最後の展開に驚く物語

中一の厨二病

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6 3学期

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1月7日 学校

新年最初の登校日。
みんな、あけおめー、と言っていた。
でもさくらは必死に冬休みの宿題をやっていた。
さくらの周りにはそれを手伝うさくらの友達が。
それを見ても何も言わない先生。
本当に不公平だ。
でも、僕もさくらが可愛いからと許してしまう時もある。
だとしても、不公平すぎる。

1月14日

それでも、さくらとずっと仲良くしていきたいと思う。
さくらの暴言や暴力で苦しむ時もあるが。
さくらと仲良くなるにつれて苦しみも強くなっている。

2月3日 学校

今日は節分。
学校には不必要な物は持ってきてはいけない。
なのにさくらは豆を持ってきていて、僕に投げつけたり、それを食べさせられたり。
それを先生が見ても何も言わない。

もう、こんな世界、嫌だ。
こんなら忖度だらけの世界、嫌だ。

俺はとあることを決意した。

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