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3.冒険者としての第一歩!
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そもそも、なぜ黒髪黒目が黒の悪魔と呼ばれているかというと、約200年程前に遡る。
その当時では初めて、黒髪黒目を持った男の子が産まれた。初めて見る夜の闇のような暗い色に、町の人々は怯え、不吉だと口々に言った。しかもその子が生まれてから、町では洪水や地震などの自然災害が相次いで起こったのだ。
町の人々はその子のせいだと責め立て、家族を町から追い出した。家族を追い出してからは災害が減り、やはりあの子が原因だったんだと皆が安堵したのだが、数年後、成長した黒髪と黒目の男がその町に戻り、ほとんどの者が殺された。
その後も恐ろしい程の強さで国中を暴れ回り、人々を恐怖のどん底へ突き落とした。
それから200年経った今も、その男の恐ろしさは語り継がれている。そして同じ色を持つヴァルクも血縁関係はないのだが、先祖返りではないかと恐れられているのだ。
細かい設定まで覚えていなかったのだが、商人のおっちゃんが街まで乗せてくれることになり、道中話してくれた。
その話を聞いて思い出したのだが、確かヴァルクにも同じような過去があったはずだ。ゲームのラストでは、ヴァルクをあと一撃で倒せる、というところで回想シーンに入り、それが終わると「倒す」か「倒さない」かを選ぶ。俺は悪人に悲しい過去なんて必要ないと思っていたので、その辺の話はスキップしてしまって詳しくは知らないし、当然迷うことなく「倒す」を選んだ。「倒さない」を選んだらどうなっていたんだろう?
.....逃してくれたのはその辺の事情が絡んでいるんだろうか。どちらにせよ、絶対悪ではなさそうだ。ここに来るまでは絶対悪派だったが、これを機に認識を改めようと思う。
「着いたぞ」
そうこうしている間に到着したようだ。
王が住まうこの国最大の都市、メイヴェル。
ここメイヴェルでは主に恋愛やシミュレーションゲームを楽しむ場所だ。ここから出なければストーリーが始まることもないので、アクションゲームが苦手な人でも安心してできる。
高い壁に囲まれていて、まだ中を見ることはできないが、見慣れた景色が広がっているだろう。
門の前には衛兵っぽい人が2人いて、その内の1人におっさんが身分証のようなものを見せた。もう1人は気安くおっさんに話しかけている。
「よお、久しぶりだな。一応荷物確認させてもらうぞ」
「ああ、頼むよ」
身分証を確認し終えた人は今度は俺に視線を向ける。
どうしよう.....!身分証なんか持ってないぞ!?
「今日はえらい美人を乗せてるな。身分証はあるか?」
「美人なだけじゃなく腕も立つんだぞ!今日は2回も助けられた」
「へぇ!そりゃすごい」
美人!?どう見てもイケメンだろ!
それよりそんな凄いことしてないんであんま持ち上げないでください....!そんで身分証持ってません!
「あの.....身分証持ってない場合って入れませんか....?」
「ん?持ってないのか?入れるには入れるが....、保証金が必要だぞ。ま、身分証作れば返金されるが」
提示された金額は、おっさんにもらった金額の倍以上もした。
そんなお金ないんだけど!......どうしよう。野宿決定か......。
「私が立て替えるよ」
「えっ!?」
お金を持っていないことを察したおっさんがそう言って衛兵にお金を渡す。
「い、いいんですか....?」
「もちろん。命を救われたんだからこのくらい当然だよ。身分証を作れば返ってくるものだしね」
あの、だからほんとそんな大したことしてないんですって.....。
身分証を作れば返ってくるものではあるが、逆に言えば、作らずにどっか行ってしまう可能性もあるわけで....。もちろんそんなことはしないが、信じてくれたことがたまらなく嬉しい。
「ありがとうございます....!」
お礼を言うとおっさんは少し微笑んだ。これがチュートリアルだとしても泣ける....!ほんとありがとうございます!!
「じゃあ後はこれに手を置いてくれ」
「なんですか?これ」
言われた通り水晶玉のような物に手を乗せると、緑色に光った。
「犯罪歴を確認するための物だよ。赤に光れば保証金を払っても入れない」
へー。こんな物まであるんだ。
ゲームでは描かれていない部分が知れるのは楽しい。
「よし、通っていいぞ。身分証は役所で発行できるからこいつに連れてってもらいな」
「ありがとうございます」
ここ西門は、商人専用、というわけではないのだが商人は西門しか利用できない。荷物のチェックがあるので、通常よりも入るのに時間がかかってしまうからだ。夕方ともなれば長蛇の列ができてしまうため、冒険者などは北門や東門を利用する。
ほとんど商人のための西門は、馬車が通りやすいようにかなり幅が広く作られている。中に入ってもそれは同様だった。
こちら側はあまり来たことがなかったが、レンガ造りの街並みは、懐かしさとともに心が躍る。
こういうのは楽しんだもん勝ちだよな!
役所まで送ってもらい、手続きをして返してもらったお金をすぐにおっさんに手渡した。
手続きといっても、名前と年齢、性別、人種や職業を書き、手数料を払ってお終いだ。あと、従魔の登録も必要らしく、増えたらその都度登録しに来ないといけないらしい。ちょっとめんどいな。しかもテイマーって書いたらなんか気の毒そうな顔されたんだけどあれなんだったんだろ。
おっさんとはここで別れた。
「困ったことがあったらいつでも言えよ!」と、最後まで優しい。何度もお礼を言って馬車が見えなくなるまで見送った。
さて、これからどうしようか。取り敢えず仕事見つけないとだよな。あとホテルも。
まずはホテルから探すか。安いとこあればいんだけど。
ホテルは門の近くに集中しているので来た道を戻った。
........なんとか泊まるところは確保したけど、このままじゃすぐに野宿決定だ。すぐにでもお金を稼ぐ必要があるのでギルドへと向かった。場所は何度も行ったことがあるので覚えている。
広場に出ると一気に視界が開け、楽しそうな人々の声が耳に届く。
「わぁ......」
思わず立ち止まって辺りを見回した。獣人、ドワーフ、エルフ....様々な人種が行き交う様子は、なんというか壮観だ。目に入る人みんな笑顔で、とても活気がある。
屋台のようなお店も立ち並び、いい匂いにお腹が刺激され、ぐぅ、と控えめに鳴った。
食べたい.....!食べたいけど、この後いくら必要になるかわからない。ぐっと堪えて足早にギルドへと向かった。
広場を抜けた先の大きな建物の扉を開けると思ったよりたくさんの人がいて、視線が俺に集中した。一瞬気圧されたが、すぐに視線も散ったので気を取り直してカウンターへと向かう。
「こんにちは。初めてのご利用ですか?」
やっぱギルドっていったら可愛い受付嬢だよなぁ~。目の前のお姉さんについ頬が緩む。
「はい!登録をしたいんですけど」
「かしこまりました。それでは身分証の提示とこちらにご記入をお願いします」
先程発行してもらったばかりの身分証を渡し、紙を受け取ると、項目は身分証の時とほぼ同じだった。すぐに記入を終え、返すと俺と紙をくりっとした瞳が何度も往復する。
記入漏れでもあったか?
「ええと.....この、テイマー、というのはお間違えではないですか?」
「え?間違いじゃないですよ」
ブルーを見せると周りがざわざわと騒ぎ始めた。
え、なに?
「テイマーだって?来るとこ間違えてるんじゃねえか?」
誰かが上げた声に周りの人が爆笑しながら、そうだそうだ!と声を上げる。
「いや、だから間違えてませんって」
何言ってんのこの人たちは。
馬鹿にしたような笑い方に少しムッときた。
「テイマーってのは自分で戦わない臆病もんだろ?」
大柄で、明らかに強そうな男が俺の前に出てきてにやりと口角を上げる。たぶんさっきのもこいつが言ったんだろう。
.....まあでも今のは間違ってはない。ないんだけど....。
「だったらなんですか。あなたに関係あります?」
「俺は善意で言ってやってんだぜ?まだ若いのに死に急ぐこたねーだろ。なんなら俺のパーティにでも入るか?夜のお世話専用で、だけどな」
死にに行くようなことはしませんけど!?なに勘違いしてんだこの人は。お前のパーティになんて入るわけないだろ。しかもなんだ、夜の世話って。下の世話でもさせる気か、気色悪い。
「結構です。それに死に急いではないんで」
カウンターに向き直るが、懲りずにべらべらと話しかけてくる。
「金が必要なら俺が買ってやるぞ?」
訳のわからないことを言いながら俺の尻をさらりと撫でた。
「ひっ!触んな!気色悪い!」
「いいねぇ、気が強いのも好みだ」
手をパシンと振り払いながらキッと睨みつけると、にたりと気持ち悪い笑みをこぼす。
ほんとなんなのこいつ!男の尻触ってなにが楽しいんだよ!セクハラだからな!男だとしても!今そういうの厳しいんだからな!
「セロさん!いい加減にしてください!またギルド長に叱られますよ!」
受付のお姉さんが立ち上がって擁護してくれた。
「だけどローニャ、お前もそう思うだろ?」
「そ、それは....、でも!私たちが危険な仕事を受理しなければ問題ないですし....」
ローニャと呼ばれたお姉さんは最初こそ勢いがよかったが、どんどん尻すぼみになっていく。
「あの、テイマーが登録できないわけじゃないならさっさと登録してくれませんか?」
時間の無駄!ゲームではこんな描写なかったのに!鬱陶しい!あ、でもテイマーは初めてだからもしかしたら虐められる仕様になってるのか?そうだとしたら最悪だ。この先も同じような事が起こるんだろうか。
ちょっと気が重くなったが、無事登録が済みギルドカードを受け取る。ランクはFから。
「早速なんですけど、なんかいい依頼ありますか?」
「はい。初めてでしたらこちらの薬草採取か、力仕事にはなりますが、建築のお手伝いもあります」
おお!薬草採取!冒険者っぽい!
「採取場所は魔物の出現率って多いんですか?」
「いえ。それほど多くはありません。もし出てもスライム程度でしょう」
じゃあ安心だね!最初はスライムすら倒せなかったけど!でもスライムはもう怖いとは思わないし、ブルーも居るから大丈夫だろう。
「じゃあそれでお願いします」
「かしこまりました。お気をつけていってらっしゃいませ」
その当時では初めて、黒髪黒目を持った男の子が産まれた。初めて見る夜の闇のような暗い色に、町の人々は怯え、不吉だと口々に言った。しかもその子が生まれてから、町では洪水や地震などの自然災害が相次いで起こったのだ。
町の人々はその子のせいだと責め立て、家族を町から追い出した。家族を追い出してからは災害が減り、やはりあの子が原因だったんだと皆が安堵したのだが、数年後、成長した黒髪と黒目の男がその町に戻り、ほとんどの者が殺された。
その後も恐ろしい程の強さで国中を暴れ回り、人々を恐怖のどん底へ突き落とした。
それから200年経った今も、その男の恐ろしさは語り継がれている。そして同じ色を持つヴァルクも血縁関係はないのだが、先祖返りではないかと恐れられているのだ。
細かい設定まで覚えていなかったのだが、商人のおっちゃんが街まで乗せてくれることになり、道中話してくれた。
その話を聞いて思い出したのだが、確かヴァルクにも同じような過去があったはずだ。ゲームのラストでは、ヴァルクをあと一撃で倒せる、というところで回想シーンに入り、それが終わると「倒す」か「倒さない」かを選ぶ。俺は悪人に悲しい過去なんて必要ないと思っていたので、その辺の話はスキップしてしまって詳しくは知らないし、当然迷うことなく「倒す」を選んだ。「倒さない」を選んだらどうなっていたんだろう?
.....逃してくれたのはその辺の事情が絡んでいるんだろうか。どちらにせよ、絶対悪ではなさそうだ。ここに来るまでは絶対悪派だったが、これを機に認識を改めようと思う。
「着いたぞ」
そうこうしている間に到着したようだ。
王が住まうこの国最大の都市、メイヴェル。
ここメイヴェルでは主に恋愛やシミュレーションゲームを楽しむ場所だ。ここから出なければストーリーが始まることもないので、アクションゲームが苦手な人でも安心してできる。
高い壁に囲まれていて、まだ中を見ることはできないが、見慣れた景色が広がっているだろう。
門の前には衛兵っぽい人が2人いて、その内の1人におっさんが身分証のようなものを見せた。もう1人は気安くおっさんに話しかけている。
「よお、久しぶりだな。一応荷物確認させてもらうぞ」
「ああ、頼むよ」
身分証を確認し終えた人は今度は俺に視線を向ける。
どうしよう.....!身分証なんか持ってないぞ!?
「今日はえらい美人を乗せてるな。身分証はあるか?」
「美人なだけじゃなく腕も立つんだぞ!今日は2回も助けられた」
「へぇ!そりゃすごい」
美人!?どう見てもイケメンだろ!
それよりそんな凄いことしてないんであんま持ち上げないでください....!そんで身分証持ってません!
「あの.....身分証持ってない場合って入れませんか....?」
「ん?持ってないのか?入れるには入れるが....、保証金が必要だぞ。ま、身分証作れば返金されるが」
提示された金額は、おっさんにもらった金額の倍以上もした。
そんなお金ないんだけど!......どうしよう。野宿決定か......。
「私が立て替えるよ」
「えっ!?」
お金を持っていないことを察したおっさんがそう言って衛兵にお金を渡す。
「い、いいんですか....?」
「もちろん。命を救われたんだからこのくらい当然だよ。身分証を作れば返ってくるものだしね」
あの、だからほんとそんな大したことしてないんですって.....。
身分証を作れば返ってくるものではあるが、逆に言えば、作らずにどっか行ってしまう可能性もあるわけで....。もちろんそんなことはしないが、信じてくれたことがたまらなく嬉しい。
「ありがとうございます....!」
お礼を言うとおっさんは少し微笑んだ。これがチュートリアルだとしても泣ける....!ほんとありがとうございます!!
「じゃあ後はこれに手を置いてくれ」
「なんですか?これ」
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へー。こんな物まであるんだ。
ゲームでは描かれていない部分が知れるのは楽しい。
「よし、通っていいぞ。身分証は役所で発行できるからこいつに連れてってもらいな」
「ありがとうございます」
ここ西門は、商人専用、というわけではないのだが商人は西門しか利用できない。荷物のチェックがあるので、通常よりも入るのに時間がかかってしまうからだ。夕方ともなれば長蛇の列ができてしまうため、冒険者などは北門や東門を利用する。
ほとんど商人のための西門は、馬車が通りやすいようにかなり幅が広く作られている。中に入ってもそれは同様だった。
こちら側はあまり来たことがなかったが、レンガ造りの街並みは、懐かしさとともに心が躍る。
こういうのは楽しんだもん勝ちだよな!
役所まで送ってもらい、手続きをして返してもらったお金をすぐにおっさんに手渡した。
手続きといっても、名前と年齢、性別、人種や職業を書き、手数料を払ってお終いだ。あと、従魔の登録も必要らしく、増えたらその都度登録しに来ないといけないらしい。ちょっとめんどいな。しかもテイマーって書いたらなんか気の毒そうな顔されたんだけどあれなんだったんだろ。
おっさんとはここで別れた。
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さて、これからどうしようか。取り敢えず仕事見つけないとだよな。あとホテルも。
まずはホテルから探すか。安いとこあればいんだけど。
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広場に出ると一気に視界が開け、楽しそうな人々の声が耳に届く。
「わぁ......」
思わず立ち止まって辺りを見回した。獣人、ドワーフ、エルフ....様々な人種が行き交う様子は、なんというか壮観だ。目に入る人みんな笑顔で、とても活気がある。
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「かしこまりました。それでは身分証の提示とこちらにご記入をお願いします」
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記入漏れでもあったか?
「ええと.....この、テイマー、というのはお間違えではないですか?」
「え?間違いじゃないですよ」
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え、なに?
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何言ってんのこの人たちは。
馬鹿にしたような笑い方に少しムッときた。
「テイマーってのは自分で戦わない臆病もんだろ?」
大柄で、明らかに強そうな男が俺の前に出てきてにやりと口角を上げる。たぶんさっきのもこいつが言ったんだろう。
.....まあでも今のは間違ってはない。ないんだけど....。
「だったらなんですか。あなたに関係あります?」
「俺は善意で言ってやってんだぜ?まだ若いのに死に急ぐこたねーだろ。なんなら俺のパーティにでも入るか?夜のお世話専用で、だけどな」
死にに行くようなことはしませんけど!?なに勘違いしてんだこの人は。お前のパーティになんて入るわけないだろ。しかもなんだ、夜の世話って。下の世話でもさせる気か、気色悪い。
「結構です。それに死に急いではないんで」
カウンターに向き直るが、懲りずにべらべらと話しかけてくる。
「金が必要なら俺が買ってやるぞ?」
訳のわからないことを言いながら俺の尻をさらりと撫でた。
「ひっ!触んな!気色悪い!」
「いいねぇ、気が強いのも好みだ」
手をパシンと振り払いながらキッと睨みつけると、にたりと気持ち悪い笑みをこぼす。
ほんとなんなのこいつ!男の尻触ってなにが楽しいんだよ!セクハラだからな!男だとしても!今そういうの厳しいんだからな!
「セロさん!いい加減にしてください!またギルド長に叱られますよ!」
受付のお姉さんが立ち上がって擁護してくれた。
「だけどローニャ、お前もそう思うだろ?」
「そ、それは....、でも!私たちが危険な仕事を受理しなければ問題ないですし....」
ローニャと呼ばれたお姉さんは最初こそ勢いがよかったが、どんどん尻すぼみになっていく。
「あの、テイマーが登録できないわけじゃないならさっさと登録してくれませんか?」
時間の無駄!ゲームではこんな描写なかったのに!鬱陶しい!あ、でもテイマーは初めてだからもしかしたら虐められる仕様になってるのか?そうだとしたら最悪だ。この先も同じような事が起こるんだろうか。
ちょっと気が重くなったが、無事登録が済みギルドカードを受け取る。ランクはFから。
「早速なんですけど、なんかいい依頼ありますか?」
「はい。初めてでしたらこちらの薬草採取か、力仕事にはなりますが、建築のお手伝いもあります」
おお!薬草採取!冒険者っぽい!
「採取場所は魔物の出現率って多いんですか?」
「いえ。それほど多くはありません。もし出てもスライム程度でしょう」
じゃあ安心だね!最初はスライムすら倒せなかったけど!でもスライムはもう怖いとは思わないし、ブルーも居るから大丈夫だろう。
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