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学園編第1章
もし、の話ですよ?
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「もし私が家出するとしたら、どうしたらいいでしょうか?」
「そうねぇ…もしの話だけれども…あらあらあらぁ?こんな所にアイトの依頼書があるわよー?」
「??」
「見てみてー、依頼は隣国、ロイエ王国の王!王子の護衛を頼みたいらしいわよ~」
「え、ええ…そうですね…?」
「期限は3年。幹部程の実力があると望ましいですって!今実力があり任務に着いていないのはリアンドルと…ルアちゃんくらいよね」
「!!」
つまり…この任務を使って私に隣国へ行けと、暗に言っているのですね
「そうですね、もしの話ですけど、私が行ったとしたら、お父様も他国の王族の護衛なんて、そうそう見つけられませんよね…まぁ、もし、の話なんですけど」
「そうそう、もし、の話だけどもね?…あ、そういえば貴方にプレゼントがあるのよ」
「プレゼント?」
「そう、15歳になる記念の。本当は明日なんだけど…たぶん会えないでしょうし」
婚約するなら明日。つまり、今日の夜には家出しなくてはいけませんから。
「はい、どーぞ!開けてみて頂戴」
中から出てきたのは、紫色の宝石が嵌められたネックレス
「綺麗…ありがとうございます、お母様」
「ふふっ、これはね、ただのネックレスじゃないのよ。魔道具なの」
「魔道具!どんな魔道具ですか?」
魔道具はとても貴重で、私も数ある程しか見た事がありません
「ルアちゃんの腰まである紫髪を、肩より下の黒髪に見せ、さらしの圧迫を軽減、さらに、これとセットの魔道具と通信できる機能が着いてるわ」
「それって…?」
「ええ、そう、アイトで使う為よ。今までは家から通ってたけど、もし、長期任務の時、ずっと魔法を使い続けるのは大変でしょう?まして、男と偽っているわけだから」
確かに、四六時中黒髪にするのも限界がありますし、胸部も動く時苦しかったので大分助かります
通信も魔力を使わずに使えるのは魅力的です
…つまり、いつでも男装できるようにする、家出用のネックレスです
お母様は、こうなる事が前々から分かっていたのですね
「本当に…ありがとうございます、お母様。」
「ルアちゃん…大きくなったわねぇ。私はいつでも貴方の味方だから。貴方は、貴方の道を進んで?」
「はい…!」
まだまだ今日は始まったばかり。私はお母様の後押しを胸に、家出を実行に移す為の準備を始めるのでした…
ーーーーーー
久しぶりに定期更新できた…!(感動)
次回は2020.12.16(水)…に、したいのですが多分無理ですごめんなさい
「そうねぇ…もしの話だけれども…あらあらあらぁ?こんな所にアイトの依頼書があるわよー?」
「??」
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「期限は3年。幹部程の実力があると望ましいですって!今実力があり任務に着いていないのはリアンドルと…ルアちゃんくらいよね」
「!!」
つまり…この任務を使って私に隣国へ行けと、暗に言っているのですね
「そうですね、もしの話ですけど、私が行ったとしたら、お父様も他国の王族の護衛なんて、そうそう見つけられませんよね…まぁ、もし、の話なんですけど」
「そうそう、もし、の話だけどもね?…あ、そういえば貴方にプレゼントがあるのよ」
「プレゼント?」
「そう、15歳になる記念の。本当は明日なんだけど…たぶん会えないでしょうし」
婚約するなら明日。つまり、今日の夜には家出しなくてはいけませんから。
「はい、どーぞ!開けてみて頂戴」
中から出てきたのは、紫色の宝石が嵌められたネックレス
「綺麗…ありがとうございます、お母様」
「ふふっ、これはね、ただのネックレスじゃないのよ。魔道具なの」
「魔道具!どんな魔道具ですか?」
魔道具はとても貴重で、私も数ある程しか見た事がありません
「ルアちゃんの腰まである紫髪を、肩より下の黒髪に見せ、さらしの圧迫を軽減、さらに、これとセットの魔道具と通信できる機能が着いてるわ」
「それって…?」
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確かに、四六時中黒髪にするのも限界がありますし、胸部も動く時苦しかったので大分助かります
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…つまり、いつでも男装できるようにする、家出用のネックレスです
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まだまだ今日は始まったばかり。私はお母様の後押しを胸に、家出を実行に移す為の準備を始めるのでした…
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