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あるある?
野良猫の話し その1
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今回は人では無く変な猫の話しである。
野良猫の恋の季節……
「ふぎゃー!むぎゃー!」
「シャーー!」
夜中に、ドタバタと始まる。
酷い時は、一晩中鳴きまくるという事は皆さんも経験してると思う。
え?知らない?
ん……それは、知っていると仮定して話しを進めますので、ご了承ください。
飼い猫の可愛い
「にゃ~」では無い事を補足だけしときますね。
私の周りにいる野良猫に、1匹の
白と黒のブチ?
種類で言うと「ハチワレ」と呼ばれる猫である。
ハチワレ猫とは、幸運を呼ぶらしいが、私はあまり興味がない。
かと言って猫が嫌いでもない。
どちらかと言えば、好きだといえるが、めちゃくちゃ好きな訳でもない。
ハッキリ言うと中途半端な好きである。
中途半端と言えば友達と言うのも、どこからが友達なのか?
名前も顔も知っているが、そんなに仲良くないのも友達と言っていいのか?
唯の知り合い?
いやー友達?
ぐらいの曖昧な感じの好きに似ている気もする。
ま、そんな事はどうでもいい……
話しを戻そう。
夜中猫の鳴き声が響く。
2匹のうち1匹の声が変だと気づく
「ウ、ギャァァァァン」
ガラガラ声……
どう考えても猫の鳴き声では無い。
あーあのハチワレだなぁ……
ハチワレは、私の家のベランダで日向ぼっこをする為にたまに来る。
私に気がつくと、私と睨み合いになる。
何故か私は、負けたくないと目を離さなくなる。
多分負けず嫌いの性分が、咄嗟に出てしまうみたいだった。
何度か遭遇したが、1度も負けたことがない。全勝中だ。
私の密かな自慢である。
1度2度は、何も言わずにすごすごと立ち去って行ったが、ある日
「マ、グギャァー」と鳴いた。
それもガラガラの声。
はい?今の鳴き声?何?
「ニャー」じゃないの?
「マグギャァ」?
猫とは思えない鳴き声に笑ってしまった事があるのだ。
その声の変な事から、他の野良猫よりは親密度は増したようには思えるが、凄く好きという訳ではない。
ハチワレは、私を好きではなさそうだし、もしよく似たハチワレ猫と声の悪いハチワレ猫だと、声を聞かない限り私には見比べは、できそうも無いぐらいの親密度と思って欲しい。
ベランダで日向ぼっこしている時も、たまには見て見ぬふりもしている。
出て行け!!と言った事もない。
目が合えば睨めっこをする。
たわいもないような間柄である。
人間で言えば、目が合うと挨拶はするみたいなご近所さんみたいな感じだ。
そんなハチワレが今夜メス猫を取り合っている。
普通の猫の鳴き声
猫と思えない鳴き声
どちらもうるさいのだが、ダミ声のハチワレの声は聞いてられないぐらい哀れだ。
あー朝まで続くんだろうなぁ……
あの鳴き声どうにかならないのかなぁ?
下手くそ過ぎじゃない?
猫らしくないよ。
耳栓でもしようかな?と思っていたら、窓ガラスを開ける音がした。
「下手くそ‼️」
男性の凄い大きな声。
確かに!下手くそだよ~w
「くくくっ」笑いが込み上げる。
よく言った‼️間違いない‼️
「うるさい!」ではなく
「下手くそ‼️」の一言に
名も知らぬご近所さんに私は拍手喝采‼️
ブラボー‼️
その一声で猫達は、どこかへ逃げて行った。
下手くそだと1人で思っていた訳じゃない。
誰かは知らないが私と共感してた人物が近くに居る事が、凄く嬉しかった。
満たされた気分で眠りにつけた。
ありがとう‼️
「一言MVP」は、彼に授けたい。
ま、私の頭の中でだけど……
野良猫の恋の季節……
「ふぎゃー!むぎゃー!」
「シャーー!」
夜中に、ドタバタと始まる。
酷い時は、一晩中鳴きまくるという事は皆さんも経験してると思う。
え?知らない?
ん……それは、知っていると仮定して話しを進めますので、ご了承ください。
飼い猫の可愛い
「にゃ~」では無い事を補足だけしときますね。
私の周りにいる野良猫に、1匹の
白と黒のブチ?
種類で言うと「ハチワレ」と呼ばれる猫である。
ハチワレ猫とは、幸運を呼ぶらしいが、私はあまり興味がない。
かと言って猫が嫌いでもない。
どちらかと言えば、好きだといえるが、めちゃくちゃ好きな訳でもない。
ハッキリ言うと中途半端な好きである。
中途半端と言えば友達と言うのも、どこからが友達なのか?
名前も顔も知っているが、そんなに仲良くないのも友達と言っていいのか?
唯の知り合い?
いやー友達?
ぐらいの曖昧な感じの好きに似ている気もする。
ま、そんな事はどうでもいい……
話しを戻そう。
夜中猫の鳴き声が響く。
2匹のうち1匹の声が変だと気づく
「ウ、ギャァァァァン」
ガラガラ声……
どう考えても猫の鳴き声では無い。
あーあのハチワレだなぁ……
ハチワレは、私の家のベランダで日向ぼっこをする為にたまに来る。
私に気がつくと、私と睨み合いになる。
何故か私は、負けたくないと目を離さなくなる。
多分負けず嫌いの性分が、咄嗟に出てしまうみたいだった。
何度か遭遇したが、1度も負けたことがない。全勝中だ。
私の密かな自慢である。
1度2度は、何も言わずにすごすごと立ち去って行ったが、ある日
「マ、グギャァー」と鳴いた。
それもガラガラの声。
はい?今の鳴き声?何?
「ニャー」じゃないの?
「マグギャァ」?
猫とは思えない鳴き声に笑ってしまった事があるのだ。
その声の変な事から、他の野良猫よりは親密度は増したようには思えるが、凄く好きという訳ではない。
ハチワレは、私を好きではなさそうだし、もしよく似たハチワレ猫と声の悪いハチワレ猫だと、声を聞かない限り私には見比べは、できそうも無いぐらいの親密度と思って欲しい。
ベランダで日向ぼっこしている時も、たまには見て見ぬふりもしている。
出て行け!!と言った事もない。
目が合えば睨めっこをする。
たわいもないような間柄である。
人間で言えば、目が合うと挨拶はするみたいなご近所さんみたいな感じだ。
そんなハチワレが今夜メス猫を取り合っている。
普通の猫の鳴き声
猫と思えない鳴き声
どちらもうるさいのだが、ダミ声のハチワレの声は聞いてられないぐらい哀れだ。
あー朝まで続くんだろうなぁ……
あの鳴き声どうにかならないのかなぁ?
下手くそ過ぎじゃない?
猫らしくないよ。
耳栓でもしようかな?と思っていたら、窓ガラスを開ける音がした。
「下手くそ‼️」
男性の凄い大きな声。
確かに!下手くそだよ~w
「くくくっ」笑いが込み上げる。
よく言った‼️間違いない‼️
「うるさい!」ではなく
「下手くそ‼️」の一言に
名も知らぬご近所さんに私は拍手喝采‼️
ブラボー‼️
その一声で猫達は、どこかへ逃げて行った。
下手くそだと1人で思っていた訳じゃない。
誰かは知らないが私と共感してた人物が近くに居る事が、凄く嬉しかった。
満たされた気分で眠りにつけた。
ありがとう‼️
「一言MVP」は、彼に授けたい。
ま、私の頭の中でだけど……
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