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第一章 黒曜の姫御子×白銀の御子=?
第1話 助けてくれますか?
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ここには幻想が実在する…。
ここには浪漫が実在する。
ここには神秘が実在する。
ここには恐怖も実在する。
ここにはすべからくよろこびが実在する。
ここは、異世界と呼ばれる剣と魔法の栄し数多ある世界の中の一つ。
彼の大陸、彼の地、彼の森に、黒き神秘をその身に纏いし一つの影。
いや、少年?少女とも言えなくもない。
そんな『彼の者』に纏わるお話しである……。
□□□□□□□□
ドンッッ!!!
ドドドドドッーーードンッドッドンッ!!
ドドンッ!!!
「「ひっ」」
「「な、なんじゃあ~!?」」
「「きゃあぁあ~~」」
「「な、何なの!?」」
「「も、森の方だぁあ~」」
「「森っ!?」」
ドドンッ!!
「「なな、何が……」」
「「せ、せか、世界の終わりじゃぁあぁ…」」
「「か、かみ、神さままっ……」」
ドドドドドドドドドドッッーーーーーードゴンッ!!!!
「「もり、森が、燃えている……」」
ドゴンッッッ!!!!
「「ひぃっ」」
…………………
………
…
□□□□□□□□
…
………
…………………
…ザ、ザザザァ、ザザァ~~~
カッ、カァーーーッ!
…んっ、ん、『ま、眩しい…』
瞼を閉じていてなお眩しく感じた私は、意識を覚醒しつつゆっくりと瞼を動かす。
ふうっと瞼が開き、霞んだ世界が姿を現わす…。
暫くの間、ただ茫然と青い空を眺める中『ハッ』と、今この瞬間神経が繋がったかの様に意識がハッキリとしてガバッと上体を起こして起き上がる。
『イタッ!タッタ、タァ……』
全身が痛い…何?
キョロキョロと首だけを左右に動かし、急ぎ自身と周りの状況を確認する。
んっと…あれ?
ここどこ?……
辺りを見渡せば、目の前には折れ砕けた焼け焦げた樹々が折重なり視界を塞ぐ。周囲には森が広がっており……鬱蒼と樹々が生い茂っていてちょっと怖い。
…ゴクリ
んんっ、「ッ、ッ」良かった体はあちこちと痛いがちゃんと動く、怪我の心配はいらない。……みたいだ。
でも凄いな…何て格好だろう。服はボロボロに破れており、おおよそ下半身と一部しか隠せていない。
「恥ずかしい」と自然に言葉をこぼし恥じらってしまう自分に、おいおいお前は女かと一人でツッコミを入れる。
………×××…カサッ…
その時、ふと後方から人の気配を感じ、そのすぐ後に話し声を耳にする。
「ちょっとちょっと!こんな所に子供が居るわよ」
「ばっ!お前声、ちょっ何不用意に近付いてんだ」
「大丈夫大丈夫、……相手はかわいい子供じゃないの、私に任せて…」
「おいおい…」
び、びっくりしたぁ……
何?誰ですか?……
そう言いつつも、右手には抜き身の短剣を手に携えたままの女性がゆっくりと近付いてくる。
「大丈夫?ん~凄い格好だけど、こんな所でどうしたのかしら…少年?」
サッ、と私の胸元を隠す動作に女性は勘違いをする。
「あっ?悪い!女の子だったか~ごめんごめん」
「いえ…」
「……男です…」
「ん?そうなの?なんだ女の子かと勘違いしちゃったよ。あはは、あんた女の子でも通るんじゃないの?」
「………」
「あっ、…ごめんね」
「……ぶっ(笑)」
女性の後方からくぐもった笑い声が漏れる。
男性が一人、木陰から様子を窺っているのだが、その身なりとその身から発する気配?から一般人ではない気がする。……ゴクリ、旅人…というより冒険者だろうか?
…もしかしてワルイヒト(盗賊)?
でも失礼な!私は立派なオトコノコですよ?いや、男だ。
「あんた、笑いなさんな!」
「笑ってないぞ!」
そう言いつつも女性も顔を綻ばせる。
「………」
「そんな顔をしないでよ、いやごめんごめん悪かったよ」
「…そんな顔?」
「ニッ(笑)」と「マッカッカ(笑)」と囁きながら彼女は頬に人差し指を添えてニッコリと微笑む。
むう、…私は顔を赤らめ頬を膨らませていたらしい(恥)。
「くくく、かわいいねぇ…」
「………」
「…ふぅ……大丈夫。タフ!」
「あ~と、はいよ~~」
女性が短剣を鞘に収めると、タフ、と呼ばれた男性が頭をガリガリと掻きながらゆっくりとこちらに近付いてくる。
「よう、少年?……凄い格好だなぁおい(笑)」
「タフ!」
「あ~はいはい」
「で?おまえは何者だこんな所で何をしている?」
タフと呼ばれた男性は、右手に抜き身の長剣を携えたまま唐突に私へと質問を投げかける。
うっ、…まぁ、最もな質問ですよね。
う~ん…
正直なところ、私の方こそ聞きたいところなんですよね。
ここはどこ?
何でこんな所に、こんな格好で私は居るの?
私の方こそ聞きたいのですが…
「「ジ~~~」」
んん、考えてても仕方がない。
ん~~、見た感じ悪い人達には見えないし、ここは正直に話して助けてもらおうかな。
『助けてくれますか?』
「私は…、?、私は…」
「ん?どうした?」
「何?」
ん?ん~んっ、ん?あれ?頭に霞がかかったみたいで、とてももどかしい…自分の事なのに、わからない?ハッキリしない?あれれ?
………
“ガギンッ!!!”
ぐっ!?
頭の中で何かが響いた!頭が痛い!熱い、身体が火照る!?。
「……っ…っ………はっ…!?」
「おいっ!?」
「何っ!?どうしたの?」
二人は一歩後ずさりながらも、急に苦しみだした少年の様子を慎重に窺う。二人には見えてはいない様だが、その時少年の頭の周りには黒い靄の様なものが纏わり付き蠢いていた。
「……っ…はぁっ…」
巨大な紋様!?の様な物が虚ろな目をした少年の頭の中に思い浮かぶ…が“ソレ”に“ビキッ!!”とヒビが亀裂が入った様に感じたあと、ソレは靄と共にかき消えた…そしてその瞬間……
そう!
そうだ……思い出したのだ…
私の…名前は…ミ……コ…
『ミ……コ…ト』
『ミコトッ…ミ…』
………っ…ふぅっ…
「私の名前は、ミコト……と言います。でも、何で、この状況で、…ここにいるのかは……わかりません。」
…っ、はぁはぁぁ……
「ちょっ大丈夫!?」
「おいっ!?」
私がなぜこんな所で倒れていたのかはわからない。
それに…
はぁはぁぁ……
「私こそ聞きたい、…あなたたちこそ何者ですか?」
「お?大丈夫か?…」
「大丈夫?」
心配してくれている?
「「…」」
「だ、…だい、大丈夫です…おさまって、きました…から…はぁっ…」
…な、何か艶かしいなぁおい…ホントに男かコイツ?
…何なの何なの?お姉さんドキドキするんだけど?
「「「………」」」
「ま、まぁそりゃ最もな話しだよな」
彼等は目配せ合うと
「ゴホンッ……俺の名は“タフ”こっちのお姉さんは“バラ”、冒険者だ。それも凄腕のな」
「自分で言わない」
ゴンッとタフという男性の頭をバラという女性が軽くこずく。
その光景を見て、ポカンと惚ける私に二人はニッと笑いかける。
ああ……ははっ
私の緊張をほぐそうとしてくれているらしい。
「私はバラ」
「ん~~ふふっ。私達はね、ギルド経由の依頼でここへ来たの。だからね安心して?怪しい者じゃあないから」そう伝えたあと、彼女は優しい眼差しを微笑みをこちらへ向けた。
ドキッ
…信用しても大丈夫?助けてくれるの?いや、そう…そうだよね?信用しない相手に信用してもらおうなんて事出来ないですよね。…うん。
「………はい(照)…」
私は、嬉しいやら恥ずかしいやら色々な気持ちがごちゃ混ぜになりつつも、はにかむ様に二人に答えた。
「「ドキッ」」
「ん?」
□□□□□□□□
ここには浪漫が実在する。
ここには神秘が実在する。
ここには恐怖も実在する。
ここにはすべからくよろこびが実在する。
ここは、異世界と呼ばれる剣と魔法の栄し数多ある世界の中の一つ。
彼の大陸、彼の地、彼の森に、黒き神秘をその身に纏いし一つの影。
いや、少年?少女とも言えなくもない。
そんな『彼の者』に纏わるお話しである……。
□□□□□□□□
ドンッッ!!!
ドドドドドッーーードンッドッドンッ!!
ドドンッ!!!
「「ひっ」」
「「な、なんじゃあ~!?」」
「「きゃあぁあ~~」」
「「な、何なの!?」」
「「も、森の方だぁあ~」」
「「森っ!?」」
ドドンッ!!
「「なな、何が……」」
「「せ、せか、世界の終わりじゃぁあぁ…」」
「「か、かみ、神さままっ……」」
ドドドドドドドドドドッッーーーーーードゴンッ!!!!
「「もり、森が、燃えている……」」
ドゴンッッッ!!!!
「「ひぃっ」」
…………………
………
…
□□□□□□□□
…
………
…………………
…ザ、ザザザァ、ザザァ~~~
カッ、カァーーーッ!
…んっ、ん、『ま、眩しい…』
瞼を閉じていてなお眩しく感じた私は、意識を覚醒しつつゆっくりと瞼を動かす。
ふうっと瞼が開き、霞んだ世界が姿を現わす…。
暫くの間、ただ茫然と青い空を眺める中『ハッ』と、今この瞬間神経が繋がったかの様に意識がハッキリとしてガバッと上体を起こして起き上がる。
『イタッ!タッタ、タァ……』
全身が痛い…何?
キョロキョロと首だけを左右に動かし、急ぎ自身と周りの状況を確認する。
んっと…あれ?
ここどこ?……
辺りを見渡せば、目の前には折れ砕けた焼け焦げた樹々が折重なり視界を塞ぐ。周囲には森が広がっており……鬱蒼と樹々が生い茂っていてちょっと怖い。
…ゴクリ
んんっ、「ッ、ッ」良かった体はあちこちと痛いがちゃんと動く、怪我の心配はいらない。……みたいだ。
でも凄いな…何て格好だろう。服はボロボロに破れており、おおよそ下半身と一部しか隠せていない。
「恥ずかしい」と自然に言葉をこぼし恥じらってしまう自分に、おいおいお前は女かと一人でツッコミを入れる。
………×××…カサッ…
その時、ふと後方から人の気配を感じ、そのすぐ後に話し声を耳にする。
「ちょっとちょっと!こんな所に子供が居るわよ」
「ばっ!お前声、ちょっ何不用意に近付いてんだ」
「大丈夫大丈夫、……相手はかわいい子供じゃないの、私に任せて…」
「おいおい…」
び、びっくりしたぁ……
何?誰ですか?……
そう言いつつも、右手には抜き身の短剣を手に携えたままの女性がゆっくりと近付いてくる。
「大丈夫?ん~凄い格好だけど、こんな所でどうしたのかしら…少年?」
サッ、と私の胸元を隠す動作に女性は勘違いをする。
「あっ?悪い!女の子だったか~ごめんごめん」
「いえ…」
「……男です…」
「ん?そうなの?なんだ女の子かと勘違いしちゃったよ。あはは、あんた女の子でも通るんじゃないの?」
「………」
「あっ、…ごめんね」
「……ぶっ(笑)」
女性の後方からくぐもった笑い声が漏れる。
男性が一人、木陰から様子を窺っているのだが、その身なりとその身から発する気配?から一般人ではない気がする。……ゴクリ、旅人…というより冒険者だろうか?
…もしかしてワルイヒト(盗賊)?
でも失礼な!私は立派なオトコノコですよ?いや、男だ。
「あんた、笑いなさんな!」
「笑ってないぞ!」
そう言いつつも女性も顔を綻ばせる。
「………」
「そんな顔をしないでよ、いやごめんごめん悪かったよ」
「…そんな顔?」
「ニッ(笑)」と「マッカッカ(笑)」と囁きながら彼女は頬に人差し指を添えてニッコリと微笑む。
むう、…私は顔を赤らめ頬を膨らませていたらしい(恥)。
「くくく、かわいいねぇ…」
「………」
「…ふぅ……大丈夫。タフ!」
「あ~と、はいよ~~」
女性が短剣を鞘に収めると、タフ、と呼ばれた男性が頭をガリガリと掻きながらゆっくりとこちらに近付いてくる。
「よう、少年?……凄い格好だなぁおい(笑)」
「タフ!」
「あ~はいはい」
「で?おまえは何者だこんな所で何をしている?」
タフと呼ばれた男性は、右手に抜き身の長剣を携えたまま唐突に私へと質問を投げかける。
うっ、…まぁ、最もな質問ですよね。
う~ん…
正直なところ、私の方こそ聞きたいところなんですよね。
ここはどこ?
何でこんな所に、こんな格好で私は居るの?
私の方こそ聞きたいのですが…
「「ジ~~~」」
んん、考えてても仕方がない。
ん~~、見た感じ悪い人達には見えないし、ここは正直に話して助けてもらおうかな。
『助けてくれますか?』
「私は…、?、私は…」
「ん?どうした?」
「何?」
ん?ん~んっ、ん?あれ?頭に霞がかかったみたいで、とてももどかしい…自分の事なのに、わからない?ハッキリしない?あれれ?
………
“ガギンッ!!!”
ぐっ!?
頭の中で何かが響いた!頭が痛い!熱い、身体が火照る!?。
「……っ…っ………はっ…!?」
「おいっ!?」
「何っ!?どうしたの?」
二人は一歩後ずさりながらも、急に苦しみだした少年の様子を慎重に窺う。二人には見えてはいない様だが、その時少年の頭の周りには黒い靄の様なものが纏わり付き蠢いていた。
「……っ…はぁっ…」
巨大な紋様!?の様な物が虚ろな目をした少年の頭の中に思い浮かぶ…が“ソレ”に“ビキッ!!”とヒビが亀裂が入った様に感じたあと、ソレは靄と共にかき消えた…そしてその瞬間……
そう!
そうだ……思い出したのだ…
私の…名前は…ミ……コ…
『ミ……コ…ト』
『ミコトッ…ミ…』
………っ…ふぅっ…
「私の名前は、ミコト……と言います。でも、何で、この状況で、…ここにいるのかは……わかりません。」
…っ、はぁはぁぁ……
「ちょっ大丈夫!?」
「おいっ!?」
私がなぜこんな所で倒れていたのかはわからない。
それに…
はぁはぁぁ……
「私こそ聞きたい、…あなたたちこそ何者ですか?」
「お?大丈夫か?…」
「大丈夫?」
心配してくれている?
「「…」」
「だ、…だい、大丈夫です…おさまって、きました…から…はぁっ…」
…な、何か艶かしいなぁおい…ホントに男かコイツ?
…何なの何なの?お姉さんドキドキするんだけど?
「「「………」」」
「ま、まぁそりゃ最もな話しだよな」
彼等は目配せ合うと
「ゴホンッ……俺の名は“タフ”こっちのお姉さんは“バラ”、冒険者だ。それも凄腕のな」
「自分で言わない」
ゴンッとタフという男性の頭をバラという女性が軽くこずく。
その光景を見て、ポカンと惚ける私に二人はニッと笑いかける。
ああ……ははっ
私の緊張をほぐそうとしてくれているらしい。
「私はバラ」
「ん~~ふふっ。私達はね、ギルド経由の依頼でここへ来たの。だからね安心して?怪しい者じゃあないから」そう伝えたあと、彼女は優しい眼差しを微笑みをこちらへ向けた。
ドキッ
…信用しても大丈夫?助けてくれるの?いや、そう…そうだよね?信用しない相手に信用してもらおうなんて事出来ないですよね。…うん。
「………はい(照)…」
私は、嬉しいやら恥ずかしいやら色々な気持ちがごちゃ混ぜになりつつも、はにかむ様に二人に答えた。
「「ドキッ」」
「ん?」
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