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二章
58話 相談②
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「ただいま」
まだ桜さんは起きていなかった。
静かに扉を閉めてお風呂場に入る。
シャワーを浴び、汗やら汚れやらを落とす。
用意しておいた制服を着て脱衣所を出る。
そして朝ご飯を作ってから家を出る。
いつもより一時間もはやい登校。
「おはようございます。今日は随分と早いんですね」
驚くことに、すでに坂ノ宮さんが本を広げて椅子に座っていた。
「お、おはようございます。いつもこんな時間から登校しているんですか?」
「ええ、まあ。蔭西さんこそ早すぎません?」
「ちょっと色々ありまして」
俺は視線をそらす。
「あ、そうだ。宿題写します?」
「ありがとうございます」
プリントを受け取り、自分の机の中から同じプリントを見つけ出して机に広げる。
休んでいた間に大分進んだようで、予習しておいたギリギリの場所が宿題になっていた。
かなりの量が出ていたようで、宿題を写していたらあっという間にいつも登校する時間になっていた。
坂ノ宮さんに宿題を返して、ぐるりとクラスを見渡す。
まだ桜さんは登校していないようで姿はない。
チャイムが鳴り、先生が入ってきてすぐ後に桜さんが入ってきた。
珍しく髪が乱れていた。
「では朝礼を始めます。起立」
桜さんは俺のことを見るとほっとしたのか、正面を向いた。
朝礼が終わり桜さんがこちらに向かってくる。
「今日早かったね。何かあったの?」
桜さんはまるで何も気にしていないかのように言う。
が、いつもは合わせてくれる視線を合わせてくれない。
「今日、放課後ちょっと用事あるから先帰ってていいよ」
「…そう。わかった」
その日の授業にはまるで集中できなかった。
いろいろな感情がぐちゃぐちゃになって、それが頭を埋め尽くす。
おかげで自分がよくわからなくなってしまう。
放課後になり、俺は御崎家と向かう。
御崎さんがすでに待っていた。
机の上には紅茶とそれに合いそうなお菓子があった。
「そこに座って」
「どうしたんですか?このお茶とか」
「まずは雰囲気からよ」
そう言って御崎さんは紅茶をすすった。
まだ桜さんは起きていなかった。
静かに扉を閉めてお風呂場に入る。
シャワーを浴び、汗やら汚れやらを落とす。
用意しておいた制服を着て脱衣所を出る。
そして朝ご飯を作ってから家を出る。
いつもより一時間もはやい登校。
「おはようございます。今日は随分と早いんですね」
驚くことに、すでに坂ノ宮さんが本を広げて椅子に座っていた。
「お、おはようございます。いつもこんな時間から登校しているんですか?」
「ええ、まあ。蔭西さんこそ早すぎません?」
「ちょっと色々ありまして」
俺は視線をそらす。
「あ、そうだ。宿題写します?」
「ありがとうございます」
プリントを受け取り、自分の机の中から同じプリントを見つけ出して机に広げる。
休んでいた間に大分進んだようで、予習しておいたギリギリの場所が宿題になっていた。
かなりの量が出ていたようで、宿題を写していたらあっという間にいつも登校する時間になっていた。
坂ノ宮さんに宿題を返して、ぐるりとクラスを見渡す。
まだ桜さんは登校していないようで姿はない。
チャイムが鳴り、先生が入ってきてすぐ後に桜さんが入ってきた。
珍しく髪が乱れていた。
「では朝礼を始めます。起立」
桜さんは俺のことを見るとほっとしたのか、正面を向いた。
朝礼が終わり桜さんがこちらに向かってくる。
「今日早かったね。何かあったの?」
桜さんはまるで何も気にしていないかのように言う。
が、いつもは合わせてくれる視線を合わせてくれない。
「今日、放課後ちょっと用事あるから先帰ってていいよ」
「…そう。わかった」
その日の授業にはまるで集中できなかった。
いろいろな感情がぐちゃぐちゃになって、それが頭を埋め尽くす。
おかげで自分がよくわからなくなってしまう。
放課後になり、俺は御崎家と向かう。
御崎さんがすでに待っていた。
机の上には紅茶とそれに合いそうなお菓子があった。
「そこに座って」
「どうしたんですか?このお茶とか」
「まずは雰囲気からよ」
そう言って御崎さんは紅茶をすすった。
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