魔力のいらない世界であなたと

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1章

2話

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ようやく部屋にたどり着いた頃には息が上がり、額には汗が滲んでいた。

つ、疲れた.....。

ベッドにゆっくりと下ろしてからすぐに暖房をつける。

明るい場所で見る青年はやはりとても美人だ。
伏せられている目はわからないが真っ直ぐに通った高さのある鼻に少し薄めだが形のいい唇。
なによりも驚いたのは髪色だった。

外にいる時は暗くて見えなかったが、青と銀の2色だ。
2対1の割合で青が多く、所々に入っている銀色の髪は明かりを反射してキラキラしている。

ヅラ...か.....?

髪をかき分けて見てみるがヅラではないようだ。
染めているのかもしれないが鎖骨まで伸びている髪の毛は痛んでいる様子もない。

あまりの綺麗さに見入っていると手が頬に触れ、その冷たさにはっとした。

冷えた身体をどうするか。
とりあえず服を脱がせたが、意識のない人間の服を脱がせるのは大変な作業だった。
しかも異国の服ならなおさらである。

脱がせてみてその重さに納得した。

綺麗な顔からは想像できないほど筋肉質な身体だ。とはいえガチムチではなく所謂細マッチョ。
ギャップ萌えってやつか?
無駄な肉は一切なく、腹も8個に割れている。

所々傷跡はあるがとても綺麗だ。

風呂、に入れるのは俺の体力的にも危ないので却下。
湯たんぽやホッカイロなどの便利なものはこの家に置いてないのでホットタオルでも作るか、と布団をかけて腰を上げる。

「う....ん....」

「ん?起きたか?」

顔を覗き込むとうっすらと目が開いた。
その瞳の色に思わず息をのむ。

おいおい、嘘だろ....。

左右で瞳の色が違う。
右目が青、左目が銀。髪の色と同じだ。

「めちゃくちゃ綺麗だな....」

まだ焦点が合ってないのかぼーっとした顔で俺を見つめている。

「———ト...」

「ん?なんだって?」

なにか言ったようだが声がかすれて聞き取れない。
顔を近づけながら問うと何かに後頭部をぐいっと押され唇に柔らかいものが重なった。

えーっと....、これは合意ということでいいのか?
それとも相手は無意識だろうからアウトか?

そんなことを考えていたら舌がぬるりと入り込んできた。

ま、いいか。

ぎこちなく動く舌を絡めとると驚いたのか舌が引っ込む。
その舌を追ってさらに深く口付けた。

顔を離すとキスだけでとろんとした表情になっていた。
その表情にゴクリと喉を鳴らす。

あー、やべーな....。

「もっ...と....」

小さく乞うその声に俺のタガは簡単に外れた。

ベッドサイドにひとつだけある写真立てをパタンと伏せると今度は自分から唇を重ね、じっくり口内を堪能する。

布団をめくると既に勃ち上がりつつある陰茎が露わになった。

「あっ....ハル...ト....?」

陰茎をさらりと撫でるとびくんと反応して誰かの名前を呟いた。

誰かと間違えてるのか?ハルト、ってことは男だよな....?

「ハルトだと思ってろ。快感だけ追えばいい」

右手で青年の目を覆い耳元で囁く。

再び陰茎に手を添えるが嫌がる素振りも見せず大人しく快感を追っているようだ。
それなら遠慮なく頂きますよ。

「ふっ....ん....んっ...ぁっ....」

陰茎を扱いたまま乳首を口に含み舌でころころと転がす。
もう片方は指で軽く摘んだ。

身体がもじもじと動き両腕を顔の前で交差させて隠している。

「ひぁっ...んっ、んん...はぁ...」

ぢゅるぢゅるっと音を立て乳首に吸い付くと身体がびくんと跳ねた。

感度いいなぁ。えっろ...。
もしかしてハルトってやつに開発され済み?

陰茎は既に先走りでどろどろだ。

「んぁっ!んんっ...あっ、はっ...んうっ...」

少し強めに握って上下に擦り右手の親指でぐりぐりと亀頭を刺激すればより甘い声が漏れる。

手の中で陰茎がビクビクと痙攣し透明な液がさらに溢れた。

「んっ、くっ....んぁあっ!」

背中をのけぞらせ勢いよく吐き出された白濁液が胸の方まで飛んで逞しい身体を汚す。

あー....、我慢できそうにない。

後孔に指を当てがうとぴくりと反応して身体が硬くなった。

「嫌か?」

ゆっくりと頭を横に振る。

つぷりと指を埋めれば思ったよりもキツい。
まだ指1本なのにぎゅうぎゅうと締めつけてくる。
開発されてるわけじゃなかったのか...?

「もしかして初めて?」

ゆっくりと今度は上下に頭が動いた。

っ、まじかよ....。

はやる気持ちを抑えて丁寧に指を動かした。
自分の息子は既に痛いほど膨れ上がっている。

「ぁっ...?」

ほぐすように腹側を探るとある一点を掠めた時、びくんと身体が跳ねた。

ここか?

「やっ...あっ、ん...ふ..、んんっ」

指を増やしながらそこを擦って自分もベルトを外しズボンと下着を脱いだ。

腹につきそうなくらい反り上がった陰茎を青年の太腿に擦りつけながら指で肉壁を押し広げていく。

相変わらず顔を隠しているので表情は見えないが、ハルトじゃないと気づかれて最後までできなくなるのは嫌だし仕方がない。

陰茎は再び硬さを取り戻しているので悦いは悦いのだろう。
ようやく指が3本入ったところで後孔から引き抜いた。

指が引き抜かれたことによってあからさまにほっとして身体の力を抜くのを見ると嗜虐心が疼く。

「痛かったら言えよ」

芽生える嗜虐心を必死に抑えつけ後孔へ俺のモノを徐々に埋める。
埋める度、きゅうきゅうと締め付けられまだ半分しか入っていないのに気を抜くともっていかれそうになる。

これ全部入れたらどーなんだよ...。

「うっ...ん、はぁ...っぁ、んっ..あっ」

痛くは無さそうなので浅いところで動かし、先程反応が良かった所に先端をぐりぐりと擦り付けた。

「っ、く....」

あー、やべ。めっちゃ気持ちい。

肉壁がうねうねと絡みついてくる。

「うぁっ!あっ、ん..はぁ...んっ...」

我慢できず残りを一気に突っ込んだ。

「っ!....っぶね」

一層締め付けられナカがビクビクと痙攣したことで危うく入れただけでイってしまいそうになった。

少ししてから動こうと思っていたのに我慢できずゆるゆると腰を動かす。

青年の陰茎は萎えることなく透明な液が後ろの方まで溢れ、滑りがどんどんよくなっていく。

「ひぅっ!うぁ...あっ、んんっ!」

まだ後ろだけだとイけないだろうと陰茎の裏筋をつうっとなぞり亀頭を爪でかりかりと擦る。

それだけで陰茎がビクビクと震える。
陰茎を触る度にナカも絡みついてくるため俺も限界だ。

「ひっ、あぁっ!んっ、あっ...あぁぁっ!」

「っ...!」

腰の動きを速めればずちゅずちゅと音を立てる。
腰の動きに合わせて陰茎を扱く手を速めれば2度目の精が放たれた。

それに併せて肉壁がきゅうっと収縮し俺もナカでイってしまった。

余韻に浸っていると青年の身体から力がふっと抜けるのがわかった。
見ると顔を隠していた腕がずり落ちて綺麗な顔が露わになっている。

頬に触れると暖かさを取り戻していた。

あー、やっちまった...。家ではヤらないようにしてなのになぁー...。

伏せた写真立てにチラリと視線を向けため息をつく。

青年の身体を手早く拭いて風呂へと向かった。
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