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第三章:ン・キリ王国、モンスターの大攻勢を受けるのこと。
第二十一節:ゼスとクヴィェチナ、レイスの悩みを聞き解決を志願するのこと。(前)
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「……で、事情って?」
ルーチェの部屋に入るなり、レイスの"事情"を聞こうとするゼス。それに対してレイスは妙な目つきをしながらこう返した。
「早速聞くわけね……。まあいいわ、正直者は嫌いではないし。……とはいえ、質問に質問で返すようで恐縮だけど、貴方達ってどういう関係?」
ゼスとクヴィェチナの関係を聞くレイス。だが、その目は好奇というよりは警戒の色がしていた。
「えっ」
虚を突かれたゼス。普段共にいる関係から特に何も考えていなかったのか、あからさまに動揺していた。一方のクヴィェチナもまたあきれた目で、
「……私は、村長の娘で、ゼスはその村の自警団関係者ね」
と、返答した。
「ふぅん……まあいいわ、私の名前はレイス。もうルーチェから聞いたと思うけど、辻魔術で生活している一介の魔法使いよ」
あやしげな表情をしつつも、これ以上つつくのは無駄だと考えたのか本題に入るレイス。彼女からしても、ゼスとクヴィェチナの仲は初々しい以前の問題に見えた。
「辻魔術って儲かるの?」
質問に答えたんだから答えなさいよね、といった態度で詰め寄るのはクヴィェチナ。とはいえ、いきなりぶしつけに"事情"を聞こうとせず外堀を埋めていく質問をするのはさすがに村長の娘ともいえる。
「腕次第ね。それに、貴重なジャンルの魔法だったらそれなりにくいっぱぐれないし」
一方で、レイスはつかみどころのない態度でその質問に返答した。まるで、「それが聞きたいんじゃないでしょ?」ということを言いたげに。
「……で、事情って?」
そして、ゼスはまた同じ質問を投げかけた。さしものレイスもうんざりした表情で、さっさとこの問答を終わらせるべく
「……まあ、もったいぶってもしょうがないからいうけど、私サム病なのよ」
と、事実のみを述べた。
「「えっ……」」
口調こそ揃っていたが、ゼスとクヴィェチナの心境は異なった。順にみていこう。
ゼス(サム病って、なんだ……?)
クヴィェチナ(サム病ねぇ……。そりゃ、確かにパーティー組むのも一苦労よね。)
「まあ、そういう反応するわよね。そういうわけなのよ、私がパーティーを組めない理由」
案の定か、といった感じであきらめ混じりの返答をするレイス。そして、さらにクヴィェチナはついこう口をついた。
「……サム病って、あの、魔力が時々枯渇するっていう……」
「そういうこと。嫌でしょ?時々魔力が枯渇する病気抱えている回復役なんて」
うんざりした調子で「ああ、この調子じゃまたダメね」といった態度をするレイス。それに対してゼスは知識不足なせいもあって、
「それは、チワカスでは治せないの?」
と言った。たまらず笑い出すレイス。
「あははっ、田舎の人らしい感想ね。……仮にチワカスで回復できたとしても、コスパが合わないでしょうに。
それに、これはチワカスで回復できる類の病じゃないのよ。……相方の彼女に聞いてごらんなさいな」
ひとしきり笑った後に完全に萎えた口調で投げやりな態度をとるレイス。
「……クヴィェチナちゃん、どういう病気なの、サム病って」
「……ゼスにもわかりやすく説明するわね。要するに、人間を魔力が蓄えてある器だと仮定すると、その器に突然穴が開いて魔力がなくなっちゃう病気のことなの。で、それは少なくとも月に数日はあるって感じね」
サム病は、多くの術師が術師であることを断念する病であった。レイスの病状はまだ軽いのか、それともそれを補えるだけの魔力量があるのか、かろうじて辻魔法をするだけの余裕はあったのだが、とはいえサム病を抱えた術師をわざわざパーティーに入れるお人よしはまずいないだろう。
「よく説明できました。……どう?だから辻で稼いでるのよ、私は」
そして、レイスは皮肉たっぷりな拍手をして、「帰れ帰れ」と言わんばかりのやさぐれた態度を取り始めた。大方、この病であることを告げたら彼らも去ると思っていたのだろう。だが、事態は斜め上にかっとぶことになる。
「……レイスさん」
真剣な目で、レイスを見つめるゼス。それに対して、
「何?」
……レイスの目は、完全に濁り切っていた。だが、ゼスはさらに口を続けて、
「僕たちと一緒に旅に出て、その病気治そうよ!」
と爽やかな口調と痛々しいくらいの澄んだ目でレイスを誘うのだった。
「…………」
ぽかん、と口をあけるレイス。それに対してさすがにゼスの発言がすっとんきょうであることを感じたクヴィェチナは思わず、
「……ゼス、説明聞いてなかったの?」
と割って入ったのだった。だがゼスは、その澄んだ目と爽やかな口調を途切れさせることもなく
「聞いたよ、病気なんだったら、治るかもしれないだろ?」
とさらに二の句三の句を告げるのだった。だが。
「そりゃ、そうかもしれないけど……」
「ふふっ、そういってくれた人は貴男が初めてね。……治療法も見つかってないこの病気、どうやって治すつもり?」
「そ、それは、その……」
「やっぱり、ノープランなわけね。それ、一番嫌われるわよ?」
……ゼスのその爽やかな口調と澄んだ目による熱意は、もの知らずなものによるところであった。だが、その弱弱しい光は、確かにレイスの心には届いたのだった。レイスの口に、わずかに笑みが訪れた。
「で、でもっ、やってみなきゃわかんないじゃないか!」
さらに続けようとするゼスに対して、レイスはその口を閉じさせて、
「……まあ、今日の所は帰んなさいな。また、決意が揺るいでいなかったら、私も考えておくわ」
と、いつもの皮肉めいた嘲笑ではなく、わずかな微笑みでゼスとクヴィェチナを帰すことにした。
「うう……」
まだ未練そうにレイスを見るゼスを制して、クヴィェチナは戸の方を向いてゼスに帰るよう促した。
「……行きましょ、ゼス。正直、辻魔術師は特殊な事情を抱えている人が多いもの、とはいえ、レイス」
「何かしら?」
「……ひとまずは退いてあげるけど、パーティーのリーダーがゼスである以上、多分私たちはまた相談しに来るわよ」
だが、クヴィェチナは去り際にレイスにびしっと指をさしてこう告げた。それは、一種の宣言であった。
「ええ、いつでもいらっしゃいな。少しは期待しているわよ?」
……かくて、レイスとの会見は一度物別れに終わった。とはいえ、ゼスもクヴィェチナも、あきらめたわけでは、なかった……。
ルーチェの部屋に入るなり、レイスの"事情"を聞こうとするゼス。それに対してレイスは妙な目つきをしながらこう返した。
「早速聞くわけね……。まあいいわ、正直者は嫌いではないし。……とはいえ、質問に質問で返すようで恐縮だけど、貴方達ってどういう関係?」
ゼスとクヴィェチナの関係を聞くレイス。だが、その目は好奇というよりは警戒の色がしていた。
「えっ」
虚を突かれたゼス。普段共にいる関係から特に何も考えていなかったのか、あからさまに動揺していた。一方のクヴィェチナもまたあきれた目で、
「……私は、村長の娘で、ゼスはその村の自警団関係者ね」
と、返答した。
「ふぅん……まあいいわ、私の名前はレイス。もうルーチェから聞いたと思うけど、辻魔術で生活している一介の魔法使いよ」
あやしげな表情をしつつも、これ以上つつくのは無駄だと考えたのか本題に入るレイス。彼女からしても、ゼスとクヴィェチナの仲は初々しい以前の問題に見えた。
「辻魔術って儲かるの?」
質問に答えたんだから答えなさいよね、といった態度で詰め寄るのはクヴィェチナ。とはいえ、いきなりぶしつけに"事情"を聞こうとせず外堀を埋めていく質問をするのはさすがに村長の娘ともいえる。
「腕次第ね。それに、貴重なジャンルの魔法だったらそれなりにくいっぱぐれないし」
一方で、レイスはつかみどころのない態度でその質問に返答した。まるで、「それが聞きたいんじゃないでしょ?」ということを言いたげに。
「……で、事情って?」
そして、ゼスはまた同じ質問を投げかけた。さしものレイスもうんざりした表情で、さっさとこの問答を終わらせるべく
「……まあ、もったいぶってもしょうがないからいうけど、私サム病なのよ」
と、事実のみを述べた。
「「えっ……」」
口調こそ揃っていたが、ゼスとクヴィェチナの心境は異なった。順にみていこう。
ゼス(サム病って、なんだ……?)
クヴィェチナ(サム病ねぇ……。そりゃ、確かにパーティー組むのも一苦労よね。)
「まあ、そういう反応するわよね。そういうわけなのよ、私がパーティーを組めない理由」
案の定か、といった感じであきらめ混じりの返答をするレイス。そして、さらにクヴィェチナはついこう口をついた。
「……サム病って、あの、魔力が時々枯渇するっていう……」
「そういうこと。嫌でしょ?時々魔力が枯渇する病気抱えている回復役なんて」
うんざりした調子で「ああ、この調子じゃまたダメね」といった態度をするレイス。それに対してゼスは知識不足なせいもあって、
「それは、チワカスでは治せないの?」
と言った。たまらず笑い出すレイス。
「あははっ、田舎の人らしい感想ね。……仮にチワカスで回復できたとしても、コスパが合わないでしょうに。
それに、これはチワカスで回復できる類の病じゃないのよ。……相方の彼女に聞いてごらんなさいな」
ひとしきり笑った後に完全に萎えた口調で投げやりな態度をとるレイス。
「……クヴィェチナちゃん、どういう病気なの、サム病って」
「……ゼスにもわかりやすく説明するわね。要するに、人間を魔力が蓄えてある器だと仮定すると、その器に突然穴が開いて魔力がなくなっちゃう病気のことなの。で、それは少なくとも月に数日はあるって感じね」
サム病は、多くの術師が術師であることを断念する病であった。レイスの病状はまだ軽いのか、それともそれを補えるだけの魔力量があるのか、かろうじて辻魔法をするだけの余裕はあったのだが、とはいえサム病を抱えた術師をわざわざパーティーに入れるお人よしはまずいないだろう。
「よく説明できました。……どう?だから辻で稼いでるのよ、私は」
そして、レイスは皮肉たっぷりな拍手をして、「帰れ帰れ」と言わんばかりのやさぐれた態度を取り始めた。大方、この病であることを告げたら彼らも去ると思っていたのだろう。だが、事態は斜め上にかっとぶことになる。
「……レイスさん」
真剣な目で、レイスを見つめるゼス。それに対して、
「何?」
……レイスの目は、完全に濁り切っていた。だが、ゼスはさらに口を続けて、
「僕たちと一緒に旅に出て、その病気治そうよ!」
と爽やかな口調と痛々しいくらいの澄んだ目でレイスを誘うのだった。
「…………」
ぽかん、と口をあけるレイス。それに対してさすがにゼスの発言がすっとんきょうであることを感じたクヴィェチナは思わず、
「……ゼス、説明聞いてなかったの?」
と割って入ったのだった。だがゼスは、その澄んだ目と爽やかな口調を途切れさせることもなく
「聞いたよ、病気なんだったら、治るかもしれないだろ?」
とさらに二の句三の句を告げるのだった。だが。
「そりゃ、そうかもしれないけど……」
「ふふっ、そういってくれた人は貴男が初めてね。……治療法も見つかってないこの病気、どうやって治すつもり?」
「そ、それは、その……」
「やっぱり、ノープランなわけね。それ、一番嫌われるわよ?」
……ゼスのその爽やかな口調と澄んだ目による熱意は、もの知らずなものによるところであった。だが、その弱弱しい光は、確かにレイスの心には届いたのだった。レイスの口に、わずかに笑みが訪れた。
「で、でもっ、やってみなきゃわかんないじゃないか!」
さらに続けようとするゼスに対して、レイスはその口を閉じさせて、
「……まあ、今日の所は帰んなさいな。また、決意が揺るいでいなかったら、私も考えておくわ」
と、いつもの皮肉めいた嘲笑ではなく、わずかな微笑みでゼスとクヴィェチナを帰すことにした。
「うう……」
まだ未練そうにレイスを見るゼスを制して、クヴィェチナは戸の方を向いてゼスに帰るよう促した。
「……行きましょ、ゼス。正直、辻魔術師は特殊な事情を抱えている人が多いもの、とはいえ、レイス」
「何かしら?」
「……ひとまずは退いてあげるけど、パーティーのリーダーがゼスである以上、多分私たちはまた相談しに来るわよ」
だが、クヴィェチナは去り際にレイスにびしっと指をさしてこう告げた。それは、一種の宣言であった。
「ええ、いつでもいらっしゃいな。少しは期待しているわよ?」
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