要だ」
「利用……ってほどでもないけど、僕もやる」
ノアが拳を握る。
「殿下の支持を失わせ、アリシア様の名誉を回復させましょう」
アレクシスが微笑む。
四つの力強い視線。
胸が高鳴る。
私は一人じゃない。
「──よろしくお願い致します」
そう告げた瞬間、四人は同時に微笑んだ。
一行は、まずレオンの邸へ向かった。
そこは騎士団長としての職務を行う拠点であり、警備も万全。
王宮よりも安全といえる。
到着すると、すぐに使用人達が私を迎え入れる準備を始めた。
「アリシア様、こちらへどうぞ」
レオンが案内してくれたのは、暖炉の灯る上品な客間。
紅茶が運ばれ、私が一口飲むと同時に──
「さて。まずは情報を整理しましょう」
アレクシスが地図と書類を机に広げた。
「リリア嬢は突然現れ、王太子の庇護を受けた。その裏に何者かがいるはずです」
「魔術的な干渉も感じました。誰かが彼女に力を与えている」
ノアの視線は鋭い。
「……あの子だけが悪いのではなく?」
私は呟いた。
「いいえ、アリシア様。
彼女自身が喜んで闇に手を染めたのでしょう」
レオンが静かに答える。
「なら、余計に放ってはおけないわね」
「我が国の監査機関を動かそう。
リリアの背後関係を探らせる」
ルーファスが即座に協力を申し出る。
「そして、殿下にも真実を突きつける……」
「でも、その前に」
アレクシスが意味深に笑った。
「殿下には、もっと苦しんでもらわねば」
「……え?」
四人が視線を交わし、同時に私へ向けて甘い笑みを浮かべる。
「だってあなたは、もう殿下のものではありませんから」
「俺たちが奪う」
「思い知らせよう。君を軽んじた代償を」
「アリシア嬢はこれから、僕らの中心にいるんだから」
熱と執着が絡み合って迫る。
「アリシア様……
あなたは、誰を選びますか?」
レオンの声が、静かに響く。
「な、何を……?」
四人が私を包囲し、距離がどんどん縮まる。
心臓が破裂しそう。
「あなたはもう一人ではない。
だが……同時に四人は選べない」
アレクシスが囁いた。
「選んでもらうぞ、アリシア」
ルーファスが私の顎を掬い上げ、唇が触れる距離まで迫ってくる。
「い、今は……そんなことしている場合じゃ……」
「ある。
僕たちは、このために戦うんだ」
ノアの真剣な顔が目の前に。
どうしてこうなるの……!?
頭が追いつかない。
「アリシア様」
レオンが、そっと手を握った。
「大丈夫。ゆっくり決めればいい。
……だが、覚悟はしておいてください」
「覚悟……?」
四人の視線が絡み、抜け出せない。
私を巡る争奪戦は──
ここから本格的に始まるのだ。
その頃、王宮では──
「くそ……アリシア……アリシア……!」
王太子は狂ったように名を呼び続け、
リリアは床に座り込んだまま歯噛みする。
「殿下……どうか、私を……捨てないで……」
「黙れ! お前のせいで、すべてが……!」
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