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〜2学期編〜
収奪 ー完ー
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エイト先輩が元社長を何処かへ連れて行くと、天翔君は突然足がガクガクと震え、その場に崩れ落ちました。
「「天翔君!!」」
徠駕さんがサッと支え、ゆっくりと蹲りました。
きっと徠駕さんに手を引かれるまで、動けなかったのでしょう。僕でさえ怖かったのに……当事者である天翔君を思うと……計り知れない程の恐怖だったハズです。
「来夢君、僕はもう大丈夫ですから!天翔君を……」
都華咲が居ない今、天翔君を支えられるのは力のある来夢君しか居ません。僕がいつまでも抱えられたままだと天翔君が……。
「椿、大丈夫だ。天翔君も少しこのまま動かさねぇ方が良さそうだし、保たれるだけなら俺でも十分だからさ!」
徠駕さん……。
「まっ!磨理王も無事だったみたいだし!都華咲達も直ぐ戻ってくるだろ!天翔君が落ち着いたら医務室で休ませてもらおうぜ」
徠駕さんって……こんなに頼もしい人だったんですね……。いつものイメージからガラリと変わりました。もう、半年も一緒にいるのに……。気づかないものですね。
「で、徠駕は本当に大丈夫なのか?ケガしてねぇんだな?」
「ああ!俺は本当に何ともない!あのオッサンも一撃だったし!ったく、口だけ偉そうでも全然弱っちかったよなぁ!」
「だから!今回はたまたまだからな!!」
「分かった!分かったから!!次からは気を付けるって!!……って、次もあったらダメだよな?」
「ぷ……。あはは!!」
「椿……?……あはははは!!何か、気ぃ抜けたら急に笑けてきたな!!」
「はい!!……ぶくくくく……」
本当に、底抜けに明るい徠駕さんのお陰で、これまでの恐怖が嘘のように消えていきます。
その時、寮のドアが開きました。
「天翔君!!」
「あっ!犬飼さん!!」
天翔君のマネージャーさんです。
「皆さん、ご無沙汰してます。海崎さんと来てて……演劇の後で天翔君と合流しようと思ってたら、さっき有栖川さんが来て……」
エイト先輩が知らせに行ってくれたんですね。犬飼さんが来てくれると安心です。
徠駕さんと代わり、天翔君を支えました。
「天翔君、ゴメンね!!こんなことになってるなんて想像もしてなくて……」
天翔君はフルフルと首を横に振り、犬飼さんにしがみ付きました。
「何もされてない?」
コクコクと頷き
「……皆んなが……助けてくれた……」
震えた声で言います。
「犬飼さん、医務室まで天翔を運んでもらえますか?」
「勿論だよ!」
「……もう、歩ける……」
「よし!じゃあ俺に掴まって!」
医務室に着くと、僕と天翔君はベッドに横になりました。力が自然と抜けると、今度は瞼が重くなってきました。
来夢君が布団を掛けてくれ、
「眠れそうなら寝た方がいい。」
と、髪を撫でます。
そのおかげでスッと眠りに着きました。
どうやら、天翔君も直ぐに眠った様です。
その後少しして、都華咲が磨理王を背負って医務室に入ってきました。
「おぅ!都華咲!磨理王!!」
「おっ皆んなもここだったか!良かった。アイツも捕まったんだな!」
「ああ。徠駕が回し蹴り喰らわせて一瞬でノシた」
「へぇ。やるじゃん!」
「へっへ~!!」
「それより磨理王は大丈夫なのか?」
「コッチ向かう途中で寝落ちしたっぽい。思いっきりオッサンの腹パン喰らったから……ってベッド空いてねぇな……」
「椿の隣に寝かせるか……」
「そうだな。で、天翔は?」
「ああ、大丈夫。何もされてねぇよ。恐怖から解放されて、ここに来て直ぐ寝た」
「そっか……良かった……」
そうして、僕達が目覚めるまで3人と犬飼さんが付き添ってくれました。
……どのくらい寝ていたのか……。目覚めると、目の前に磨理王が寝てました!
「磨理王……?」
呟くと、磨理王もゆっくりと目を開け
「つば……き……」
涙目で僕の名前を呼びました。
「……ゴメ……ン……ね……」
何で?何でゴメンなんですか⁉︎僕ももらい泣きをしてしまいます。
僕は磨理王に"ありがとう"しかありません。それはきっと天翔君も同じのハズ。
磨理王が気丈に振る舞ってくれたからこそ、僕達も何とか強がって居られたんです。
その後直ぐに天翔君も隣のベッドで目覚めたようです。
「天翔君、目が覚めました!」
犬飼さんの声がすると、カーテンの隙間から都華咲が駆け寄ったのが見えました。
カーテンの向こうで都華咲と天翔君の声が聞こえます。
天翔君も目覚めて直ぐに都華咲の姿を確認して、安堵した様子でした。
「椿、大丈夫?」
「……はい、僕は大丈夫ですよ。磨理王が無事で良かったです」
僕が磨理王の頬に手を当てると、磨理王も僕の頬に手を置きました。
「本物だよね?」
と、2人で微笑み合うと、カーテンが少し開き、来夢君が入ってきました。
「目が覚めたか?気分はどうだ?」
「はい。大丈夫です」
「それは良かった。エイト先輩がそろそろ着くと思う。あの社長を海崎さんの知り合いに引き渡したようだ」
「そう……なんですね……」
それから5分も経たない間にエイト先輩とミツ先輩が医務室に入ってきました。
僕達の無事を確認すると、先輩達も安堵の表情を見せてくれました。
「危険な目に合わせてすまなかった」
と、エイト先輩から言われた時は本当にビックリしましたが……。
元社長と、仲間の男は揃って海崎さんの知り合いの大手会社の社長が引き取り、その後どうするかを決めてくれるようです。後日、磨理王が撮った動画を見せて欲しいと言われました。
この1ヶ月で、あの事務所は殆ど潰れたも同然になっていたそうですが、今回の件で完全に潰されるだろうと言ってました。
警察には引き渡すが、マスコミ流すかどうかは天翔君の意見を汲んで欲しい。とエイト先輩から頼んでくれたそうです。
天翔君は「騒がれたくない」と、マスコミには流して欲しくないと伝えてました。
秀麗に来て、やっと平和で楽しい暮らしが出来ている天翔君。そりゃ、マスコミに騒がれるのは嫌ですよね。
都華咲や来夢君からもソッとしてやって欲しい。とエイト先輩に頼みました。
エイト先輩とミツ先輩はその旨を伝えるべく、むた直ぐに医務室を後にしました。
僕たちは、結局文化祭が終わり皆んなが帰るまで医務室で過ごしました。
天翔君も次第に笑顔を見せてくれるようになったので、もう大丈夫そうですね!
「これで、本当に終わったな!!」
医務室を出ながら、都華咲が大きく伸びをしました。
「明日の最終日は今日の分まで楽しもうぜ!!」
来夢君が笑いかけます。
凄い時間でしたが、これで皆んなの絆がより深くなったように感じます。
「腹減ったぁ!!」
徠駕さんの言葉に、全員一斉に頷きました。
.₊̣̇.ෆ˟̑*̑˚̑*̑˟̑ෆ.₊̣̇.ෆ˟̑*̑˚̑*̑˟̑ෆ.₊̣̇.ෆ˟̑*̑˚̑*̑˟̑ෆ.₊̣̇.ෆ˟̑*̑˚̑*̑˟̑ෆ.₊̣̇
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きっと徠駕さんに手を引かれるまで、動けなかったのでしょう。僕でさえ怖かったのに……当事者である天翔君を思うと……計り知れない程の恐怖だったハズです。
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都華咲が居ない今、天翔君を支えられるのは力のある来夢君しか居ません。僕がいつまでも抱えられたままだと天翔君が……。
「椿、大丈夫だ。天翔君も少しこのまま動かさねぇ方が良さそうだし、保たれるだけなら俺でも十分だからさ!」
徠駕さん……。
「まっ!磨理王も無事だったみたいだし!都華咲達も直ぐ戻ってくるだろ!天翔君が落ち着いたら医務室で休ませてもらおうぜ」
徠駕さんって……こんなに頼もしい人だったんですね……。いつものイメージからガラリと変わりました。もう、半年も一緒にいるのに……。気づかないものですね。
「で、徠駕は本当に大丈夫なのか?ケガしてねぇんだな?」
「ああ!俺は本当に何ともない!あのオッサンも一撃だったし!ったく、口だけ偉そうでも全然弱っちかったよなぁ!」
「だから!今回はたまたまだからな!!」
「分かった!分かったから!!次からは気を付けるって!!……って、次もあったらダメだよな?」
「ぷ……。あはは!!」
「椿……?……あはははは!!何か、気ぃ抜けたら急に笑けてきたな!!」
「はい!!……ぶくくくく……」
本当に、底抜けに明るい徠駕さんのお陰で、これまでの恐怖が嘘のように消えていきます。
その時、寮のドアが開きました。
「天翔君!!」
「あっ!犬飼さん!!」
天翔君のマネージャーさんです。
「皆さん、ご無沙汰してます。海崎さんと来てて……演劇の後で天翔君と合流しようと思ってたら、さっき有栖川さんが来て……」
エイト先輩が知らせに行ってくれたんですね。犬飼さんが来てくれると安心です。
徠駕さんと代わり、天翔君を支えました。
「天翔君、ゴメンね!!こんなことになってるなんて想像もしてなくて……」
天翔君はフルフルと首を横に振り、犬飼さんにしがみ付きました。
「何もされてない?」
コクコクと頷き
「……皆んなが……助けてくれた……」
震えた声で言います。
「犬飼さん、医務室まで天翔を運んでもらえますか?」
「勿論だよ!」
「……もう、歩ける……」
「よし!じゃあ俺に掴まって!」
医務室に着くと、僕と天翔君はベッドに横になりました。力が自然と抜けると、今度は瞼が重くなってきました。
来夢君が布団を掛けてくれ、
「眠れそうなら寝た方がいい。」
と、髪を撫でます。
そのおかげでスッと眠りに着きました。
どうやら、天翔君も直ぐに眠った様です。
その後少しして、都華咲が磨理王を背負って医務室に入ってきました。
「おぅ!都華咲!磨理王!!」
「おっ皆んなもここだったか!良かった。アイツも捕まったんだな!」
「ああ。徠駕が回し蹴り喰らわせて一瞬でノシた」
「へぇ。やるじゃん!」
「へっへ~!!」
「それより磨理王は大丈夫なのか?」
「コッチ向かう途中で寝落ちしたっぽい。思いっきりオッサンの腹パン喰らったから……ってベッド空いてねぇな……」
「椿の隣に寝かせるか……」
「そうだな。で、天翔は?」
「ああ、大丈夫。何もされてねぇよ。恐怖から解放されて、ここに来て直ぐ寝た」
「そっか……良かった……」
そうして、僕達が目覚めるまで3人と犬飼さんが付き添ってくれました。
……どのくらい寝ていたのか……。目覚めると、目の前に磨理王が寝てました!
「磨理王……?」
呟くと、磨理王もゆっくりと目を開け
「つば……き……」
涙目で僕の名前を呼びました。
「……ゴメ……ン……ね……」
何で?何でゴメンなんですか⁉︎僕ももらい泣きをしてしまいます。
僕は磨理王に"ありがとう"しかありません。それはきっと天翔君も同じのハズ。
磨理王が気丈に振る舞ってくれたからこそ、僕達も何とか強がって居られたんです。
その後直ぐに天翔君も隣のベッドで目覚めたようです。
「天翔君、目が覚めました!」
犬飼さんの声がすると、カーテンの隙間から都華咲が駆け寄ったのが見えました。
カーテンの向こうで都華咲と天翔君の声が聞こえます。
天翔君も目覚めて直ぐに都華咲の姿を確認して、安堵した様子でした。
「椿、大丈夫?」
「……はい、僕は大丈夫ですよ。磨理王が無事で良かったです」
僕が磨理王の頬に手を当てると、磨理王も僕の頬に手を置きました。
「本物だよね?」
と、2人で微笑み合うと、カーテンが少し開き、来夢君が入ってきました。
「目が覚めたか?気分はどうだ?」
「はい。大丈夫です」
「それは良かった。エイト先輩がそろそろ着くと思う。あの社長を海崎さんの知り合いに引き渡したようだ」
「そう……なんですね……」
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僕達の無事を確認すると、先輩達も安堵の表情を見せてくれました。
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と、エイト先輩から言われた時は本当にビックリしましたが……。
元社長と、仲間の男は揃って海崎さんの知り合いの大手会社の社長が引き取り、その後どうするかを決めてくれるようです。後日、磨理王が撮った動画を見せて欲しいと言われました。
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警察には引き渡すが、マスコミ流すかどうかは天翔君の意見を汲んで欲しい。とエイト先輩から頼んでくれたそうです。
天翔君は「騒がれたくない」と、マスコミには流して欲しくないと伝えてました。
秀麗に来て、やっと平和で楽しい暮らしが出来ている天翔君。そりゃ、マスコミに騒がれるのは嫌ですよね。
都華咲や来夢君からもソッとしてやって欲しい。とエイト先輩に頼みました。
エイト先輩とミツ先輩はその旨を伝えるべく、むた直ぐに医務室を後にしました。
僕たちは、結局文化祭が終わり皆んなが帰るまで医務室で過ごしました。
天翔君も次第に笑顔を見せてくれるようになったので、もう大丈夫そうですね!
「これで、本当に終わったな!!」
医務室を出ながら、都華咲が大きく伸びをしました。
「明日の最終日は今日の分まで楽しもうぜ!!」
来夢君が笑いかけます。
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