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第三章 原作崩壊
第105話 レベル1
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「……」
あれ? なんで寝てんだ? それに知らない天井だ。
「ぬ? 起きたか?」
「えっと、魔王さん?」
「調子はどうじゃ? いきなり二人も倒れるから驚いたぞ」
「倒れた? 二人?」
「ほれ、横のおなごじゃ」
隣を見ると、リズが寝てる。
「俺とリズが倒れたの?」
「なんじゃ先ほどから質問ばかりしおって。ちょっと待っておれ」
ぴょんとベッドの上から飛び降り、タタタタと部屋を出ていく魔王さん。
どうなってんだ? 確か魔物を全部倒したところまでは覚えてるんだけど……。
体を起こし、横のリズを見ると、気持ち良さそうに寝てる。
怪我とかじゃないのか。レベル的にも魔力切れで倒れたってのも考えられないんだよね。
俺と同じでほぼ剣で倒してたし、魔法はほとんど使ってなかったし。
なにか……あれ? なんだこれ……。
「嘘! リズのレベルが1になってる! それになんだこれ!」
……リズのステータス、種族って項目が増えて、超人族になってる。
あ……俺もだ……でもHPもMPも増えたままだし、スキルも減ってない。
どう言うことだ……人族を超えちゃったから、レベルが1になったってことか……。
そういやレベルが文字化けしていたもんな。というか、戦闘中に倒れなくて良かったと思っておこう。
『ドライ起きたってー。心配したよーまったくもー』
バンッと扉を吹き飛ばして入ってきたイス。そのままペチと顔に引っ付かれた。
『ごめんねイス。というか離れてくれないと息ができないんだけど』
『それもそうね。よいしょっと』
みにょ~んと伸びて頭の上に乗るイス。
扉……後で直さないと駄目だな。キャルは壊れた扉を迂回しながらベッドのところまでやって来た。
「起きてくれて良かったです。あれ?」
「ああ、リズはまだ寝てるんだけど、心配かけてごめんね」
『まったく。リズも起きなさーい』
触手でペチペチとリズのおでこを叩くイス。それなのに、にへらと笑っている。
『まだ駄目ね。鼻でもくすぐってやろうかしら』
そういうとおでこから鼻に触手を移動させてくすぐりはじめた。
「……そ、そうだ、ここどこ? それにどれくらい気を失ってたの?」
「ここは神殿の横に建ってる魔王さんのお家ですね。それと気絶していたのは一時間ほどでしょうか」
なるほど。そんなに時間は経ってないのか。てか――
「神殿に入れたの? やっぱり聖魔法かな」
『余裕で入れたわよ。そうね、聖魔法を使えたら入れるみたい。ファラやカイラ、アンジーはそのままじゃ入れなかったし』
「でもイス様の転移で入れましたよ」
「は? ファラたちも来てるの?」
『来てるわよー。ドライが気絶しちゃったことを教えに行ったらついてきたのよ。今は二人が起きたとき用に料理してるわよ』
「へくちっ! な、なんですの!? は、鼻に――」
いつの間にか鼻をくすぐっていた触手が鼻の中に突き刺さってた。
それでくしゃみが出て起きたんだろうけど、やめてあげてね……。
『あっ、起きたみたいね。ほらほら地龍ステーキ焼いてるんだから、早く行くわよ』
すぽんとリズの鼻から抜いて、なぜか俺の服で拭いて触手を体の中に戻した。
……まあ、いいけどさ。
「あら、調子は良さそうね。いきなり倒れたって聞いたから心配したのよ」
「うん。ファラ、アンジーもカイラも心配かけてごめんね」
「そうだぞまったく。ほら、ステーキがもう焼けるからさっさと座れ」
そう言うアンジーだけど、焼いてるのはカイラさんだ。
「お加減はいかがですか?」
「うん。大丈夫かな。調子が良すぎるくらいかも」
「じゃから言ったじゃろ? 寝てるだけじゃと。ほれ、さっさと座らんか」
魔王さんにもすすめられて席に着くと、すぐに焼けたステーキがテーブルに並べられた。
地龍ステーキを食べながら、聖剣と邪神の話を聞くことにした。
聖剣はすでに魔王の本体に取り込ませてあるそう。ちょっと取り込むところ見たかったから残念だ
「邪神はどうなの? 動きとか無いのかな」
「うむ。封印が効いておるからな。後で見てくるといい。くだらん教会で飾られておる石像と同じじゃがな」
あの石像と同じなのか。
「あのようなものを信仰するとは、何を考えておるのかわからんがの」
そう言った魔王さんの顔はどこか寂しそうだ。
考えればそうか、元々は聖女として邪神を封印したのにな。
食事が終わり、邪神を見せてもらうことになったんだけど……デカかった。
神殿の地下にドーム型の大きな空間があり、その真ん中にアザゼルの石像がある。
高さは三十メートルはある。
その手前にある石でできた祭壇の上で眠る魔王の本体。魔王とよく似てるけど、大人の女性だ。
その胸の前で組んでいる手には聖剣が握られていた。
しかし……アザゼルのステータスがヤバい。これは今のままじゃ勝てそうもないぞ……。
これは少し集中してレベル上げしないと無理だ。でも、弱点が一つわかった。
そうなると、やっぱりアイツが必要なんだけど……どうするかな。
というか、もうこれ原作、崩壊してね?
あれ? なんで寝てんだ? それに知らない天井だ。
「ぬ? 起きたか?」
「えっと、魔王さん?」
「調子はどうじゃ? いきなり二人も倒れるから驚いたぞ」
「倒れた? 二人?」
「ほれ、横のおなごじゃ」
隣を見ると、リズが寝てる。
「俺とリズが倒れたの?」
「なんじゃ先ほどから質問ばかりしおって。ちょっと待っておれ」
ぴょんとベッドの上から飛び降り、タタタタと部屋を出ていく魔王さん。
どうなってんだ? 確か魔物を全部倒したところまでは覚えてるんだけど……。
体を起こし、横のリズを見ると、気持ち良さそうに寝てる。
怪我とかじゃないのか。レベル的にも魔力切れで倒れたってのも考えられないんだよね。
俺と同じでほぼ剣で倒してたし、魔法はほとんど使ってなかったし。
なにか……あれ? なんだこれ……。
「嘘! リズのレベルが1になってる! それになんだこれ!」
……リズのステータス、種族って項目が増えて、超人族になってる。
あ……俺もだ……でもHPもMPも増えたままだし、スキルも減ってない。
どう言うことだ……人族を超えちゃったから、レベルが1になったってことか……。
そういやレベルが文字化けしていたもんな。というか、戦闘中に倒れなくて良かったと思っておこう。
『ドライ起きたってー。心配したよーまったくもー』
バンッと扉を吹き飛ばして入ってきたイス。そのままペチと顔に引っ付かれた。
『ごめんねイス。というか離れてくれないと息ができないんだけど』
『それもそうね。よいしょっと』
みにょ~んと伸びて頭の上に乗るイス。
扉……後で直さないと駄目だな。キャルは壊れた扉を迂回しながらベッドのところまでやって来た。
「起きてくれて良かったです。あれ?」
「ああ、リズはまだ寝てるんだけど、心配かけてごめんね」
『まったく。リズも起きなさーい』
触手でペチペチとリズのおでこを叩くイス。それなのに、にへらと笑っている。
『まだ駄目ね。鼻でもくすぐってやろうかしら』
そういうとおでこから鼻に触手を移動させてくすぐりはじめた。
「……そ、そうだ、ここどこ? それにどれくらい気を失ってたの?」
「ここは神殿の横に建ってる魔王さんのお家ですね。それと気絶していたのは一時間ほどでしょうか」
なるほど。そんなに時間は経ってないのか。てか――
「神殿に入れたの? やっぱり聖魔法かな」
『余裕で入れたわよ。そうね、聖魔法を使えたら入れるみたい。ファラやカイラ、アンジーはそのままじゃ入れなかったし』
「でもイス様の転移で入れましたよ」
「は? ファラたちも来てるの?」
『来てるわよー。ドライが気絶しちゃったことを教えに行ったらついてきたのよ。今は二人が起きたとき用に料理してるわよ』
「へくちっ! な、なんですの!? は、鼻に――」
いつの間にか鼻をくすぐっていた触手が鼻の中に突き刺さってた。
それでくしゃみが出て起きたんだろうけど、やめてあげてね……。
『あっ、起きたみたいね。ほらほら地龍ステーキ焼いてるんだから、早く行くわよ』
すぽんとリズの鼻から抜いて、なぜか俺の服で拭いて触手を体の中に戻した。
……まあ、いいけどさ。
「あら、調子は良さそうね。いきなり倒れたって聞いたから心配したのよ」
「うん。ファラ、アンジーもカイラも心配かけてごめんね」
「そうだぞまったく。ほら、ステーキがもう焼けるからさっさと座れ」
そう言うアンジーだけど、焼いてるのはカイラさんだ。
「お加減はいかがですか?」
「うん。大丈夫かな。調子が良すぎるくらいかも」
「じゃから言ったじゃろ? 寝てるだけじゃと。ほれ、さっさと座らんか」
魔王さんにもすすめられて席に着くと、すぐに焼けたステーキがテーブルに並べられた。
地龍ステーキを食べながら、聖剣と邪神の話を聞くことにした。
聖剣はすでに魔王の本体に取り込ませてあるそう。ちょっと取り込むところ見たかったから残念だ
「邪神はどうなの? 動きとか無いのかな」
「うむ。封印が効いておるからな。後で見てくるといい。くだらん教会で飾られておる石像と同じじゃがな」
あの石像と同じなのか。
「あのようなものを信仰するとは、何を考えておるのかわからんがの」
そう言った魔王さんの顔はどこか寂しそうだ。
考えればそうか、元々は聖女として邪神を封印したのにな。
食事が終わり、邪神を見せてもらうことになったんだけど……デカかった。
神殿の地下にドーム型の大きな空間があり、その真ん中にアザゼルの石像がある。
高さは三十メートルはある。
その手前にある石でできた祭壇の上で眠る魔王の本体。魔王とよく似てるけど、大人の女性だ。
その胸の前で組んでいる手には聖剣が握られていた。
しかし……アザゼルのステータスがヤバい。これは今のままじゃ勝てそうもないぞ……。
これは少し集中してレベル上げしないと無理だ。でも、弱点が一つわかった。
そうなると、やっぱりアイツが必要なんだけど……どうするかな。
というか、もうこれ原作、崩壊してね?
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