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学園編第1章

ごめんね レイルア母視点

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誕生日に買って貰った転〇ラ読んでて投稿し忘れたマジごめんなさいと土下座したい作者です

転ス〇まじで面白いんです、自分の作品見るよりこっちを見たかった…

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ごめんね、ごめんね。

ルアちゃんが出ていった扉を見つめて、ただそれだけをひたすら思う

幼い頃から公爵邸と城しか行き来できなくてごめんね

友達を多く作ることもできなくてごめんね

誘拐されるのを気づかなくて、貴方に大きな傷を残して、ごめんね。

女の子なのに、半強制的にアイトに入らせてごめんね

こんな形でしか貴方を自由にできなくて、ごめんね…!

全部、私に力がないから

貴方を守るだけの力がないから

貴方を…先祖返りの瞳にして、生んでしまったから

旦那様は、私のせいではないという

瞳の色に親は関係ないと、私だけの責任ではないと。

それでも、私は私を許せない

あの子には、もっと自由に、選択肢なんか決めないで、自分の意志で、生きて欲しい

でも、先祖返りな限りは…パール王国第1王女として生を受けた限りは、平民ですらできるそれが、叶わない

王女な限り、レイルアにはいくつもの権利と、それを上回る義務が付き纏う

もしかしたら、今、人を信じるのを恐れるあの子は、私達家族以外を信じず、人形のようになってしまうかもしれない

だから…せめて、あの子が自由になる期限を、延ばすことにしよう

18まで、自由に生きて。決して、人形のように、王女という身分に縛られる必要はないと、分かって欲しい

それが、無力な私にできる、全て

あの子は、きっとまた、人を信じられる

もう二度と傷つけさせない、には戻らない

そして、叶えられるなら…

あの子を大切にしてくれる唯一を、見つけて欲しい

恋に極端に怯えている本当は弱いあの子の心を…誰か溶かしてくれないだろうか

私はそう、願うことしか出来ない

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久しぶりに更新すると思ったら、めっちゃシリアスやん!とか自分で思ってます(笑)

明日…は、重要なテスト的なのがあるんで、明後日、20.12.27日(日)更新予定です

そして短くてごめんなさい
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