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三章〜クレール・ベルクール編〜
48 特別なアルファ ★
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ヴィクトール様の長大なそれは、僕の最奥まで簡単に届いた。
腰を揺らすリズムに合わせて喘いでしまう。自分のあられのない場所を見られているというのに、それよりもヴィクトール様と体を重ねていると実感できた悦びに浸っている。
ヴィクトール様は、もう僕に気遣う余裕はないようだ。ラット状態に入ったアルファは、本能のままオメガを求めると言うが、それは彼も例外ではない。
最初は緩やかに腰を揺らしていたが、だんだんと激しくなっていく。
突かれるたびに、溢れ出るオメガの液が淫靡な音を立てて弾ける。自分が飛沫させた白濁とオメガの液とで、下半身はぐずぐずに濡れていた。
ヴィクトール様は我を失っていても、僕から視線を逸らせない。獣のように鋭い視線を向けながらも、その奥から慈しむような優しさを感じる。
僕からも、ヴィクトール様を想う気持ちが伝わるように熱い眼差しを向けた。
ヴィクトール様は僕の上体を起こし、抱えると、下から思い切り突き上げた。
「んぁっ……あっ、あっ」
突かれる度に嬌声を上げる。横になっていた時よりも、深い所にまで男根が達している。
必死にヴィクトール様にしがみつき、振り落とされないようにしたいのに、快楽の波に飲まれ力が出ない。それでもヴィクトール様は突き上げる腰を止めようとはせず、律動は苛烈を極める。もう僕は絶頂から抜け出せなくなってしまった。愛蜜はとめどなく流れだし、僅かな刺激でも達してしまう。
それでもやめて欲しいとは思わなかった。
ヴィクトール様は胡座を描いて座り、その上に僕を跨らせた。
この体勢だと、自分の気持ちいいところにあたっても逃げられない。ヴィクトール様はそれを狙って、上に座らせたのか。
確信犯だとすると、タチが悪い。
僕は渾渾と与えられる快楽を、全て受け取った。
さっきまで沢山会話をしていたヴィクトール様が、ラット状態になってから無口になっている。
真剣に僕を捉え、何かを促しているように感じた。
「クレール、噛みたい。自分のものだと安心したい。誰にもこの香りを嗅がせたくない」
「でも、今は発情期では……」
ヴィクトール様は大丈夫だと言う。
「私がクレールの発情を導くから」
「もしかして……」
アルファ性が強いとは聞いていたが、ヴィクトール様は、オメガの発情を好きなタイミングで引き出せる、特別なアルファだったようだ。
後にも先にも、この力を使うのは今回だけだとヴィクトール様は言う。
「クレールは私の番になるのは不満?」
「そんなわけありません。僕は、いつでもヴィクトール様と番になりたいです」
「じゃあ、噛むね」
息切れしながらいうと、目に熱を宿し、僕を見る。
ゾワゾワと体の奥から湧き立つほどの熱に、自分が発情したと悟った。
ヴィクトール様は僕をうつ伏せにさせると、腰だけを持ち上げ、注挿を繰り返す。
「噛む───クレール、私とずっと一緒にいてくれ」
「勿論です。僕をヴィクトール様の番にしてください」
ヴィクトール様が、返事の代わりに頸を噛んだ。それと同時に、吐精する。
首元から想像以上の痛みを感じ、瞠目とする。
しかし腹の中に温かいものを感じると、すぐに法悦となった。
ヴィクトール様が唸りながら牙を立てた項から顔を離すと、噛み痕がくっきりと刻み込まれた。
腰を揺らすリズムに合わせて喘いでしまう。自分のあられのない場所を見られているというのに、それよりもヴィクトール様と体を重ねていると実感できた悦びに浸っている。
ヴィクトール様は、もう僕に気遣う余裕はないようだ。ラット状態に入ったアルファは、本能のままオメガを求めると言うが、それは彼も例外ではない。
最初は緩やかに腰を揺らしていたが、だんだんと激しくなっていく。
突かれるたびに、溢れ出るオメガの液が淫靡な音を立てて弾ける。自分が飛沫させた白濁とオメガの液とで、下半身はぐずぐずに濡れていた。
ヴィクトール様は我を失っていても、僕から視線を逸らせない。獣のように鋭い視線を向けながらも、その奥から慈しむような優しさを感じる。
僕からも、ヴィクトール様を想う気持ちが伝わるように熱い眼差しを向けた。
ヴィクトール様は僕の上体を起こし、抱えると、下から思い切り突き上げた。
「んぁっ……あっ、あっ」
突かれる度に嬌声を上げる。横になっていた時よりも、深い所にまで男根が達している。
必死にヴィクトール様にしがみつき、振り落とされないようにしたいのに、快楽の波に飲まれ力が出ない。それでもヴィクトール様は突き上げる腰を止めようとはせず、律動は苛烈を極める。もう僕は絶頂から抜け出せなくなってしまった。愛蜜はとめどなく流れだし、僅かな刺激でも達してしまう。
それでもやめて欲しいとは思わなかった。
ヴィクトール様は胡座を描いて座り、その上に僕を跨らせた。
この体勢だと、自分の気持ちいいところにあたっても逃げられない。ヴィクトール様はそれを狙って、上に座らせたのか。
確信犯だとすると、タチが悪い。
僕は渾渾と与えられる快楽を、全て受け取った。
さっきまで沢山会話をしていたヴィクトール様が、ラット状態になってから無口になっている。
真剣に僕を捉え、何かを促しているように感じた。
「クレール、噛みたい。自分のものだと安心したい。誰にもこの香りを嗅がせたくない」
「でも、今は発情期では……」
ヴィクトール様は大丈夫だと言う。
「私がクレールの発情を導くから」
「もしかして……」
アルファ性が強いとは聞いていたが、ヴィクトール様は、オメガの発情を好きなタイミングで引き出せる、特別なアルファだったようだ。
後にも先にも、この力を使うのは今回だけだとヴィクトール様は言う。
「クレールは私の番になるのは不満?」
「そんなわけありません。僕は、いつでもヴィクトール様と番になりたいです」
「じゃあ、噛むね」
息切れしながらいうと、目に熱を宿し、僕を見る。
ゾワゾワと体の奥から湧き立つほどの熱に、自分が発情したと悟った。
ヴィクトール様は僕をうつ伏せにさせると、腰だけを持ち上げ、注挿を繰り返す。
「噛む───クレール、私とずっと一緒にいてくれ」
「勿論です。僕をヴィクトール様の番にしてください」
ヴィクトール様が、返事の代わりに頸を噛んだ。それと同時に、吐精する。
首元から想像以上の痛みを感じ、瞠目とする。
しかし腹の中に温かいものを感じると、すぐに法悦となった。
ヴィクトール様が唸りながら牙を立てた項から顔を離すと、噛み痕がくっきりと刻み込まれた。
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