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26.恋愛トーク!?
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やっと帰ってきたロベルトたちは、少し表情が暗かった。もしかして、ヴァルクになにかあったんだろうか。閉じ込められていた文句を言おうと思っていたのに、とてもそんな雰囲気ではない。
「なんかあったのか.....?」
「あー...、いや、あいつに関しては特にない。むしろ本当に街に住めるかもしれん」
「ほんと!?」
「ああ。だがそれよりも面倒なことが起こってな」
ロベルトは今後の対応やらで忙しいらしく、ミーアさんに説明してもらうことになったのだが.......、
なんだこの状況は。
「駄目だよ、サクヤ。せっかく綺麗なんだからちゃんと手入れしなくちゃ」
「あ...すみません....?」
説明するからと言われて椅子に座れば、なぜかミーアさんは俺の髪にオイルを塗り始めたのだ。
反射的に謝ってしまったが、それよりも説明をしてほしい。
「あ、あの、それで一体何があったんですか....?」
「ああ、そうだったね」
髪をいじる手は止めなかったが、ちゃんと説明はしてくれた。
騎士団長自らダンジョンに入って魔物がいないことを確認し、スタンピードは起きないと公言したこと。ヴァルクを試すようなことをしたけど、反撃どころか怒ることすらしなかったこと。そして騎士団員に対して精神魔法を使った者がいたこと。
「精神魔法.....」
確かにゲームでも1人出てきた。だけど解呪薬があればそこまで厄介でもなかったし、攻撃魔法も使えずステータス的にもそこまで強くはなかったはずだ。
顔もフードで隠れて見えなかったので、ただのモブだと思ってたけど違うのか?ただ、今はもうストーリーをなぞっていないので、何が起こっても不思議ではない。あんまり大事にならないといいんだけど...。
そんな事を考えていたら、いつの間にかミーアさんの手は止まっていた。
「よし!できた!」
何ができたのか。ミーアさんを振り返ると、「んん!かわいい!」と満足げに言われた。
自分の頭を触ってみると、長い髪がまとめられていた。どんな形になっているのかは自分では見えないのであれだが、邪魔にならないのはとてもいい。
髪の毛なんて結んだことがないから、自分でやろうとしてもくちゃくちゃになってしまうので諦めていた。
「ミーアさん器用なんですね」
「これくらい大したことじゃないよ」
「いえ、十分凄いです。ありがとうございます」
なんせ俺はひとつに結ぶことすらできないからね!だけど触った感じ、俺の髪の毛は複雑に編み込まれている。
思った事をそのまま口にすると、元々大きなミーアさんの目が更に見開かれた。
「.....あの...、俺、なんか失礼なこと言っちゃいましたか....?」
「あ、いや....。そんな事言われたの初めてだったからちょっとびっくりして...」
「そうなんですか?」
まさか、このくらいのことみんな当たり前のようにできるんだろうか。
「そんなことできたって意味ないだろ、っていつも言われてたよ」
あ、よかった。みんなできるわけじゃないのね。
でも意味ない事はないだろ。現に俺は助かってるし。できたら毎日やってほしいくらいだ。まあ冒険者のほとんどが髪の毛短いんだろうから、そう言われるのはわかんないでもないけど。短かったら必要ないもんね。
「必要としてない人の意見なんて気にしなくていいんじゃないですか?やったことない人は凄さもわからないだろうし」
俺だってやってみて初めてわかった。女子はいとも簡単にやってたから、誰にでもできると思ってたけど大間違いだ。
「.......サクヤって、よく変わってるって言われない?」
「えっ!?」
突然の変人認定!解せぬ!確かによく言われるけども!
「.......不本意ながら言われます....。俺ってそんな変ですかね?」
自分ではわかんないんだけど、こうもみんなに変だと言われると不安になってくる。
若干落ち込んでたのになぜか盛大に笑われた。げ、解せぬ....!
「悪い意味じゃないよ」
いやいや、変人に良い意味なんてありましたっけ?ないでしょ!
話題を変えよう。じゃないと俺の心が死ぬ。
「ミーアさん、ヴァルクは怪我とかしなかったですか?」
怪我人はいないと言ってはいたが、それにヴァルクが含まれているかどうかちょっと気になっていたのだ。
「ん?ああ、してないよ。ずっと結界張ってたみたいだから」
「そうですか!よかった...」
「......ところでさぁ...、そのヴァルクって奴とはどんな関係なわけ?」
「どんなって.....友達ですけど?」
「それだけ?」
「へ?」
「だって好きなんでしょ?」
「え!?....は、え、な、なんで...!?」
初対面で、まだほとんど話してもないのになんでバレてんの!?
そんな人にもバレるほどわかりやすいのかと思うと、顔が熱くなった。恥ずかしくなって思わず両手で顔を覆う。
「やっば、サクヤかわいすぎない?ピュアすぎ」
勘弁してください.....。
「......俺、そんなわかりやすいですか.....?」
指の隙間からミーアさんを窺うと、くぐもった声を上げながら左胸を押さえた。
えっ、なに、どうした?
「......サクヤ、他の人にそういう顔見せない方がいいよ」
「えっ!?」
そういう顔ってどんな顔!?そんな酷い顔してたのか!?ってかほとんど隠れてるのに酷いとか相当じゃね!?ショックなんだけど!イケてると思ってたのは俺だけですか.....。
「ま、ちょっとかまかけただけだから。わかりやすいっちゃわかりやすいけど」
どっちなんすか、それ....。
「告白しないの?」
え、このまま恋愛トーク突入ですか?
「.....見込みもないのにできませんよ」
「え?なんで見込みないって思うの?」
「だって向こうは友達だとしか思ってないんですよ?」
「本人に聞いたの?」
「.....はっきりとは聞いてないですけど.....。でもヴァルクは人と関わったことがほとんどないんで友達の"好き"も、恋愛の"好き"も多分同じだと思ってます」
「......なるほど。確かにそれはあり得るね」
「でしょう?」
「よし!じゃあここはお姉さんが一肌脱いであげましょう!」
「え?」
なにやら気合い十分に椅子から立ち上がり、胸を張った。その振動で大きな胸がぷるん、と揺れ、見てはいけない物を見てしまったようでそっと視線を外す。
なにをするつもりか聞いても、「任せなさい!」と言って残念ながら教えてくれなかった。
「なんかあったのか.....?」
「あー...、いや、あいつに関しては特にない。むしろ本当に街に住めるかもしれん」
「ほんと!?」
「ああ。だがそれよりも面倒なことが起こってな」
ロベルトは今後の対応やらで忙しいらしく、ミーアさんに説明してもらうことになったのだが.......、
なんだこの状況は。
「駄目だよ、サクヤ。せっかく綺麗なんだからちゃんと手入れしなくちゃ」
「あ...すみません....?」
説明するからと言われて椅子に座れば、なぜかミーアさんは俺の髪にオイルを塗り始めたのだ。
反射的に謝ってしまったが、それよりも説明をしてほしい。
「あ、あの、それで一体何があったんですか....?」
「ああ、そうだったね」
髪をいじる手は止めなかったが、ちゃんと説明はしてくれた。
騎士団長自らダンジョンに入って魔物がいないことを確認し、スタンピードは起きないと公言したこと。ヴァルクを試すようなことをしたけど、反撃どころか怒ることすらしなかったこと。そして騎士団員に対して精神魔法を使った者がいたこと。
「精神魔法.....」
確かにゲームでも1人出てきた。だけど解呪薬があればそこまで厄介でもなかったし、攻撃魔法も使えずステータス的にもそこまで強くはなかったはずだ。
顔もフードで隠れて見えなかったので、ただのモブだと思ってたけど違うのか?ただ、今はもうストーリーをなぞっていないので、何が起こっても不思議ではない。あんまり大事にならないといいんだけど...。
そんな事を考えていたら、いつの間にかミーアさんの手は止まっていた。
「よし!できた!」
何ができたのか。ミーアさんを振り返ると、「んん!かわいい!」と満足げに言われた。
自分の頭を触ってみると、長い髪がまとめられていた。どんな形になっているのかは自分では見えないのであれだが、邪魔にならないのはとてもいい。
髪の毛なんて結んだことがないから、自分でやろうとしてもくちゃくちゃになってしまうので諦めていた。
「ミーアさん器用なんですね」
「これくらい大したことじゃないよ」
「いえ、十分凄いです。ありがとうございます」
なんせ俺はひとつに結ぶことすらできないからね!だけど触った感じ、俺の髪の毛は複雑に編み込まれている。
思った事をそのまま口にすると、元々大きなミーアさんの目が更に見開かれた。
「.....あの...、俺、なんか失礼なこと言っちゃいましたか....?」
「あ、いや....。そんな事言われたの初めてだったからちょっとびっくりして...」
「そうなんですか?」
まさか、このくらいのことみんな当たり前のようにできるんだろうか。
「そんなことできたって意味ないだろ、っていつも言われてたよ」
あ、よかった。みんなできるわけじゃないのね。
でも意味ない事はないだろ。現に俺は助かってるし。できたら毎日やってほしいくらいだ。まあ冒険者のほとんどが髪の毛短いんだろうから、そう言われるのはわかんないでもないけど。短かったら必要ないもんね。
「必要としてない人の意見なんて気にしなくていいんじゃないですか?やったことない人は凄さもわからないだろうし」
俺だってやってみて初めてわかった。女子はいとも簡単にやってたから、誰にでもできると思ってたけど大間違いだ。
「.......サクヤって、よく変わってるって言われない?」
「えっ!?」
突然の変人認定!解せぬ!確かによく言われるけども!
「.......不本意ながら言われます....。俺ってそんな変ですかね?」
自分ではわかんないんだけど、こうもみんなに変だと言われると不安になってくる。
若干落ち込んでたのになぜか盛大に笑われた。げ、解せぬ....!
「悪い意味じゃないよ」
いやいや、変人に良い意味なんてありましたっけ?ないでしょ!
話題を変えよう。じゃないと俺の心が死ぬ。
「ミーアさん、ヴァルクは怪我とかしなかったですか?」
怪我人はいないと言ってはいたが、それにヴァルクが含まれているかどうかちょっと気になっていたのだ。
「ん?ああ、してないよ。ずっと結界張ってたみたいだから」
「そうですか!よかった...」
「......ところでさぁ...、そのヴァルクって奴とはどんな関係なわけ?」
「どんなって.....友達ですけど?」
「それだけ?」
「へ?」
「だって好きなんでしょ?」
「え!?....は、え、な、なんで...!?」
初対面で、まだほとんど話してもないのになんでバレてんの!?
そんな人にもバレるほどわかりやすいのかと思うと、顔が熱くなった。恥ずかしくなって思わず両手で顔を覆う。
「やっば、サクヤかわいすぎない?ピュアすぎ」
勘弁してください.....。
「......俺、そんなわかりやすいですか.....?」
指の隙間からミーアさんを窺うと、くぐもった声を上げながら左胸を押さえた。
えっ、なに、どうした?
「......サクヤ、他の人にそういう顔見せない方がいいよ」
「えっ!?」
そういう顔ってどんな顔!?そんな酷い顔してたのか!?ってかほとんど隠れてるのに酷いとか相当じゃね!?ショックなんだけど!イケてると思ってたのは俺だけですか.....。
「ま、ちょっとかまかけただけだから。わかりやすいっちゃわかりやすいけど」
どっちなんすか、それ....。
「告白しないの?」
え、このまま恋愛トーク突入ですか?
「.....見込みもないのにできませんよ」
「え?なんで見込みないって思うの?」
「だって向こうは友達だとしか思ってないんですよ?」
「本人に聞いたの?」
「.....はっきりとは聞いてないですけど.....。でもヴァルクは人と関わったことがほとんどないんで友達の"好き"も、恋愛の"好き"も多分同じだと思ってます」
「......なるほど。確かにそれはあり得るね」
「でしょう?」
「よし!じゃあここはお姉さんが一肌脱いであげましょう!」
「え?」
なにやら気合い十分に椅子から立ち上がり、胸を張った。その振動で大きな胸がぷるん、と揺れ、見てはいけない物を見てしまったようでそっと視線を外す。
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