最後の展開に驚く物語

中一の厨二病

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4 2学期

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9月1日 学校

今日は学校に行くのが少し怖かった。
教室にはさくらがいた。
話しかけづらかった。
でも、さくらから話しかけてきた。
あのことは何も話さなかったが、いつもと同じ感じで話した。
意外と、普通に話すことができた。
しかし、さくらの暴力や暴言がきつくなった。

9月19日 学校

今日も、さくらと笑顔でいられた時もあった。
でも、暴言がきつく突き飛ばされたように思った時もあった。
僕がさくらをディスったりするとさくらに暴言・暴力を受けたりするけど、僕がさくらにディスられた時、僕はさくらに何も手出しできない。
僕はこんな関係で不平感を募らせた。

9月30日 学校

今日は僕の誕生日だった。
さくらはおめでとう、と言ってプレゼントをくれた。
勿論、嬉しかった。
でも、正直感があった。

10月13日 学校

さくらは、日々色々な物を買っているが、お金はどうしているのか聞いた。
さくらは月にたくさんお小遣いをもらっているらしく、羨ましくなった。
さくらは、あんな性格をしながら、親にも恵まれ、周りからも可愛いと思われて優遇される。
僕は真面目に努力しても何も変わらない。

 こんな世界、嫌だ。

僕はこう思いながら生き続けた。
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