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幼少期編
理由
しおりを挟む今回説明回です(--;)
気長に読んでください
ーーーーーーーーーーーーーーーー
6日目の朝、お母様が来た
「ルア、話があるの」
いつもの柔らかい雰囲気ではなく、真剣な声
「分かった」
生半可な気持ちでは聞いてはいけない気がする
「あのね」
そういってお母様は切り出す
「貴方を誘拐したのは…ウブラン王国の奴らよ」
ウブラン王国といえば、我がパール王国と同じ位の大国
確か、宗教国家だったはず
「なぜ、私を狙ったのですか?」
それが1番知りたい、私を誘拐して何の利点がある?
「…昔、パール王国、ウブラン王国、ロイエ王国、ドッレ王国の王族の先祖が同じだって話は、聞いた事ある?」
「あります、御先祖様が争いを収め、各土地に王国を創ったと」
「それは合ってるわよ、教科書的には」
「教科書的には?」
「そう、本当は、少し違うの」
そういってお母様は続ける
「私達の先祖は、争いを収め、国を創りました、そこまでは変わらないわ」
「うん」
「けれど、ウブラン王国の王族は今その血を引いていません」
「えっ」
何故?
「確かに最初は王族の血を継いでいました、しかし、300年前、1部の臣下が裏切り、ウブランの王族は、陰謀により暗殺、よくて追放されました」
「そんなっ…他の国の王族は、何もしなかったのですか!?」
「しなかった、ではなくできなかったのよ、表向きは王族の血を継いだ王女が王妃になったとあったのだけど…その時即位した国王は他に好きな人が居たみたいでね、十中八九殺されたわ」
酷い話だ、自分の好きな人を妃にしたいからって
300年も昔の王女に同情する
いつの時代も恋愛馬鹿はいるのね
「それから今まで先祖返りであるはずの虹色の瞳は出ていないの…だから、王族の血を彼らは入れたい、宗教国家だから、虹色の瞳を持ってない彼らに不信感を抱いてる人もいる」
この世界の宗教は、主に争いを止めた私達大国の王族と女神が主流だ
つまり、王族の血を継いでいないとなったら不味いのだろう
だんだん私も状況が飲み込めてきた
「つまり…私をウブラン王国の王族に入れたいと?」
「やっぱり理解が早いわね、そうよ、虹色の瞳の貴方は絶好の的、貴方を王族に入れれば生まれた子は王族の血を引いてる、虹色の瞳は今リグーンが喉から手が出るほど欲しい存在よ、だから…貴方は攫われた」
「リグーン王国の王族の『花嫁』にする為に…だよね」
「えぇ、そうよ、アイツら、後がないからって誘拐なんて真似をしてっ!証拠があったらすぐにでも、戦争でも何でも仕掛けてやるのにっ!」
「お、お母様、落ち着いて?」
「ふぅ…ありがとう、落ち着いたわ、それで、ここからがさらに重要よなのよ…貴方の今後について」
いきなり核心を突かれ顔が強ばる
「貴方には…2つの道があります」
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