断罪された悪役令嬢ですが、攻略対象全員がなぜか私に跪きます

「アリシア・フォン・レーヴェンハルト。貴様の罪は万死に値する!」

 白い大理石の大広間に、王太子クリストファー殿下の怒声が轟き渡る。
 集められた貴族たちの視線が私に突き刺さった。

 麗しく整った顔立ち。金の髪をなびかせ、美しくも残酷な笑みを浮かべる王太子殿下。
 その隣には、薄ピンクの髪を揺らしながら震える小鹿のような少女──聖女候補のリリア嬢。

 私が婚約者である彼女をいじめたのだと、そう言いたい奴らばかり。

 まったく、笑わせてくれる。
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